コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

羽生結弦現役続行

羽生結弦が4Aクワッドアクセルを跳ぶ日

来シーズンは現役続行へ
夢のパーフェクトパッケージ

1年ごとに現役か引退か判断

フィギュアスケート男子シングルの羽生結弦が11日、都内で行われた「テレビ朝日ビッグス
ポーツ賞」の表彰式で、大賞に相当する「ビッグスポーツ賞」を受賞しました。
合わせて、来シーズンの現役続行を表明しました。
(今後は1年ごとに現役続行か現役引退かの判断を下すということでしょうか。)

本人はカナダ・トロントで治療とリハビリに努めており、ビデオレターなどで「来シーズンは4回転半ジャンプ(クワッドアクセル。4A)を取り入れた夢のパーフェクトパッケージをお届けします」という趣旨のメッセージを寄せています。

アクセルは6種類のうち、唯一前向きに踏み切る難しいジャンプといえます。
クワッドアクセルは基礎点が 12.50点であり、8.00点のトリプルアクセル(3回転半)より4.50点を上乗せできます。
国際スケート連盟(ISU)公認大会で成功者が出ていない超高難度ジャンプになります。

グランプリ(GP)シリーズの第5戦「ロシア杯」のフリースケーティング(FS)でロシアのアルトゥール・ドミトリエフが挑戦して転倒しています。
しかも、回転不足で「ダウングレード判定」を受け、基礎点はトリプルアクセルの8.00点になりました。
さらに、GOE(出来栄え点)で4.00点が減点されました。
つまり、このジャンプで得た点数はたった4.00点です。

クワッドアクセルは失敗のリスクが致命傷になりかねないほど大きいのです。
完成度の高いトリプルアクセルを跳んだほうが安定した成績を残せます。
まして「質」を重視した採点ルールの改定が行われましたので。
そうした理由から女子シングルでは世界のトップクラスの選手がダブルアクセルに抑えてきました。
これを突き破ったのがシニア1年目でグランプリ(GP)ファイナルを制した紀平梨花でした。
「超新星」と呼ばれる所以です。

羽生結弦はクワッドアクセルをプログラムに組み込むことで、3百点を超えるハイスコアをマークしようと企てています。
おそらく2018年平昌五輪で男子シングル66年ぶりの五輪連覇を成し遂げ、モチベーションを維持するうえで次の挑戦目標が不可欠なのでしょう。
「世界初」という響きも絶対王者のプライドを刺激するのでしょう。

羽生結弦は全日本選手権を欠場しましたが、救済措置により3月にさいたまで開催される世界選手権の日本代表選手に選ばれています。
現時点で出場を目指して調整に励んでいます。
(浅田真央もそうでしたが、スポンサー、大会運営やテレビ視聴率に著しい影響を及ぼすスーパースターはたやすく休めません。)

⇒2018年12月6日「羽生結弦に3年連続特例など問題外、全日本フィギュア2018」はこちら。

私は2022年北京五輪での史上初の3連覇(これこそ偉業)を視野に自重してほしいと願っていますが、こればかりは選手の意思ですので・・・。
(一生に一人しか見られないフィギュアスケート選手と思います。)
羽生結弦は現役引退の時期が迫っているのは確かです。
「選手寿命」を延ばすことにこだわりがないのかもしれません。

(1月13日執筆)

category:羽生結弦ブログはこちら。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年12月6日「羽生結弦に3年連続特例など問題外、全日本フィギュア2018」はこちら。

⇒2018年11月30日「羽生結弦はけん玉大使、昭和26年生まれはマグマ大使」はこちら。

⇒2018年11月21日「羽生結弦はフィギュアスケートの神なのか」はこちら。

⇒2018年11月20日「羽生結弦に奇跡の復活は期待できない」はこちら。

⇒2018年11月19日「羽生結弦は棄権するわけにいかない」はこちら。

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羽生結弦は平昌五輪後にクワッドアクセル挑戦へ

フィギュアスケート男子シングルの羽生結弦が2018年平昌五輪後もさらなる高みを目指して現役を続行する意思を固めたようです。
まだ22歳、どこか体を痛めているというわけでなく、年齢的にも2022年北京五輪に出場して不思議でありません。
GPシリーズ「ロシア杯」2位から一夜明け、現地で取材に応じました。

羽生結弦は2015年8月、ソチ五輪と平昌五輪で金メダルを獲得し、現役を引退してプロスケーターになりたいとの夢を語りました。
その白紙撤回です。
技術と表現を最高レベルで融合させられる稀有の選手であり、世界中にファンがいるのですから早まることはありません。

取材ではこれまで試合でだれも成功させていない「クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)」に挑戦する意欲も明らかにしました。
基礎点が15.0点に達する無敵の大技です。
足首などの負担が大きいため、現時点では正規の練習メニューに入れていません。
彼のことですから、男子シングル66年ぶりの五輪連覇はもちろん五輪3連覇を念頭に置いているのでしょう。

羽生結弦はロシア杯のフリースケーティング(FS)の演技を映像で見て完成度を「5%」と総括しました。
「4回転ルッツ」を入れましたが、「4回転ループ」が消えました。
オリンピックのしびれるような緊張感のなかで高難度ジャンプをノーミスで跳ぶには自信を持って臨まないと不可能とも語っています。
次戦のGPシリーズ「NHK杯」で完璧な演技を見せたいと意気込みました。

以前、「科学的に言えば、人間は5回転まで跳べるらしい」と語っていたことを思い出します。
これは本気だったのですね。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年10月22日「羽生結弦の本番はGPシリーズでなく平昌五輪」はこちら。

⇒2017年10月21日「羽生結弦GPシリーズロシア杯で4回転ルッツ投入」はこちら。

⇒2017年10月6日「羽生結弦が平昌五輪フィギュア団体戦出場へ」はこちら。

⇒2017年9月25日「羽生結弦、無謀なエンジン全開」はこちら。

⇒2017年9月24日「羽生結弦は五輪連覇を狙いすぎ、選曲がきつい」はこちら。

⇒2017年9月23日「出ましたどや顔、羽生結弦は飛ばしすぎ」はこちら。

⇒2017年9月23日「宇野昌磨と羽生結弦、海外での評価と人気」はこちら。

⇒2017年5月16日「羽生結弦に全日本選手権特別シード」はこちら。

⇒2017年5月4日「羽生結弦の投げキスとファンのめろめろ」はこちら。

⇒2017年4月30日「羽生結弦は平昌五輪での現役引退を否定せず」はこちら。

⇒2017年4月22日「羽生結弦のお詫びと見せ場 国別対抗戦」はこちら。

⇒2017年4月16日「宇野昌磨と羽生結弦、勝ち飯と勝負パンツ」はこちら。

⇒2017年4月13日「羽生結弦は降臨、スーパースターを大切に!」はこちら。

⇒2017年4月9日「宇野昌磨と羽生結弦の得点差と実力差」はこちら。

⇒2017年4月8日「羽生結弦は宇野昌磨を追いかける」はこちら。

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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

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