コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

経営学部

大学・大学院で「営業学」の授業が増加

日本の大学や大学院などで「営業学」の授業が次第に増えている。
例えば、経営学部(学科)の科目の一つ。
これ自体は好ましいことだ。
営業職に携わる職業人は非常に多い。
若者に嫌われているとはいえ、営業の仕事に就く新卒学生も少なくない。

ところが、授業内容がお粗末だ。
営業学の教授や講師のなかで、実際の経験を積んだ人はどれくらいいるだろう。
まして、飛び込みなどシビアな営業活動に挑んだ人は…。

書いたものを目にする機会があるが、内容が浅くて話にならない。
現場が分かっていない。
また、営業活動にともなう苦悩や営業活動における問題がつかめていない。
机上の空論ばかりで、実務に役立てられない。

私は、営業は純然たる“学問”にならないし、してはいけないと思っている。
知識でなく「知恵」を伝えるのが、営業学の基本のはずだ。

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2010年6月公開講座

SBI大学院大学で授業を収録

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私は先週、関内のSBI大学院大学(MBA)「実践営業論」の授業の収録を行った。
1時間の講義にすぎないが、なぜだろう、くたくたになる。
カメラが回っているだけなので、とてもやりにくい。
生身の受講者を前にして行うときのような調子が出ない。
全15時限の収録が終わるのはいつになるやら…。

                       ◇

世の中、営業の仕事に携わっている人は決して少なくない。
なのに、4年制大学の経営学部などで「営業学」が正規の授業として組み込まれていない。
異常な事態といえよう。

ビジネスのグローバル化が進んでいる。
契約という概念が重視されるなか、旧来型の営業活動では通用しないと思うのだが…。
日本と日本企業の地盤沈下が止まらないわけである。
また、営業職を志望する学生が増えない道理である。

大学は現在の産業経済社会への貢献という観点をもっと大切にすべきだ。
ぜひ営業を教えよ。
どこも似たような授業では、少子化が進む今後、学生集めで苦戦を強いられる。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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