コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

組織の長

部下のモチベーションの高め方…若い世代の特性を知れ

私は先日、呉服橋交差点の新築ビルに移転したばかりの「SMBCコンサルティング」で経営者と営業管理者向けの講演会を行った。
演題は「新人・新任営業マンの育成策」。
終了時、参加者から激賞をいただいた。

以下に、当日の講演の一節(ごくごく一部)を収める。

                      ◇◆◇

2.モチベーションの高揚

部下のモチベーションを著しく左右するのは、営業管理者の「愛情」である。
とはいえ、部下を一人前の営業マンに育てようとの熱意のこと。
その大きさはもちろん、そのあり方が問われる。
つまり、営業管理者の真剣味。
ゆえに、愛情は厳格かつ公平でなければならない。
それに反するのは、馴れ合いと片寄り、仲良しと肩入れである。
営業管理者は“なあなあ”を断固排除せよ。

「上司は自分に無関心…」「上司は自分を疎外…」。
部下はとりわけ扱いが不公平という印象を持つと、ヤル気を簡単に失う。
一人ひとりは営業管理者が考えるよりもはるかにそうしたことにデリケートだ。
両親や祖父母などの愛情を“独り占め”してきた若者になかには嫉妬心が強く、独占欲が激しい人もいる。
少子化社会に育った世代の特性を無視しては、職場が崩壊しかねない。

営業管理者は生身なので、部下の好き嫌いはあるかもしれない。
が、職場(仕事)では個人的な感情を表情や態度、行動に表せない。
まして、扱いを変えることは・・・。
大山康晴に「将棋の駒に好き嫌いなどあってはならない」という言葉がある。
それに左右されるのは、未熟な証拠。
アマチュア(素人)の管理者は結局、部下を好き嫌いで評価している。
しかし、それではライバルとのギリギリの戦いに勝つことができない。
「経営は将棋に似たり」。大山康晴は組織の長たる者の心得を説いた。

営業管理者の接し方が部下のモチベーションに決定的な影響を及ぼす。
銘々を育て上げ、生かし切ることに心を砕け。
それはかならず部下の信頼につながる。
巧みなテクニックを用いてモチベーションを植え付けるなどと考えないことだ。
自らの姿勢と態度をもってモチベーションを引き出すように改めよ。

なお、管理者を経営者、部下を社員と置き換えられる。

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大山康晴(講演TV賢人編)

大山康晴にこんな言葉がある。
「将棋の駒に好き嫌いなどあってはならない」。
大山康晴は、将棋界の“超人”といわれ、一時代を築いた。名人を含めて4つの「永世」を手中にし、初の文化功労者となる。

大山康晴は、企業などに招かれ、講演を行うことも多かった。「経営は将棋に似たり」。
冒頭の言葉は、組織の長たる者の心得を説いた。

氏の生き様のなかに、私たちにとり成功のヒントとなりそうな事柄を探ってみた。



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講演TV(賢人編)
大山康晴
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なお、これは2003年2月時点の情報をもとに私が記した「明日へのヒント」に基づいて収録を行った。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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