コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

羽生結弦五輪3連覇

羽生結弦は別次元、華と存在感、演技全体の美しさが際立つ

羽生結弦は世界選手権で3百点超え演技

世界フィギュアスケート選手権男子シングル。
優勝は世界3強、羽生結弦、宇野昌磨、米国のネイサン・チェンの争いとされていました。
なかでも五輪連覇の羽生結弦を推す声が国内外ともに強かった。
が、私はリハビリから復帰したばかりの羽生結弦は厳しいと考えていました。

ショートプログラム(SP)が行われ、羽生結弦と宇野昌磨がミスを犯し、自己ベストにまったく届かない低得点に留まりました。

これにより最終滑走の米国のネイサン・チェンを楽に滑らせてしまいました。
唯一の百点超えでした。
この選手はジャンプ構成の基礎点が高いのですがメンタルが弱く、プレッシャーがかかる状況ではミスが相次いで大崩れしやすい。
しかし、経験と実績を積むなかで、こうした致命的な欠点も克服しつつあります。
(今シーズンは無敗であり、安定して高得点を記録していました。)

羽生結弦も宇野昌磨も12点以上の大差をつけられてはさすがにフリースケーティング(FS)で引っ繰り返せません。
自力での優勝が不可能であり、射程圏内と呼べません。

羽生結弦も宇野昌磨もネイサンに敗れる

フリースケーティング(FS)が行われ、ネイサン・チェンが10代での2連覇を圧勝で成し遂げました。
6分間の直前練習に向かうネイサン・チェンは余裕を漂わせていました。
2位以下との点差だけでなく平昌五輪後の世界選手権とグランプリ(GP)ファイナルで積み上げてきた優勝の自信が背景にあります。
公式練習では4回転ジャンプを含めて絶好調でしたので、緊張によるミスはまず犯さないと感じました。

宇野昌磨は演技が始まり、4回転サルコウ、4回転フリップと2本続けて乱れたところで表彰台が危うくなり、コンビネーションにしなければならない4本目の4回転トウループが単発になったところで表彰台を逃しました。
決めたのは3本目の4回転トウループに留まりました。

羽生結弦は2本目の4回転サルコウは意地でこらえ、ほかはおおよそ完璧な演技を見せました。
採点ルール改定後、世界で初となる3百点超えを果たしました。

その凄まじい熱狂の直後に登場したネイサン・チェンはプレッシャーがかかり、集中力がそがれて不思議でないのですが、得点源の4回転ジャンプが大きく揺らぐことはありませんでした。
SPで貯金をつくり、落ち着き払って滑っていました。
ネイサン・チェンはあっさりと 320点超えを果たしました。
まるで危なげがなく、日本選手を応援してきた私も今シーズンについては世界一と認めざるをえません。

私は日本勢の男女優勝もあると考えていましたので、結果だけを見ればさみしい。
羽生結弦も宇野昌磨もネイサン・チェンに敗れました。

しかし、私がうれしかったのは、羽生結弦の調子のよさと宇野昌磨の勝負への執念が感じられたことでした。
とりわけけがを心配していた羽生結弦はこの先も現役を続けられそうで、一安心です。
宇野昌磨は日本王者としての自覚が増し、表情を含めて頼もしくなりました。

けがに注意し、北京五輪3連覇を目指せ

それにしても、羽生結弦は華と存在感、演技全体の美しさが際立ちます。
ここまで魅了されてしまう選手はほかに思い浮かべられません。
ずっと試合を休んでいたとは到底信じられません。
彼が大会に出場するかしないかで盛り上がりも引き締まりも別次元です。
フジテレビは高視聴率が取れてほくほくでしょう。

私自身は今シーズンを休養に充ててほしいと願っていましたが、世界選手権の演技に感動しました。
後はくれぐれもけがに注意しながら、北京五輪の頂点を目指してほしい。
これ以上、体を傷めなければ前人未到の3連覇が可能でしょう。

羽生結弦の凄さを改めて感じさせられました。

category:羽生結弦ブログはこちら。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2019年3月19日「羽生結弦はコンディションが不明、試合勘も失う」はこちら。

⇒2019年3月17日「羽生結弦という社会現象、すべてが伝説になる」はこちら。

⇒2019年2月3日「万全でない羽生結弦はさいたまで負ける」はこちら。

⇒2019年1月14日「羽生結弦が4Aクワッドアクセルを跳ぶ日」はこちら。

⇒2018年12月6日「羽生結弦に3年連続特例など問題外、全日本フィギュア2018」はこちら。

羽生結弦という社会現象、すべてが伝説になる

果てぬ向上心と挑戦魂にファンは歓喜

フィギュアスケート男子シングルの羽生結弦。
オリンピックシーズンはグランプリ(GP)シリーズ第4戦「NHK杯」の公式練習でけがを負って全日本選手権を欠場しましたが、特例措置で代表選手に選ばれました。
五輪本番も出場できないほどの重傷だったと思います。

オリンピックの金メダリストは次のシーズンを心と体のケアに充てることがあります。
まして、羽生結弦は66年振りの五輪連覇を成し遂げました。

このブログで幾度か述べていますが、私は完全休養を取ることを願っていました。
(試合は出ませんが、トレーニングは積みます。)
彼の実力からすれば、何の問題もありません。
そして、来シーズンから徐々に戻していき、オリンピックシーズンにエンジンを全開するイメージを持っていました。
フィギュアスケートの歴史に永久に名を留めることができます。

羽生結弦は「絶対王者」として君臨するだけでなく「社会現象」となっています。
海外試合でも国内試合と勘違いするほど日本人の観客があふれます。
スーパーアイドルですから主要大会で引っ張り凧なのでしょう。
熱狂的な応援に応えたいという思いも強いのでしょう。

空前絶後の人気はパフォーマンスの美しさやアスリートとしての強さだけによるものでありません。
果てしない挑戦魂と向上心を持ち、大会に出場しつづける姿勢にファンは歓喜するのでしょう。

採点ルール改定で五輪3連覇へ追い風

羽生結弦はいまからすべてが伝説になります。
2022年北京五輪にフォーカスして調整を進めてほしい。

幸いなことにフィギュアスケートは採点ルール改定が行われました。
とりわけ4回転ジャンプの基礎点が下がりました。
フリースケーティング(FS)が4分半から4分(前後10秒)に時間が縮まり、ジャンプが8本から7本に減っています。
1割増しとなる後半のジャンプも最後の3本に抑えられました。
ちなみに、ショートプログラム(SP)は最後の1本に抑えられました。
出来栄え点(GOE)が7段階(+3〜−3)から11段階(+5〜−5)になっています。

高難度ジャンプの基礎点で点数を稼ぎやすい十代の選手でなくても、質のいい演技を行えば加点で勝てるように変わりました。
羽生結弦の前人未到の五輪3連覇へ明らかな追い風が吹いています。

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◆書き加え(3月11日)

羽生結弦のスケート靴が 700万円で落札

羽生結弦は東日本大震災の被災地の宮城県仙台市出身です。
2016年、2018年に続き、復興チャリティーオークションにスケート靴を出品していました。
11日20時7分に締め切られ、入札額は 712万2994円でした。

締め切りの1時間前まで 350〜 360万円台で推移していましたが、残り1時間で 300万円以上高騰したそうです。
ちなみに、昨年は 850万1000円で落札されました。

人気のすさまじさを物語っています。
また、復興を支援したいという気持ちに大勢のファンが共鳴したのでしょう。

このスケート靴は色が黒で、ブレード部分に「Yuzuru Hanyu」と名前が刻印されています。
羽生結弦が靴にサインしたうえで、写真を添えて発送するようです。

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羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2019年2月3日「万全でない羽生結弦はさいたまで負ける」はこちら。

⇒2019年1月14日「羽生結弦が4Aクワッドアクセルを跳ぶ日」はこちら。

⇒2018年12月6日「羽生結弦に3年連続特例など問題外、全日本フィギュア2018」はこちら。

⇒2018年11月30日「羽生結弦はけん玉大使、昭和26年生まれはマグマ大使」はこちら。

⇒2018年11月21日「羽生結弦はフィギュアスケートの神なのか」はこちら。

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羽生結弦はけがなく、北京五輪へ試運転

GPシリーズフィンランド大会に登場
羽生結弦は実力突出、五輪連覇の絶対王者

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第3戦「フィンランド大会」。
男子シングルに、ソチ五輪・平昌五輪金メダリストの羽生結弦がいよいよ登場します。
(この記事は11月2日にまとめました。)
昨シーズンは右足首の故障で満足な練習を積めなかったにもかかわらず、オリンピックで2連覇の偉業を成し遂げました。
いまだに実力が突出しており、「絶対王者」と呼べるでしょう。

男子シングルは4回転ジャンプ競争が過熱し、若い選手が有利になっていました。
しかし、今シーズンから変更された「質重視」の採点ルールは羽生結弦にとって追い風となります。
GOE(出来栄え点)が7段階から11段階に広がりました。

フリースケーティング(FS)は演技時間が30秒短縮されて女子シングルと同じ4分になり、ジャンプも1本減らされて7本になりました。
得点が 1.1倍になる後半のジャンプはSPで最後の1つ、FSで最後の3つとなりました。
素人考えでは楽になるはずですが、選手はむしろきつくなったと口にしています。

ルール改正にともない、これまでの得点記録がリセットされました。
世界中のファンの関心は、最初に 300点超えを果たす選手がだれかに向かっています。
GPシリーズ第1戦「スケートアメリカ」、第2戦「スケートカナダ」に出場した選手からは出ていません。

羽生結弦は平昌五輪以来の実戦となった9月の「オータムクラシック」で優勝しています。
が、SPではスピンに取りこぼしが出て、FSではジャンプにミスが相次ぎ、合計263.65点に留まりました。
仮に完璧な演技を行えたとして、新しい採点ルールでどのような得点が出るのでしょうか。
本人はもちろん皆が楽しみにしています。

フィンランド大会にはロシアのミハイル・コリヤダ、中国の金博洋(ボーヤン・ジン)、韓国のチャ・ジュンファンが出場しますが、おそらく羽生結弦の敵になりません。
ヘルシンキ空港に到着し、「やれることはやってきた」と自信をのぞかせました。
この大会でGPシリーズ通算9勝目を飾るはずです・・・。



私自身は前人未到の「五輪3連覇」を期待しています。
また、十分に可能だと思っています。
羽生結弦はベテランに域に達しつつあり、疲労の蓄積もあれば、治りきらない負傷もあるはずです。
1〜2年は北京五輪への試運転と考えて、けがだけは避けてほしい。

実は、GP初戦が得意でありません。
2010年NHK杯のGPデビューから昨年まで8年連続で優勝を逃しています。
今シーズンはいいスタートを見られるでしょうか。

category:羽生結弦ブログはこちら。

◆書き加え(11月2日)

この大会には羽生結弦とロシアのアリーナ・ザギトワが参加します。
主要大会で直近の五輪の男女金メダリストが揃い踏みするのは26年ぶりとか。

羽生結弦が勝利したオータムクラシックの得点は世界5位です。
スケートアメリカでネイサン・チェンが記録した280.57点が世界1位であり、これを目標にしているかもしれません。

◆書き加え(11月3日)

SPでの滑りはジャンプにいくらか乱れが出て完璧でありませんでした。
106.69点は宇野昌磨が9月に「ロンバルディア杯」で記録した104.15点を抜き、世界1位です。

私は羽生結弦の演技に「凄い」という称賛以外の言葉が見つかりません。
表現世界の深さは追随を許しません。
長い四肢を含む全身の動き、使い方が素晴らしいです。
これを超えるフィギュアスケーターはなかなか現れないのでないでしょうか。
現役でありながら、すでに伝説となりました。

私は昨シーズンのけがの影響をほとんど感じませんでした。
一日でも長く世界の頂点に君臨してほしいと思います。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年2月21日「羽生結弦とオーサーコーチ、五輪3連覇への戦略」はこちら。

⇒2018年2月20日「羽生結弦、狙い澄ました平昌五輪金メダル」はこちら。

⇒2018年2月17日「羽生結弦、平昌五輪で人間業と思えない復活劇」はこちら。

⇒2018年2月16日「羽生結弦、うそみたいな絶好調で平昌五輪金メダルへ」はこちら。

⇒2018年2月12日「羽生結弦、平昌五輪個人戦のジャンプ構成は固まらず」はこちら。

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メドベージェワも羽生結弦も世界フィギュア欠場

メドベージェワの3連覇は見られず

世界フィギュアスケート選手権が3月21日からイタリアで開催されます。
ところが、女子シングルで3連覇のかかるロシアのエフゲニア・メドベージェワが欠場します。
米国のペギー・フレミングが1966年〜1968年に成し遂げていました。
半世紀ぶりの快挙を待ち望んでいたファンは落胆していることでしょう。

昨年11月に右中足骨骨折が判明し、その後のグランプリ(GP)ファイナルとロシア選手権を欠場しました。
欧州フィギュアスケート選手権で復帰して平昌五輪に出場しましたが、どちらも同門のアリーナ・ザギトワに敗れて銀メダルに留まっています。
エフゲニア・メドベージェワはオリンピックで痛みと闘いながら滑ったようです。

羽生結弦は来シーズンに完全休養を

また、男子シングルで2連覇のかかる平昌五輪金メダルの羽生結弦も欠場します。
オリンピックで奇跡に近い演技を見せ、66年ぶりの2連覇を果たしています。
こちらも痛み止めを服用して滑ったようです。

北京五輪で3連覇を成し遂げる可能性があります。
右足関節外側靱帯損傷は重傷だったはずです。
完全に治せるものかどうか私には判断できませんが、治療を優先するのは当然といえます。
私自身は羽生結弦に来シーズンは完全休養を取ってほしい。

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結局、平昌五輪へは強行出場だった

エフゲニア・メドベージェワと羽生結弦は結局、平昌五輪に強行出場したのです。
二人とも本来ならリハビリ期間中でした。
男子シングルも女子シングルもディフェンディングチャンピオンを欠きます。
ちょっぴり寂しい。

世界フィギュアはネイサン・チェン

平昌五輪金メダルのロシアのアリーナ・ザギトワと銀メダルの宇野昌磨は出場します。
世界フィギュアスケート選手権ではアリーナ・ザギトワの金メダルは動きません。
私は宇野昌磨に金メダルを獲ってほしいと思っていますが、米国の4回転ジャンパーのネイサン・チェンが勝ちそうです。

ネイサン・チェンはオリンピックで雰囲気に飲まれ、ショートプログラム(SP)が散々の出来でした。
しかし、表彰台の可能性が消えたフリースケーティング(FS)は素晴らしい滑りでした。
このブログで幾度か記していますが、メンタル面がとても弱い。

世界フィギュアスケート選手権はオリンピックほどの緊張や重圧を感じることはないでしょう。
プログラムの基礎点が高いので、ノーミスで滑るならば金メダルを獲ります。
宇野昌磨が勝利を収めるには 320点台が必要です。

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羽生結弦とオーサーコーチ、五輪3連覇への戦略

体を折り、氷と右足に感謝を伝える

きのうのブログ「羽生結弦、狙い澄ました平昌五輪金メダル」の続きです。

羽生結弦はFSを滑り終えると右手を突き上げ、感無量の表情を見せました。
何度か「勝った」と吠えたようです。
そして体を折り、氷へ感謝を伝えるとともに最後まで持ちこたえてくれた右足に感謝を伝えました。

「317.85点」が表示されると、会場は熱狂的な歓声に包まれました。
2選手を残して首位に立ち、メダル獲得を確定させました。

最終演技者の宇野昌磨が2位に入って金メダルが確定すると、待機していたグリーンルームで涙ぐむ羽生結弦の姿がスクリーンに映し出されました。

勝たないと意味がないと思っていた

羽生結弦は19歳で出場したソチ五輪で金メダルを獲得してから4年の歳月が経ました。
この間、幾多の苦難に見舞われています。
そして、オリンピックシーズンの大けがを乗り越えて出場し、見事な復活劇を成し遂げました。
今大会は団体戦を避け、個人戦にかけていました。

演技にミスが相次いだこともあり、ソチ五輪で「悔しい」と口にしています。
羽生結弦はそれを胸に刻み、あえてアスリートとして険しい道を選んできました。
次世代をしのぐ、飽くなき挑戦です。

しかし、「この試合はとくに勝たないと意味がないと思っていた」と明かしています。
ジャンプ構成の難度を下げても「勝ち」にこだわりました。
自分の強みを生かし、慎重に、慎重に結果を取りにいきました。
とても沈着冷静でした。

羽生結弦が表彰台の頂点に飛び乗る

SP3位の宇野昌磨が銀メダル、SP2位のスペインのハビエル・フェルナンデスが銅メダルとなりました。
全力を尽くして戦った3選手は抱き合い、互いの健闘を称えました。
私は敬意と友情が溢れるシーンに胸が熱くなりました。

ハビエル・フェルナンデスはフィギュアスケートの不毛の地とされてきたスペインに初のオリンピックメダルをもたらしています。
立派です。

「オリンピックチャンピオン」とコールされた羽生結弦は表彰台にぴょんと飛び乗り、最高の笑顔を見せました。
今大会初の「君が代」は金メダルに触れながら歌いました。
「真ん中に揚げた国旗は2回目だけれど、感慨深いものがあった」「頑張ってきてよかった」「生きていてよかった」と率直に語りました。

私は表彰台の頂点が似合う選手だと改めて感じました。
彼こそふさわしい。

北京五輪へ身体をいたわってほしい

私はこのブログで以前に述べたとおり、羽生結弦は五輪3連覇が狙える選手と考えていました。
確かに、平昌五輪では奇跡を目の当たりにしたような感動を覚えました。
スーパースターの勝利はうれしいの一言!
日本に生まれ育った私が使うと変ですが、「日本びいき」です。

しかし、「絶対王者」としてどっしりと構え、中国の金博洋や米国のネイサン・チェンが仕かけた高難度ジャンプ競争に巻き込まれてほしくありませんでした。
向こうは一か八かであり、けがのリスクが高すぎます。
これについても幾度か述べています。

逆境に強い羽生結弦は平昌五輪の個人戦にかろうじて間に合わせましたが、私は本調子の滑りとは感じられませんでした。
この選手のいまの実力で歴代世界最高得点である自己ベストを更新できないのはおかしい。
(今大会はFSで4回転ジャンプを2種4本に抑えていますが・・・。)

それだけでなく、けがが治ったとしても「選手寿命」は確実に短くなります。
日本はもとより世界に熱烈なファンが大勢いるわけですから、もっと身体をいたわってほしい。

トータルパッケージで北京を制する

フィギュアスケートは男女を問わず、選手にけがや病気が多発しました。
それもこれも、得点比重の高い高難度ジャンプ競争が過熱したからです。
練習による足腰や内臓への負荷が大きく、それ以前に食事制限(減量)による精神への負担が重くなります。

おそらく「採点法」が見直され、基礎点が下がるはずです。

羽生結弦は決してジャンプを苦手とするわけでありません。
むしろ、そのGOEも高い。
しかし、基本戦略として「トータルパッケージ」で勝利を収めるアスリートです。
それをだれよりも分かっているのは、ブライアン・オーサーコーチです。

2022年北京五輪3連覇へ向け、羽生結弦に追い風が吹くことは間違いありません。

今大会で伝説となったのは、常識では到底考えられない「復活」に関してでした。
真にそう呼ぶべきは、前人未到のオリンピック3連覇を成し遂げたときです。

私は、羽生結弦はそれを可能にする資質と資格を備えていると考えます。

category:羽生結弦ブログはこちら。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年2月20日「羽生結弦、狙い澄ました平昌五輪金メダル」はこちら。

⇒2018年2月17日「羽生結弦、平昌五輪で人間業と思えない復活劇」はこちら。

⇒2018年2月16日「羽生結弦、うそみたいな絶好調で平昌五輪金メダルへ」はこちら。

⇒2018年2月12日「羽生結弦、平昌五輪個人戦のジャンプ構成は固まらず」はこちら。

⇒2018年2月8日「羽生結弦はいいのか悪いのか、ブライアン・オーサーの心理戦」はこちら。

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羽生結弦は平昌五輪後にクワッドアクセル挑戦へ

フィギュアスケート男子シングルの羽生結弦が2018年平昌五輪後もさらなる高みを目指して現役を続行する意思を固めたようです。
まだ22歳、どこか体を痛めているというわけでなく、年齢的にも2022年北京五輪に出場して不思議でありません。
GPシリーズ「ロシア杯」2位から一夜明け、現地で取材に応じました。

羽生結弦は2015年8月、ソチ五輪と平昌五輪で金メダルを獲得し、現役を引退してプロスケーターになりたいとの夢を語りました。
その白紙撤回です。
技術と表現を最高レベルで融合させられる稀有の選手であり、世界中にファンがいるのですから早まることはありません。

取材ではこれまで試合でだれも成功させていない「クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)」に挑戦する意欲も明らかにしました。
基礎点が15.0点に達する無敵の大技です。
足首などの負担が大きいため、現時点では正規の練習メニューに入れていません。
彼のことですから、男子シングル66年ぶりの五輪連覇はもちろん五輪3連覇を念頭に置いているのでしょう。

羽生結弦はロシア杯のフリースケーティング(FS)の演技を映像で見て完成度を「5%」と総括しました。
「4回転ルッツ」を入れましたが、「4回転ループ」が消えました。
オリンピックのしびれるような緊張感のなかで高難度ジャンプをノーミスで跳ぶには自信を持って臨まないと不可能とも語っています。
次戦のGPシリーズ「NHK杯」で完璧な演技を見せたいと意気込みました。

以前、「科学的に言えば、人間は5回転まで跳べるらしい」と語っていたことを思い出します。
これは本気だったのですね。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年10月22日「羽生結弦の本番はGPシリーズでなく平昌五輪」はこちら。

⇒2017年10月21日「羽生結弦GPシリーズロシア杯で4回転ルッツ投入」はこちら。

⇒2017年10月6日「羽生結弦が平昌五輪フィギュア団体戦出場へ」はこちら。

⇒2017年9月25日「羽生結弦、無謀なエンジン全開」はこちら。

⇒2017年9月24日「羽生結弦は五輪連覇を狙いすぎ、選曲がきつい」はこちら。

⇒2017年9月23日「出ましたどや顔、羽生結弦は飛ばしすぎ」はこちら。

⇒2017年9月23日「宇野昌磨と羽生結弦、海外での評価と人気」はこちら。

⇒2017年5月16日「羽生結弦に全日本選手権特別シード」はこちら。

⇒2017年5月4日「羽生結弦の投げキスとファンのめろめろ」はこちら。

⇒2017年4月30日「羽生結弦は平昌五輪での現役引退を否定せず」はこちら。

⇒2017年4月22日「羽生結弦のお詫びと見せ場 国別対抗戦」はこちら。

⇒2017年4月16日「宇野昌磨と羽生結弦、勝ち飯と勝負パンツ」はこちら。

⇒2017年4月13日「羽生結弦は降臨、スーパースターを大切に!」はこちら。

⇒2017年4月9日「宇野昌磨と羽生結弦の得点差と実力差」はこちら。

⇒2017年4月8日「羽生結弦は宇野昌磨を追いかける」はこちら。

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なお、ブログによりぎりぎりのジョーク、成人向けの内容が含まれます。
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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