コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

織田信成

織田信成は母乳が出ない

フィギュアスケート男子シングルの織田信成。
2013年全日本選手権のエキシビション後のリンクで現役引退を表明しました。
いまは解説者として活躍するだけでなく、持ち味を生かしてバラエティ番組に出演することもあるようです。

現役時代は人目もはばからず、まま号泣しました。
自分の演技の失敗や成功だけでなく、ともに戦ってきた仲間の演技にも涙を流しています。
男にしては猛烈な「泣き虫」でした。
そそっかしいところがあり、本番でもいくつかミスを犯しています。

織田信成はどこかユーモラスで、憎めない性格でした。
心の温かさ、人懐っこさが画面から伝わってきました。

賑やかな家庭を持ちたかったのでしょう。
結婚も子づくりもとにかく早かった。
現役時代の2010年に中学時代の同級生と結ばれ、ほどなく第一子が生まれました。
(とある関係者の話ではスピード違反気味です。)
2013年に第二子、2016年に第三子が生まれました。
すべて男の子とか。
(そうなると女の子がほしくなるものです。)

織田信成はとてもいい夫であり、いい父(親)であるようです。
子育てをいとわない、いわゆる「イクメン」。
いまのところ母乳は出ませんが、それ以外の「育児は任せておけ」という盤石の状態です。

兄と姉もそうだったようにコーチが母・織田憲子ですので、フィギュアスケーターの家系なのでしょう。
すでに6歳の長男と4歳の次男にフィギュアスケートの特訓を施しています。
また、生まれたばかりの三男にオリンピック金メダリストの羽生結弦の演技を見せる気合いの入れようです。
(なぜか自分の演技でありません。)

子煩悩な父の将来の夢は、3兄弟(3人の子ども)がオリンピックに出場することだそうです。
英才教育にも並々ならぬ情熱とエネルギーを注いでおり、きっと実現します。

これで母乳が出ようものなら、金メダルに手が届くかもしれません。
織田信成にはぜひとも頑張ってほしいですね。

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浅田真央、エキシビションの美しさ…全日本選手権

来年1冊目の営業本『結果を出せない営業はこう立て直す』は、年内に印刷会社から校正が出てきます。
正月休みが長いので(9連休)、本になるまでもう少し時間がかかりますが、間もなくです。
二転、三転し、紙の本だけにしました。

また、2冊目の営業本『御社の営業をよくするヒント』は、原稿が終わりました。
ソチオリンピック出場にかけるフィギュアスケートの選手たちの頑張りに刺激されながら、何とか仕上げました。
予定より早く進み、自分でも驚いています。
信じられないくらいの集中力を保てました。

ブラッシュアップをかけたのは、1冊目が30〜40回、2冊目が十数回です。
これは、力の入れ具合の差でなく、前者が実務書系、後者が読み物系という性格の違いです。
2冊目は年内に編集と装丁が終わり、いつでも印刷会社に入稿できる状態になります。
が、1冊目との兼ね合いもあり、どうしたものかと迷っています。
正月にじっくりと結論を出します。
もう1回くらい原稿に手を入れるかもしれません。

また、『営業に関する最高の教え』(営業マン向け)と『御社の営業が強くならないワケ』(経営者向け)の原稿もおおよそできています。
こちらはそれぞれ後6〜7回手を入れようと考えており、そうなると3〜4月に原稿が終わるでしょうか。
6〜7月に刊行することになると思います。

話は変わります。
「全日本フィギュアスケート選手権2013」。
エキシビションが火曜日に行われました。
私は仕事に猛烈に追われ、手を止めてテレビを見たのは浅田真央だけです。
演技もさることながら、全身からあふれる美しさに感嘆しました。
大人の女性になり、それに一段と磨きがかかりました。
オリンピックの舞台で、この天使を戦わせていけないのでないかと思えるほどでした。

また、私は織田信成の現役引退発表に感動しました。
高橋大輔とともに長く男子シングルを盛りあげてきました。
彼は激情家であり、競技上ではときにマイナスになったかもしれません。
しかし、他人にも我がことのように感情移入ができ、周囲から愛されてきました。
鈴木明子や村上佳菜子にねぎらわれ、大勢のファンに見守られての引退は幸せだったでしょう。
お疲れさまでした。

おそらくフィギュアスケートと何らかの関わりを持つことになると思いますが、第二の人生をしっかりと歩んでください。

◆書き加え1(12月26日)

私は、ソチ代表選考漏れの小塚崇彦について思うところがあった。
25日のブログでそれを取りあげる予定だったが、仕事に追われて時間を割けない。
日を改めて・・・。

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高橋大輔はなぜ人騒がせなのか?

きのうのブログ「高橋大輔をソチ代表から外すべきでない」に続いて・・・。

⇒2013年12月23日「高橋大輔をソチ代表から外すべきでない」はこちら。

「2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)」の日本代表最終選考会を兼ねる「全日本フィギュアスケート選手権2013」が終わった。
私は仕事の都合で、きのうの女子フリースケーティング(FS)と選考結果発表を見られなかった。

ネット情報で知り、驚いたのは女子シングルの順位だった。
そして、もっと驚いたのは鈴木明子の得点だった。
村上佳菜子の得点もかなり高い。
国内大会なので甘めの採点になるのかもしれないが、それにしてもすごい。

妻によれば、鈴木明子の演技は競技人生最高の出来栄えらしい。
現役最後のシーズンに初の全日本制覇を飾った。
28歳の快挙。
気が遠くなるほど長い摂生と精進、鍛練の賜物である。
素晴らしい! おめでとう!

また、村上佳菜子の号泣はなかったそうだ。
どうやらショートプログラム(SP)で水が枯れた。
ソチでは感情の起伏を抑え、落ち着いて滑ってほしい。

ところで、男子シングルのソチ代表。
私は、高橋大輔が選ばれることを望んでいたので、フリーでは4位確保に徹してほしかった。
ならば、代表選考がややこしくならない。
しかし、高橋大輔は3位狙いに挑み、5位に落ちた。

⇒2013年12月20日「高橋大輔は4位でもソチ代表…全日本フィギュア」はこちら。

この順位だと、さすがに選ぶ連盟にもためらいが生じる。
私は、肝を冷やした。

が、この挑戦こそ、高橋大輔たるゆえん。
また、そうした気概を持ちつづけたからこそ、今日まで世界のトップクラスとして戦ってこられた。
フリーの選曲「ビートルズ・メドレー」もその一つ。
彼の持ち味が詰まっており、ファンへの大きなホスピタリティ(おもてなし)と深い感謝が感じられる。
経験が豊富なので(←年寄りのこと)、SPを含め、かつてのプログラムを再生する選択もあったのに・・・。

我らが高橋大輔は人騒がせである。

⇒2013年12月22日「羽生結弦、ソチ金メダルの演技…全日本フィギュア」はこちら。

惜しくも代表切符を逃した小塚崇彦には、心から「お疲れさま」と言いたい。
全日本フィギュアでは、このところの不振を吹き飛ばすプライドに満ちた演技を示した。
選考漏れの痛手から立ち直り、4年後の平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)で悔しさを晴らしてほしい。
すでに24歳。
現役引退が頭をかすめて不思議でないが、私はまだ十分にやれると思っている。

⇒2013年12月23日「高橋大輔をソチ代表から外すべきでない」はこちら。

代表切符に手が届きそうだった織田信成にも「お疲れさま」と言いたい。
夫として父として、愛する妻と子どもに希望に満ちた演技を見せられた。
立派だった。

やはり代表切符に手が届きそうだった宮原知子にも「よく頑張った」と言いたい。
これから難しい時期を迎えるのかもしれないが、4年後に日本の女子シングルをけん引している可能性がある。
これからだ。

私は、出場全選手に敬意を表する。

いざ、ソチオリンピックへ!
大所帯の日本勢には、まとめ役が必要だ。
まして「団体戦」が行われる。
私は、高橋大輔が選ばれて当然と考えている。
(後で、満場一致での選出だったと知った。)

なお、「世界フィギュアスケート選手権2014」も同じメンバーが選ばれた。
全日本フィギュアと同じ「さいたまスーパーアリーナ」で行われる。

私は、深夜1時前後にスポーツニュースでダイジェストを見た。
会場は大変な盛りあがりだった。
印象的な映像が流れたので、あすのブログで触れたい。

◆書き加え1(12月26)

私は、ソチ代表選考漏れの小塚崇彦について思うところがあった。
25日のブログでそれを取りあげる予定だったが、仕事に追われて時間を割けない。
日を改めて・・・。

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高橋大輔をソチ代表から外すべきでない

「全日本フィギュア選手権2013」。
私は、近々刊行する著作の原稿のブラッシュアップに追われ、主要選手の演技しか見られなかった。
しかし、そのすべてにオリンピック出場にかけた4年間、さらにフィギュアスケートにかけた半生の思いが込められ、心を打たれた。
大きな感動をありがとう!

このブログでは、男子シングルのソチ日本代表選考について手短に述べたい。
外野、まして素人がとやかく言うのはどうかと思うが、解説者やコメンテーターが何の指針も見識も示さないので触れる。

すでに2つのブログで述べており、全日本フィギュアの結果はおおよそそのとおりになった。
私は、羽生結弦を別にし、3位の選手はソチへ行けないと述べてきた。
高橋大輔がいるからだ。
だから、彼が3位に収まるのが、もっとも平和な選考レースになるとも述べた。
ならば、全日本フィギュアの表彰台にのぼった選手がそのままソチ代表になる。

⇒2013年12月20日「高橋大輔は4位でもソチ代表…全日本フィギュア」はこちら。

⇒2013年12月22日「羽生結弦、ソチ金メダルの演技…全日本フィギュア」はこちら。

ショートプログラム(SP)が終わった段階で、「高橋大輔をソチオリンピックへ送り込もう!」とも述べた。
予約投稿機能を用い、22日午前8時(ライブドア)にアップした記事である。
足の踏ん張りが利かない高橋大輔を見て、時間の長いフリースケーティング(FS)では織田信成に抜かれ、5位になるかもしれないと思ったからだ。
それでも、彼はソチ代表に選ばれるべきだと述べた。

私は、貴公子・小塚崇彦も応援してきた。フィギュア界のサラブレッドである。
彼からは、誠実で清潔でシャイで飾らない人柄が伝わってくる。
文句のつけようのない好青年だ。
私が暮らす横浜(新横浜)にも練習に通ってきたようで、浅田真央とともに親しみがわく。
だが、小塚崇彦は全日本フィギュアの3位になっただけで、このところ実績を残していない。
また、年齢的に厳しくなるが、彼には進化の余地が十分に残されている。
実力を十分に開花させたとは、私には思えない。
体のケアを済ませ、2018年平昌冬季五輪(オリンピック)への出場をどうか目指してほしい。
パパになっている可能性がないわけでない。

けがは本人の責任ということを、私は承知している。
しかし、世界ランキング3位の高橋大輔をソチ代表から外すという選考はどうしても考えられない。
また、そうであってならないとも思う。
そもそも彼は、全日本フィギュアの前に選考要件をクリアしていた。
私は、連盟内外の力関係やしがらみにとらわれない選考を行ってほしい。
また、競技自体を愛し、その人気を支えるフィギュアスケートファンの声にも耳を傾けてほしい。

なお、高橋大輔は、彼を応援している熱烈なファンのためにも、落選を覚悟したかのようなコメントを発するのは慎むべき。大勢が希望をつないでいる。
いさぎよすぎるのは、よくない。

◆書き加え1(12月23日)

それぞれの選手に、それぞれのファンはいる。
ファンが自分の応援する選手にオリンピックに出てもらいたいと思うのは、当然の心理である。

私は、国費(税金)を投じてオリンピックに送り込むからには、結果を出せる可能性のいくらかでも高い選手を選ぶのがセオリーだと考える。
より大勢の国民が納得できることが大切である。

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羽生結弦、ソチ金メダルの演技…全日本フィギュア

「全日本フィギュア選手権2013」。
選手の凄まじい気迫と緊張が巨大会場を飲み込む。
皆、これまでの半生をかけて出場している。
そう思うだけで、私は強い感動を覚える。

男子シングルは、ショートプログラム(SP)が終わった。

私は、贔屓(ひいき)の選手がいないわけでないが、すべての日本選手を応援している。
「競技」の「競(競争)」のほうに関心が向かうオリンピックと異なり、全日本フィギュアは「競技」の「技(演技)」のほうに関心が向かう。
といっても、重き(比重)のこと。
手に汗を握るのは同じだ。
羽生結弦と浅田真央は決まりとして、「2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)」の残りの日本代表切符各2枚はだれがつかむのだろう。

町田樹は、演技に見入ってしまった。
調子不良で臨んだGPファイナル。
SPで出遅れたのに大崩れせず、むしろフリーで巻き返したことが非常に大きな自信になったように思える。
目に光が宿り、表情に力がこもっていた。
何が何でもソチへ行くという強い意志が伝わってきた。

織田信成は、最初の4回転ジャンプが固かった。得点源を決められなかった。

羽生結弦は、日本王者のゆとりが見て取れた。
風格さえも…。
GPファイナルで驚異的な高得点を叩き出し、絶対王者のパトリック・チャン(カナダ)を退けた。
もちろん優勝したが、こちらのほうが彼にとっては大きい。
また、代表内定なので、ほかの選手と精神状態が違う。
彼の実力からすれば、あのくらいの演技は当然だろう。
体が動いており、手足が長いので、動きがさらに際立つ。
私は、百点超えに驚かない。
羽生結弦は、ソチで金メダルを獲ると思う。

高橋大輔は、精神力だけで滑っていた。
足の踏ん張りが利かない。
私は気の毒で、演技を見ていられない。
時間の長いフリーが気がかり。
彼は依然として日本、いや世界の第一人者である。
高橋大輔をソチへ送り込もう!

⇒2013年12月20日「高橋大輔は4位でもソチ代表…全日本フィギュア」はこちら。

小塚崇彦は、姿も演技も見るのは久しぶりだった。
背水の陣で臨んだはずだが、ジャンプにミスが目立った。
得点源が揺らいでは厳しい。
おそらく2位にならないと、ソチへ行けない。

◆書き加え1(12月22日)

5選手にはそれぞれ、これまで支えてきた関係者、そして応援してきたファンがいる(当然、全選手についても同じ)。
その思いは、私にだって分かる。

が、率直な気持ちを述べれば、SPの出来を見るかぎり、羽生結弦、町田樹、高橋大輔の3選手がソチ代表に選ばれるのがしっくりするのでなかろうか。
もちろん、フリーの得点により、小塚崇彦や織田信成が2位になるといった変動があれば、話は別だ。

私自身は、高橋大輔、羽生結弦、小塚崇彦の3選手をとくに応援してきたが、そう思う。
高橋大輔が4位や5位に留まったとしても、彼を外すのはどうなのか。
私が彼を一番好きだからそう述べているわけでない。

フィギュアスケートを愛する国民の感情にもっとも近い選択だと思うのだが・・・。

                      ◇◆◇

フィギュア男子シングルに関するブログは以下のとおり。

⇒2013年12月20日「高橋大輔は4位でもソチ代表…全日本フィギュア」はこちら。

⇒2013年11月17日「羽生結弦と高橋大輔、GPファイナル進出!」はこちら。

⇒2013年11月11日「高橋大輔、ソチ五輪さえ来なければ・・・」はこちら。

⇒2013年11月10日「高橋大輔と小塚崇彦はソチへ行けるのか」はこちら。

⇒2013年11月8日「高橋大輔、闘志にスイッチ…NHK杯」はこちら。

⇒2013年10月13日「浅田真央の人気、高橋大輔の人気」はこちら。

⇒2013年10月9日「高橋大輔、ホスピタリティ…ビートルズメドレー」はこちら。

⇒2013年11月17日「羽生結弦ソチ金、あまちゃんと楽天の勢い」はこちら。

⇒2013年11月16日「羽生結弦、経験の未熟さ…チャンに敗れる」はこちら。

⇒2013年11月15日「羽生結弦は容姿端麗の美男子…海外でも評判」はこちら。

⇒2013年10月27日「羽生結弦…名前とたたずまいの美しさ」はこちら。

⇒2013年11月14日「小塚崇彦危うし、現役引退の危機」はこちら。

⇒2013年11月13日「小塚崇彦、ソチ五輪代表は崖っぷち!」はこちら。

⇒2013年11月10日「高橋大輔と小塚崇彦はソチへ行けるのか」はこちら。

⇒2013年11月12日「織田信成、本番で落ち着いて滑れるか?」はこちら。

⇒2013年10月16日「織田信成はソチ五輪出場枠に入れる?」はこちら。

⇒2013年10月19日「町田樹(たつき)、遅咲きでソチ五輪代表へ」はこちら。

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高橋大輔は4位でもソチ代表…全日本フィギュア

私は、実質15年ぶりとなる市販本『社長虎の巻 結果を出せない営業はこう立て直す』を紙の本と電子書籍で刊行する。
原稿はすでに印刷会社に入っており、校正を経て本の完成を待つばかりになった。
正確なところは分からないが、一通りできた原稿に30〜40回は手を入れた。

また、ほぼ同時期にもう1冊『御社の営業をよくするヒント』を電子書籍で出そうとしており、原稿は最終ブラッシュアップの最終局面に入っている。
実感としては99.9%パーセント以上に達しているが、私の場合はここから先が長い。
自分があまり納得できなければ、さらに2〜3回はブラッシュアップをかける。
こちらはおそらく十数回手を入れた。
年内に終えたい。

2冊の仕上げ回数の多寡(多い・少ない)は、力の入れ具合でなく、性格の相違である。『結果』は実務書系、『ヒント』は読み物系ということ。

オリンピックで勝つというくらいの気持ちで、自分にゲキを飛ばしている。
重度の疲労と極度の睡眠不足が1カ月弱は続いている。
ほおがげっそりした。

                       ◇

さて、「全日本フィギュアスケート選手権2013」が行われる。
「2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)」の日本代表選考会を兼ねている。
日本のシングルは、男女それぞれ3枠である。
だれが代表切符をつかむのか、国民の関心が爆発的に盛りあがっている(おそらく)。
私は、この1カ月弱、新聞もテレビもまったくと言っていいほど見ていない。ネット情報もほとんど…。
世相や社会の出来事にうとくなり、怖い。

きょうのブログは、ソチ代表選考レースについて綴ってみたい。
ネット情報に当たる時間がなかった。

誤解が生じると困るので念を押せば、私はフィギュアスケートが好きであり、またすべての日本選手を応援している
だれが代表に決まろうと、心から「おめでとう」と言いたい。
また、だれが代表から漏れようと、心から「お疲れさま」と言いたい。
すべての選手を応援している私だが、その度合いはフラットでない。
高橋大輔、羽生結弦、小塚崇彦、浅田真央、安藤美姫、村上佳菜子の6選手にはとくに思い入れが強い。

男子シングルについて――。

私は、早い段階から、本音では羽生結弦と高橋大輔はかたいと思っていた。
「競技者」としての羽生結弦は、昨シーズンの段階で高橋大輔を抜いた。
「演技者(表現者)」としての高橋大輔はいまだに日本一どころか世界一だと、個人的に思っている。

ところが、高橋大輔は右足を負傷した。
3週間強で回復が間に合うとは思えず、精神力で乗り切るしかない。
現役引退確実の高橋大輔には、どうしても、どうしてもソチへ行ってほしい。
祈るような気持ちだ。

私は、小塚崇彦のことがまるで分かっていない。
今シーズン序盤は、深刻な状態だと思った。
その後、姿も演技も見ていない。

男子シングルは未曽有の混戦模様だが、 ̄生結弦、⊂塚崇彦、9盒饗臺紊世函∩考はもめない。
(羽生結弦の1位は動かないと、私は思っている。)
⊃ヅ朕成か町田樹でも同じ。
9盒饗臺紊房まるのが、もっとも平和である。
これなら、全日本フィギュア表彰台の3選手が代表に選ばれることに異論は出ない。
あっ、勘違いしないでほしい。
高橋大輔が2位になっていけないとか、まして1位を狙っていけないという意味でない。

が、 ̄生結弦、高橋大輔 小塚崇彦だと、選考はもめる。
織田信成、町田樹がGPファイナルに進出し、しかも健闘したからだ。

やはり、現役引退確実の織田信成は、愛するわが子に勇姿を見せたいと頑張った。
私は、家庭(家族)を持つ彼の気持ちが分かる。
また、体調が悪いなかで大崩れしなかった遅咲きの町田樹も頑張った。
二人は進化と成熟を見せた。

選考がもっとも悩ましいのが、織田信成かD田樹で、す盒饗臺紊砲覆辰燭箸だ。
個人的には、高橋大輔を選んでほしい。
彼は、選手としての実績も抜群だが、日本の男子シングルを引っ張った最大の功労者である。

私は、小塚崇彦は2位にならないと、ソチ代表切符をつかめないと考えている。
オリンピック出場のファミリーヒストリーを背負う小塚崇彦には、ソチへ行ってほしい。
正直、あれだけの環境と才能に恵まれながら、何をやっているんだと怒りたくなる。

私に力があれば、代表5枠に変えてしまいたい。

女子シングルについては、次のブログで・・・。

◆書き加え1(12月22日)

5選手にはそれぞれ、これまで支えてきた関係者、そして応援してきたファンがいる(当然、全選手についても同じ)。
その思いは、私にだって分かる。

が、率直な気持ちを述べれば、SPの出来を見るかぎり、羽生結弦、町田樹、高橋大輔の3選手がソチ代表に選ばれるのがしっくりするのでなかろうか。
もちろん、フリーの得点により、小塚崇彦や織田信成が2位になるといった変動があれば、話は別だ。

私自身は、高橋大輔、羽生結弦、小塚崇彦の3選手をとくに応援してきたが、そう思う。
高橋大輔が4位や5位に留まったとしても、彼を外すのはどうなのか。
私が彼を一番好きだからそう述べているわけでない。

フィギュアスケートを愛する国民の感情にもっとも近い選択だと思うのだが・・・。

◆書き加え2(12月24日)

このブログのなかで、次の箇所がおかしいことに気づいた。

「が、 ̄生結弦、高橋大輔 小塚崇彦だと、選考はもめる。
織田信成、町田樹がGPファイナルに進出し、しかも健闘したからだ。」。

GPファイナル進出は無関係であり、シーズンベスト3位の記録を持つ町田樹が選考要件を満たしている。

                      ◇◆◇

フィギュア男子シングルに関するブログは以下のとおり。

⇒2013年11月17日「羽生結弦と高橋大輔、GPファイナル進出!」はこちら。

⇒2013年11月11日「高橋大輔、ソチ五輪さえ来なければ・・・」はこちら。

⇒2013年11月10日「高橋大輔と小塚崇彦はソチへ行けるのか」はこちら。

⇒2013年11月8日「高橋大輔、闘志にスイッチ…NHK杯」はこちら。

⇒2013年10月13日「浅田真央の人気、高橋大輔の人気」はこちら。

⇒2013年10月9日「高橋大輔、ホスピタリティ…ビートルズメドレー」はこちら。

⇒2013年11月17日「羽生結弦ソチ金、あまちゃんと楽天の勢い」はこちら。

⇒2013年11月16日「羽生結弦、経験の未熟さ…チャンに敗れる」はこちら。

⇒2013年11月15日「羽生結弦は容姿端麗の美男子…海外でも評判」はこちら。

⇒2013年10月27日「羽生結弦…名前とたたずまいの美しさ」はこちら。

⇒2013年11月14日「小塚崇彦危うし、現役引退の危機」はこちら。

⇒2013年11月13日「小塚崇彦、ソチ五輪代表は崖っぷち!」はこちら。

⇒2013年11月10日「高橋大輔と小塚崇彦はソチへ行けるのか」はこちら。

⇒2013年11月12日「織田信成、本番で落ち着いて滑れるか?」はこちら。

⇒2013年10月16日「織田信成はソチ五輪出場枠に入れる?」はこちら。

⇒2013年10月19日「町田樹(たつき)、遅咲きでソチ五輪代表へ」はこちら。

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織田信成、本番で落ち着いて滑れるか?

フィギュアスケートグランプリシリーズ(GPシリーズ)第4戦「NHK杯」。
織田信成がこの大会に5年ぶりに出場した。
正直に言うと、あまり期待していなかった私は、素晴らしい出来に驚いた。
残念ながら得点は予想ほど高くなかったが、とてもよかったと思う。

織田信成は、第2戦「スケートカナダ」で4回転ジャンプなどにミスが出て、スピンでもステップでも点数を稼げなかった。
表現力などの構成点も伸ばせなかった。
SP2位から合計3位へ、順位を落とした。

そして、巻き返しを誓って臨んだNHK杯。
ショートプログラム(SP)の曲は、映画「コットンクラブ」より。
冒頭の4回転−3回転の連続ジャンプが決まった。
トリプルアクセル、3回転も決まった。
体が動き、いい笑顔で滑り終えた。
私は織田信成を見直した。
が、ジャンプが完全と判定されなかった。
SPは3位で、得点は82.70点。

フリースケーティング(FS)の曲は、「ウィリアム・テル序曲」。
冒頭の4回転−3回転の連続ジャンプが3回転−1回転に抜けた。
が、次の4回転は見事に決まり、でき映え点が加算された。
スケートカナダでは、2本とも3回転に終わった。
そして、前半のミスを後半に冷静に挽回した。
全体を通じて大きなミスを犯さず、技術点は高橋大輔を上回った。

織田信成は音楽の速度が増すにつれ、会場の手拍子に誘われるように軽やかに動き、笑顔を振りまいた。
私は躍動感あふれる演技に感心した。
フリーは2位で、高橋大輔に 2.30点差の170.46点。
合計は2位で、253.16点。
織田信成は実力の片鱗を示した。
3年ぶりのGPファイナル進出に望みをつないだ。

⇒2011年4月28日「織田信成のリベンジ…世界フィギュア表彰台」はこちら。

フリーの「ウィリアム・テル序曲」は、子どもを守る強さを表そうと選んだ。
織田信成は、妻と二人の子どもを愛するよき夫・父であり、家族の応援を受けて戦っている。
NHK杯の終了後に電話を入れ、妻の褒め言葉が聞けたようだ。

自分のために頑張れる人は、仕事でも人生でもそれなりの成果を上げ、結果を残している。
根が怠け者の私は、自分のために頑張ることができなかった。
言い訳がましいが、自分以外のだれかのために頑張れることは素晴らしいと思う。
私の場合はそれが家族だった。
織田信成は、自分は当然として、家族のために頑張っているのでなかろうか。

⇒2013年10月16日「織田信成はソチ五輪出場枠に入れる?」はこちら。

織田信成はそそっかしいし、一喜一憂しすぎる。
私は危なっかしい選手という印象を持っている。
彼が本番で落ち着いて滑ることができるなら、かなりの高得点を残せる。
今シーズンかぎりの現役引退を表明しており、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)への出場をどうしても果たしたいはずだ。

織田信成はジャンプが美しい。
高さがあり、なおかつ自然に流れる。
体がちょっと沈むようにやわらかく着氷し、そのまま滑走していく。
一連の動きがとても軽やかだ。

織田信成は4回転ジャンプを決めたうえで、スピンとステップをレベルアップできれば、五輪代表争いに割り込んでくるだろう。
関門となる年末の全日本フィギュア選手権2013で頑張ってほしい。

                      ◇◆◇

織田信成に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年10月16日「織田信成はソチ五輪出場枠に入れる?」はこちら。

⇒2011年4月28日「織田信成のリベンジ…世界フィギュア表彰台」はこちら。

⇒2010年12月11日「村上佳菜子は僅差3位、織田信成は後退2位」はこちら。

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高橋大輔と小塚崇彦はソチへ行けるのか

ソチ冬季五輪(オリンピック)が2014年2月に開催される。
日本のフィギュアスケート男子シングルは、世界でもっともレベルが高い。
海外の有力選手が「日本人じゃなくてよかった」と口にするほど・・・。

全日本フィギュアスケート選手権2013が年末に迫り、日本代表3枠の選考レースは大混戦になっている。

発端は、町田樹(まちだ・たつき)がグランプリシリーズ(GPシリーズ)第1戦「スケートアメリカ」で圧巻の演技を見せ、世界歴代5位の高得点を叩き出したこと!
高橋大輔と小塚崇彦を退け、有力候補に躍り出た。
23歳なので、新鋭や新星と呼べない。

町田樹は、昨シーズンの「中国杯」でGPシリーズ初優勝を飾り、自信を語った。
ところが、その後に調子を落とし、さっぱりだった。
苦い経験を教訓に滑りの基本を強化し、一気に開花した。
また、一呼吸置いてから発言できるようになった。
私は、精神的な成長も感じる。

⇒2013年10月19日「町田樹(たつき)、遅咲きでソチ五輪代表へ」はこちら。

日本代表選考レースは、昨シーズンの全日本選手権優勝、世界選手権4位の羽生結弦(はにゅう・ゆづる)がリードする。

昨シーズンのGPファイナル優勝の高橋大輔がそれに次ぐ。
ジャンプを立て直せれば大丈夫である。

最後の1枚の切符を3選手で争う展開か。
町田樹は、昨シーズンの失敗を繰り返さないことだ。

織田信成は、好調が伝えられている。
が、私はいま一つ、彼に信頼を置けない。

⇒2013年10月16日「織田信成はソチ五輪出場枠に入れる?」はこちら。

小塚崇彦は、ジャンプが壊れてしまった。
かなり深刻であり、オリンピック出場は厳しそう。
彼の「ファミリーヒストリー」を知る私としては、何とか巻き返してほしい。

5選手について言えるが、全日本選手権で高難度ジャンプのミスが出ると脱落する。
それ以外で、どれくらい得点を稼げるかの勝負になる。
恐ろしく熾烈な戦いである。

観るほうはせいぜい手に汗を握るくらいだが、選手は大変だ。

◆書き加え1(11月8日)

きょうのブログは書き溜め記事である。

フィギュアスケートグランプリシリーズ(GPシリーズ)第4戦「NHK杯」。
ショートプログラム(SP)が終わった。
高橋大輔は、日本の男子シングルを長らくけん引してきた「第一人者」の気迫とプライドに満ちた滑りで観客を圧倒し、会場を飲み込んだ。
曲は、「ヴァイオリンのためのソナチネ」。
全身全霊で深い情感と激しい情念を表現。
動きが大きくしなやかでありながら、緩急と切れが素晴らしかった。

高橋大輔が見せた繊細かつ大胆な「氷上芸術」の世界は他の追随を許さない。
頭の天辺(てっぺん)から足の爪先(つまさき)まで魂が宿り、体全体が「表情」と化した。
私のなかではすでに「伝説のフィギュアスケーター」であり、胸が熱くなった。

君こそが男子シングル史上ナンバーワン、世界一と断言する。

高橋大輔は、冒頭の4回転トゥループを決めた。
トリプルアクセル、3回転ルッツ−3回転トゥループのコンビネーションも決めた。
これまでのジャンプの不調がうそのよう…。
終盤のステップ、スピン、そしてフィニッシュ。
絶対にミスを犯さないという丁寧な滑りだった。

高橋大輔は会心の演技にもかかわらず、厳しい表情を崩さなかった。
この緊張と勢いをフリースケーティング(FS)にそのまま持ち込もうということだろう。
ニコライ・モロゾフコーチの涙が印象的だった。

SP世界歴代2位の高得点に、本人が驚いた。
技術点50.41点、演技構成点45.14点で、合計95.55点。
ライバルは自分自身という気持ちで臨んだらしい。
スケートアメリカ以降のがむしゃらな練習が実った。

高橋大輔は、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)の代表選考会となる年末の全日本フィギュア選手権2013へ向け、闘志にスイッチが入った。

第2戦「スケートカナダ」で3位だった織田信成は、4回転トゥループ−3回転トゥループ、トリプルアクセル、トリプルルッツを決めるなど、私には素晴らしい出来に見えた。
曲は、映画「コットンクラブ」より。
しかし、得点の発表に時間がかかった。
技術点42.20点、演技構成点40.50点で、合計82.70点。
思ったほど伸びなかった。
ジャンプが完全でないという判断を下されたようだ。

                      ◇◆◇

高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年11月8日「高橋大輔、男子シングル史上ナンバーワン」はこちら。

⇒2013年10月13日「浅田真央の人気、高橋大輔の人気」はこちら。

⇒2013年10月9日「高橋大輔、ホスピタリティ…ビートルズメドレー」はこちら。

⇒2013年2月9日「羽生結弦と高橋大輔の一騎打ち…四大陸選手権」はこちら。

⇒2012年12月23日「いやぁ〜、高橋大輔のフリーの演技は凄かった」はこちら。

⇒2012年12月21日「全日本フィギュアのリンクへ向かう選手の心境」はこちら。

⇒2012年12月2日「フィギュアGPファイナル2012出場選手&放送予定」はこちら。

⇒2012年4月22日「高橋大輔とカタリナ・ビット…伝説のフィギュアスケーター」はこちら。

⇒2012年4月21日「高橋大輔、独自の世界観・・・氷上舞台芸術の域へ」はこちら。

⇒2012年3月31日「高橋大輔は別格、芸術性の高い熟練の演技で魅了」はこちら。

⇒2011年12月27日「高橋大輔、圧巻のSP、ボロボロのフリー、文句あるか!」はこちら。

⇒2011年12月24日「高橋大輔、圧巻4回転ジャンプ、完璧演技で全日本王者!」はこちら。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

⇒2011年12月12日「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」はこちら。

⇒2011年11月17日「高橋大輔・大ちゃんの魅力…子犬のような人懐っこさ」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年10月29日「高橋大輔、燃え尽き症候群克服か…GPシリーズ&ファイナル」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

⇒2011年4月28日「高橋大輔、世界フィギュア優勝へのスイッチ」はこちら。

⇒2011年4月26日「高橋大輔は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年2月20日「高橋大輔、金メダル宣言…世界選手権東京大会」はこちら。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年4月16日「妹真央を兄大輔が気遣う春の園遊会」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、4回転失敗も銅メダル!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」はこちら。

⇒2010年2月17日「男子フィギュアSP、高橋3位、織田4位」はこちら。

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織田信成はソチ五輪出場枠に入れる?

「フィギュアスケートグランプリシリーズ2013」が開幕する。
先だって、GPシリーズに出場する日本の有力選手が都内で記者会見に登場した。

実は、その直前にハプニングが起こった。
第4戦「NHK杯」の出場選手がラッピングバスにサインするイベントで、織田信成が大失態を演じた。

彼のサインが浅田真央の写真、それも顔にかかってしまった。
結果、鼻の下にひげが生えた。
それに気づいた織田信成は呆然とし、浅田真央に平謝り。

大人の浅田真央は子どもの織田信成を笑って許した。
また、サインは後で修正が施された。

それ自体は目くじらを立てるほどでない。
が、私はこの辺りに彼の限界を感じる。

織田信成は、高橋大輔や小塚崇彦と比べ、それほど劣っていると思えない。
調子がよければ、高難度ジャンプの安定感も高い。
それほど構えず、あっさり跳んでしまう。
滑らかで美しくもある。
しかし、大舞台で私たちの期待を裏切ってきた。
滑り以外の失敗もあった。
本来の力を発揮しきれないのだ。
ゆえに、ファンの信頼が得られず、人気が出ない。

織田信成は、これ以上は気持ちが続かないと、今シーズン限りでの現役引退を表明している。
男子シングルは、羽生結弦を含めた4選手で「2014年ソチオリンピック(冬季五輪)」への出場3枠を争う。
年末の「全日本フィギュア選手権2013」で一人が弾かれる。

「終わりよければすべてよし」。
織田信成は家庭を持ち、父親になった。
競技人生を有意義に締め括るためにも、また自分を支える家族に報いるためにも、日本代表切符をつかんでほしい。
もっと落ち着きなさい!

                      ◇◆◇

織田信成に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年4月28日「織田信成のリベンジ…世界フィギュア表彰台」はこちら。

⇒2010年12月11日「村上佳菜子は僅差3位、織田信成は後退2位」はこちら。

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羽生結弦、調子最悪…ソチ五輪出場枠3瀬戸際

世界フィギュアスケート選手権2013。
私は仕事に追われ、スポーツニュースを見るくらいしかできない。
とくに男子シングルについては経過が分かっていなかった。

日本は、2枚看板の高橋大輔と羽生結弦が出場している。
ベテランと若手の両エースだ。
私が意外だったのは、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)出場枠(代表枠)を3つ確保できるかどうか、瀬戸際の状況ということだった。

ショートプログラム(SP)を終え、高橋大輔が不本意な4位、羽生結弦がまさかの9位と大きく出遅れた。
最大3枠確保には、上位2選手の合計順位が13以内。
まさに崖っぷちである。
一歩も後退が許されない。

高橋大輔はつまずいた。
冒頭の4回転など、ジャンプを決められない。

羽生結弦はコンディション(調子)が最悪である。
四大陸フィギュア2013後、練習拠点を置くカナダのトロントに戻った。
すぐにインフルエンザを発症し、10日ほど練習を休んだ。
その遅れを取り戻そうと焦り、左膝に痛みが出て、1週間ほど練習を積めなかった。
世界フィギュア2013は“ぶっつけ本番”に近い状態で臨んでいる。
実は、私は金メダル候補の筆頭と考えていた。
2番手がカナダのパトリック・チャン、3番手が高橋大輔・・・。

羽生結弦は痛み止めを服用している。
フリーでの挽回がきわめて難しい。
SPより時間が長いので膝の負担が増し、順位を落とす可能性もある。
本人はフリーへ向けて気持ちを切り替えると、前を向いた。
東日本大震災の苦難を乗り切った強じんな精神力に望みを託したい。

世界フィギュア2013に出場できなかった小塚崇彦や織田信成も祈るような気持ちで成り行きを見守っていることだろう。
3枠と2枠では、日本代表争いの厳しさがまったく違う。

無良崇人を含めた3選手の巻き返しに期待しよう。

◆書き加え1(3月16日)

フリーが終わった。
羽生結弦は4位、高橋大輔は6位だった。
日本は上位2選手の合計順位が10(13以内)となり、ソチ出場枠3を確保した。
小塚崇彦や織田信成もほっとしていることだろう。

満身創痍の羽生結弦は精神力で巻き返した。
冒頭の4回転ジャンプを決めたが、続く4回転ジャンプは回転不足となった。
しかし、後半の3連続ジャンプなどは決めた。
すべての力を使い果たし、最後にはリンクに倒れ込んだ。
本来なら滑れない状態だった。
初の「全日本王者」として出場したプライドもさることながら、強い責任感が彼に力を与えた。

高橋大輔は冒頭の4回転ジャンプが両足着氷になり、続く4回転ジャンプが3回転になるなど、ミスが目立った。
これまでにない練習を積んで本番に臨んだにもかかわらず、成果を出せなかった。
試合後は自分への失望を隠さなかった。

無良崇人は8位に順位を上げた。

カナダのパトリック・チャンが無敵の大会3連覇を遂げた。

ソチオリンピックで彼を倒せるとしたら、羽生結弦のほかにいないと、私は考えている・・・。

◆書き加え2(3月16日)

私が万全の状態の羽生結弦に期待した出来からは遠かった。
しかし、気迫だけで滑っている姿に、胸が熱くなった。

羽生結弦は前半終盤から表情が険しくなり、眉間にしわを刻んでいった。
激痛だろう。
演技直後、滝のような汗が噴き出した。
お疲れさま・・・。

羽生結弦は来季、順調に力を伸ばし、かつ最高のコンディションでソチオリンピックに臨めるなら、パトリック・チャンに勝てる。

私がいま案じているのは、彼のケガである。
膝も足首もしっかりと治してほしい。
フリーで壊れていなければいいが・・・。

                      ◇◆◇

高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年12月23日「いやぁ〜、高橋大輔のフリーの演技は凄かった」はこちら。

⇒2012年4月22日「高橋大輔とカタリナ・ビット…伝説のフィギュアスケーター」はこちら。

⇒2012年4月21日「高橋大輔、独自の世界観・・・氷上舞台芸術の域へ」はこちら。

⇒2012年3月31日「高橋大輔は別格、芸術性の高い熟練の演技で魅了」はこちら。

⇒2011年12月27日「高橋大輔、圧巻のSP、ボロボロのフリー、文句あるか!」はこちら。

⇒2011年12月24日「高橋大輔、圧巻4回転ジャンプ、完璧演技で全日本王者!」はこちら。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

⇒2011年12月12日「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」はこちら。

⇒2011年11月17日「高橋大輔・大ちゃんの魅力…子犬のような人懐っこさ」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年10月29日「高橋大輔、燃え尽き症候群克服か…GPシリーズ&ファイナル」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

⇒2011年4月28日「高橋大輔、世界フィギュア優勝へのスイッチ」はこちら。

⇒2011年4月26日「高橋大輔は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年2月20日「高橋大輔、金メダル宣言…世界選手権東京大会」はこちら。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年4月16日「妹真央を兄大輔が気遣う春の園遊会」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、4回転失敗も銅メダル!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」はこちら。

⇒2010年2月17日「男子フィギュアSP、高橋3位、織田4位」はこちら。

                      ◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年12月28日「羽生結弦は世界フィギュア2013金メダルへ」はこちら。

⇒2012年12月22日「羽生結弦は華がある…全日本フィギュア初優勝へ」はこちら。

⇒2012年11月24日「羽生結弦優勝、SPとフリーで最高点…NHK杯」はこちら。

⇒2012年10月27日「羽生結弦、ソチ五輪への可能性…世界歴代最高点」はこちら。

⇒2012年4月1日「羽生結弦と村上佳菜子の表現力と躍動感…類まれな才能」はこちら。

⇒2011年12月25日「羽生結弦、気迫の表情、渾身の演技…全日本フリー最高得点!」はこちら。

⇒2011年12月23日「羽生結弦は強気…高橋大輔と小塚崇彦を制し全日本初優勝へ」はこちら。

⇒2011年12月13日「羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ」はこちら。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

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羽生結弦は華がある…全日本フィギュア初優勝へ

私が長らくお世話になっている九州生産性本部から、来年度のセミナーの日程が寄せられた。
2度の合宿を含む計16日間。
昨今のご時世でありがたいことだ。
心より感謝したい。

ところで、昨夜、全日本フィギュア2012の男子シングルのショートプログラム(SP)が行われた。
日本男子は史上最強・世界最強であり、世界フィギュア2013の代表切符3枚を争う。
私はデスクワークに追われつつも、有力選手の滑りを楽しんだ。

直前練習・・・。
やはり高橋大輔は雰囲気があり、羽生結弦は華がある。
二人が登場しただけで会場が沸いた。

1位 羽生結弦 97.68点
2位 高橋大輔 88.04点
3位 小塚崇彦 84.58点
4位 無良崇人 84.48点
5位 織田信成 80.75点

無良崇人は4回転トゥループ−トリプルトゥループ、トリプルアクセル、トリプルルッツを決めた。
終盤はステップで魅せた。
本人にとり会心の演技だった。

織田信成は4回転トゥループで転んだ。
トリプルアクセルを決めた。
トリプルルッツにトリプルトゥループをつけた。
織田信成は左膝故障から復帰したが、史上最多の4人の日本男子が出場したグランプリファイナル(GPファイナル)に進出できなかった。
フリーで巻き返し、表彰台(3位以内)を狙う。

小塚崇彦は4回転をステップアウトして両手をついた。
トリプルアクセル、トリプルルッツ−トリプルトゥループを決めた。
無難にまとめた。
が、いま一つだ。

高橋大輔は4回転トゥループを何とかこらえた。
トリプルルッツにトリプルトゥループをつけた。
トリプルアクセルを決めた。
ステップで観客を惹きつけたが、技術点が伸び悩んだ。
逆転で全日本フィギュア2連覇を狙う。

羽生結弦は最終滑走。
4回転トゥループ、トリプルアクセル、トリプルルッツ−トリプルトゥループを決めた。
しなやかなスピンと思い切ったステップで魅せた。
見事な演技を、観客はスタンディングオベーションで称えた。
参考記録ながら、グランプリシリーズ(GPシリーズ)NHK杯のSPで出した今季世界最高をあっさりと更新した。
昨年の3位から全日本フィギュア初優勝を目指す。

ジャンプにミスが出た町田樹は代表争いに絡めそうにない。
力を出せなかった。

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全日本フィギュアのリンクへ向かう選手の心境

「第81回全日本フィギュアスケート選手権大会2012(全日本フィギュア2012)」。
きょう男子シングルのショートプログラム(SP)が行われる。
世界フィギュアスケート選手権2013の代表切符3枚を高橋大輔、小塚崇彦、羽生結弦(はにゅう・ゆづる)、織田信成、町田樹(まちだ・たつき)の有力選手5人が争う。
大変な盛りあがりが期待できる。
あす女子シングルのSPが行われる。

⇒2012年12月15日「浅田真央、全日本フィギュア⇒世界フィギュア」はこちら。

⇒2012年12月16日「浅田真央とキム・ヨナの戦い…全日本フィギュア2012」はこちら。

ところで、先日のJR東京駅近くのセミナー。
私は気持ちが次第に高揚し、最終盤の佳境に突入・・・。
前傾姿勢が深くなり大声を出したとき、腰に違和感が走った。
最後まで何とか乗り切ったが、新幹線を待つ間に痛みがひどくなった。

私は長らく慢性的な腰痛とつきあってきた。
そこに軽いぎっくり腰が加わり、日常の動きがままならない。
このところの寒さもこたえる。
セミナー会社やクライアントでの教育指導が一段落する年末・年始を迎えるのがせめても救いだ。

さらに話は変わる。
遅れに遅れていた著作のあらましが固まり、出版社に営業活動をかける準備をスタートした。
私は頭が悪く、筆が恐ろしく遅い。
また、おおよそ原稿をまとめ終えてから気が遠くなるほどブラッシュアップを繰り返す。
私の本職である教育指導の合い間を縫い、自分が納得できる状態に高めるのに相当な期間を要する。

私は対象を中堅・中小・零細企業の社長に絞り込み、経営幹部と営業幹部も含めている。
しかも、本と公開セミナー、企業教育指導をあくまでも一体と考えている。

これらの条件をハイレベルでクリアできる企業といえば、日本では数えるくらいしかない。
厳密には1社だろう。
出版を引き受けていただけるか結果は不明だが、私は先方への働きかけ自体がおおいに楽しみだ。
この期間がもっともわくわくする・・・。

私が私自身の思惑どおりに頑張れるなら、読者に有益な本を出せる。
すべては自分の努力にかかっている。
全日本フィギュアのリンクへ向かう選手の心境がほんのちょっぴり分かる。
私もこの著作の刊行に持てる力を注ぐ。

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浅田真央、天性の清楚さ

フィギュアスケート・グランプリシリーズ(GPシリーズ)第6戦「NHK杯」が宮城県セキスイハイムスーパーアリーナで行われている。
きょうはエキシビション。

男子シングルは、羽生結弦が1位、高橋大輔が2位だった。
女子シングルは、浅田真央が1位、鈴木明子が2位だった。
これで4選手ともに12月にロシア・ソチで開催されるグランプリファイナル(GPファイナル)への進出を決めた。
すでに小塚崇彦と町田樹が出場を決めていた。

ショートプログラム(SP)1位の浅田真央がフリーで117.32点を出し、合計185.27点で4年ぶり、3度目のNHK杯優勝を飾った。

浅田真央はジャンプで4つのミスを重ね、精彩を欠いた。
が、ステップとスピンで魅了した。
演技終了とともに大歓声がわいたが、うつむいた。
キスクラで得点を待つ間、鈴木明子にかわされたと思ったのでないか。
浅田真央は演技構成点で稼いでいた。
「白鳥の湖」のプログラムがかなり気に入っているようだ。
それでも表彰台で厳しい表情を崩さなかった。

浅田真央はどのような演技にも「清楚さ」を感じる。
そうした印象を与えようとして、できるわけでない。
天性のものだ。
それに加えて、SPではかわいかった。
この選手はとにかく笑顔がよく似合う。

SP5位の鈴木明子がフリーで自己記録を更新する126.62点を出したが、合計185.22点で浅田真央にわずか0.05点及ばなかった。
鈴木明子はジャンプなどほぼすべての要素が完璧だった。
最後のスピンに入ると拍手が起こり、演技終了とともに感動が込みあげてきたようだ。
会心の出来栄えだった。
守りに入ったSPで大きく出遅れたことで、開き直れたのかもしれない。
うまく気持ちを切り替えてフリーに臨んだ。

羽生結弦はやはりフリーでスタミナが切れた。
最後は集中力も切れた。
が、何とか気力で乗り切り、フリーでも1位の得点を出した。
これは自信につながる。

高橋大輔はNHK杯3連覇を逃した。
若武者・羽生結弦の成長は目覚ましい。
小塚崇彦も織田信成も脅威を感じているだろう。
日本男子は世界最強である。
パトリック・チャンの調子次第で、ソチオリンピックの表彰台を独占しても不思議でない。
来春の世界選手権の代表3枠に入ること自体が大変だ。

◆書き加え1(11月25日)

浅田真央の清楚さは天性のものだ、と述べた。
が、どうも分かりにくい。
彼女の人間性と生き方そのものだ。
存在と深く関わる。
泉のように内側からわきあがる。

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浅田真央、視聴率の化け物…日本唯一のスーパースター

全日本フィギュアスケート選手権2011。
SP2位の浅田真央がフリーで逆転し、2年ぶり5度目の優勝を飾った。
放送はフジテレビだった。
その視聴率が公表された。

女子シングル。
12月25日放送のフリーの平均視聴率は、浅田真央など上位選手が登場した後半では26.7%だった(ビデオリサーチ調べ。関東地区)。
前半では17.2%だった。
跳ね上がったのがよく分かる。
関西地区でも26.7%だった。
地元の名古屋地区では29.9%だった。

また、瞬間最高視聴率は浅田真央の演技が終了し、得点が表示された前後だった。
関東地区では午後9時8分の36.9%だった。
仰天の数字だ。
関西地区では午後9時7分の36.3%だった。
名古屋地区では午後9時5分と9時7分の40.4%だった(40.0%との情報もある)。

⇒2011年12月26日「浅田真央優勝、天上の母へ金メダルのクリスマスプレゼント」はこちら。

浅田真央の人気は絶大であり、彼女が優勝に絡む展開では視聴率は化け物になる。
最愛の母・匡子さんを亡くした悲しみを乗り越えて出場したという特殊要因が大きく影響したにしろ・・・。
浅田真央が出場するかどうかは大会の放映権を買ったテレビ局にとり死活問題なのだ。

⇒2011年12月15日「浅田真央、全日本選手権2011出場…母・匡子さんへの供養」はこちら。

現代人の嗜好や趣味が多様化した。
スポーツでも歌謡・芸能の分野でも個人が圧倒的な人気を集める土壌や背景はなくなった。
浅田真央は日本における唯一のスーパースターといってよい。
彼女の人柄と生き様が国民的な共感(シンパシー)を得た結果である。
私は奇跡だと思う。

⇒2011年12月24日「浅田真央、明るい受け答え…笑顔に隠す深い悲しみ」はこちら。

また、12月24日放送のSPの平均視聴率は22.7%だった(ビデオリサーチ調べ。関東地区)。
GPファイナルを欠場した浅田真央が出場するということで、注目度が高まった。

⇒2011年12月23日「浅田真央の調子…全日本フィギュア選手権5度目の優勝へ」はこちら。

かたや、男子シングル。
12月23日放送のSPの平均視聴率は12.3%だった(ビデオリサーチ調べ。関東地区)。
見ようと思えば見られる祝日なのに低い。
12月24日放送のフリーの平均視聴率は19.6%だった。
女子シングルのSPに引き続いて放送されており、おそらく浅田真央の恩恵を受けている。

とはいえ、人気で大幅な遅れを取っていた男子シングルは次第に盛り返してきた。
大会会場が埋まるようになりつつある。

⇒2011年12月27日「高橋大輔、圧巻のSP、ボロボロのフリー、文句あるか!」はこちら。

高橋大輔の再生、小塚崇彦の進化、羽生結弦の登場が主因だろう。
全日本選手権を欠場した織田信成と合わせ、世界の頂点を狙える布陣が整った。
男子シングル史上、最強期を迎える。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

遠からず、男子シングルの人気は羽生結弦が引っ張っていくかもしれない。
彼はそうしたオーラを放つ。

⇒2011年12月25日「羽生結弦、気迫の表情、渾身の演技…全日本フリー最高得点!」はこちら。

                       ◇

全日本選手権の上位選手によるエキシビションが行われた。
高橋大輔や浅田真央が華麗な演技で観客を魅了した。

高橋大輔は映画「海の上のピアニスト」の劇中曲「ザ・クライシス」に溶け込むようなしっとりとした情感を表した。
そして、お馴染みのアンコール「マンボ」で会場を巻き込んだ。

トリを務めた浅田真央は袖や裾に水色をアレンジした白いドレスをまとい、管弦楽曲「ジュピター」に合わせて優雅に舞った。
アンコールでフリー「愛の夢」のしなやかなステップなどを再び・・・。

高橋大輔も浅田真央も「正月はゆっくりしたい」と数日間の休養を取る。
日頃の行いの悪い私は正月返上になる。
この違いは大きいぞ。

◆書き加え1(12月27日)

ブログを書くに当たり、個人で視聴率を取れる歌手や俳優を思い浮かべようとしたが、名前が出てこなかった。
嗜好や趣味が多様化しており、そうした土壌がなくなったことに気づいた。
歌手や俳優は概して選択がぶつかる。

スーパースターが生まれる可能性のあるのは唯一アスリート(スポーツ)だと気づいた。
例えば、マラソンやゴルフ、フィギュアスケートなどの競技間ではあまり選択がぶつからない。
「マラソンのだれそれが好きなので、ゴルフのだれそれが嫌い」というふうにならない。
なかでも国民の関心の高い個人競技ではスーパースターが生まれる余地を残している。

よほどの選手が現れれば、団体競技ではサッカーくらいか。
野球はもはや難しいだろう。

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羽生結弦、気迫の表情、渾身の演技…全日本フリー最高得点!

きのうのブログ「高橋大輔、圧巻4回転ジャンプ、完璧演技で全日本王者!」に続いて・・・。

⇒2011年12月24日「高橋大輔、圧巻4回転ジャンプ、完璧演技で全日本王者!」はこちら。

全日本フィギュアスケート選手権2011。
高橋大輔が2年ぶり5度目の優勝を飾った。
懸命に追い上げた小塚崇彦と羽生結弦は2位と3位だった。

1位 高橋大輔 254.60
2位 小塚崇彦 250.97
3位 羽生結弦 241.91
4位 町田樹 213.48

4位以下が伸びない。
欠場した織田信成を含めた4人との差が大きすぎる。
今後の成長を願う。
ちなみに、羽生結弦は3強と戦って自分の位置を確かめたかったと、織田信成の不出場を残念がった。
心意気よし!

⇒2011年12月13日「羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ」はこちら。

全日本選手権の上位3選手がそのまま来年3月に開催される「世界フィギュアスケート選手権2012フランス大会」の日本代表に選出される。

私は気が早い。
世界選手権での順位だが、遅れ気味の調整が進み、今季のピークを迎える小塚崇彦が表彰台の頂点をうかがう。
カナダのパトリック・チャンとの戦いに、高橋大輔が絡む展開になるのでなかろうか。
高橋大輔は現役続行の意思を固めるとともにスイッチが入り、前半に飛ばした。
好調疲れが出てくるかもしれない。
羽生結弦が色気を捨て、純粋に挑戦者の気持ちで大会に臨めるなら面白い。
ひょっとしてひょっとする。
男子シングルは日本勢が表彰台に2人のぼる。
1位と3位、もしくは2位と3位。

ところで、スポンサーがいるから成り立つわけだが、フェンスの広告がなければどんなにいいだろうと、テレビ放送のたびに思う。
演技を鑑賞するうえで非常に目障りである。

                       ◇

男子シングルのフリースケーティング(FS)がきのう行われた。

SPで大きな貯金をつくった1位の高橋大輔は冒頭の4回転トゥループで転倒した。
トリプルアクセルを決め、トリプルサルコウを決めた。
得意のステップでは歓声が起こった。
後半のトリプルアクセルで転倒した。
終盤のトリプルルッツのセカンドジャンプをトリプルトゥループにした。
が、最後のトリプルフリップで転倒した。
滑り終え、口を手で隠して「やっちゃった」とつぶやいた(おそらく)。

高橋大輔は前日の疲れが残っていたのか、フリーの緊張が強かったのか、早めにへばりが来たのか、いま一つ。
SPは96.05、フリーは158.55、合計は254.60。
SPのリードに守られ、何とか逃げ切った。

優勝が決まるフリーでは、高橋大輔といえど小塚崇彦の高得点はプレッシャーになった。
ジャンプでこれだけ転倒が重なると、素人の私には全体の印象がよろしくない。

順位の確定後、高橋大輔は自分のなかで優勝できていないと語った。
「勝った感じはしない」と苦笑い。
フリーで振るわなかった一因に、練習しすぎ、調整ミスを挙げた。
もうベテランなのだ。
ただ、攻めた結果の失敗だったので次につながるとも・・・。

高橋大輔はパトリック・チャンに4月の世界選手権で屈辱的な大差をつけられた。
50点近く。
その借りを返しに行く。

SPではスケーティングがよく伸びた。
スピンも含め、全体にスピーディになった。
基礎の見直しなどが利いている。

高橋大輔は再び日本男子の先頭に立ち、彼に続く選手に強い刺激を与えはじめた。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

                       ◇

SP2位の小塚崇彦は冒頭の4回転トゥループを決めた。
場内が沸く。
トリプルアクセル、トリプルルッツ−トリプルトゥループを決めた。
後半に入り、トリプルアクセルで転倒してコンビネーションにできなかった。
これはもったいない。
そのほかのジャンプは決めた。
全体によく滑るし、よく動く。
上半身の表現力が身につき、観客の心を捉えられるようになった。

貴公子の端正な演技にスタンディング・オベーションが起こった。
SPは85.60、フリーは165.37、合計は250.97。
高橋大輔にわずかに届かなかった。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

SPでは高橋大輔があまりにも凄くてかすんでしまったが、小塚崇彦も素晴らしかった。
着実に成長を遂げ、確実に調子を上げている。
不調から始まった今季は終盤が楽しみだ。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

                       ◇

SP4位の羽生結弦は冒頭の4回転トゥループを気持ちでこらえた。
トリプルアクセル、トリプルフリップを決めた。
後半、トリプルアクセル−トリプルトゥループ−ダブルトゥループを決めた。
ステップよし!
が、GPファイナルでしくじった最後のトリプルサルコウが1回転に抜けた。
滑り終え、落胆した表情を隠さなかった。
そして、「この脚め!」。
思いどおりに動かなかった脚を叩き、自分を責めた。
闘魂よし!

1位の得点をマークした。
が、SPでのミスが大きく響いた。
SPは74.32、フリーは167.59、合計は241.91。
昨季は4位で逃した世界選手権の初切符をつかんだ。

羽生結弦はだれよりも思いが強く前面に出ていた。
気迫の表情、渾身の演技。
非常に素晴らしい出来だった。
私は全日本選手権の男子シングルの演技で、彼のフリーにもっとも感動した。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

羽生結弦はソチオリンピックにピークを持っていけそうだ。
初出場の世界選手権は緊張が大きいかもしれないが、来季は噴火するのでないか。
高橋大輔と小塚孝彦の得点を上回る試合も出てくるかもしれない。
順調に育てば、来季の全日本選手権で頂点に立っている?

⇒2011年12月23日「羽生結弦は強気…高橋大輔と小塚崇彦を制し全日本初優勝へ」はこちら。

羽生結弦は東日本大震災で避難所暮らしを味わい、練習拠点の仙台のリンクを失った。
逆境のなかでたくましい進化を遂げた。

                       ◇

薬はコンディションにより毒になる。
それが、高得点を望める高難度ジャンプだ。
跳ぶか跳ばないかの判断は、大試合になるほど勝敗を左右する。
自分の状態だけでなく、ライバルの動向や得点も考慮しなくてならない。
男子では4回転ジャンプである。
浅田真央ならトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)である。

世界選手権で、男子シングルは4回転合戦になりそうだ。

                      ◇◆◇

高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月24日「高橋大輔、圧巻4回転ジャンプ、完璧演技で全日本王者!」はこちら。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

⇒2011年12月12日「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」はこちら。

⇒2011年11月17日「高橋大輔・大ちゃんの魅力…子犬のような人懐っこさ」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年10月29日「高橋大輔、燃え尽き症候群克服か…GPシリーズ&ファイナル」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

⇒2011年4月28日「高橋大輔、世界フィギュア優勝へのスイッチ」はこちら。

⇒2011年4月26日「高橋大輔は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年2月20日「高橋大輔、金メダル宣言…世界選手権東京大会」はこちら。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年4月16日「妹真央を兄大輔が気遣う春の園遊会」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、4回転失敗も銅メダル!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」はこちら。

⇒2010年2月17日「男子フィギュアSP、高橋3位、織田4位」はこちら。

                      ◇◆◇

小塚崇彦に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

⇒2011年10月22日「フィギュアGPシリーズ2011日程&出場選手…小塚と真央は?」はこちら。

⇒2011年10月3日「小塚崇彦、劇的成長の予感…自分が引っ張るしかない」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年4月27日「小塚崇彦、金メダルへの距離…世界選手権」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2010年12月10日「高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信」はこちら。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

⇒2010年11月10日「安藤美姫と小塚崇彦、アベック優勝の注目度」はこちら。

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高橋大輔、圧巻4回転ジャンプ、完璧演技で全日本王者!

きのうのブログ「羽生結弦は強気…高橋大輔と小塚崇彦を制し全日本初優勝へ」に続いて・・・。

⇒2011年12月23日「羽生結弦は強気…高橋大輔と小塚崇彦を制し全日本初優勝へ」はこちら。

全日本フィギュアスケート選手権2011。
男子シングルのショートプログラム(SP)がきのう行われた。
2年ぶり5度目の優勝を狙う高橋大輔が高得点を叩き出し、独走のトップに立った。
2連覇を狙う小塚崇彦が2位、町田樹が3位につけ、羽生結弦は4位と出遅れた。
織田信成は左膝のけがで欠場した。

1位 高橋大輔 96.05点
2位 小塚崇彦 85.60点
3位 町田樹  74.64点
4位 羽生結弦 74.32点

選手の緊張が高まる全日本選手権にはGPシリーズやGPファイナルにない面白さがある。
ただ、1位と2位、2位と3位の点差が開き、興味は3位と4位の争いに絞られた。
順当なら羽生結弦。

とはいえ、1位と2位の争いを含め、試合が終わるまで何が起こるか分からない。
選手は大変だが、私は混戦になることを願う。
2位〜4位は猛烈に頑張り、大会を盛り上げてほしい。
高橋大輔が大きく崩れることは考えにくい。

                       ◇

小塚崇彦は冒頭のトリプルフリップ−トリプルトゥループを落ち着いてきれいに決めた。
トリプルアクセル、トリプルルッツも決めた。
スピン、ステップをきちんとこなした。
全要素で加点を得た。

小塚崇彦はGPファイナルに出られなかった悔しさから練習に励み、コンディションを立て直した。
ディフェンディング・チャンピオンのプライドと貫禄を示した。
大衆受けが難しい選曲だが、おそらく自身の課題の克服を念頭に置いている。
演技に隙がなく、また切れ味が素晴らしかった。
いかにも洗練されたサラブレッド。

全神経を研ぎ澄ましてノーミスで滑り終え、右こぶしにぐっと力を込めた。
彼にしては珍しい。
きりっと引き締まった、実にいい表情だった。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

序盤の低迷はスケートシューズとの相性の悪さも一因だった。
2位に終わった「NHK杯」後に取り替え、しっかりと踏み込めるようになった。
今季初の納得の笑顔がこぼれた。

小塚崇彦は着実に成長を遂げており、来年3月にフランス・ニースで開催される「世界フィギュアスケート選手権2012」が楽しみだ。
調子のピークをもっていけそう・・・。

                       ◇

高橋大輔は冒頭の4回転トゥループ−トリプルトゥループのコンビネーションを決めた。
SPで自身初!
トリプルアクセル、ステップからのトリプルルッツも決めた。
スピンをこなし、ステップで魅せた。

完璧に滑り終え、右こぶしでガッツポーズを何度かつくった。
圧巻の演技に爆発的な歓声と拍手、そしてスタンディング・オベーションが起こった。
アイスリンクに投げ込まれた称賛と祝福の花束も半端でない。
ベテランとはいえ、絶大な人気を誇る。

小塚崇彦の得点はプレッシャーになるどころか、闘争心を掻き立てたようだ。
男・高橋大輔は果敢に攻め抜いた。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

得点が表示されると、絶叫にも近い歓声が沸き起こった。
キス・アンド・クライの高橋大輔は即座に立ち上がり、観客に大きく手を振った。

満面の笑みは、冒頭の4回転−3回転の連続ジャンプに成功したから・・・。
SPでの4回転は避けるはずだった。
が、プログラムに急きょ組み込んだ。

近年、カナダのパトリック・チャンなど世界のトップクラスが4回転ジャンプを決めている。
次世代の羽生結弦も…。
その現状に対し、自分も跳ばなければ生き残れないと危機感が募った。
また、負けず嫌いも頭をもたげた。
自信があったわけでなく、半信半疑の挑戦だった。
着氷の瞬間、会場がどよめいた。
おそらくファンさえも無謀と思っていた。

高橋大輔は昨季と別人である。
気持ちのスイッチが入り、目の光、顔の表情がまったく違う。
内面の充実が体全体から奔流のようにあふれ出て、演技が生きもののようだ。
SPで10点以上の大差をつけたが、フリーでも4回転ジャンプを跳ぶ。
安全策を取らない。

⇒2011年10月29日「高橋大輔、燃え尽き症候群克服か…GPシリーズ&ファイナル」はこちら。

なお、全日本選手権の得点は世界歴代最高として認定されない。
しかし、カナダのパトリック・チャンが持つSPの最高記録を3.03点も上回った。
私が絶句する出来映えだった。

⇒2011年12月12日「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」はこちら。

                       ◇

羽生結弦は冒頭の4回転−3回転の連続ジャンプが単発の3回転になり、しかも着氷がかなり乱れた。
トリプルアクセルは決めた。
トリプルルッツは両手を上げたダブルトゥループをつけた。
が、最後のスピンは評価がレベル3からレベル2に見直されるおまけ付き。
演技全体に勢いと精彩を欠いた。
自分に自信を持てなかったと振り返った。

公式練習では4回転ジャンプの成功率が一番高かったが、直前の練習ではおかしかった。
羽生結弦は最終滑走で気負いがあったのか、高橋大輔の高得点に動揺したのか・・・。
本人は初優勝を狙っていた。
欲が出ると、緊張が膨らみやすく、ミスが出る。
フィギュアスケートはつくづく難しい。
それも17歳の彼にはいい勉強になる。

羽生結弦は初の世界選手権出場を組み込んでシーズン設計を行っており、全日本選手権の表彰台には何が何でものぼりたいところ。
フリーでの巻き返しを期待したい。
開き直ることだ。
町田樹は勝負をかけてくる。

⇒2011年12月13日「羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ」はこちら。

男子シングルのフリースケーティング(FS)はきょう行われる。
高橋大輔の全日本王者復活は動かないだろう。
おめでとう!

◆フジテレビ系列での放送予定は以下のとおり(確認のこと)。

◇12月24日(土) 19時〜23時10分 女子SP&男子フリースケーティング(FS)

◇12月25日(日) 19時〜21時55分 女子フリー

◇12月26日(月) 19時〜20時54分 エキシビション(EX)
All Japan メダリスト・オン・アイス

メインキャスターは国分太一、高島彩、解説は八木沼純子、本田武史(男子)、荒川静香(女子)。

                      ◇◆◇

高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

⇒2011年12月12日「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」はこちら。

⇒2011年11月17日「高橋大輔・大ちゃんの魅力…子犬のような人懐っこさ」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年10月29日「高橋大輔、燃え尽き症候群克服か…GPシリーズ&ファイナル」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

⇒2011年4月28日「高橋大輔、世界フィギュア優勝へのスイッチ」はこちら。

⇒2011年4月26日「高橋大輔は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年2月20日「高橋大輔、金メダル宣言…世界選手権東京大会」はこちら。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年4月16日「妹真央を兄大輔が気遣う春の園遊会」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、4回転失敗も銅メダル!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」はこちら。

⇒2010年2月17日「男子フィギュアSP、高橋3位、織田4位」はこちら。

                      ◇◆◇

小塚崇彦に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

⇒2011年10月22日「フィギュアGPシリーズ2011日程&出場選手…小塚と真央は?」はこちら。

⇒2011年10月3日「小塚崇彦、劇的成長の予感…自分が引っ張るしかない」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年4月27日「小塚崇彦、金メダルへの距離…世界選手権」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2010年12月10日「高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信」はこちら。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

⇒2010年11月10日「安藤美姫と小塚崇彦、アベック優勝の注目度」はこちら。

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羽生結弦は強気…高橋大輔と小塚崇彦を制し全日本初優勝へ

全日本フィギュアスケート選手権2011。
男子シングルは日本王者の座をかけ、きょうショートプログラム(SP)、あすフリースケーティング(FS)が行われる。
放送はフジテレビ系例。

最大の注目は、高橋大輔と小塚崇彦のライバル対決。
小塚崇彦はフィギュアスケートグランプリシリーズの「NHK杯」では本調子と程遠かった。
あれから1カ月以上の猶予が与えられ、コンディションを整えて臨んでくるはずだ。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

もう一つの注目は、先ごろ行われたフィギュアスケートグランプリファイナルに出場し、4位と健闘した羽生結弦。
GPシリーズ最終戦の「ロシア杯」で初優勝を飾り、上位6選手に滑り込んだ。
これにより小塚崇彦などのファイナル進出は断たれた。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

男子シングルはこのところ高橋大輔、小塚崇彦、織田信成の3選手が日本を代表してきた。
私は、今季の全日本選手権では表彰台の一角に羽生結弦が食い込むかもしないと思った。
しかし、昨季の全日本選手権で2位に入った織田信成が左膝故障のために欠場することが決まった。
4選手による熾烈な争いの興味はなくなった。

⇒2011年12月13日「羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ」はこちら。

全日本選手権は来年3月にフランス・ニースで開催される世界フィギュアスケート選手権2012の最終代表選考会を兼ねる。
全日本選手権で表彰台にのぼることは、世界選手権の日本代表になることとほとんどイコールだ。

                       ◇

GPファイナルのフリー、羽生結弦は高橋大輔に続いて演技を行った。
彼が登場したとき、アイスリンクにはまだ大歓声が渦巻いていた。
高橋大輔が会心の演技で観客を総立ちにさせた。
同じ日本勢がいい流れをつくったとはいえ、やりにくい。
ところが、羽生結弦は4回転トゥループを決めるなどして自己ベストを更新し、合計でも自己ベストを更新した。
GPシリーズロシア杯のSP、フリー、GPファイナルのSPと、3回とも決められなかったのに…。
現地で17歳の誕生日を迎えたばかりで見事なファイナルデビューを飾った羽生結弦を、観客はスタンディング・オベーションで称えた。
しかし、僅差で表彰台に届かなかった悔しさは残った。

羽生結弦は終了後の記者会見で、GPファイナルの経験を全日本選手権、世界選手権につなげたいと語った。
シニア転向2年目のシーズンで手ごたえを感じているのだろう、本人は世界選手権への出場を前提にしていた。
表情は柔和であどけなさが残るが、かなりの強気である。

                       ◇

今季の全日本選手権は、GPファイナルでSP5位から総合2位まで巻き返した高橋大輔と、昨季の全日本選手権で初優勝を飾り世界選手権で銀メダルに輝いた小塚崇彦の一騎打ちになる。
とはいえ、小塚崇彦は安定感を欠いており、順当なら高橋大輔が制する。
羽生結弦がそこに割って入る展開になれば、大会はおおいに盛りあがる。

公式練習では高橋大輔と小塚崇彦は4回転ジャンプの成功率が低い。
試合では厳しいだろう。
羽生結弦がSPでもフリーでも高難度ジャンプを決めて初優勝を飾るようだと、日本の男子シングルは活性化する。

羽生結弦は昨季の全日本選手権で先の3選手に表彰台を譲った。
自身と地元が東日本大震災に苦しみ抜いた今年一年をいい形で締めくくろうと意気込んでいる。
世界選手権初出場は間違いない。

◆書き加え1(12月23日)

このブログは午後5時にアップする予定の書き溜め記事だった。
ところが、私が家人への指示を誤り、午後7時30分頃にずれ込んだ。

男子シングルSPが終わった。
小塚崇彦は冒頭のトリプルフリップ−トリプルトゥループをきれいに決めた。
トリプルアクセル、トリプルルッツも決めた。
スピン、ステップをきちんとこなした。
ノーミスで滑り終え、彼にしては力の入ったガッツポーズを取った。
昨季の日本王者のプライドを示した。
GPファイナルに出られなかった悔しさから練習に励み、コンディションを立て直したのか・・・。
大衆受けが難しい選曲だが、おそらく自身の課題の克服を念頭に置いている。
小塚崇彦は演技に隙がなく、また切れ味が素晴らしかった。
いかにも洗練されたサラブレッド。
きりっと引き締まったいい表情だった。

                       ◇

高橋大輔は冒頭の4回転トゥループ−トリプルトゥループを決めた。
跳ばないと言っていたが…。
トリプルアクセル、ステップからのトリプルルッツも決めた。
スピンをこなし、ステップで魅せた。
完璧に滑り終え、左右それぞれの腕で派手なガッツポーズをつくった。
圧巻の演技に大きな歓声と拍手、そしてスタンディング・オベーションが起こった。
アイスリンクに投げ込まれた花束も凄い。
小塚崇彦の得点はプレッシャーになるどころか、闘争心を掻き立てたようだ・・・。
男・高橋大輔は攻め抜いた。
得点が表示されると、絶叫にも近い歓声が沸き起こった。
キス・アンド・クライの高橋大輔は即座に立ち上がり、観客に大きく手を振った。
これ以上は考えられないといった出来映えだった。
私は言葉がない。

                       ◇

羽生結弦は冒頭の4回転が抜けて3回転になり、着氷も乱れた。
コンビネーションジャンプにならなかった。
トリプルアクセルは決めた。
トリプルルッツは両手を上げたダブルトゥループをつけた。
演技全体に勢いと精彩を欠いた。
公式練習では4回転ジャンプの成功率が一番高かったが、直前の練習ではおかしかった。
羽生結弦は最終滑走で気負いがあったのか、高橋大輔の高得点に圧倒されたのか・・・。
欲が出ると、ミスが出る。
フィギュアスケートはつくづく難しい。

                       ◇

1位 高橋大輔 96.05点
2位 小塚崇彦 85.60点
3位 羽生結弦 74.82点
4位 町田樹  74.64点

選手の緊張が高まる全日本選手権にはGPシリーズやGPファイナルにない面白さがある。
ただ、上位の点差が開き、興味は3位と4位の争いに絞られた。
フリーの町田樹が楽しみだ。

◆書き加え2(12月24日)

大会本部が羽生結弦の得点を当初発表の74.82点から74.32点に訂正した。
「レベル3」と認定した軸足を替えるスピンを「レベル2」に見直したためだ。
これによりSPの順位は羽生結弦が町田樹と入れ替わり、3位から4位に落ちた。

1位 高橋大輔 96.05点
2位 小塚崇彦 85.60点
3位 町田樹  74.64点
4位 羽生結弦 74.32点

羽生結弦にフリーでの巻き返しを期待したい。

◆フジテレビ系列での放送予定は以下のとおり(確認のこと)。

◇12月23日(金) 19時〜20時54分 男子ショートプログラム(SP)

◇12月24日(土) 19時〜23時10分 女子SP&男子フリースケーティング(FS)

◇12月25日(日) 19時〜21時55分 女子フリー

◇12月26日(月) 19時〜20時54分 エキシビション(EX)
All Japan メダリスト・オン・アイス

メインキャスターは国分太一、高島彩、解説は八木沼純子、本田武史(男子)、荒川静香(女子)。

                      ◇◆◇

全日本フィギュアスケート選手権2011に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

⇒2011年12月15日「浅田真央、全日本選手権2011出場…母・匡子さんへの供養」はこちら。

⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

⇒2011年12月13日「羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ」はこちら。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

⇒2011年12月4日「鈴木明子、フィギュア人生の仕上げ…摂食障害が彼女を強くした」はこちら。

⇒2011年11月18日「村上佳菜子と山田満知子コーチ、ソチ五輪への本気」はこちら。

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高橋大輔、「どうだ! 小塚君!」…全日本選手権で一蹴

「第80回全日本フィギュアスケート選手権大会」が2011年12月22日(木)〜12月26日(月)、大阪・門真のスポーツセンター・なみはやドームで行われる。
今季の日本一を決めるとともに、来年3月にフランス・ニースで開催される世界フィギュアスケート選手権2012の代表最終選考会を兼ねる。
日本の出場枠は男女各3人。

小塚崇彦は今季、多くの課題の克服に取り組んで若干の混乱が生じたのか、それとも調整の時間が足りなかったのか、フィギュアスケートグランプリファイナル2011への進出を逃した。
その分、全日本フィギュア選手権2011へ向けて練習をじっくりと積むことができた。
昨季は初優勝を飾り、今季は連覇がかかる。
それが実力かどうか、真価が問われる。
本人はいい意味での“欲”が出てきて、いくらか焦り気味かもしれない。
成長期に特有の現象であり、それもよし・・・。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

小塚崇彦に立ちはだかるのは、GPファイナル銀メダルの高橋大輔である。
昨季の宙ぶらりんの精神状態から脱し、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)までの現役続行を誓った。
体力的にピークを過ぎていることは承知のうえだ。
3年後の表彰台を見据えた取り組みを始めた。
今季はスケーティングの基礎を引き上げながら、演技の幅を広げている。

⇒2011年10月29日「高橋大輔、燃え尽き症候群克服か…GPシリーズ&ファイナル」はこちら。

織田信成が5月に痛めた左膝の回復を優先させるため、全日本選手権を欠場することを決めた。
3季連続で世界選手権に出場していたので無念だろう。
私は全日本選手権で羽生結弦が表彰台の一角を占める可能性があると述べたが、それが確実になった。

⇒2011年12月13日「羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ」はこちら。

全日本選手権は上位3選手の順位が変わるくらいで、大きな波乱は起こらない。
これは、あさってのブログ「浅田真央の調子…全日本フィギュア選手権5度目の優勝へ」で述べる女子についても同じ(私のブログは大半が書き溜め記事である)。

                       ◇

高橋大輔と小塚崇彦はオリンピックでの金メダルを目指して再スタートを切った。
その二人がGPファイナルの出場権をかけて戦ったのがGPシリーズ「NHK杯」だった。
高橋大輔は「スケートカナダ」で、小塚崇彦は「スケートアメリカ」で3位に留まった。
1位は無条件でGPファイナル進出を果たす。
が、2位はきわめて微妙だ。

高橋大輔は昨季の世界選手権でのアクシデントと惨敗により、萎えた気持ちにスイッチが入った。
膝の手術で残っていたボルトを取り除き、リハビリに努めた。
その後フランスへ渡り、高難度ジャンプの精度を高めるためにも土台のスケーティングを見直した。
バレエレッスンなども貪欲に取り入れた。

また、SPもフリーもイメージを変えた。
とくにフリーで初めてブルースに挑んだ。
表現力に秀でた高橋大輔ならではの渋い選曲である。
本人は解釈や表現が難しいと語っていたが…。

⇒2011年12月12日「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」はこちら。

高橋大輔はSPで充実した滑りを見せ、自己ベストで世界歴代3位となる高得点をマークした。
フリーでジャンプにミスが出たものの、芸術作品のような味わいのある演技を見せた。
で、「どうだ! 小塚君!」のどや顔。

よっ、男・大輔!
私は五臓六腑が熱くなった。
念のために述べれば、「どうだ!」の後の「小塚君!」という気持ちはさらさらなかったと思う。

⇒2011年11月17日「高橋大輔・大ちゃんの魅力…子犬のような人懐っこさ」はこちら。

もっとも、経験と実績が十分のベテラン・高橋大輔は、今季と来季をオリンピックへの通過点と位置づけている。
目先の結果はそれほど求めていない。

かたや、小塚崇彦。
弱点とされる表現力の強化の真っ只中で苦闘している。
しかも、表情(顔)と体全体を通した表現力である。
両方とも長年、不得手としてきた。
そこに注意力を奪われるせいか、SPでもフリーでも波に乗れず、何とか滑りきるという演技に留まった。
精彩を欠いた。
終了後に悔しさがはっきりと伺えたのは、彼の成長を物語る。

小塚崇彦は昨季に乗り越えたと思った高橋大輔の高い壁に跳ね返された。
1位と2位の二人の得点差は25点ほどついた。
しかし、「スケートアメリカ」よりもプログラムがこなれ、得点を大きく伸ばした。

誤解を恐れずに述べれば、センスと頭で滑る小塚崇彦の端正に対し、エモーションと内臓で滑る高橋大輔の泥臭さ。
日本男子を代表するトップ2は演技が対照的だ。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

結局、羽生結弦が最終戦の「ロシア杯」で勝利を収め、小塚崇彦はGPファイナル進出を逃した。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

                       ◇

世界選手権では4回転ジャンプを跳ばないと昨季の世界王者、カナダのパトリック・チャンに勝てない。
演技の完成度を高めて総合力で戦うやり方は高得点の彼に通用しない。
その意味で、全日本選手権も二人にとっては通過点にすぎない。
好調を維持するチャンの得点にどこまで肉薄できるか・・・。

とはいえ、二人のコンディションは整いつつある。
日本王者の座を奪い合う全日本選手権での激突が楽しみだ。
小塚崇彦が高橋大輔にリベンジするのか。
それとも高橋大輔が小塚崇彦を一蹴するのか。

                       ◇

◆フジテレビ系列での放送予定は以下のとおり(確認のこと)。

◇12月23日(金) 19時〜20時54分 男子ショートプログラム(SP)

◇12月24日(土) 19時〜23時10分 女子SP&男子フリースケーティング(FS)

◇12月25日(日) 19時〜21時55分 女子フリー

◇12月26日(月) 19時〜20時54分 エキシビション(EX)
All Japan メダリスト・オン・アイス

メインキャスターは国分太一、高島彩、解説は八木沼純子、本田武史(男子)、荒川静香(女子)。

◆書き加え1(12月22日)

私はふと不安に思った。
このブログのタイトル「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」の「一蹴」を「ひとけり」と読む人がいるのでないかと・・・。
そうでなく「いっしゅう」と読む。

スケートシューズのなかには「エッジ」が付いているものもあり、「ひとけり」だと危ない。

私は、高橋大輔と小塚崇彦の男の友情を壊したくないのだ。
すべての日本選手を応援している。

                      ◇◆◇

高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月12日「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」はこちら。

⇒2011年11月17日「高橋大輔・大ちゃんの魅力…子犬のような人懐っこさ」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年10月29日「高橋大輔、燃え尽き症候群克服か…GPシリーズ&ファイナル」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

⇒2011年4月28日「高橋大輔、世界フィギュア優勝へのスイッチ」はこちら。

⇒2011年4月26日「高橋大輔は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年2月20日「高橋大輔、金メダル宣言…世界選手権東京大会」はこちら。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年4月16日「妹真央を兄大輔が気遣う春の園遊会」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、4回転失敗も銅メダル!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」はこちら。

⇒2010年2月17日「男子フィギュアSP、高橋3位、織田4位」はこちら。

                      ◇◆◇

小塚崇彦に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

⇒2011年10月22日「フィギュアGPシリーズ2011日程&出場選手…小塚と真央は?」はこちら。

⇒2011年10月3日「小塚崇彦、劇的成長の予感…自分が引っ張るしかない」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年4月27日「小塚崇彦、金メダルへの距離…世界選手権」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2010年12月10日「高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信」はこちら。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

⇒2010年11月10日「安藤美姫と小塚崇彦、アベック優勝の注目度」はこちら。

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羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ

きのうのブログ「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」に続いて・・・。

⇒2011年12月12日「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」はこちら。

高橋大輔とともに、カナダ・ケベックで開催されたフィギュアスケートグランプリファイナルに出場したのが羽生結弦(はにゅう・ゆづる)だった。
当地で17歳の誕生日を迎えた注目の成長株である。

シニア2年目の今季はバタバタの状態だった。
東日本大震災で仙台の自宅が被災し、避難所暮らしも経験した。
練習拠点のスケートリンクが使用不能になり、各地のアイスショーに参加して練習時間を確保した。
被災地の人々を勇気づけると心に誓い、シーズンに突入した。

ところが、羽生結弦はグランプリシリーズ中国杯で4位に終わった。
GPファイナル進出には優勝以外にないという追い詰められたなかで、ロシア杯を制した。
むろん、GPシリーズ初優勝だった。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

                       ◇

羽生結弦はGPファイナルの公式練習でジャンプが安定していた。
試合前、緊張を和らげるかのように「平常心」を口にした。
硬くなっている証拠だ。

男子ショートプログラム(SP)。

羽生結弦は 79.33点で僅差の4位につけた。
冒頭の4回転と3回転の連続ジャンプは、最初の着氷で手をつき、次が跳べなかった。
それでも3回転をその後の3回転ルッツの後に加え、点数を挽回した。
が、スピンでミスが出た。
本人によれば、会場の雰囲気に飲まれた。

男子フリースケーティング(FS)。

SP4位の羽生結弦は166.49点でFS3位。
自己ベストを更新したものの、合計245.82点で4位。
表彰台まで2点ちょっと届かなかった。

羽生結弦は冒頭の4回転トゥループを鮮やかに決めた。
そして、3回転を含む連続ジャンプもノーミスでこなした。
さらに、終盤のステップでおおいに魅せた。
しかし、ここで精根尽きた。
最後のトリプルサルコウで左手をついた。

足にきたのだろう。
羽生結弦は大人の体力が備わっていない。
疲労で集中力を失った・・・。

羽生結弦は小顔で手足がすらっと長く、フェイスもスタイルも抜群にいいので、演技が大きく美しく見える。
体の柔軟性も関係している。
とても得である。
私は2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)が非常に楽しみだ。

羽生結弦は終了後、「海外で認められたが、過信せずにしっかりと全日本フィギュア選手権に挑みたい」と先を見据えた。
世界フィギュア選手権への出場を明らかに狙っている。
このところ波乱がなかったが、高橋大輔・織田信成・小塚崇彦と熾烈な代表選考争いになりそうだ。
トップ3が入れ替わるかもしれない。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

                       ◇

小塚崇彦は世界選手権の代表最終選考会となる全日本選手権へ向け、遅れ気味の調整に努めている。
世界の頂点に立とうと、大きな課題の克服に取り組む彼には何よりも練習の時間が必要だ。
このブログで述べたとおり、GPファイナル進出を逃したことは彼に幸いだった。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

                       ◇

村上佳菜子はシニア転向の昨季、目覚ましい成長を遂げた。
滑るたびによくなった。
が、それも一服…。
ソチオリンピックをにらんで課題の克服に立ち向かう。
あえて苦手なジャンプなどをプログラムに取り入れており、得点を伸ばせない。
焦りは不要だ。

⇒2011年11月18日「村上佳菜子と山田満知子コーチ、ソチ五輪への本気」はこちら。

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羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011

フィギュアスケートグランプリシリーズ2011(GPシリーズ2011)第6戦「ロシア杯」。
男子のフリースケーティング(FS)が行われた。

ショートプログラム(SP)で2位につけていた羽生結弦(はにゅう・ゆづる)が逆転してGPシリーズ初優勝、グランプリファイナル2011(GPファイナル2011)初進出を決めた。
おめでとう!
スペインのハビエル・フェルナンデスは2位。
SP1位のアメリカのジェレミー・アボットは3位。
羽生結弦と同じ24ポイントを獲得した小塚崇彦は優勝がなかったことで、GPファイナル進出を逃した。

注目のフリー、羽生結弦は冒頭の4回転ジャンプの着氷で両手をつくなどミスが出たが、最後まで落ち着いて滑った。
自己ベストを7点以上更新、合計でも自己ベストを13点以上更新・・・。
フリーの出来に自ら合格点と顔をほころばせた。

羽生結弦は高橋大輔・織田信成・小塚崇彦の“御三家”を脅かす存在に成長した。
最大3枠の2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)の日本代表候補、さらに金メダル候補に名乗りを上げた。
男子は活性化によるレベルアップが図られそう。
結局、ロシア杯は浅田真央と羽生結弦がアベック優勝を遂げた。
気持ちいい・・・。

羽生結弦は宮城県生まれ、東北高校在籍の16歳の新鋭。
2009年ジュニアGPファイナル優勝。
2010年世界ジュニア選手権優勝、全日本選手権4位。
2011年四大陸選手権2位。

羽生結弦は3月11日、アイスリンク仙台で練習中に「東日本大震災」に遭遇した。
自宅も被害を受け、家族と避難所で数日過ごした。
練習拠点が4カ月以上閉鎖になり、リンクを求めて全国を転々とした。

死の恐怖に直面した出来事は、人生と競技に対する考え方に変化をもたらした。
あって当然と思っていたものやことが消え、一つひとつを大事にするようになった。
羽生結弦はチャリティーイベントに約60回出演した。
練習時間をつくるため、会場に早く入った。
また、ショーとはいえ、試合のつもりで滑った。
気持ちを切らすことなく、努力を精一杯積み重ねた。

羽生結弦は震災直後、スケートをやることに強いためらいを感じた。
しかし、元気に滑るところを見てもらい、被災地の人々の力になりたいと考えた。
逆境をバネにしてつかんだGPシリーズ初優勝、GPファイナル初進出の快挙により、その思いは故郷に届けられた。

                       ◇

このブログで述べたとおり、小塚崇彦はGPファイナル進出を逃してよかった。
いま必要なのは、シーズンの総括となる世界フィギュアスケート選手権2012の代表最終選考会を兼ねる全日本フィギュアスケート選手権2011へ向けてコンディションを整えることだ。
練習に打ち込める時間をしっかりと取れることは、彼に味方するだろう。
もっとも、浅田真央は小塚崇彦と一緒に出場できない。
さみしさは隠せない・・・。

以下に、「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」と題する2011年11月26日のブログをそのまま収める。

                      ◇◆◇

きのうのブログ「浅田真央、跳びたいから跳ぶのは幼い…GPシリーズ2011」に続いて・・・。

⇒2011年11月25日「浅田真央、跳びたいから跳ぶのは幼い…GPシリーズ2011」はこちら。

フィギュアスケートグランプリシリーズ2011(GPシリーズ2011)第6戦「ロシア杯(ロシア大会)」。
女子シングルのショートプログラム(SP)が行われた。

NHK杯2位(13ポイント)の浅田真央は 64.29点でライバルを押さえてトップに立った。
NHK杯3位(11ポイント)のロシアのアリョーナ・レオノワ(アリーナ・レオノワ)は 63.91点で2位。
世界ジュニア女王で中国杯3位(11ポイント)のロシアの新星、アデリナ・ソトニコワは 57.79点で3位。
今井遥は 55.20点で6位。

⇒2011年11月23日「浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会」はこちら。

浅田真央は迷わず、確実に跳ぶことを選んだ。
SPではジャンプのミスが大きく得点に響く。
トリプルアクセルをダブルアクセルにする安全策で臨み、波に乗った。
冒頭でしくじると、後の演技に引きずりやすい。
すべてのジャンプをきれいに決めた。
また、一つひとつの要素を丁寧にこなした。
終盤のストレートステップで最高難度のレベル4を得た。
得点はNHK杯をかなり上回った。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

浅田真央は自信を取り戻し、演技が落ち着いていた。
千夜一夜物語「シェヘラザード」の王妃を彼女らしく表現した。
また、滑りのスピードが増した。
長い手足を生かした動きは大きい。
カメラが引かないと滑りや動きについていけない。
私は採点方法を分かっているわけでないが、浅田真央とアリョーナ・レオノワの演技は二人の得点差よりも開いていると感じた。

浅田真央は、GPシリーズでは2008年のNHK杯以来3年ぶりの優勝へ向けて好スタートを切った。
このときもSPでトップに立った。
フリースケーティング(FS)はきょう行われる。
放送はテレビ朝日系列で午後6時58分〜9時、男子SPを含む。
浅田真央は2位以内に入れば、GPファイナルへの3季ぶりの進出が自動的に決まる。
心のなかで、「たかちゃん、ごめんね」と言うのか。
小塚崇彦はファイナル進出が微妙・・・。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

以下に、「浅田真央、納得の笑顔…ソチ五輪金メダルへ確かな手応え」と題する2011年11月13日のブログをそのまま収める。

                      ◇◆◇

きのうのブログ「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」に続いて・・・。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

フィギュアスケートグランプリシリーズ(GPシリーズ)2011。
第4戦「NHK杯」が北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われている。
きのうは女子フリースケーティング。

ショートプログラム(SP)首位の鈴木明子が逃げ切り、2009年中国杯以来2度目のGPシリーズ優勝。
12月にカナダで開催される、上位6選手が競うグランプリファイナル(GPファイナル)2011進出を決めた。
SP3位の浅田真央はフリー1位。
が、わずかに及ばず、2位に留まった。

                       ◇

浅田真央はフリーでリストの「愛の夢」を滑り終え、リンクで幾度もうなずいた。
現時点でベストの演技を行えたという納得の笑顔だった。
会場の温かい拍手はなかなか鳴りやまない・・・。

浅田真央はSPで失敗した冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を回避した。
佐藤信夫コーチからダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を跳んでいたら得点が伸びたと諭された。
このジャンプを確実に決めるとリズムに乗り、2回転半−3回転トーループの連続ジャンプなどを決めた。
スピンとステップも見事だった。

同じ曲を2季連続で用いるのは異例だ。
そこにはプログラムを不完全で終わらせてしまったという後悔がある。
演技の完成度が高まって当然とはいえ、昨季と見違えるほどの出来栄えだった。
一連の動きが大きく、やわらかく、美しい。
しなやかな緩急が素晴らしい。
だれも彼女に及ばない。

SPの「シェヘラザード」とフリーの「愛の夢」の組み合わせは最高だ。
フィギュアスケーター浅田真央の魅力を余すところなく伝えられるプログラムといえよう。
かすかなユーモアを含んだ軽快さと明るさ、しっとりとした優雅さ(エレガンス)と美しさ。
2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)のために取っておきたいくらいだった。

私自身は、浅田真央の復調は今季後半、完全復活は来季後半で十分と考えていた。
順調すぎてむしろ怖い。
オリンピックの中間では、一流選手は落ちるだけ落ちるのもよし。
オリンピックシーズンにピークを持っていけた選手が表彰台の頂点に立てる。
いまの勝敗に一喜一憂すべきでない。
NHK杯2位という結果は彼女にとり幸運だった。

私が最近まで天才少女だと思っていた浅田真央。
彼女はフィギュアスケーターとして成熟を目指す時期に差しかかった。
世界トップクラスとしての選手寿命はそれくらい短い。
昨季苦しみ抜いたどん底の体験が彼女のスケーティングのレベルを大きく引き上げた。

浅田真央はもともと持っていた精神面の強さに磨きがかかった。
それ以前に、人間的に成長した。

佐藤信夫コーチの指導を受けるようになり、1年が経った。
とくに厳しく要求されてきたスケーティングのスピードがおおいに増した。
速いのみならず、滑らかだ。
粘り強く積み重ねてきた努力がようやく自信となって表れはじめている。

さらに、浅田真央は表現力が格段に向上した。
残る課題は、得点を伸ばせるジャンプだ。
私はNHK杯の演技を見て、浅田真央がソチオリンピック金メダルへの確かな手応えをつかんだと感じた。

                       ◇

鈴木明子はNHK杯1位という結果に、インタビューで申し訳ないと語った。
何と“人がいい”ことか。
ジャンプでミスが出たが、落ち着いて滑り切った。
26歳のベテランの頑張りは日本選手に励みとなる。

                      ◇◆◇

小塚崇彦に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

⇒2011年10月22日「フィギュアGPシリーズ2011日程&出場選手…小塚と真央は?」はこちら。

⇒2011年10月3日「小塚崇彦、劇的成長の予感…自分が引っ張るしかない」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年4月27日「小塚崇彦、金メダルへの距離…世界選手権」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2010年12月10日「高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信」はこちら。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

⇒2010年11月10日「安藤美姫と小塚崇彦、アベック優勝の注目度」はこちら。

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フィギュアGPシリーズ2011日程&出場選手…小塚と真央は?

フィギュアスケートグランプリシリーズ(GPシリーズ)2011が開幕する。
男子は世界選手権銀メダルの小塚崇彦、女子は新鋭の村上佳菜子に期待が集まる。
注目の浅田真央は復活を果たせるか。
世界選手権金メダルの安藤美姫、オリンピック金メダルの金妍児(キム・ヨナ)は休養・欠場する。
私は安藤美姫の演技が見られないのがさみしい。

小塚崇彦は「スケートアメリカ」と札幌開催の「NHK杯」に出場する。
日本男子のエースという自覚が芽生えた。
振り付けにこだわっており、表現面で格段の進歩を遂げる。
昨シーズンとオフシーズンの疲れが残っていなければ、相当な活躍を見せるだろう。
顔つきも男らしくなった。

高橋大輔は「スケートカナダ」と「NHK杯」に出場する。
2008年に手術した右ひざからボルトを抜いた。
フリースケーティングで新境地のブルースに挑む。

浅田真央は「NHK杯」と最終戦の「ロシア杯」に出場する。
佐藤信夫コーチの指導で取り組む“滑り”の矯正を少しでも進めたいからだろう。
逆に言えば、まだ時間がかかるということ。
フリーは昨シーズンに続いて「愛の夢」を舞うので、完成度は高まる。
浅田真央はGPファイナル進出を2シーズン連続で逃している。

村上佳菜子は「中国杯」と「フランス杯」に出場する。
昨シーズンのGPファイナルで3位に入って自信をつけた。
ショートプログラム(SP)で3回転−3回転ジャンプの難度を上げ、高得点を狙う。

GPシリーズは今シーズンから、直近の世界選手権上位者は3試合にエントリーできるように変わった。
しかし、調整が難しいのか、疲労が大きいのか、2試合どまり(不確か)。
2試合の得点上位6人がフィギュアスケートグランプリファイナル(GPファイナル)2011へ進出。

なお、フランス・ニースで来春開催される「世界フィギュアスケート選手権2012」の最終選考会は「全日本フィギュアスケート選手権2011」になる。
が、GPシリーズのランキングなども考慮されるようだ。

                       ◇

フィギュアスケートグランプリシリーズ(GPシリーズ)&グランプリファイナル(GPファイナル)2011の日程とおもな出場選手(予定)は以下のとおり。

第1戦◆GPシリーズ アメリカ大会(スケートアメリカ)
日程:2011年10月21〜23日
男子:小塚崇彦、村上大介、フローラン・アモディオ(フランス)
女子:今井遥、アリサ・シズニー(米国)、カロリナ・コストナー(イタリア)

第2戦◆GPシリーズ カナダ大会(スケートカナダ)
日程:2011年10月28〜30日
男子:高橋大輔、パトリック・チャン(カナダ)
女子:鈴木明子、アリョーナ・レオノワ(ロシア)、長洲未来(米国)

第3戦◆GPシリーズ 中国大会(中国杯)
日程:2011年11月4〜6日
男子:織田信成、羽生結弦、アルトゥール・ガチンスキー(ロシア)、ブライアン・ジュベール(フランス)
女子:村上佳菜子、長洲未来

第4戦◆GPシリーズ 日本大会(NHK杯)
日程:2011年11月11〜13日
男子:小塚崇彦、高橋大輔、町田樹、トマシュ・ベルネル(チェコ)
女子:浅田真央、鈴木明子、石川翔子、キーラ・コルピ(フィンランド)、レオノワ

第5戦◆GPシリーズ フランス大会(フランス杯)
日程:2011年11月18〜20日
男子:織田信成、チャン、アモディオ、ジュベール
女子:村上佳菜子、シズニー、コストナー

第6戦◆GPシリーズ ロシア大会(ロシア杯)
日程:2011年11月25〜27日
男子:羽生結弦、ガチンスキー、ベルネル
女子:浅田真央、今井遥、コルピ、レオノワ

◆GPファイナル(カナダ)
日程:2011年12月8〜11日
選手:男女ともGPシリーズの上位6人

                      ◇◆◇

小塚崇彦に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年10月3日「小塚崇彦、劇的成長の予感…自分が引っ張るしかない」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年4月27日「小塚崇彦、金メダルへの距離…世界選手権」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2010年12月10日「高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信」はこちら。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

⇒2010年11月10日「安藤美姫と小塚崇彦、アベック優勝の注目度」はこちら。

                      ◇◆◇

安藤美姫に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年10月2日「安藤美姫、完全休養宣言…現役引退かソチ続行か結論」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年5月28日「安藤美姫とモロゾフコーチ、キスクラの歓喜とハグ」はこちら。

⇒2011年5月3日「世界フィギュア採点のなぞ…安藤美姫の勝利」はこちら。

⇒2011年4月30日「安藤美姫、逆転世界女王!…審査員の粋な計らい」はこちら。

⇒2011年4月29日「浅田真央の連覇か安藤美姫の返り咲きか…世界女王」はこちら。

⇒2011年4月29日「安藤美姫、世界女王へガッツポーズの品格」はこちら。

⇒2011年2月25日「安藤美姫、世界王者返り咲きへ…世界選手権」はこちら。

⇒2011年2月22日「安藤美姫、ため息が出るほど美しく・・・」はこちら。

⇒2011年1月20日「安藤美姫に乗り移る金・荒川静香の優雅」はこちら。

⇒2011年1月18日「安藤美姫とニコライコーチ、ガッツポーズと涙」はこちら。

⇒2011年1月14日「安藤美姫は精神的に安定、元気と明るさが復活」はこちら。

⇒2010年12月28日「安藤美姫と高橋大輔…ぶっちぎりエキシビション」はこちら。

⇒2010年12月8日「安藤美姫はエロい大輪を咲かせよ…神秘的セクシー」はこちら。

⇒2010年11月10日「安藤美姫と小塚崇彦、アベック優勝の注目度」はこちら。

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浅田真央…和田創は「浅田創」状態なのか?

私は新講演・新セミナーのコンテンツの作成に追われながら、企業でのコンサルティングや講演などが続く。
先だって買い替えた出張専用のノートパソコン(HP製)は高性能であり、これまでのストレスがうそみたいに消えた。
2倍になった重量は我慢しないと・・・。

FaceBookはずっと休止。
ブログはずっと書き溜め記事。

私は、仕事の効率と効果を限界まで高めないと、約束の期日に間に合わせられない。
複数の業務や雑用を並行して進めるため、大きなデスクの隣に並べられる小さなデスクを買った。
それにより、デスクトップパソコン2台とノートパソコン1台を載せられ、さらに資料や出力紙をたくさん広げられる。
そして、横方向に椅子を滑らせながら仕事をこなしている。
還暦を過ぎてスケーティングがうまくなると思わなかった。
私は「浅田創」状態。

疲労困憊につき、意味不明の発言が増えている。
ボケもかなり入っている。

                       ◇

ところで、フィギュアスケートの浅田真央。
だいぶ前、東日本大震災の慈善公演として開催されたアイスショーで小塚崇彦とペアを組み、愛らしい演技を披露した。
私はニュース番組で映像を見たが、二人の息はピッタリだった。
とても微笑ましい。

あっという間に今シーズンが迫ってきた。
スター選手ははたして心と体を休められたのだろうか?

浅田真央はフィギュア・グランプリ(GP)シリーズから登場する(不確か)。
国際スケート連盟(ISU)が大会のレベルアップと魅力強化を目的として、安藤美姫や浅田真央、小塚崇彦や高橋大輔、織田信成など世界選手権の上位6選手に限り3大会出場の選択権を与える(不確か)。
これまでは2大会だった。
ISUは3大会に出場した選手に1万ドルのボーナスを出すらしい。

そして、順位に応じて与えられるポイントの上位6選手がフィギュア・グランプリ(GP)ファイナルに進出できる。
3大会に出場した選手は、成績のよかった2大会のポイントを合算する。
世界のトップクラスに有利となる。
第4戦が札幌開催のNHK杯。

浅田真央はスケーティングもジャンプも矯正中であり、不安定である。
3大会に臨めるなら、プレッシャーもいくらか和らぐ。
私はそうしてほしいと思う・・・。

なお、それと関連するかどうか分からないが、浅田真央は開幕戦となる日本・北米・欧州の3地域対抗戦「ジャパンオープン」に出場しない(不確か)。
10月1日に「さいたまスーパーアリーナ」で開催される。
世界女王の安藤美姫と鈴木明子、小塚崇彦と高橋大輔が出場する(不確か)。
北米は世界王者のパトリック・チャン、欧州はエフゲニー・プルシェンコが出場する(不確か)。

仕事に猛烈に追われる還暦の今年はフィギュアスケートをあまり楽しめそうもない。

                       ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年7月3日「浅田真央はどんな「愛の夢」を見るのか?」はこちら。

⇒2011年6月30日「北島康介の勝負脳、浅田真央の脱皮計画を応援しよう!」はこちら。

⇒2011年6月27日「佐藤信夫コーチのカミナリ、浅田真央を直撃!? 」はこちら。

⇒2011年6月22日「浅田真央の肉球、アメショーのトリプルアクセル」はこちら。

⇒2011年6月20日「浅田真央、看板を引っ込める勇気…トリプルアクセル」はこちら。

⇒2011年6月18日「AKB48の隆盛、浅田真央の奇跡、読売巨人軍の凋落」はこちら。

⇒2011年6月16日「浅田真央の準備、プロ講師の準備」はこちら。

⇒2011年6月14日「浅田真央・井上真央・大地真央…血液型と美人度」はこちら。

⇒2011年6月11日「浅田真央と高橋大輔、二人の熱愛のその後」はこちら。

⇒2011年5月22日「浅田真央コーチ、安藤美姫コーチ、どうしたものか?」はこちら。

⇒2011年5月19日「佐藤信夫、浅田真央を叱る…新横浜の好々爺」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

⇒2011年5月14日「浅田真央のストイック、金妍児の自由奔放」はこちら。

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浅田真央はどんな「愛の夢」を見るのか?

早くもフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズの出場選手が明らかになった。
女子の浅田真央は第4戦NHK杯(11月11〜13日)、最終戦ロシア杯(11月25〜27日)。
少しでも調整の時間がほしいからか。
村上佳菜子は第3戦中国杯(11月4〜6日)と第5戦フランス杯(11月18〜20日)。

男子の小塚崇彦は第1戦スケートアメリカ(10月21〜23日)と第4戦NHK杯。
自信の裏返しだろう。
高橋大輔は第2戦スケートカナダ(10月28〜30日)とNHK杯。
織田信成は村上佳菜子と同じ。
羽生結弦は中国杯とロシア杯。
男子の注目は、2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)金メダリスト、米国のエバン・ライサチェクがスケートアメリカで復帰することだ。

なお、ベテランの安藤美姫は欠場。
今季前半は心身の活性化と疲労回復に充当し、世界フィギュアスケート選手権大会での連覇を狙う。
ポイントの蓄積が大きく、出場は余裕だ。
韓国のキム・ヨナ(金妍児)は例により欠場。
トップクラスの選手は4年に一度のオリンピックを見据えた休養の取り方、長期スパンでのコンディションの高め方が大事になるのかもしれない。
キム・ヨナは休養後の世界選手権でいきなり銀メダルを獲得した。

昨季の世界選手権の開催が1カ月遅れたことにより、今季のプログラムづくりに影響が出る可能性は否めない。
シーズンに間に合わせるのは大変だ。
出ずっぱりの選手のなかには当初、未消化という状態が起こるのでないか。

浅田真央はすでに相当な練習をこなしているはずだ。
今季のショートプログラム(SP)のテーマは「プリンセス(王女)」と決めた。
要は“お姫さま”を演じる。
曲名は伏せたが、華やかな調子で、衣装も振り付けも楽しめると語った。
おじいさんは待ち遠しいのでした。

一方、フリースケーティングはリストのピアノ曲「愛の夢」。
不完全燃焼に終わった昨季を念頭に、最高の演技ができずに愛の夢を終わらせるわけにいかないと語った。
浅田真央としては自然な判断だが、2季連続は異例だ。
恐ろしく負けず嫌い。
振り付けはローリー・ニコルと変わらないものの、マイナーチェンジを施すので印象は変わるようだ。
いわば第2章。
美しい娘はどんな愛の夢を紡ぐのか。

なお、GPシリーズの上位6選手がカナダで開催されるグランプリ(GP)ファイナル(12月8〜11日)へ進出する。

浅田真央は、昨季に引き続いてスケーティングとジャンプの矯正(改造)に取り組む。
今季もおそらく不調に苦しむ。
温かく見守っていこう。
彼女にとり勝負は来季、そして再来季(オリンピックシーズン)である。
焦ることはない。

                       ◇

浅田真央は、真夏のアイスショー「THE ICE(ザ・アイス)」に小塚崇彦らトップスケーターと出演する。
今年は恒例の愛知に加えて大阪で開催される。
すべてが東日本大震災復興チャリティーになっており、利益は義援金として使われる。
浅田真央は初回から5回連続の出場だ。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・浅田真央に関するブログは以下のとおり。

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浅田真央の連覇か安藤美姫の返り咲きか…世界女王

世界フィギュアスケート選手権2011(ロシア大会)。
先ほど男子シングルが終わった。
日本勢は優勝を逃した。
が、ショートプログラム(SP)6位の小塚崇彦が最後の砦となり銀メダルをつかんだ。

⇒2011年4月27日「小塚崇彦、金メダルへの距離…世界選手権」はこちら。

私は、小塚崇彦の気迫に満ちたフリースケーティングに感動してしまった。
織田信成と高橋大輔が倒れた後、日本にどうしてもメダルを持ち帰るとの執念がひしひしと伝わってきた。
彼を見直した。
「よっ、貴公子っ!」。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)へ向けて伸びてくるロシア勢を別にし、カナダのパトリック・チャンを追いかけられるのは世界に小塚崇彦しかいない。
羽生結弦は楽しみだが、未知数。

⇒2011年1月13日「小塚崇彦と浅田真央…フィギュア王国の二枚看板」はこちら。

織田信成は自らの軽さを何とかしなくては、オリンピックや世界フィギュアの大舞台で勝てない。
跳びすぎでごそっと得点を捨てるとは、非常に恥ずかしい。
応援してくれるファンに失礼。
現役引退など論外。

⇒2011年4月28日「織田信成のリベンジ…世界フィギュア表彰台」はこちら。

高橋大輔はインタビューで例のアクシデントを恥じた。
「もう一度やり直したい・・・」。
来年の世界フィギュアがあるじゃないか。
これで引退の目は消えた。

⇒2011年4月28日「高橋大輔、世界フィギュア優勝へのスイッチ」はこちら。

私は高橋大輔にソチオリンピックを目指してほしい。
年齢的に厳しいのは重々承知しているが…。
日本の男子シングルをまだまだ牽引できる。
彼の存在は非常に貴重、いや絶対不可欠だ。
個人的には世界最高のフィギュアスケーターと考えている。
ナンバーワンでありオンリーワン。
氷上のダンサーをもっと長く見たいじゃないか。
私の気持ちを下記のブログに綴っている。

⇒2011年4月26日「高橋大輔は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

私はSPが終わった段階で、日本勢は2選手が表彰台にのぼってほしいと願った。
しかし、それは叶わなかった。
とはいえ、3選手は震災後の環境のなかでコンディションをよく整えた。
世界の強豪と戦ううえで大きなハンディになったことだろう。
日本人として彼らの健闘を誇りに思う。
お疲れさま!

そうなると、女子シングルは優勝をつかんでほしい。
私は勝敗に強くこだわってフィギュアスケートを見ているわけでない。
基本は“楽しむ”。
しかし、この大会は違う。
選手一人ひとりも同じ思いだ。
私は、高橋大輔の勝ちにこだわったSPを見ていて胸が熱くなり、その気持ちが一層強くなった。

                       ◇

と、ここまでは、数日前に書いたブログの前に付け加えた。

さて、女子シングルでは、ショートとフリーともに「3回転+3回転」を完璧に決められた選手が頂点に立つのでは・・・。

優勝候補の筆頭は、今季絶好調の安藤美姫。
スケーティングもジャンプも正確であり安定している。
本調子といえない浅田真央に代わり、金メダルへの期待が膨らむ。
本人もそれを感じていることだろう。
私は彼女のガッツポーズが見たい。

⇒2011年4月29日「安藤美姫、世界女王へガッツポーズの品格」はこちら。

私は、フィギュアスケートに骨太の美しさがあることを教えられた。
安藤美姫は長い低迷期をくぐり、今季一気に開花した。

⇒2011年1月20日「安藤美姫に乗り移る金・荒川静香の優雅」はこちら。

昨年の世界女王として臨む浅田真央はシーズン直前に佐藤信夫コーチの指導を仰ぐことを決め、ジャンプはもとより土台となるスケーティングの修正に取り組んできた。
その成果を出すには2年近く要するのでは…。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

浅田真央は練習でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の成功率が高まっている。
この辺りはさすがだ。
崖っぷちで強さを発揮する。
しかし、私には手探り状態から脱していないように映る。
この大会で表彰台にのぼれれば十分でなかろうか。
浅田真央に余計なプレッシャーを与えたくない。
そうでなくても、この子は自分をどんどん追い込んでいく。

⇒2011年3月6日「浅田真央は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

浅田真央には今年の全日本フィギュアスケート選手権から来年の世界フィギュアにかけて調子を上げてもらいたい。
滑りの修正は、好調なキム・ヨナに勝てるものでなくては意味がない。
中途半端で終わらせたら、ソチオリンピックで栄冠をつかめない。
妥協と焦りは禁物。
彼女にとり、世界フィギュアは今季の修正の手応えを得て、来季の飛躍の足がかりとすることが一番大切だ。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

初出場の村上佳菜子は失うものがなく、伸び伸び、はつらつとした演技を見せてくれるだろう。
世界フィギュアの舞台を経験することは、来季以降の成長の大きな糧となる。
彼女の持つ明るさは“才能”である。
が、本人は緊張しやすいという。
かわいらしいこと!

⇒2011年4月25日「村上佳菜子はひょっとして…世界フィギュア」はこちら。

世界フィギュアの表彰台は、日本勢3選手と韓国のキム・ヨナ(金妍児)、イタリアのカロリーナ・コストナー、アメリカのアリッサ・シズニーなどが争う。
世界の注目はむろん五輪女王・キム・ヨナに集まる。
練習で完璧な滑りを見せて周囲を驚かせたようだが、国際試合から1年以上遠ざかっている。
本番ではどうか?
私は彼女の失敗を願っているわけでないが、これで勝ってしまうと正直つまらない。

⇒2011年4月23日「キム・ヨナの恩返しと現役引退…世界フィギュア」はこちら。

世界フィギュアは、浅田真央の連覇か安藤美姫の返り咲きという結果が理想である。

◆書き加え1(4月28日)

SPの滑走順は、浅田真央が29番目、キム・ヨナが30番目(最後)になった。
浅田真央としては高得点をマークしてプレッシャーをかけたいところ。
キム・ヨナが“ぶっつけ本番”状態だけに有効である。

安藤美姫が25番目。
フリーで逆転するのでなく、SPで突き放してほしい。
村上佳菜子が最終組の一つ前の組で19番目。

◆書き加え2(4月29日)

けさ、妻が私に高橋大輔が現役続行を表明したと教えてくれた。

私は世界フィギュアを見て、こんな最後では競技人生を締め括れないと感じた。
本人はもちろんファンも納得できないはずだ。
当然の決断か。
しかも、ソチオリンピックを目指すという。
この男はフィギュアスケートが大好きである。
「いよっ、男・大輔っ!」。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

私自身はここ数年、とくに昨夏までの1〜2年、講師稼業は精神的にも肉体的にも続けられないと落ち込んだ。
しかし、昨秋から徐々に情熱を取り戻しつつある。
いまにして思えば、この仕事に十余年心血を注いだ反動が出た。
「更年期障害」とも重なった…。

高橋大輔は昨年のバンクーバーオリンピックで銅メダル、直後の世界フィギュアトリノ大会で金メダルに輝いた。
おそらく今季前半は“燃え尽き症候群”だった。
年末の全日本選手権での敗北、今回の世界フィギュアでの失敗により、再び闘志に火がついた。

高橋大輔が連覇を逃したのは悔しいが、彼の演技をこの先も見られると思うとわくわくする・・・。

もう一つ。
こちらは女子シングルの重大な懸念材料。
安藤美姫が練習後、緊張感を持てないと不安を漏らした。
張り詰めた気持ちがぷっつりと切れてしまっている?

安藤美姫は世界フィギュアの延期が決まり、一時は出場辞退を真剣に考えたようだ。
それくらい追い詰められていた。
モチベーションとコンディションをとても保てないと・・・。
精神と肉体のピークはそれほど長く続かない。
これが本番にどう響くか?

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小塚崇彦、金メダルへの距離…世界選手権

世界フィギュアスケート選手権2011。
小塚崇彦は昨年のグランプリ(GP)シリーズで2勝、グランプリ(GP)ファイナルで3位と好成績を残し、年末の全日本フィギュアスケート選手権で初優勝を飾った。
もともとスケーティングの技術は一級であり、今季は弱点の表現を磨いてきた。
その甲斐あって才能が開花した。

小塚崇彦は、祖父・光彦がフィギュア王国・名古屋の礎をつくり、父・嗣彦が1968年グルノーブル冬季五輪(オリンピック)の日本代表選手に選ばれた。
彼はフィギュアスケート一家に生まれ育ったサラブレッドである。
選手になることを運命づけられていたがゆえに“苦悩”は深かった。
しかし、恵まれた環境に置かれていたがゆえに“甘え”が目立った。
最近の顕著な変化は、精神的な成長が背景である。
日本代表選手としての自覚が芽生え、やるしかないという覚悟が定まった。
小塚崇彦は家族や周囲への依存心を拭い去るため、カナダと米国で一人暮らしを味わった。
練習時間もコーチから指示されるのでなく、自分から申し出るように変えた。
私はちょっと遅すぎると思う。

小塚崇彦は体力をつけ、体幹を鍛えた結果、ジャンプが安定してきた。
仮に不十分だったとしても着氷時に踏ん張りが利き、大崩れがなくなった。
また、これまでは四肢を使うにしても伸びきらず、中途半端な状態で次の動作へ移りやすかった。
心のどこかにブレーキが働いたのだ。
こうした思い切りの悪さが観客や視聴者に伝わった。
それを、体を大きく使い切るように改めた。
さらに、これまでは大勢の観客をなるべく見ようとして視線がさまよった。
それを、ジャッジと目を合わせるように改めた。
視線の使い方を割り切ることで、目力が高まった。
小塚崇彦はさまざまな取り組みにより、表現の評価となる演技構成点を伸ばした。
今季を真のスタートと位置づけ、伸び代は残っていると語った。
決意の表れか。

小塚崇彦は生い立ちのせいか堅実である。
「スケートだったらジャンプもスピンもステップもできて、スケート以外でもどこでも通用する人になりたい」。
伸び盛りの時期に、現役引退後を考えている。
私に言わせれば面白みがないし、私はこうしたところに彼の限界を感じる。
しかし、人それぞれの人生。
自分の道を歩むしかない。

日本代表の男女6選手全員が勝ちたいとの気持ちを強くして世界フィギュアに出場する。
これまで温かい応援で支えてくれた人たちに、結果を出して恩返しをしたい。
アスリートの自分にできるのはそれくらい・・・。
まして小塚崇彦は全日本王者として臨む。
かなりのプレッシャーがかかっていることだろう。
今季培った実力を自信に変え、表彰台はもちろん金メダルを狙う。

                       ◇

2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で日本男子のエースとなりそうな小塚崇彦。
私は金メダルに手が届く資質を備えていると思う。
が、得点はともかくとして、表現では高橋大輔ときわめて大きな差がある。
身近に最良の手本がいるうちに、しゃにむに吸収せよ。
「貴公子」ということはとりあえず忘れて・・・。

小塚崇彦は、抑制の利いた美しさや洗練された身のこなしが魅力である。
しかし、私は彼の演技を見るたびに物足りなさを感じる。
会場の反応もそれを裏付けている。

小塚崇彦には自分の殻を叩き壊し、ソチオリンピックへ向けてレベルアップした独自の世界を築きあげてほしい。
平たく言えば、私たちをもっと大きな感動で包み込んでほしい。

⇒2011年4月24日「高橋大輔は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

表現者としての内なる“熱”がこちらに伝わってこない・・・。

◆書き加え1(4月26日)

小塚崇彦は2月の四大陸選手権で4位に終わり、日本選手ではただ一人、予選から出場しなければならなかった。
とはいえ、レベルの違いを見せつけてトップで通過した。

冒頭の4回転は回転不足に加えて手をついたが、その後のジャンプはすべて決めた。
小塚崇彦は体力的に不利な予選出場を、「1回滑った経験は大きい」と前向きに捉えた。

佐藤信夫コーチは、小塚崇彦について「まあまあだと思う」。
何とか及第点を与えられる仕上がりか・・・。

◆書き加え2(4月26日)

日本男子の3選手、高橋大輔と織田信成、小塚崇彦はモスクワで公式記者会見に応じた。
東日本大震災の影響で開催時期と開催場所が二転三転して「精神的につらかった」。
小塚崇彦は「3月に向けて練習してきたので、4月末まではとてももたない。一度落として、大会前に再び持ち上げた」。

◆書き加え3(4月26日)

世界フィギュアの表彰台の頂点は日本の高橋大輔と織田信成、小塚崇彦、そしてカナダのパトリック・チャンの争い?
高橋大輔は昨季の世界王者だが、挑戦者のつもりで臨むはずだ。
織田信成は練習ではもっとも調子がよさそうだ。
小塚崇彦は年明けから調子が下り坂だ。

それに対し、パトリック・チャンは絶好調だ。
世界フィギュアでは2年連続2位に留まり、1位しか眼中にない。
今季、SPとフリーに4回転ジャンプを取り入れて決めた。
演技のよさに、技術の高さが加わった。
日本勢にとり難敵である。

◆書き加え4(4月28日)

私は、カナダのパトリック・チャンがSPで圧巻の演技を見せ、しかも隙がなかったので、日本勢の逆転は可能性がゼロに近いと思っていた。
最終組の最初(19番目)に登場し、SPに続いてフリーも歴代最高得点をマークし、この時点で金メダルは決まった。
驚異の 280点超え!

パトリック・チャンはきのうと違い、表情も動きも硬さが感じられた。
しかし、貯金を背景に、余裕を持って滑った。
結局、2位と得点差を広げた。
2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)における韓国のキム・ヨナがそうだった。
ぶっちぎり!

SP2位の織田信成は20番目に登場した。
パトリック・チャンの直後で非常に滑りにくかっただろう。
とてもよかった。
が、また跳びすぎをやらかした。
この時点でメダルがするりと逃げた。
何ともったいない・・・。
これではファンが離れてしまう。
織田信成は情緒が不安定で、感情の起伏が激しい。
デリケートなフィギュアスケートでは相当なマイナス要因である。
例えば、滑走順を決める抽選での反応でさえそうだ。
一喜一憂しすぎる。
彼が上を目指すうえで最大の課題でなかろうか。

SP3位の高橋大輔は22番目に登場した。
が、冒頭の4回転ジャンプを踏み切ろうとして中断した。
スケートシューズのかかとのビスが抜け、エッジが外れた。
ベテランにして世界の舞台で信じられないアクシデントが起こった。
この時点でメダルは厳しくなった。
高橋大輔は途中からやり直し、最後まで滑り切った。
前年の世界王者、日本のエースとしてのプライドと意地、そして自分を応援してくれるファンへの責任感だ。

SP6位の小塚崇彦は23番目に登場した。
日本勢の2人がメダルから脱落した直後なので、想像を絶するプレッシャーがかかったのでないか。
小塚崇彦は冒頭の4回転ジャンプを決めて勢いに乗った。
ほぼノーミスで終えた。
彼にしては珍しく感情をあらわにして佐藤信夫コーチと抱き合った。
コーチも我を忘れていた。
佐藤信夫は根が熱血なのでは…。

小塚崇彦は日本全体の期待、さらに織田信成と高橋大輔の無念も背負って滑った。
演技に魂がこもっていた。

私は正直、諦めかけていた。
が、小塚崇彦は銀メダルをつかんだ。
そして、日本に唯一のメダルをもたらした。
よくやった!
全日本王者がフロック(まぐれ)でないことを証明した。
何より小塚崇彦はたくましさが備わってきた。

インタビューでは「来年は金メダル・・・」と、明確な目標を口にした。
これまでの彼に見られなかった積極性である。
日本のエースになれ。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート男子・小塚崇彦に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年12月10日「高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信」はこちら。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

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浅田真央とキム・ヨナ、最後の対決か…世界選手権

「2011世界フィギュアスケート選手権」。
「東北関東大震災」の影響で東京・代々木大会が今秋の初めに延期された。
ところが、急きょ4月下旬、モスクワでの代替開催が決定した。
24日から5月1日。

私はこのところバタバタで経緯を知らなかった。
日本スケート連盟が辞退したのだとか…。
これを受け、国際スケート連盟(ISU)が決断を下した。
「福島第1原発」の事故も理由だろう。
また、開催を中止すれば、ISUは大きな収入を失う。
さらに、選手はオリンピックイヤーを除き、シーズン最大の目標にしている。
ちなみに、日本は2012年に東京で開催するという噂が流れている。
予定するフランスが返上するとかしないとか…。

私はロシア・モスクワ大会がおおいに楽しみだが、選手はたまらない。
ピークに達した緊張感はいったん緩んでいる。
フィギュアスケートは非常にデリケートなスポーツだ。
モチベーションはもちろんコンディションも低下したはずであり、それを短期間で立て直さなくてならない。
とりわけ自国開催でもっとも張り切っていた日本選手には非常に気の毒・・・。

今季絶好調の安藤美姫は、いまの自分にできるベストの演技を見せると力強かった。
初出場の16歳、村上佳菜子は気持ちを切り替えて臨むときっぱり。
織田信成は4月23日に予定していた結婚披露宴を5月以降に先送りする。

バンクーバー冬季五輪(オリンピック)金メダリスト、キム・ヨナは出場する。
が、最高の状態に戻せるかどうか分からないと語った。
ロサンゼルスから韓国に戻っており、調整はソウルで行う。
そのため、ピーター・オペガード・コーチを呼び寄せる。

キム・ヨナが本大会をもって現役を引退するという噂も飛び交っている。
真相はどうか。
そうなると、浅田真央がキム・ヨナと対決するのは最後になる。
私たちにとっても見納め・・・。
浅田真央は高橋大輔とともに大会連覇がかかる。

⇒2011年3月6日「浅田真央は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

なお、フジテレビはロシア大会を中継する意向を表明した。

以下に、「浅田真央に連覇の期待…世界フィギュア2011東京大会」と題する2011年2月5日のブログを収める。

                      ◇◆◇

女子フィギュアスケート界は、浅田真央とキム・ヨナ(金妍兒)の対決を軸に回ってきた。
ところが、オリンピックシーズンに大差がついた。
低迷する浅田真央に対し、キム・ヨナは劇的に成長した。
浅田真央は2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)惨敗直後、カメラの前で大粒の涙をこぼした。
インタビュアーにマイクを向けられても、言葉にならなかった。

浅田真央は、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)へ向けて基礎的な滑りの修正、そして得意のジャンプの見直しに着手した。
重点は、ジャンプの前後を含めた一連の運動の再構築である。
その過程で浅田真央のなかにちょっとした混乱が起こり、さまざまな迷いが生じて、これまで難なくできたことまで壊れてしまった。
フィギュアスケートがいかにデリケートなスポーツか分かる。

私は浅田真央の重大な決意が分かるだけに、1〜2年は結果を求めてはいけないと自分に言い聞かせていた。
選手が頂点を目指してスケーティングの矯正に取り組むとしたら、応援する側に必要なのは辛抱である。

バンクーバーオリンピックの余韻を引きずるなかで行われた「世界フィギュアスケート選手権2010(トリノ大会)」。
モチベーションの上がらないキム・ヨナは、浅田真央に敗れた。
かたや、浅田真央は勝ったという実感が乏しかった。
表彰台の頂上で見せた表情は非常に硬かった。

そして、シーズン終了後、二人は対照的な道を歩んだ。
矯正期間中にもかかわらず大会に出つづけ、ぶざまな姿をさらした浅田真央。
プロ転向の決断を保留し、リンクから遠ざかったキム・ヨナ。
これもまた苦悩の現れか。

3月、「世界フィギュアスケート選手権2011(東京大会)」が行われる。
浅田真央は昨年12月、ラストチャンスの全日本フィギュア選手権で代表の座をつかんだ。
となると、世間の期待は連覇へ向かう。
う〜ん。
彼女にとり、これがいい方向に働くかどうかは来シーズンを見なくては判断がつかない。

私自身は、浅田真央が納得するまで矯正に専念してほしかった。
世界フィギュアで結果を望むのは早い。
彼女の姿を見られれば十分でなかろうか・・・。

余談。
浅田真央は、負けても大勢を感動させられる、まれなアスリートだ。
また、彼女の笑顔には媚びがない。
いずれもスターの条件である。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年3月6日「浅田真央は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年3月4日「浅田真央、キム・ヨナよ出てこいやぁ〜」はこちら。

⇒2011年3月2日「浅田真央、キム・ヨナにめらめら…世界選手権」はこちら。

⇒2011年2月26日「真央ちゃんと二人乗り…うれしはずかし」はこちら。

⇒2011年2月24日「浅田真央、世界フィギュアは崖っぷち」はこちら。

⇒2011年2月19日「復調・浅田真央、本場の中華が高速で回転!」はこちら。

⇒2011年2月17日「浅田真央の調子と連覇…四大陸フィギュア選手権」はこちら。

⇒2011年2月6日「浅田真央、バレエ転向の噂…ストナリニ選手権後」はこちら。

⇒2011年2月5日「浅田真央に連覇の期待…世界フィギュア2011東京大会」はこちら。

⇒2011年1月28日「キム・ヨナ、浅田真央への秘策…世界選手権2011」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2011年1月17日「浅田真央と福耳ボールペン」はこちら。

⇒2010年12月29日「浅田真央と30人31脚」はこちら。

⇒2010年12月26日「浅田真央、蝶の舞、2011世界フィギュア選手権代表」はこちら。

⇒2010年12月25日「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」はこちら。

⇒2010年12月23日「村上佳菜子に挑む浅田真央…全日本フィギュア選手権」はこちら。

⇒2010年12月20日「浅田真央はもうあの頃に戻れない」はこちら。

⇒2010年12月18日「浅田真央を取りあげた、いい加減なブログ」はこちら。

⇒2010年12月16日「浅田真央は貯金を使い果たした」はこちら。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

⇒2010年12月11日「浅田真央がかいた汗の量」はこちら。

⇒2010年12月4日「浅田真央、惨敗後インタビューの残酷と地獄」はこちら。

⇒2010年12月2日「浅田真央のリップサービス…マスコミ対応」はこちら。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

⇒2010年11月29日「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」はこちら。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。

⇒2010年11月25日「浅田真央を引き受けた佐藤信夫コーチの胸中」はこちら。

⇒2010年11月23日「浅田真央、ソチ五輪栄冠への長いトンネル・・・」はこちら。

⇒2010年11月21日「浅田真央が流した悔し涙の価値とは?」はこちら。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・安藤美姫に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年2月25日「安藤美姫、世界王者返り咲きへ…世界選手権」はこちら。

⇒2011年2月22日「安藤美姫、ため息が出るほど美しく・・・」はこちら。

⇒2010年12月28日「安藤美姫と高橋大輔…ぶっちぎりエキシビション」はこちら。

⇒2010年12月8日「安藤美姫はエロい大輪を咲かせよ…神秘的セクシー」はこちら。

⇒2010年11月10日「安藤美姫と小塚崇彦、アベック優勝の注目度」はこちら。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・村上佳菜子に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年12月11日「村上佳菜子は僅差3位、織田信成は後退2位」はこちら。

⇒2010年12月9日「真央二世・村上佳菜子、安藤美姫と頂点を競う」はこちら。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート男子・高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年2月20日「高橋大輔、金メダル宣言…世界選手権東京大会」はこちら。

⇒2010年12月28日「安藤美姫と高橋大輔…ぶっちぎりエキシビション」はこちら。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年4月16日「妹真央を兄大輔が気遣う春の園遊会」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、4回転失敗も銅メダル!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」はこちら。

⇒2010年2月17日「男子フィギュアSP、高橋3位、織田4位」はこちら。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート男子・小塚崇彦に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年12月10日「高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信」はこちら。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

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浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?

フィギュアスケート男子の小塚崇彦。
2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)における日本のエースである。
金メダルを狙える素材だ。

日曜日、NHK総合テレビの「サンデースポーツ」で取りあげられた。
彼の祖父、そして父はフィギュア王国・名古屋の礎を築いた。
小塚崇彦はスケート一家というよりスケート一族のサラブレットだった。

当然、幼い頃からスケートを教え込まれた。
しかし、本人はどうしても“甘え”が抜けきらず、同世代のライバルに差を広げられていった。
「スケートぼんぼん」の雰囲気が漂う。

昨年後半から同じ佐藤信夫コーチの指導を受けるフィギュアスケート女子の浅田真央。
小塚崇彦は彼女が練習に取り組む姿勢がいい刺激になっている。
何せ、年下の浅田真央は高い目標を掲げ、自分を限界まで追い込んでいく。
一切妥協しない。
浅田真央の目に、小塚崇彦の姿はどう映っているのだろう。

小塚崇彦にとり浅田真央の存在はかなり堪える。
彼が本来持っていたプライドが目覚めたようだ。
私は、二人が揃ってソチオリンピックの表彰台のてっぺんに立ってほしい。

以前のブログでも述べたが、小塚崇彦は顔筋(表情筋)のトレーニングを受けたほうがいい。
すごく損をしている。
会場を巻き込めるかどうか、ファンを増やせるかどうか、表情は重大な要素になる。
なかでも「笑顔」。
むろん実際にはありえないが、小塚崇彦は淡々と事務的に滑っている印象を拭えない。

今季、大きな変貌を遂げつつある小塚崇彦。
伸び代がかなり残されている。
DNA(遺伝子)とも呼べる滑りの資質はピカイチ。
ソチオリンピックが非常に楽しみだ。

以下に、「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」と題する2010年11月28日のブログを収める。

                      ◇◆◇

けさのブログ「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」に続いて…。
浅田真央は、大学(中京大)が同じ、コーチ(佐藤信夫)が同じ小塚崇彦としばしば一緒に練習するらしい。
二人は「切磋琢磨」が望める環境に身を置いている。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

さて、その小塚崇彦が浅田真央などとともにグランプリ(GP)シリーズ「フランス大会」に出場した。
中国大会ではショートプログラム(SP)もフリースケーティングも1位の完勝だった。
その勢いに乗り、やはりSPもフリーも1位。
自己ベストを大幅に更新、2位の選手に20点近い得点差をつけて圧勝!
危なげなくグランプリ(GP)ファイナルへ進出。

小塚崇彦は2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)で4回転ジャンプを決めた。
佐藤信夫コーチから長らく指導を受けてきたスケーティングは至って滑らかである。
今後は技術に加えて「表現」に磨きをかけていくことになろう。
すでにテクニックは一流の域に達しているが、観客へアピールする“何か”が足りない。
高橋大輔と比べて印象に残りにくく、国民の人気がいま一つ盛りあがらない理由だろう。
小塚崇彦が解決すべき大きな課題では…。

自分の持ち味を尖らせ、「小塚崇彦ならこれ」という代名詞をぜひとも生み出したい。
何で魅了するか、分かりやすさはきわめて大事。
それと「演技力」ということになるはずだが、これもさまざま要素の積み重ねである。
簡単に高められない。
浅田真央に限らず、小塚崇彦も苦闘の真っ只中にいる(一流選手は全員)。

素人の意見だが、小塚崇彦は表情の特訓が必要でないか。
「男は愛嬌」の時代に、それがあまり感じられない。
これも広い意味での演技力に含まれよう。
非常に損をしていると思った。
笑顔専門家の指導を受けることを勧める。
あれは顔面の筋肉を再構築するようだ。

日本代表クラスの男子選手のなかで顔の“整い方”は一番。
フランス大会では「イケメン」というパネルを掲げる若い女性ファンがいた。
私もそう感じた。
小塚崇彦は演技も表情も総じて淡々としている。
もったいない・・・。

私たちが考えるより、表情が人の動きに与える影響は大きい。
行動や動作、仕種(しぐさ)を変える力がある。
小塚崇彦は表情を含めた全身で喜びを表現したい。
表情を含めた全身で歓喜を爆発させたい。

国際レベルの大会で、選手が会場全体を巻き込むことにより審判員が採点を変えると思えない。
しかし、興奮まして熱狂の渦に包まれると、圧力になるのは間違いない。
観客を味方につけるうえでチャーミングな笑顔は不可欠だ。

私は営業再建一筋のコンサルタントである。
幸い指導するのは「ソリューションセールス」なので愛嬌は必須でないが、持っていて悪いことはない。
相手に好かれるので商談を有利に進められる。
そして、私自身も和田創研の代表として営業活動を行ってきた。
これまでに顧客からもっとも言われたのは「愛想がない」である。
愛嬌と愛想はニュアンスが異なるが、似たようなものだ。
これしきのことを克服できないまま還暦前年に至った。
まあ、他人をとやかく言うのはたやすい。

                       ◇

小塚崇彦は、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で男子のエースに育っているのでは…。
女子の浅田真央と合わせ、フィギュアスケート王国の二枚看板。

日本勢全員を応援する私がとくに力が入るのは高橋大輔である。
が、年齢的に微妙…。
むろんそれを乗り越えてほしいと思っているが、本人もその辺りはいくらか気にかけている様子。
どうなるか?

もっとも、こんな心配ができること自体、フィギュアスケートファンとしてこの上ない贅沢である。
選手と指導者、関係者の尽力に感謝したい。

                       ◇

フランス大会(最終戦)が終わり、カナダ大会(第2戦)もアメリカ大会(第4戦)も2位の織田信成は、12月9日から中国で開催されるGPファイナルの出場が確定した。
NHK杯(開幕戦)もアメリカ大会も優勝の高橋大輔は早々と決定した。
こちらは余裕。

結局、顔ぶれはバンクーバーオリンピックと同じ。
出場6選手のうち、日本勢が3人を占める。
女子と同じで立派だ。

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安藤美姫に乗り移る金・荒川静香の優雅

年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
私はそれによる仕事の遅れをなかなか取り戻せない。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。

全日本フィギュアスケート選手権大会。
安藤美姫はフリーもエキシビションも、2006年トリノ冬季五輪(オリンピック)金メダリスト・荒川静香の表現の“魂”が乗り移ったかのような優雅な演技を見せた。
私は堪能した。

以下に、「安藤美姫と高橋大輔…ぶっちぎりエキシビション」と題する2010年12月28日のブログを収める。

                      ◇◆◇

「全日本フィギュアスケート選手権大会2010」。
織田信成の演技が終わり、小塚崇彦の全日本王者が確定したとき、高橋大輔が通路で小塚陣営に差し出した握手は感動的だった。
彼の人柄がとてもよく現れていた。

選手は皆、勝ちたい。
まして主要な大会では…。
高橋大輔もむろんそうだ。

しかし、このブログで述べたとおり、今季の高橋大輔を見ていると、得点争いを突き抜けたところでフィギュアスケートを楽しんでいるように見える。
魂の表現への希求…。
だれも肩を並べることのできない独自の世界を追求し、構築した。
全日本選手権でのフリーの演技は本調子でないにしろ素晴らしかった。
それは会場の反応が物語っている。
素人の私は、高橋大輔がフリーで一番だと感じた(採点に異議を唱えているわけでない)。
実は、現時点で高橋大輔が世界一だと思っている。
得点は所詮、そのときどきの採点方法(ルール)に従ったものでしかない。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

演技で高得点を獲得したとしても会場を熱狂させられなければ真の王者といえない。
私が2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で金メダルを期待する小塚崇彦は、まだまだ…。
スマートな「競技」を見せられている気分になる。
生まれ持った品格や品位はよしとして、もっと私たちを揺さぶってほしい。
どこかに俗っぽさがないと“人気”に火がつかない。
時間は十分に残されており、自分の殻を一度叩き壊してほしい。
すでに滑りの完成度は高いのだから…。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

高橋大輔は年齢的にソチオリンピックの出場が容易でない。
演技以前に、スタミナそして体の柔軟性を維持するのが至難だろう。
まして、彼が望む“振付”は体力の消耗が非常に激しい。
残りわずかな選手生命を燃え尽くそうとしているのか。
しかし、私はソチオリンピックで彼の円熟した演技を堪能したい。
それは高橋大輔の“集大成”になるはずだ。

グランプリ(GP)ファイナルでSP終了後に高橋大輔は得点をもらいすぎと語った。
全日本選手権でフリー終了後に小塚崇彦は得点をもらいすぎと語った。
二人は自分に対して手厳しい。

ところで、浅田真央が全日本選手権でなぜか表彰台にのぼってしまった。
もともと日本では敵なしだ。
それでも当面の勝利をあえて捨て、ソチオリンピックへの長期計画に従って滑り(ジャンプ)の修正に取り組んでいると思い込んでいた。
私は心配症なので、かえって不安が募った。
このままだと「世界フィギュアスケート選手権2011」で連覇しかねない。
しかし、浅田真央は代表発表の場で、「連覇を狙うのでなく、全日本選手権よりもいい演技ができれば…」と語った。
よかった、よかった、私は一安心。
優勝したら問題…。

⇒2010年12月26日「浅田真央、蝶の舞、2011世界フィギュア選手権代表」はこちら。

浅田真央が試行錯誤の真っ只中、女子は現時点で安藤美姫が世界一だと思っている。
韓国のキム・ヨナは今季、大会から遠のいている。

白の清楚なコスチュームも素敵だが、私は安藤美姫のどぎついメイクときわどいエロティシズムが気に入っている。

⇒2010年12月8日「安藤美姫はエロい大輪を咲かせよ…神秘的セクシー」はこちら。

細かなけがが多く、調子の波が激しい。
が、好調なら爆発力を発揮する。
最近、精神的に安定してきたのでは…。

                       ◇

全日本選手権は、来年3月の世界選手権の日本代表の最終選考会を兼ねていた。

発表が行われた直後、それに疑問を感じた人だろうか、このブログを検索で訪れた。
「鈴木明子はなぜ出場できないのか?」。
彼女を応援している周囲やファンの気持ちが分からないわけでないが、私の考えを日曜日のブログで述べた。
ごめん。

「四大陸フィギュアスケート選手権2011」には村上佳菜子と高橋大輔に代わり、鈴木明子と羽生結弦が出場する。
二人には頑張ってもらいたい。

                       ◇

きのう、フジテレビで全日本選手権のエキシビションが放送された。

村上佳菜子はショーマンシップが図抜けている。
天性か。
このブログでキム・ヨナは女優としてやっていけるかもしれないと述べたことがある。
楽しませるという点において、村上佳菜子のほうが上。
しかも、いまは滑るたびによくなっている。

安藤美姫は女性では際立った力感と優雅な表現が見事に融合している。
本来、ダイナミックなジャンプが得意な選手だ。
私は彼女の持ち味に、荒川静香の魂が乗り移ったかのような演技に凄みさえ感じた。
絶好調!

浅田真央。
日曜日のフリー後のスポーツ番組で、有名なコーチ(?)が現在の出来を9割と評していた。
私はせいぜい6割と思う。
浅田真央は元に戻しても意味がない。
あの程度の選手でない。

エキシビションは競技でないので「ぶっちぎり」という表現は適切でないが、安藤美姫がそれ。

次いで、高橋大輔も…。
氷上でラテン系のダンサーが弾けるように踊る。
魅せる、魅せる。
フリーでも、彼の演技に点数をつけることにどれほどの意味があるのかと思えてくる。

代表発表の場で「やばいと思い、フリーは真剣にやった」という趣旨の発言があった。
普段は手を抜いているわけでない。
得点を強く意識して演技を行ったということだろう。

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安藤美姫とニコライコーチ、ガッツポーズと涙

全日本フィギュアスケート選手権大会。
女子フリーで安藤美姫が会心の演技を終えてガッツポーズを取ったとき、ニコライ・モロゾフコーチの目に涙が浮かんだ。
感動的なシーンだった。
浅田真央を逆転して優勝した。

年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
私はそれによる仕事の遅れをなかなか取り戻せない。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。

以下に、「浅田真央、蝶の舞、2011世界フィギュア選手権代表」と題する2010年12月26日のブログを収める。

                      ◇◆◇

全日本フィギュアスケート選手権大会。
2011年3月に東京・代々木で開催される「世界フィギュアスケート選手権」の代表の最終選考を兼ねる。
日本は男女ともに3枠を持っており、3名が出場できる。
男子シングルは、小塚崇彦、織田信成、高橋大輔で決まり。
だれも異存はないだろう。

このブログは、きのうの「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」の続き。

⇒2010年12月25日「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」はこちら。

たったいま、女子シングルのフリースケーティングが終わった。
私はヤフーの速報で知った。

SP3位の村上佳菜子はジャンプをすべて着氷した。
冒頭で体勢をわずかに崩したが、見事に滑りきって3位。
演技中の顔の表情がきわめて豊かであり、観衆に訴える。
リンクいっぱいに若さがあふれた。
ガッツポーズ。
満面の笑みに会場は沸騰。

SP1位の浅田真央は、冒頭のトリプルアクセルを含むジャンプをすべて着氷。
後半はやや乱れて2位。
ショパンのピアノの調べに乗り、おおらかにゆったりとやわらかく滑った。
蝶(ちょう)のような舞・・・。
ホント、美しい。
きのうを上回るすがすがしい笑顔がこぼれた。
会場は沸騰、やがて高得点を促す手拍子。
が、浅田真央は5連覇を逃した。
それが現時点での実力。
まだ成長半ばの演技…。
自ら目標を定めた以上、目先の結果に一喜一憂すべきでない。

SP2位の安藤美姫はグランプリ(GP)ファイナルの爆発力を発揮して1位、優勝。
本大会でもほぼノーミスだった。
ジャンプの高さと切れが素晴らしく、しかも安定感が抜群。
やはりガッツポーズ。
ニコライ・モロゾフコーチの目に涙が浮かんだように見えた。
安藤美姫はSPを無難にまとめ、フリーでの逆転に相当な自信を持って演技に臨んだのでは…。
勝つべくして勝った。
「圧勝」といえる。
フリーの得点は思ったよりも低かった。

ところで、私は浅田真央は全日本選手権で結果を出せないと考えていた。
ならば、世界選手権に照準を合わせて調整を行わなくてよい。
2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)を睨んで現在行っている修正にじっくりと取り組める。

にもかかわらず、浅田真央は表彰台にのぼってしまった。
彼女の復活を一番喜んでいるのはファンとスケート関係者だろう。

私は再建一筋のコンサルタントである。
平たく言えば、営業を変えて業績が伸びるように導く。
が、一時的に数字はかならず落ちる。
私はあらかじめ社長にそう伝えている。
変革を成し遂げるには、当人の覚悟が必須だからだ。

私の経験では、変えながら勝つことは不可能に近い。
勝利を取ろうとすると、修正を中途半端で終えることになりやすい。

私はフィギュアスケートに関する専門的な知識を持っていない。
浅田真央が取り組んでいる「修正」がどの程度のものか分からない。
かなりの改造なのか、ちょっとした矯正なのか。
抜本的な見直しでないことは確かのようだが…。
しかし、このブログで述べたとおり、ソチオリンピックで勝てるレベルでなくては意味がない。
どうなのだろう?

総合上位6選手は以下のとおり。

1位・安藤美姫(トヨタ自動車)は202.34点。
2位・浅田真央(中京大学)は193.69点。
3位・村上佳菜子(中京大中京高校)は187.52点。
4位・鈴木明子(邦和スポーツランド)は175.96点。
5位・庄司理紗(西武東伏見FSC)165.82点。
6位・西野友毬(武蔵野学院)は157.09点。

GPシリーズとGPファイナルでそれなりの結果を出した鈴木明子が何とか4位に食い込んだ。
ジャンプの調子をかなり落としたようだ。
かたや浅田真央はGPファイナルに進出できなかった。

女子シングルは、世界選手権の代表はだれに?
安藤美姫と村上佳菜子は決まり。
本大会で浅田真央が優勝なら問題はなかった。
鈴木明子とどちらを出場させるか、判断が難しい。
これが仮に直近のポイント制なら鈴木明子。
とはいえ、浅田真央は世界女王である。
それと、これまでに積み重ねた実績で圧倒する。

                       ◇

フジテレビの放送で午後10時前に世界フィギュアスケート選手権の日本代表の発表があった。

男子シングルは、小塚崇彦、織田信成、高橋大輔の順序。
女子シングルは、安藤美姫、浅田真央、村上佳菜子の順序。

何のことはない、実力上位3選手。
画面に選考基準が映し出されたが、わりと曖昧だった。
どうにでも解釈が可能である。
全日本選手権の3位までがスライド出場へ。

鈴木明子には気の毒だが、興行面でも浅田真央。
こうした大会では前評判を含めた盛り上がりが大事である。
全日本選手権を見ても分かるとおり、フリーで浅田真央が滑り終わったとき、会場は興奮のルツボと化した。
まして来年(今シーズン)の世界選手権は自国開催。
第一人者を欠いては国民の多くが納得しない。

私は6選手全員の活躍を期待したい。
今年(昨シーズン)のトリノ世界選手権は高橋大輔と浅田真央がW金メダル。
来年もぜひ日本勢のアベック優勝を!

以下に、「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」と題する2010年12月25日のブログを収める。

                      ◇◆◇

長野・ビッグハットで開催されている「全日本フィギュアスケート選手権大会2010」。
本大会の終了後、2011年3月に東京・代々木で開催される「世界フィギュアスケート選手権」の代表、男女各3選手が発表される。

きのう、男子シングルのショートプログラム(SP)が行われた。
私はフジテレビの放送を見られず、NHKのスポーツニュースで結果を知った。

5度目の優勝を狙う高橋大輔は練習時にジャンプを決められず、首をかしげていた。
グランプリ(GP)ファイナルの悪いコンディションを引きずっている。
このときはジャンプで転び、ステップでつまずいた。
明らかに足にきていた。
本大会でも不安だったジャンプで着氷が乱れ、4位と出遅れた。
得意のステップも精彩を欠いた。
足首でも痛めているのかなぁ。
不甲斐ない演技について本人が理由が分からないと述べている以上、周りがとやかく詮索すべきでないが…。
高橋大輔は男なのだ。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

首位は、初優勝を狙う小塚崇彦。
GPファイナルではアクシデントの精神的な影響が感じられた。
実際、表情も暗かった。
本大会ではほぼノーミスの演技で、本人もびっくりの高得点。
高橋大輔のためにも表彰台の頂上で輝いてほしい。
小塚崇彦の格段の成長は、浅田真央を指導する佐藤信夫コーチへの風当たりを和らげる。
同コーチは選手時代、全日本選手権10連覇という金字塔を打ち立てた。
このブログで述べたとおり、小塚崇彦は2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で金メダルを狙える素材だと思うが、訴えるものがいま一つ…。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

私が意外だったのは、2位に食い込んだ羽生結弦(はにゅう・ゆづる)。
村上佳菜子と同様、今季シニアに転向した16歳。
3選手に続く世代のエースとは思っていたが…。
羽生結弦は、2006年トリノ冬季五輪(オリンピック)金メダリスト・荒川静香を尊敬し、彼女が通った道をなぞっている。
今春、仙台・東北高校に進学した。
なぜだろう、彼は長身に見える。
体の線がとても美しい。
脚が長いのかなぁ。
表情にあどけなさが残る。

⇒2010年3月31日「金荒川静香が通った道…羽生結弦」はこちら。

織田信成は4回転ジャンプで転倒を喫して3位。
織田信長の末裔(?)はメンタル面が弱いのか、周囲の期待になかなか応えられない。
私はもどかしく感じる。

⇒2010年12月11日「村上佳菜子は僅差3位、織田信成は後退2位」はこちら。

SP上位6選手は以下のとおり。

1位・小塚崇彦(トヨタ自動車)は87.91点。
2位・羽生結弦(東北高校)は78.94点。
3位・織田信成(関西大学)は77.48点。
4位・高橋大輔(関西大学大学院)は74.78点。
5位・町田樹(関西大学)は73.75点。
6位・無良崇人(中京大学)は72.33点。

きょう、フリースケーティングが行われる。

                       ◇

たったいま、女子シングルのショートプログラム(SP)が終わった。
私はヤフーの速報で知った。

自らを「選手らしくなってきた」と評する村上佳菜子は3位。
緊張したのか、ダブルアクセルがシングルになった。
練習では絶好調だったが…。
仮にキム・ヨナがソチにいい状態で出場するとしたら、村上佳菜子の存在は嫌だろうなぁ。
村上佳菜子は表現に秀でており、漂わせる雰囲気といい、キム・ヨナとどこか重なる。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年12月9日「真央二世・村上佳菜子、安藤美姫と頂点を競う」はこちら。

GPファイナルのフリーを高得点で締め括った安藤美姫は2位。
ここでのSPの失敗に懲りたのか、本大会ではジャンプもスピンもステップもとにかく丁寧に滑った。
ベテランの安藤美姫はベテランと呼ばれることを好まない。
どこかで「人は一生成長していける」(言葉は曖昧)と語っていた。
腰はテーピングかなぁ。
自信のフリーを残し、いい位置に付けた。

⇒2010年12月8日「安藤美姫はエロい大輪を咲かせよ…神秘的セクシー」はこちら。

さて、全日本選手権5連覇を目指す浅田真央は、私の予想に反して1位。
滑りの矯正の真っ只中であり、跳べない状態に近かった。
ラストチャンスで、開き直りが出た?
冒頭のトリプルアクセルは何とか着氷。
これで勢いに乗ったのか、その後のジャンプも次々と着氷。
小さなミスが出たが、終盤のスピンやステップで盛り返した。
会場は拍手が鳴り響き、総立ち状態に…。
このところ静まり返ることが多かった。
浅田真央が不調だと、観衆が落ち込むのだ。
これで自国開催の世界選手権へ、出場の芽が出てきた。
が、彼女の力はこの程度でない。
まだ本調子に遠い。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

⇒2010年12月16日「浅田真央は貯金を使い果たした」はこちら。

⇒2010年12月20日「浅田真央はもうあの頃に戻れない」はこちら。

浅田真央は少しふっくらとして大人の女性らしくなり、一段と美しい。
このブログで述べたが、タチアナ・タラソワコーチの演技指導が効いてきたように思う。
情感の表現が豊かになった。
フリーでは直前に村上佳菜子、3人後に安藤美姫が滑る。
戦う相手が気になろうが、自分の滑りに集中することだ。
いまは、結果は二の次。

演技が安定していた鈴木明子は7位と出遅れた。
疲れが溜まっているのかなぁ。
それとも浅田真央を含めた有力4選手のうち1名が世界選手権の切符を逃すことがプレッシャーになっているのか…。

SP上位6選手は以下のとおり。

1位・浅田真央(中京大学)は66.22点。
2位・安藤美姫(トヨタ自動車)は64.76点。
3位・村上佳菜子(中京大中京高校)は61.50点。
4位・庄司理紗(西武東伏見FSC)は58.22点。
5位・村主章枝(陽進堂)は57.18点。
6位・西野友毬(武蔵野学院)は57.02点

あす、フリースケーティングが行われる。

◆書き加え1(12月25日)

たったいま、男子シングルのフリースケーティングが終わった。
私はヤフーの速報で知った。

大差のSP1位の小塚崇彦が初優勝を飾った。
ジャンプでミスと2度の転倒があったが、プログラム全体の出来でカバーしてフリーも1位。
全日本選手権3連覇の小塚嗣彦と男子初の親子制覇。
小塚崇彦はサラブレッドなのだ。
滑りの滑らかさ、そして緩急のリズムが素晴らしい。
スッテンでもあの得点…。
静かな圧勝である。

SP3位の織田信成はジャンプで2度の転倒があって2位。

SP4位の高橋大輔はジャンプでミスがあったものの3位。
織田信成まで僅差。
激しく情熱的な演技に会場が沸き立った。
観衆を引きつける力、巻き込む力が凄い。

SP2位の羽生結弦はジャンプにミスと転倒があって4位。
緊張からか力を出せなかった。

総合上位6選手は以下のとおり。

1位・小塚崇彦(トヨタ自動車)は251.93点。
2位・織田信成(関西大学)は237.48点。
3位・高橋大輔(関西大学大学院)は236.79点。
4位・羽生結弦(東北高校)は220.06点。
5位・無良崇人(中京大学)は207.31点。
6位・町田樹(関西大学)は204.11点。

私が男子シングルで一番感動したのは、小塚崇彦の優勝が決まった瞬間。
高橋大輔が通路(?)で小塚崇彦をたたえたのだ。
すがすがしい笑顔で…。
大きな挫折と苦労を味わい、人の心の痛みが分かっている。
やはり、高橋大輔は男なのだ。
素晴らしい!

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

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安藤美姫は精神的に安定、元気と明るさが復活

年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。
私は仕事がパニック状態…。

以下に、「安藤美姫はエロい大輪を咲かせよ…神秘的セクシー」と題する2010年12月8日のブログを収める。

                      ◇◆◇

日本、カナダ、中国、アメリカ、ロシア、フランスの6カ国を転戦するフィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ。
1選手が2大会(2カ国)に出場し、獲得ポイントにより上位6選手がファイナルに出場する。
先ごろ最終戦(第6戦)、フランス大会が終了した。

その結果、男女各半数を日本勢が占めた。
高橋大輔と小塚崇彦は2戦とも1位、織田信成は2戦とも2位。
安藤美姫は2戦とも1位、村上佳菜子は3位と1位、鈴木明子は2戦とも2位。
まさにフィギュアスケート王国である。

さて、フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルが目前に迫ってきた。
経済に限らず、あらゆる面で衰退や凋落が顕著な日本…。
彼らの活躍は私たちに勇気と喜びを与えてくれる。
ぜひ応援しよう!

⇒2010年11月10日「安藤美姫と小塚崇彦、アベック優勝の注目度」はこちら。

                       ◇

私がもっとも気がかりだった安藤美姫。
GPシリーズで元気な姿を見せた。
わりと余裕を持って予選を勝ち抜いた。
体力的にきつい後半のジャンプで得点を上積みした。
疲れが出るので、失敗のリスクが大きい。
選手はやりたがらない。

安藤美姫はけがをしたり、ひどい不調に陥ったり、公式試合に出ること自体がつらそうな時期が幾度もあった。
自分が考える演技をまったく見せられなかったのだろう。
苦悩が表情に影を落とし、はたから眺めていて痛々しかった。
私は彼女が消えると思ったほどだ。
体を痛めやすい?
満身創痍という印象が強い。

安藤美姫はスケートに気持ちが入ってきたのか、GPシリーズでは久しぶりに演技を楽しんでいるように映った。
2大会で勝利を収めて自信を取り戻し、明るさがよみがえった。
精神的にも安定しているのでは…。

ジュニア時代の実績は、浅田真央や村上佳菜子より断然上(おそらく)。
もともとジャンプがめっぽう強かった。
彼女は女子選手でただ一人、国際試合で4回転ジャンプ(サルコウ)を決めている。
2007年世界フィギュアスケート選手権で金メダルを獲得。
ちなみに、銀メダルは浅田真央、銅メダルはキム・ヨナ。

ミキティ・フィーバー(旋風)を巻き起こした彼女も22歳。
大人の女性の魅力を強調する衣装(コスチューム)と振付が多くなった。
エロい?
おおいに結構。
東洋的・神秘的なセクシーさは、怪しげで濃いメイクを施した彼女にとても似合う。

安藤美姫は持ち前の力強さに「表現力」を備えた。
そこに、ジャンプの切れと確実性が復活してきた。
この調子を保てるなら、得点を伸ばしていけるかもしれない。
再び“大輪”を咲かせよ。

GPファイナルで、日本勢が男女ともに表彰台を独占してほしいと願うのは、さすがに欲張りすぎ?
それぞれ2選手がのぼってくれればうれしい。
頂点に立つのは、高橋大輔と安藤美姫か。

テレビ朝日のホームページでは、GPシリーズ&ファイナルはフィギュアスケート界においてオリンピック、世界選手権と並ぶ三大大会と謳われていた。
金曜日に男女ショートプログラム(SP)、土曜日に男女フリースケーティング、そして日曜日にエキシビションが放送される。

貧乏暇なし。
仕事に必死の私は見られるかどうか微妙・・・。

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このブログは、おもに長期出張の移動時や宿泊時などに数日分〜1月分の記事を書き溜め、それを家族に更新してもらっています。
しかも、私がときどき新しい記事を割り込ませています。
内容が古かったり、順序が変だったりするのはそのためです。

なお、ブログによりぎりぎりのジョーク、成人向けの内容が含まれます。
ご承知おきください。
私は執筆に当たり全人格を投影したいと考えます。
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プロフィール
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和田創

和田創研代表
日本ロボコム代表
ロボットビジネス勉強会&交流会主宰
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

和田創研

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