コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

紀平梨花感動

紀平梨花の運動量のすごさに圧倒される

きのうのブログで、ともに素晴らしい才能に恵まれながら、本田真凜と紀平梨花に大きな差がついた原因を真面目に考察しました。
ご覧ください。

⇒2019年1月20日「紀平梨花は反省しない(本田真凜と大差がついたわけ)」はこちら。

仕事に追われ、ブログの執筆に時間を割けません。
きょうは雑感です。

フィギュアスケート女子シングルの紀平梨花。
科学的に計測したわけでありませんが、私は演技全体を通じた「運動量」のすごさに圧倒されます。
とりわけ今シーズンのフリースケーティング(FS)「ビューティフル・ストーム」です。

⇒2018年12月9日「紀平梨花、ビューティフル・ストームの生命力」はこちら。

運動量が大きいとは、体や四肢を大きく激しく速く動かすことでしょう。
したがって、バランスを保ちにくくなります。
ところが、紀平梨花はそれらを難なくコントロールすることができます。

理由は、第一に体幹も体力も際立って強いこと、第二に氷上以外も含めた練習が充実していること。

紀平梨花は演技を通じて途切れなく動いているという印象を受けました。
それだけで感動してしまいます。

70歳近い私はフェンスの広告に目が回ります。

category:紀平梨花ブログはこちら。

◆書き加え(1月21日)

宇野昌磨が紀平梨花の演技を見て絶賛しています。
2018年平昌五輪銀メダリストがシニア1年目の高校1年生から学んでいます。
こうした謙虚さも彼のよさです。
以下に、それを取りあげたブログを示し、ごく一部分を抜粋します。

⇒2018年12月21日「プロが絶賛、紀平梨花の天性のスケーティング」はこちら。

宇野昌磨は紀平梨花のGPファイナルのFSを会場で見ました。
冒頭のトリプルアクセルで両手をつきましたが、次に2回転トウループをつけるコンビネーションに変えました。
咄嗟のリカバリーに「すごい」と圧倒されました。
さらに、表現力について「僕は一つひとつのポーズが雰囲気だが、紀平さんは一つひとつのポーズを写真で撮ってもきれい」と語りました。
トップ選手ならではの鋭い指摘です。

実は、私もウェブ記事などで見かける紀平梨花の演技中の写真を見て、ポーズが明確と感じていました。
「絵」になります。
写真は一瞬を切り取ったものですが、それでも体の勢いや力感、動きの強さや鋭さが現れます。

紀平梨花はすらっとした四肢を目一杯使うだけでなく、体全体を舞うように使い切れます。

◇◆◇

紀平梨花に関するブログは以下のとおり。

⇒2019年1月20日「紀平梨花は反省しない(本田真凜と大差がついたわけ)」はこちら。

⇒2019年1月19日「魂が救済される滑り・・・紀平梨花は美しい」はこちら。

⇒2019年1月13日「紀平梨花は4回転ジャンプ競争元年に笑顔」はこちら。

⇒2019年1月9日「紀平梨花は米国合宿へ、ブラッシュアップと滑り込み」はこちら。

⇒2019年1月8日「紀平梨花は期待の重圧に寝つかれず」はこちら。

Copyright (c)2019 by Sou Wada

魂が救済される滑り・・・紀平梨花は美しい

おおらかさと繊細さという両極端の気質
そこから生まれる張り詰めた品格と迫力

フィギュアスケート女子シングルの紀平梨花。
シニアデビューシーズンの主要大会での演技を動画で幾度か見直す機会がありました。

時系列で眺めると、スケーティングに当初の伸びやかさが若干失われました。
滑りを磨いてきたわけですから、完成度と引き換えに弱まるのはやむをえません。
それにかつてのトップスケーターなどに絶賛されれば、「うまく滑ろう」と意識過剰になって当然です。

⇒2018年12月21日「プロが絶賛、紀平梨花の天性のスケーティング」はこちら。

それでも、私は紀平梨花のスケーティングは絶品だと改めて思いました。
「うまい」という言葉では説明がつかない魅力があります。

おそらく彼女の気質が多分に関わっています。
4つしかない血液型と結びつけるのは乱暴ですが、O型特有の「おおらかさ」があります。
大会後の舞台裏や特番での様子や発言から、やや保守的でほんわかとした印象を受けます。
ところが、神経質といえるほどの「繊細さ」を合わせ持ちます。
それが、完璧でありたいと希求する美意識を支えています。

おおらかさと繊細さという両極端の気質がスケーティングにまれに見る「美しさ」を与えていると思います。
張り詰めた品格と迫力もそこから生まれます。

音楽を筋肉で感じ取り、瞬時に全身の動きに変えられます。
とくに背中から腰、下半身にかけての使い方にキレがあり、普通に滑っていても躍動感があります。
親から授かった身体が強くてしなやかだからでしょう。
さらに、一歩一歩に加速があり、変な言い方になりますが膝の下の伸びが他の選手と違います。

⇒2018年11月27日「紀平梨花、音を筋肉で感じ取り再現する才能」はこちら。

この伸びやかさが紀平梨花のダイナミックでありながらナチュラルなスケーティングにつながっているのでないでしょうか。
主張しないうまさのせいか、すーっと引き込まれます。

信仰心のない私が言っても説得力がありませんが、スケーティングに魂が救済されるような「宗教的な美しさ」さえ感じます。
「神秘性」が宿り、観客を震わせる力があります。
したがって、しっとりとした曲調もマッチします。
心が洗われていく感覚に捉われます。

背中でここまで感動させられる選手はほかに思い起こせません。



紀平梨花は全日本選手権で坂本花織に次ぐ2位に留まり、(全)日本女王の称号を逃しました。
2月は米国で四大陸選手権に出場し、3月はさいたまで世界選手権に出場します。
むろん、ピークを合わせるのは後者です。
採点競技ですので、紀平梨花は「トリプルアクセル」を決めることが勝利の条件です。
が、スケーティングが世界の頂点に立つにふさわしい。
それ自体で魅了することを大切にしてほしい。

⇒2018年12月11日「紀平梨花TV視聴率はスターの証、女・羽生結弦へ」はこちら。

通信制のN高校の1年生で、移動中や宿泊中にもスマホなどで授業を受けているようです。
試合が立て込んで山積した課題もこなさなければならないので大変です。
明治大学5年中退の私などは「だれかにやらせちゃえ」と思うのですが、そうもいかないのでしょうか。
(自分がインターネット授業のMBAで「営業学」を指導していることを失念していました。)
勉強も練習も頑張ってください。

(1月13日執筆)

category:紀平梨花ブログはこちら。

◆書き加え(1月16日)

紀平梨花が15日、西宮市スポーツ特別賞贈呈式のために兵庫県西宮市役所を訪れています。
出身の広田幼稚園の園児16人に入口で迎えられ、当時の先生と再会しました。
この幼稚園は園児全員が逆立ち歩きをすることで有名な「ヨコミネ式」を取り入れているそうです。
こうした環境のなかで天性の運動神経が一段と磨かれたのでしょう。

また、大社小学校の5〜6年生の担任先生も出席し、思い出話に花を咲かせています。
四大陸選手権が迫りつつありますが、いくらかリラックスした時間を持てたはずです。

◇◆◇

紀平梨花に関するブログは以下のとおり。

⇒2019年1月13日「紀平梨花は4回転ジャンプ競争元年に笑顔」はこちら。

⇒2019年1月9日「紀平梨花は米国合宿へ、ブラッシュアップと滑り込み」はこちら。

⇒2019年1月8日「紀平梨花は期待の重圧に寝つかれず」はこちら。

⇒2019年1月6日「紀平梨花はコスチュームにセンスとこだわり」はこちら。

⇒2018年12月30日「賢い紀平梨花は4回転ジャンプを跳ばない」はこちら。

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紀平梨花の演技構成点(PCS)が低すぎるわけ

演技構成点は「感動」を評価できない
紀平梨花の真骨頂は技術でなく「表現」

スケーターとしての完成度は群を抜く

フィギュアスケート女子シングルの紀平梨花。
GPシリーズ第4戦「NHK杯」のフリースケーティング(FS)とGPファイナルのショートプログラム(SP)で見せた「スケーティング」は絶品です。
あまりの美しさに、私は魂が揺さぶられるような感動を覚えました。

採点競技で勝利を収めようとすれば基礎点の高いジャンプをプログラムに組み込まなければなりません。
彼女の代名詞とされる「トリプルアクセル」は有力な選択肢の一つです。
が、私自身は「ジャンプは二の次」です。
音をとらえた全身や四肢の動き、ステップに胸が躍ります。
スピンもむろんきれいです。
紀平梨花はフィギュアスケーターとしての「完成度」が群を抜くと思います。

GPファイナルのFSでは8点台の「つなぎ(つなぎのフットワークと動作)」を除いて演技構成点が9点台でした。
この要素で9点を取ろうとすると、とりわけジャンプの後がせこくなります。
彼女のランディングに際立つ凛とした「余韻」が台無しになります。
ジャンプそのもので高いGOE(出来栄え点)を取れれば十分です。

だれかに教わったという印象を受けない

紀平梨花はここまでの演技ができるようになるまでにスケートは当然として、さまざまな指導を受けてきたことでしょう。
しかし、彼女の滑りを見ていて、「だれかに教わった」という印象を受けません。
(こうしたところは荒川静香にも通じます。)

何かのレッスンの要素が演技に現れるのはスケーティングが未熟だからです。
フィギュアスケートを楽しむ立場からすれば邪魔です。
(私はバレエを見たければバレエを見ます。)

紀平梨花はそうした素養が見事にこなれており、スケーティングがとてもナチュラルです。
だから、演技全体からこの上ない「質感」が立ち昇ってくるのだと思います。
意図した表現に点数を与えるのは簡単であり、意図しない表現に点数をつけられないようでは審判員として失格です。

紀平梨花の「演技構成点」は低すぎます。
私は技術要素点(TES)を排し、全員が演技構成点(PCS)だけで争っても1位だったと思います。

そもそも「感動」を評価できない演技構成点はナンセンスです。
(表現を持ち味とする高橋大輔が被った不利は気の毒でした。)
紀平梨花の真骨頂は技術でなく「表現」です。
トリプルアクセルは決して多くないとはいえ、過去にも現在にも跳べる女子選手がいます。

ちなみに荒川静香が金メダルを獲得できたのは表現が評価されたからであり、荒川静香が現役を引退したのは技術でしか金メダルを獲得できなくなると察知したからです。
(高橋大輔は荒川静香の約4年後に生まれています。)

私は平昌五輪の金メダリストはアリーナ・ザギトワでなく、エテリ・トゥトベリーゼコーチ同門の先輩、エフゲニア・メドベージェワだったと考えています。

浅田真央と宮原知子は憧れの選手か?

紀平梨花は憧れの選手に、トリプルアクセルに競技人生を捧げた「浅田真央」と濱田美栄コーチコーチ同門の「宮原知子」を挙げています。
私の推察ですが、敬愛するのが浅田真央、尊敬するのが宮原知子といったニュアンスでしょう。
どちらも紀平梨花とは異質であり、厳密な意味での「憧れの対象」でないと考えます。
(彼女がうそをついているということでありません。)

オリンピックはその時点でピークを迎えた選手が勝ちます。
成長期の只中にいる紀平梨花が今後どうなるかは不明です。
しかし、いまは世界一です。
「自分は自分」で十分だと思います。
身体能力の高さを生かしたスケーティングをどこまでも磨いていってほしい。

(2018年12月10日執筆)

category:紀平梨花ブログはこちら。

◆書き加え(12月14日)

2006年トリノ五輪金メダリストの荒川静香が紀平梨花への期待を語りました。
「世界に誇れる選手がまた日本から誕生したことに驚くとともに、ここから成長していく段階の選手というのが楽しみです」「どんなふうに大成していくのか、限界を追い求めての頑張りが目標に届くように応援したい」とエールを送りました。
自身はGPファイナルでは2位が最高でした。

◇◆◇

紀平梨花に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年12月11日「紀平梨花TV視聴率はスターの証、女・羽生結弦へ」はこちら。

⇒2018年12月10日「紀平梨花に夢中、応援疲れで本日閉店」はこちら。

⇒2018年12月9日「紀平梨花、ビューティフル・ストームの生命力」はこちら。

⇒2018年12月8日「紀平梨花、メンタルとGOEであっさりと世界最高得点」はこちら。

⇒2018年12月7日「紀平梨花とザギトワ、GPファイナル2018直接対決」はこちら。

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紀平梨花に夢中、応援疲れで本日閉店

浅田真央現役引退以来の夢中
紀平梨花にびびっとくる

フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナル女子シングル。
アリーナ・ザギトワとの一騎打ちに注目が集まったシニア1年目の新星、紀平梨花がSP「月の光」では完璧な演技を見せ、FS「ビューティフル・ストーム」では冷静なリカバリーを見せ、会心の勝利を収めています。

FSではトリプルアクセルの1本目に失敗しましたが、2本目に挑戦しています。
ダブルアクセルに変えず、「勝負師」のスピリッツも感じさせてくれました。
冷静なだけでなく、果敢に勝ちにいきました。
紀平梨花はさまざまな状況を考えたうえで試合に臨んでいるのでしょう。
まだ16歳なのに、すごすぎます。
行き当たりばったりの人生を過ごしてきた私との決定的な違いを感じました。



GPファイナルが迫りつつあったこの2週間ほどは全力で応援してきました。
とにかく丁寧に文章を綴ろうと、眠る時間を削ってブログに打ち込みました。
ただいま月曜日午前3時半ですが、67歳の私は体力が限界に達しました。
とくに金曜日と日曜日は動画とテレビで真剣に応援しましたので、へとへとになりました。
(浅田真央が現役を引退してから、久し振りに夢中になりました。)
また、GPシリーズ第4戦「NHK杯」FSの動画は数えきれないほど再生しました。

⇒2018年12月4日「紀平梨花にのしかかるポスト浅田真央の重圧」はこちら。

私は仲のよかった同級生がすでにこの世を去りました。
GPファイナルや全日本選手権、世界選手権をあと何回見られるか分かりませんが、生きているかぎりは、あるいはボケないうちは美しいものに触れたい、その感動を記したいと願っています。
今シーズンは「紀平梨花」という類まれな才能に巡り会うことができました。
(びびっときたのです。)

何とか記事を更新したかったのですが「応援疲れ」につき、本日は閉店とさせていただきます。
またのご来店を心よりお待ちしています。

category:紀平梨花ブログはこちら。

◆書き加え(12月10日)

今夜午後9時からテレビ朝日系列でエキシビションが放送されます(各自で確認のこと)。
私はこのところ滞り気味だった納品仕事に追われていますが、パソコン画面の片隅で見ようと思います。

⇒2018年11月12日「紀平梨花はエキシビションで女王のオーラ」はこちら。

NHK杯優勝後のエキシビションですでに「女王」のようなオーラを発していました。
GPファイナル優勝後ですから、一段と美しさが増していることでしょう・・・。

◇◆◇

紀平梨花に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年12月9日「紀平梨花、ビューティフル・ストームの生命力」はこちら。

⇒2018年12月8日「紀平梨花、メンタルとGOEであっさりと世界最高得点」はこちら。

⇒2018年12月7日「紀平梨花とザギトワ、GPファイナル2018直接対決」はこちら。

⇒2018年12月6日「紀平梨花はGPファイナルでザギトワに勝てるのか」はこちら。

⇒2018年12月5日「紀平梨花、シニア1年目のブレーク、逆転劇の理由」はこちら。

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紀平梨花、ビューティフル・ストームの生命力

紀平梨花の魅力が引き立つ曲調と振付
リンクに吹き荒れる美しい躍動感
ザギトワと比べてGOEと演技点が低すぎ

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第4戦「NHK杯」女子シングル、フリースケーティング(FS)。
紀平梨花の滑りは豊かな才能に恵まれた超新星の誕生を鮮明に印象づけるものでした。

紀平梨花の3回転半、濱田美栄の0回転

NHKの映像(動画)は繰り返して見ても飽きません。
魂を揺さぶられるような感動を覚えます。
紀平梨花の演技を見守った濱田美栄コーチの細い目が潤んでいるようでした。
(紀平梨花が単独のトリプルアクセルを決めると同時に濱田美栄コーチも0回転ジャンプをきれいに決めています。)

流れるようなナチュラルなスケーティング

力感、スピード、ダイナミズム、のびやかさ、しなやかさ、躍動、生命力・・・。
紀平梨花は体幹が強いのでしょう、全身が一本(一枚)のバネです。
それが、流れるようなナチュラルなスケーティングを支えています。

FSは地球の誕生をテーマとしたジェニファー・トーマス「ビューティフル・ストーム」です。
(Jennifer Thomas「A Beautiful Storm」。)
曲調がよくマッチし、しかも振付がシンプルで大きく、どこかユーモラスな要素も織り込まれています。
紀平梨花の身体能力の高さを際立たせるとともに魅力をいかんなく引き出しています。

⇒2018年11月27日「紀平梨花、音を筋肉で感じ取り再現する才能」はこちら。

紀平梨花がリンクで放つオーラがまぶしい

彼女はひたむきで着実な努力を重んじる濱田美栄コーチの門下生であり、全日本選手権4連覇を遂げた「練習の虫」宮原知子と身近に接しています。
紀平梨花も頑張り屋ということは承知していますが、それでも最後の最後は才能が決め手になるということを、この選手の滑りを見て改めて思いました。

この選手がリンクで放つ輝きはまぶしい。

⇒2018年11月12日「紀平梨花はエキシビションで女王のオーラ」はこちら。

(2018年11月30日執筆)

category:紀平梨花ブログはこちら。

◆書き加え(12月7日)

「RIKA劇場」など海外メディアも絶賛

フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナル女子シングル、ショートプログラム(SP)。
海外メディアが紀平梨花の圧巻の舞いに絶賛の声を送りました。
「RIKA劇場」「ショーの主役を盗んだ」「完全無欠」など、大興奮とともに伝えています。

ドビュッシー「月の光」の調べに合わせて滑り出し、冒頭のトリプルアクセルをクリーンに決めると波に乗りました。
3回転フリップ―3回転トウループのコンビネーション、後半の3回転ルッツを決めています。

演技全体から立ち昇るかのような質感!

優雅な情感も込められ、演技全体から立ち昇るかのような質感が素晴らしい。
観客席では日の丸が掲げられ、割れんばかりの大歓声と拍手が起こりました。
アリーナ・ザギトワが「ロステレコム杯」で記録した 80.78点を上回る世界最高得点を叩き出しました。

FSでトリプルアクセルを2度跳ぶ予定です。
私は 230点を余裕で超えると思っていましたが、 240点に届きそうな勢いを感じます。

◆書き加え(12月8日)

GPファイナルはFS2本で 240点超え

紀平梨花はSPとFSの中間日の公式練習で本番衣装を着て調整に当たりました。
トリプルアクセルに10度挑みました。
最初の1本で転倒しましたが、それ以降は9本連続で着氷し、好調を維持しています。
練習とはいえ、手応えをつかんでいます。

主要大会のSPでは今シーズンで初めてトリプルアクセルを決めました。
FSでは、会場を熱狂させたNHK杯を上回る滑りを見せてくれることでしょう。
私は2本のトリプルアクセルを組み込んだプログラムを予定どおりこなせば 160点超えもあると考えており、そうなるとやはり合計 240点超えです。

紀平梨花は表現力でもザギトワより優れる

紀平梨花は試合ごとに表現力が増し、演技構成点(PCS)が伸びています。
最初から最後まで途切れない滑りと動きが心地よく、ジャンプはもちろんステップやスピンが見事に融和しています。
私は今大会のSPでもアリーナ・ザギトワより優れると思いました。
(6選手で一番です。)
また、紀平梨花の高難度ジャンプのGOEが低いと感じました。

紀平梨花の 82.51点が低すぎるか、アリーナ・ザギトワの 77.93点が高すぎるかどちらかです。
おそらくオリンピックの金メダリストということで採点がちょっと甘くなっています。

二人の演技の「完成度」はだいぶ違いますので、採点ルール改定の趣旨をきちんと反映するならば、点差がもっと開かないとおかしい。

◆書き加え(12月9日)

気負いのない清々しい芸術性が素晴らしい

濱田美栄コーチはSPで紀平梨花をリンクに送り出す際に「トリプルアクセルだけじゃない。ほかもうまくなっている」と声をかけたそうです。
選手の緊張と不安を和らげながら自信を持たせており、さすがです。
しかし、私はごく短期間で著しく実力を高めたと思います。
とくに表現面の洗練度に目を見張ります。
この選手は気負いのない清々しい「芸術性」が素晴らしい。

GPシリーズ2戦からGPファイナルSPまでを振り返ると、紀平梨花が負ける要素が見つかりません。
それでも、心身のかすかな変化で演技、なかでも高難度ジャンプが壊れます。
本番では何が起こるか分かりませんし、フィギュアスケートの魅力でもあります。

ただいま午前1時半を回っています。
日本時間の朝にFSが行われはずで、数時間後に結果が出ます。
はたしてどうなるでしょう。
私の祈りが現地に届きますように・・・。

◆書き加え(12月9日)

シニア1年目GPファイナルは余裕の勝利

おめでとう、紀平梨花!
2005年の浅田真央以来13年振りとなるシニアデビューシーズンGPファイナルで優勝を飾りました。
また、日本勢としては2013年の浅田真央以来5年振りとなるGPファイナル優勝を飾りました。
FSも1位の150.61点、合計233.12点でした。

本人は試合後の会見で「緊張していなかった」と語っています。
どうでしょう、私は演技全体にいくらか硬さを感じました。

しかし、4番滑走のアリーナ・ザギトワの得点が伸び悩みましたので、たいしたプレッシャーはかかりませんでした。
(多少のミスを犯したところで負けることはありません。)
この選手は頭がとてもいい。

⇒2018年11月26日「紀平梨花は頭もいい、超新星は超クール、GP連勝は当然」はこちら。

それと、演技中も恐ろしく冷静です。
冒頭のトリプルアクセルのコンビネーションで両手をつき、単発に留まりました。
しかも、回転不足(ダウングレード判定)で減点です。
最悪の出だしにも紀平梨花は慌てることなく失点をリカバーしていきました。
(私の勝手な推測ですが、リカバーできるように紀平梨花と名づけられたはずです。)
NHK杯のFSに及びませんが、 150点台はまあまあかな。
伸び代が相当あります。

「楽勝」というと語弊がありますが、世界選手権では 240点台に確実に乗せます。

◆書き加え(12月9日)

作曲者が紀平梨花の世界一美しい嵐に感謝

紀平梨花が「ビューティフル・ストーム」のピアノの調べに乗せ、世界一美しいスケーティングで世界中のファンを魅了しました。
16歳とは思えない表現力と芸術性を備えています。
それは意図するというよりも、筋肉と対話する内面の発露です。
だから、とてもナチュラルなのです。

⇒2018年11月27日「紀平梨花、音を筋肉で感じ取り再現する才能」はこちら。

「私の音楽を見事に表現してくれた」と作曲者のジェニファー・トーマスが称賛しました。
この女性ピアニストは、最新アルバム「The Fire Within」がビルボードのクラシックアルバム部門で発売1週目にベスト3に入った人気アーティストだそうです。

◇◆◇

紀平梨花に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年12月8日「紀平梨花、メンタルとGOEであっさりと世界最高得点」はこちら。

⇒2018年12月7日「紀平梨花とザギトワ、GPファイナル2018直接対決」はこちら。

⇒2018年12月6日「紀平梨花はGPファイナルでザギトワに勝てるのか」はこちら。

⇒2018年12月5日「紀平梨花、シニア1年目のブレーク、逆転劇の理由」はこちら。

⇒2018年12月4日「紀平梨花にのしかかる「ポスト浅田真央」の重圧」はこちら。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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