コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

羽生結弦GPシリーズ

羽生結弦にほれぼれ、ため息の出る美しさ・・・

GPシリーズロシア杯SP「秋によせて」
羽生結弦は音に寄り添う究極の演技

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第5戦「ロシア杯」。
羽生結弦はショートプログラム(SP)で110.53点を記録しました。
GP第3戦「フィンランド大会」で記録したルール改定後の世界最高得点だった106.69点を
3.84点も更新しています。
むろん、首位発進です。

ジャンプは4回転サルコウ、トリプルアクセル(3回転半)、4回転トウループ−3回転トウループのコンビネーションを跳びました。
3回転トウループの着氷で体勢をやや崩しかけましたが、それでも加点を得ています。
とくに冒頭の4回転サルコウは審判9人のうち4人が最高の「5」をつけました。
スピンやステップもすべてレベル4を得ています。
自己評価の厳しい羽生結弦が「この構成ではほぼMAX」と語りました。

SPはいまも憧れるジョニー・ウィアが滑った「秋によせて」。
小学校の頃に夢中になったのは、繊細で美しい動きでした。
音に寄り添うかのようなジャンプとスピン、きれいな着氷の姿勢、柔らかな手の表現。
ジョニー・ウィアにすっかり魅了され、神経の行き届く演技を心がけるようになりました。

羽生結弦の感情のこもった演技を当時のプログラムを振り付けたタチアナ・タラソワが立ったまま見つめていました。
「ジャンプに集中しようと思っていたけれど、どちらかというと表現にふった」と語ったとおり、究極の精度を感じさせる出来栄えでした。
私はあまりの美しさにため息が出ました。
すごい!

羽生結弦はその後のインタビューで「結果としてはノーミスなのでホッとしている」としましたが、「自分のなかではパーフェクトといえない」と言葉を加えました。
あすのフリースケーティング(FS)はやはり憧れるエフゲニー・プルシェンコが滑った「Origin」。

日本男子初のGP10勝目、自身初のGPシリーズ連勝(ちょっと意外)がかかります。
ほれぼれするような演技でフィンランド大会の190.43点を超えます。

category:羽生結弦ブログはこちら。

◆書き加え(11月17日)

羽生結弦は午前の公式練習で右足首をひねり、途中で練習を切り上げました。
足を引きずっていたそうですからFSは休んだほうがいいでしょう。
それ以前に私は今シーズンを完全休養に充ててほしいと思っていました。

したがって、FSの点数と順位にあまり興味がありません。
GPファイナル進出もそうです。

羽生結弦は半世紀に一人出るか出ないかのフィギュアスケート界の至宝です。
2022年北京五輪まで日本選手権と世界選手権の2大会を中心に組み立てるように改めてほしい。

◆書き加え(11月17日)

たったいまFSが終わりました。
私は羽生結弦がけがを悪化させないことだけを祈って見ていました。
ジャンプばかり気になり、演技の出来はそれほど印象に残っていません。
(表現力はさすがといえます。)

冒頭の4回転サルコウ、次の4回転トウループを完璧に決め、おっと思いました。
しかし、次第にジャンプにミスが増えていきます。
トリプルアクセルは転倒しています。
右足首が悲鳴をあげていたはずですが、何とか最後まで滑り切りました。
精一杯頑張ったと思います。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年11月5日「羽生結弦は演技構成を変更、飽くなき向上心と挑戦」はこちら。

⇒2018年11月4日「羽生結弦はけがなく、北京五輪へ試運転」はこちら。

⇒2018年2月21日「羽生結弦とオーサーコーチ、五輪3連覇への戦略」はこちら。

⇒2018年2月20日「羽生結弦、狙い澄ました平昌五輪金メダル」はこちら。

⇒2018年2月17日「羽生結弦、平昌五輪で人間業と思えない復活劇」はこちら。

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羽生結弦は演技構成を変更、飽くなき向上心と挑戦

羽生結弦は難度にも完成度にもこだわり
苦手のGPシリーズ初戦で勝利を目指す

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第3戦「フィンランド大会」男子シングル。
五連連覇の絶対王者・羽生結弦が出場します。
(この記事は11月2日にまとめました。)

羽生結弦はショートプログラム(SP)が「秋によせて」。
アメリカのジョニー・ウィアが2006年トリノ五輪前から用いていたそうです。
静かな曲に沿って美しさに満ちた演技を追い求めます。
フリースケーティング(FS)が「Origin」。
ロシアのエフゲニー・プルシェンコが2003〜2004年シーズに用いていたそうです。
当時、9人のジャッジ全員が芸術点で満点を出した伝説のプログラム「ニジンスキーに捧ぐ」の3曲から2曲を選んでいます。
重厚な曲に乗せて迫力のみなぎる演技を追い求めます。
(私はぼんやりですが記憶しています。)
二人のスケーターに敬意を表してのことでしょう。

羽生結弦は勝利を目指し、今季初戦のオータムクラシックから演技構成を変えました。
難度を高めながら、さらなる完成度にこだわりました。
飽くなき向上心を持っており、挑戦をやめようとしません。

オータムクラシックでは、SPは曲調に合わせようとしてステップとスピンが後半に集まり、ジャンプが前半に集まりました。
フィンランド大会では、最後の4回転トウループ―3回転トウループのコンビネーションを得点が 1.1倍になる後半に移しました。
それでも自分が表現したいことは譲れないと、音楽のアレンジと振り付けを見直しました。

FSは4回転ループ、4回転サルコウ、3回転ループ、4回転トウループ、後半に4回転トウループ―トリプルアクセル(3回転半)、3回転フリップ―3回転トウループ、トリプルアクセル―オイラー―3回転サルコウを跳びます。
疲れが出る後半の3本のコンビネーションは大変です。
また、ミスをしてもリカバーできないハイリスク・ハイリターンの構成です。
ちなみに、世界初の4回転トウループ―トリプルアクセルはオータムクラシックでは失敗しました。

羽生結弦はGP初戦が得意でなく、2010年「NHK杯」のGPデビューから昨年まで8年連続で優勝を逃しています。
はたして今シーズンはいいスタートを切れるのでしょうか。

category:羽生結弦ブログはこちら。

◆書き加え(11月4日)

SPはめどとしていた百点を超えられて、ほっとしたようです。
FSは勝ちにこだわった攻撃的な構成でした。

冒頭の4回転ループはこらえました。
羽生結弦が跳ぶたびに大歓声が上がりました。
例の4回転トウループは際どくトリプルアクセルをつけました。
SP106.69点、FS190.43点はどちらも世界1位です。
合計297.12点はもちろん世界1位となり、羽生結弦はGP初戦で初勝利を収めました。

ただし、本人が目標にしていたであろう3百点にわずかに及びませんでした。

ジャンプは全体的にあまり調子がよくありません。
気合なのか緊張なのか、表情も動きもかたいように見えました。
本人が演技を楽しむ余裕を持てなかったようです。

SPもFSも先輩に尊敬の念を込めつつ、自分のオリジナルの世界をつくりあげています。
並々ならぬ表現意欲を感じさせられます。

GP初戦ではほころびが出ていましたので、私は心配していました。
今シーズンはとくにFSが難しく、引き返せないプログラムでした。
それでも何とか滑り切りました。
本人は満足できなかったはずで、演技後の顔つきに出ています。

羽生結弦はシーズン中盤以降に調子を上げてくる選手という印象を持っています。
GPグランプリやオリンピック、世界選手権などの大舞台に照準を合わせているからでしょう。

私は、今シーズンの羽生結弦の演技を見て思いました。
この選手は行き着くところまで行き、崇高というより孤高の世界に挑まないとモチベーションを保てなくなっているのでないかと。
羽生結弦をここまで駆り立てるものは何なのでしょう。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年11月4日「羽生結弦はけがなく、北京五輪へ試運転」はこちら。

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⇒2018年2月17日「羽生結弦、平昌五輪で人間業と思えない復活劇」はこちら。

⇒2018年2月16日「羽生結弦、うそみたいな絶好調で平昌五輪金メダルへ」はこちら。

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羽生結弦はけがなく、北京五輪へ試運転

GPシリーズフィンランド大会に登場
羽生結弦は実力突出、五輪連覇の絶対王者

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第3戦「フィンランド大会」。
男子シングルに、ソチ五輪・平昌五輪金メダリストの羽生結弦がいよいよ登場します。
(この記事は11月2日にまとめました。)
昨シーズンは右足首の故障で満足な練習を積めなかったにもかかわらず、オリンピックで2連覇の偉業を成し遂げました。
いまだに実力が突出しており、「絶対王者」と呼べるでしょう。

男子シングルは4回転ジャンプ競争が過熱し、若い選手が有利になっていました。
しかし、今シーズンから変更された「質重視」の採点ルールは羽生結弦にとって追い風となります。
GOE(出来栄え点)が7段階から11段階に広がりました。

フリースケーティング(FS)は演技時間が30秒短縮されて女子シングルと同じ4分になり、ジャンプも1本減らされて7本になりました。
得点が 1.1倍になる後半のジャンプはSPで最後の1つ、FSで最後の3つとなりました。
素人考えでは楽になるはずですが、選手はむしろきつくなったと口にしています。

ルール改正にともない、これまでの得点記録がリセットされました。
世界中のファンの関心は、最初に 300点超えを果たす選手がだれかに向かっています。
GPシリーズ第1戦「スケートアメリカ」、第2戦「スケートカナダ」に出場した選手からは出ていません。

羽生結弦は平昌五輪以来の実戦となった9月の「オータムクラシック」で優勝しています。
が、SPではスピンに取りこぼしが出て、FSではジャンプにミスが相次ぎ、合計263.65点に留まりました。
仮に完璧な演技を行えたとして、新しい採点ルールでどのような得点が出るのでしょうか。
本人はもちろん皆が楽しみにしています。

フィンランド大会にはロシアのミハイル・コリヤダ、中国の金博洋(ボーヤン・ジン)、韓国のチャ・ジュンファンが出場しますが、おそらく羽生結弦の敵になりません。
ヘルシンキ空港に到着し、「やれることはやってきた」と自信をのぞかせました。
この大会でGPシリーズ通算9勝目を飾るはずです・・・。



私自身は前人未到の「五輪3連覇」を期待しています。
また、十分に可能だと思っています。
羽生結弦はベテランに域に達しつつあり、疲労の蓄積もあれば、治りきらない負傷もあるはずです。
1〜2年は北京五輪への試運転と考えて、けがだけは避けてほしい。

実は、GP初戦が得意でありません。
2010年NHK杯のGPデビューから昨年まで8年連続で優勝を逃しています。
今シーズンはいいスタートを見られるでしょうか。

category:羽生結弦ブログはこちら。

◆書き加え(11月2日)

この大会には羽生結弦とロシアのアリーナ・ザギトワが参加します。
主要大会で直近の五輪の男女金メダリストが揃い踏みするのは26年ぶりとか。

羽生結弦が勝利したオータムクラシックの得点は世界5位です。
スケートアメリカでネイサン・チェンが記録した280.57点が世界1位であり、これを目標にしているかもしれません。

◆書き加え(11月3日)

SPでの滑りはジャンプにいくらか乱れが出て完璧でありませんでした。
106.69点は宇野昌磨が9月に「ロンバルディア杯」で記録した104.15点を抜き、世界1位です。

私は羽生結弦の演技に「凄い」という称賛以外の言葉が見つかりません。
表現世界の深さは追随を許しません。
長い四肢を含む全身の動き、使い方が素晴らしいです。
これを超えるフィギュアスケーターはなかなか現れないのでないでしょうか。
現役でありながら、すでに伝説となりました。

私は昨シーズンのけがの影響をほとんど感じませんでした。
一日でも長く世界の頂点に君臨してほしいと思います。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年2月21日「羽生結弦とオーサーコーチ、五輪3連覇への戦略」はこちら。

⇒2018年2月20日「羽生結弦、狙い澄ました平昌五輪金メダル」はこちら。

⇒2018年2月17日「羽生結弦、平昌五輪で人間業と思えない復活劇」はこちら。

⇒2018年2月16日「羽生結弦、うそみたいな絶好調で平昌五輪金メダルへ」はこちら。

⇒2018年2月12日「羽生結弦、平昌五輪個人戦のジャンプ構成は固まらず」はこちら。

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羽生結弦の本番はGPシリーズでなく平昌五輪

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第1戦「ロシア杯」が行われ、男子シングルで羽生結弦は米国の4回転ジャンパー、ネイサン・チェンに敗れています。
こう書くと残念な結果に思えますが、私は十分な出来だったと考えます。

羽生結弦は五輪代表選考会を兼ねる全日本フィギュアスケート選手権も意識する必要がありません。
平昌オリンピックの本番にフォーカスし、コンディションを整えながら演技の完成度を高めていけば間に合うのです。

⇒2017年9月25日「羽生結弦、無謀なエンジン全開」はこちら。

ショートプログラム(SP)ではコンビネーションジャンプで転倒がありましたが、落ち着いて滑り切りました。
精神状態の乱れや集中力のプッツンは感じられません。
右膝のけがが治ったのか、ステップとスピンの切れもよかった。

フリースケーティング(FS)では4種類の4回転ジャンプを5本も跳ぶという自身最高難度のプログラムで臨みました。
冒頭、初挑戦の「4回転ルッツ」は何とか踏ん張りました。
成功です。
しかし、実際に跳んだのは3本に留まっています。
端的に言えば、予定した構成が大幅に狂いました。
4回転ループはどうしたのでしょう。

⇒2017年10月21日「羽生結弦GPシリーズロシア杯で4回転ルッツ投入」はこちら。

羽生結弦は7シーズン、GP初戦で結果を残していません。
FSではネイサン・チェンを上回っており、逆転できなかったと騒ぐほどのこともありません。
本人も戦える手応えを得られれば大丈夫と考えているのでは・・・。
SPでもFSでもリカバーを試みる冷静さも失っていませんでした。

ところで、私は自室で「徳島のクマ」を飼っていますが、羽生結弦は演技後にファンから「クマのプーさん」が投げ込まれました。
リンクがクマだらけになります。
自室のクマは凶暴で甘えん坊ですので私は血だらけになります。

⇒2015年8月10日「クマを飼う」はこちら。

これからはクマと一緒に羽生結弦を応援することにします。

次戦のGPシリーズ「NHK杯」へいくらか調子を上げていくことでしょう。

◆書き加え(10月22日)

羽生結弦はロシアでもファンが大勢いるようです。
ソチオリンピックの覇者ですから当然かもしれません。

演技後、観客席に「結弦!オリンピックシーズンの大勝利を」と巨大メッセージが掲げられました。
「くまのプーさん」のぬいぐるみの投入も日本人ファンに限らないそうです。

スケートの実力だけでは世界中で愛されることはないでしょう。
演技の魅力、そして人柄が支持されているように思います。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年10月21日「羽生結弦GPシリーズロシア杯で4回転ルッツ投入」はこちら。

⇒2017年10月6日「羽生結弦が平昌五輪フィギュア団体戦出場へ」はこちら。

⇒2017年9月25日「羽生結弦、無謀なエンジン全開」はこちら。

⇒2017年9月24日「羽生結弦は五輪連覇を狙いすぎ、選曲がきつい」はこちら。

⇒2017年9月23日「出ましたどや顔、羽生結弦は飛ばしすぎ」はこちら。

⇒2017年9月23日「宇野昌磨と羽生結弦、海外での評価と人気」はこちら。

⇒2017年5月16日「羽生結弦に全日本選手権特別シード」はこちら。

⇒2017年5月4日「羽生結弦の投げキスとファンのめろめろ」はこちら。

⇒2017年4月30日「羽生結弦は平昌五輪での現役引退を否定せず」はこちら。

⇒2017年4月22日「羽生結弦のお詫びと見せ場 国別対抗戦」はこちら。

⇒2017年4月16日「宇野昌磨と羽生結弦、勝ち飯と勝負パンツ」はこちら。

⇒2017年4月13日「羽生結弦は降臨、スーパースターを大切に!」はこちら。

⇒2017年4月9日「宇野昌磨と羽生結弦の得点差と実力差」はこちら。

⇒2017年4月8日「羽生結弦は宇野昌磨を追いかける」はこちら。

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羽生結弦GPシリーズロシア杯で4回転ルッツ投入

フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第1戦「ロシア杯」が行われています。
平昌五輪への試金石となります。
男子シングルで羽生結弦、女子シングルでロシアのエフゲニア・メドベージェワが登場します。
二人は現時点で最強と見なされています。

羽生結弦は世界王者に返り咲き、オリンピックで66年ぶりの連覇を狙っています。
フリースケーティング(FS)で4種類目の4回転ジャンプとなる「4回転ルッツ」を冒頭に跳ぶと語りました。
守りに入らず、攻めに徹する姿勢を貫いています。

4回転ジャンプはこれまでトウループ、サルコウ、ループの3種類5本でしたが、そこに新たにルッツが加わります。
これによって4種類5本、最高難度のプログラムとなりました。
基礎点がかなり上がり、世界選手権で出したFS世界最高得点を更新するかもしれません。

自分が本気を一番出せるプログラムとかで、「目標としていた構成に体がついてくるようになった」と手応えを口にしました。
オータムクラシックで感じた右膝の痛みはなくなったようです。

5種類の4回転ジャンプで基礎点の一番高い4回転ルッツを試合に組み込む有力選手は米国のネイサン・チェン、中国の金博洋の二人です。
この内、ネイサン・チェンが本大会に出場します。

羽生結弦がノーミスで滑ったら、それを上回る選手はおそらくいません。
「神」が降臨してきたかのような演技を見せます。
私は男子シングル史上でこれほどのすごみを持つ選手を知りません。
技術と表現のバランスで突出しています。
ライバルは諦めるしかないでしょう。

しかし、羽生結弦がオリンピックの舞台でそうした演技を行えるとは限りません。
そこに、世界のトップクラスの選手がつけ込むすきがあります。
宇野昌磨は総合的な実力で羽生結弦に迫りました。
高難度ジャンプの安定感、そして表現力に定評があります。
私は平昌五輪で二人のワンツーフィニッシュになると考えています。
(どちらが上に立つかは分かりません。)

その戦いに割って入るのが米国の4回転ジャンパー、ネイサン・チェンです。
(私はジャンプの印象しか残っていません。)
一か八かというと語弊がありますが、ライバルが絶対にクリアできない最高難度のプログラム構成で臨んでくるでしょう。
5種類の4回転ジャンプを組み込むのは当然として、組み合わせ(コンビネーション)にも滅法強いので、その基礎点はきわめて高い。
これをすべてクリーンに跳ぶことができるなら、金メダルをつかむ可能性があります。
オリンピックの大舞台ではチャレンジャーとして思い切り勝負をかけてくるはずです。

羽生結弦はそうしたことも念頭に置き、4回転ルッツに挑むのでしょう。

スペインの前世界王者、ハビエル・フェルナンデスは突出した表現力を持つとはいえ、演技の完成度だけで金メダルをつかむ得点は叩き出せないと思います。
もし勝てるとしたら、オリンピックが4回転ジャンプ合戦になり、なおかつ先の3選手にミスがかなり出たときです。

羽生結弦はGP初戦は出来が冴えず、7シーズン連続で優勝を逃しています。
ある意味で、気楽に大技を試せます。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2017年10月6日「羽生結弦が平昌五輪フィギュア団体戦出場へ」はこちら。

⇒2017年9月25日「羽生結弦、無謀なエンジン全開」はこちら。

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⇒2017年9月23日「出ましたどや顔、羽生結弦は飛ばしすぎ」はこちら。

⇒2017年9月23日「宇野昌磨と羽生結弦、海外での評価と人気」はこちら。

⇒2017年5月16日「羽生結弦に全日本選手権特別シード」はこちら。

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羽生結弦は全身オーラ、敵は自分だけ

フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズの最終戦「NHK杯」。
男子シングルの羽生結弦がショートプログラム(SP)に登場しました。
私は改めて、彼のすごさと底力を感じました。
演じる前に全身からオーラが溢れ出ています。
努力はもとより「才能」が半端でありません。
さらに四肢に恵まれ、とても美しい。

羽生結弦は、淡いパープルを基調とした衣装でリンクに現れました。
本人によれば、イメージチェンジを狙ったとのことでした。
同時に、気分のリフレッシュを図ろうとしたのかもしれません。

SPで用いるのは、プリンスの「レッツ・ゴー・クレイジー」。
乗りのいいアップテンポな曲調です。
冒頭の4回転ループは持ちこたえたといった印象です。
4回転サルコウ―3回転トウループのコンビネーション、トリプルアクセルは流れるように決めました。
演技後に、右手の指で「もうちょっと」という仕草をしました。

4回転ループは10月に世界で初めて成功させており、国内で初めて披露しました。
しかし、きれいに跳べず、得点が伸び悩んだことを悔しがりました。

羽生結弦は、昨年のNHK杯のSPで記録した世界歴代最高得点(当時)を更新できませんでした。
それでも今シーズンのSP最高得点です。
唯一の百点越えで、2位の米国のネイサン・チェンをまったく寄せつけませんでした。
(ネイサンは女子シングルの選手でありません。)
が、羽生結弦は、難度の高い4回転ジャンプを得意とするチェンの出場が相当な刺激になっているようです。



羽生結弦は「スケートカナダ」でつまずくという昨シーズンと似たパターンでNHK杯を迎えています。
昨年のNHK杯では、神がかったノーミスの演技を見せ、SP、フリースケーティング(FS)、合計のそれぞれで世界歴代最高得点を叩き出しました。

羽生結弦は拠点のカナダ・トロントで「やれることをやってきた」というだけあり、今大会の公式練習では4回転ジャンプを次々と決め、調子がよさそうでした。
直後の会見で、昨年のNHK杯以上の演技を行える状態だと答えていました。
しかし、本人にとり手応えはあっても満足感のない出来に留まりました。

羽生結弦は3位以内に入るなら、GPファイナル進出を自力で決められます。
そして、4連覇を成し遂げれば、男子史上初の快挙となります。
おそらくですが、敵は自分だけでないでしょうか。

◆書き加え(11月26日)

羽生結弦は、SPの衣装を白から淡い紫に変えました。
悪いイメージを払拭したかったようです。
結果を出せなければ、気分を変えるのもいいでしょう。

4回転ループをしっかりと決められれば、さらに5点は伸びるのだとか。
そうなると、SPで自己ベストを更新できました。

ぜひフリーと合計で成し遂げてください。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年10月16日「羽生結弦、平昌の敵は車俊煥(チャ・ジュンファン)か」はこちら。

⇒2016年10月14日「羽生結弦の不機嫌・・・4回転ループ」はこちら。

⇒2016年9月29日「羽生結弦はライバル不在、平昌五輪で連続金メダルへ」はこちら。

⇒2015年12月11日「羽生結弦、敵なし冬季五輪3連覇へ」はこちら。

⇒2014年3月30日「羽生結弦の強運と精神力…世界フィギュア金メダル」はこちら。

⇒2014年2月18日「美男子&若武者・羽生結弦の評価と人気」はこちら。

⇒2014年2月17日「羽生結弦、転がり込んだソチ金メダル」はこちら。

⇒2014年2月14日「羽生結弦、ソチ金メダルへ…くまのプーさん」はこちら。

⇒2014年2月14日「羽生結弦、史上初SP百点超え…完璧ジャンプ」はこちら。

⇒2014年2月8日「羽生結弦金メダルの勢い…オーサー助言ずばり」はこちら。

⇒2014年2月5日「浅田真央か羽生結弦か…ソチ金メダル予想」はこちら。

⇒2013年11月17日「羽生結弦ソチ金、あまちゃんと楽天の勢い」はこちら。

⇒2013年11月16日「羽生結弦、経験の未熟さ…チャンに敗れる」はこちら。

⇒2013年11月15日「羽生結弦は容姿端麗の美男子…海外でも評判」はこちら。

⇒2013年10月27日「羽生結弦…名前とたたずまいの美しさ」はこちら。

⇒2013年3月16日「羽生結弦、調子最悪…ソチ五輪出場枠3瀬戸際」はこちら。

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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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