コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

結願之証

善光寺詣り…ホテル国際21…長野経済研究所

私は木曜日、おそらく直江津小学校の5年生以来、51年ぶりに長野駅に降り立ちました。
学校(学年)か、地域か、サークルか、家族か、いずれかで善光寺詣り(参り)へ出かけました。
何とも言えない感慨が込みあげてきました。

私は直江津生まれですが、半世紀の間、直江津駅〜高崎駅間の信越本線の沿線を訪れる機会がありませんでした。
とても不思議です。
信越本線の沿線を通る機会もごくわずかでした。
父の転勤にともない、直江津小学校を卒業して伊那中学校に入学しました。
その後、北陸地方から乗り換えなしに上野駅へ行ける信越本線経由の特急や急行を幾度か利用しました。
しかし、これらは夜行列車を含め、だいぶ前に消滅しました。
私は長野新幹線に乗り、途中の軽井沢や上田の駅名の響きが懐かしく、新鮮でもありました。

私は当時の記憶が皆無であり、長野市の半世紀の変遷や変貌は記せません。
ただし、木造の駅舎の印象、そして善光寺の真っ暗闇のなかで触れた鍵か取っ手の感触がかすかに残っています。

私は午後3時に長野駅に着き、何が何でも善光寺へ出かけると決めていました。
しかし、仕事を終えられず、日がすっかり落ちてから「ホテル国際21」にチェックインしました。
そして、善光寺を目指して大体の見当で歩きましたが、すぐに挫折してホテルに戻りました。
長野を訪れる機会はもうないと思っていましたので、とても残念でした。

ホテルの自室で、締め切りが金曜日の朝一の仕事に追われました。
ノートパソコンの画面に長時間向かったせいか、午前3時過ぎにベッドに入っても寝つけません。
ほかにも納期の近い仕事を抱えていましたので、幾度か起きてはパソコンに向かい直すうちに朝を迎えてしまいました。
結局、一睡もできませんでした。
デスクワークははかどりましたが、頭と意識は朦朧としています。

私はその日、長野経済研究所(八十二銀行)主催の実務セミナー「目標必達・営業管理セミナー」の講師を務めることになっていました。
多くの地場企業の方々にお申し込みをいただいています。
長野は東京より数度涼しいとはいえ、体が持つかどうか心配でした。
主催者と参加者に迷惑をかけるわけにいかないので頑張り、何とか一日を乗り切りました。
力を使い果たし、立っているのも難儀です。

私は、木曜日の夜にまったく眠れなかったおかげ(?)で、仕事がいくらか片づいていました。
そこで、金曜日の夜に長野から帰京する予定を変更し、「ホテル国際21」に連泊しました。
そして、土曜日の朝にホテルと善光寺を徒歩でゆっくりと往復しました。
雨が降っており、ずいぶん濡れました。
なぜかタクシーに乗りたくなかったのです。
年齢的に最後の善光寺詣りになるでしょう。
足を運び、心の底からよかったと思います。
途中、参道の入口で、手打ちの「さらしなそば(更科蕎麦)」をいただきました。

私はせっかくの機会なので故郷の直江津まで足を延ばし、海水浴を楽しんでから上越線経由で帰りたいところでした。
が、さすがにそこまでの時間的な余裕はありません。
長野新幹線の「あさま」の車内販売で「峠の釜めし(本舗おぎのや)」をいただきました。
私は半世紀前までの直江津時代に幾度か信越本線で上京していますが、両親は横川駅でたいてい「峠の釜めし」を買い求めたものです。
列車の窓を開け、手招きしながら駅弁の売り子を呼ぶ顔が思い浮かんできました・・・。

仕事で訪れた長野でしたが、私にしては珍しく旅行気分を味わうことができました。
長野経済研究所の関係者と大勢のセミナー参加者に心より感謝します。

⇒2013年5月6日「四国巡礼88札所巡り…結願之証に感無量」はこちら。

⇒2009年9月20日「連休、伊豆88寺巡礼の旅へ」はこちら。

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四国巡礼88札所巡り…結願之証に感無量

皆さま、ありがとうございます!

私はわずかな期間だが、東洋紡績の社員だった父親の転勤で四国・徳島に暮らした。
中学3年(小松島中学校)の10月下旬から高校1年(城北高校)の12月下旬まで、1年2カ月ちょっと。

そうした縁もあり、わりと若い頃から、いつか四国へ巡礼に出かけたいという気持ちを温めていた。
その思いは年齢を重ねるにつれて膨らんでいった。

しかし、弘法大使の足跡を訪ねる「四国遍路」は全行程約千3百キロメートルの行脚となる。
しかも、道のりが険しい。
四国はそれほど高い山がない。
が、全体は、一つの大きな山が海面に突き出たような地形である。
遍路の旅は距離も長いし、高低差も大きい。
生半可な覚悟では、四国八十八カ所霊場巡りに挑めない。
自分の心が整うまでに、かなりの歳月を要してしまった・・・。

私は、最後(88番目)の札所・大窪寺(おおくぼじ)で万感の思いが込みあげ、涙を必死にこらえた。
そして、88札所巡りを成し遂げた一人として「結願之証(けちがんのしょう)」を受け取った。
感無量!

振り返れば、長旅だった。
仕事の都合を何とかやりくりし、時間をつくった。
四国巡礼のゴールまで、まさか40分もかかろうとは、だれが思うだろう。

私は妻と軽快にハイタッチを交わした。

                       ◇

うたい文句は「1日で巡るお遍路さん」。
東京・丸の内のJPタワーに、四国八十八カ所霊場の本尊が集結した。
寺院以外の場所で公開する「出開帳(でかいちょう)」用の本尊である。
会場には、1番札所の霊山寺(りょうぜんじ)から、88番札所の大窪寺まで、四国霊場の本尊とお砂が順番に並べられる。
会場を回ると、「結願之証」がもらえる。
つまり、四国八十八カ所を巡るのとご利益(ごりやく)は同じ。

私は長年の夢だった四国遍路を諦めかけていたので、このイベントに飛びついた。
何が何でも行こうと・・・。
幸い、前売り券を買うことができた。

和田創研は丸の内トラストタワー20階、サーブコープのオフィスサービスを利用している。
4月23日は毎回圧倒的な評価を獲得している「社長の打ち手」講演会だった。
午後の半日講座なので、終了後にJPタワーにすっ飛んでいった。

すでに夜間の部は長い行列ができていた。
大盛況である。
本尊が並ぶ会場内に入るのに2時間近くかかった。

私は翌日納期の仕事があり、駆け足になった。
会場内では、係の方が急ぐ私を先導(?)してくれた。
私は88体のご本尊すべてを各3秒、心を込めて拝んだ!!!
所要時間は20分弱。
会場を出たら、午後8時をだいぶ過ぎていた。

私は夢が叶い、胸のつかえが取れた。
出かけてよかったと、つくづく思う。
「結願之証」は私の宝である。

                       ◇

四国八十八カ所霊場の本尊が揃って四国を離れるのは77年ぶりとか・・・。
私は今年62歳を迎える。
いかに貴重な機会かお分かりいただけるだろう。

真言宗開祖・空海が四国霊場を設け、来年で1200年を迎える。
その記念行事の一環である。
愛知、東京、宮城を巡回する。

東京は初開催、期間は4月18日〜25日、入場料は前売り2千円、当日2千3百円だった。

ご本尊は当然ながら、すべて異なる。
それぞれに深い趣があり、心が洗われる。
私は印象を目に焼き付けようと、土産に木製のフォトフレームを買い求めた。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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