コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

羽生結弦SP

羽生結弦、現役引退後はロック歌手へ転身か

フィギュアスケートグランプリ(GP)ファイナルが開催されています。
男子シングルにおいて熾烈な優勝争いを引っ張るのは羽生結弦です。
男女通じて史上初の4連覇がかかります。
昨シーズンの本大会で世界歴代最高得点を塗り替えました。
今シーズンは「4回転ループ」を組み込んでおり、すべてのジャンプを決められればおのずと記録を更新することになります。

ショートプログラム(SP)。
羽生結弦は午前中の公式練習で、前日の練習で低調だった高難度ジャンプを見事に決め、ライバルに調子のよさを見せつけました。
この時点で神経戦が始まっています。
しかし、本番前の6分間練習で4回転ループにかなり苦しみ、不安を残しました。

羽生結弦は本番で「久しぶりに手足が震えるくらい緊張した」とのこと。
(五輪の金メダリストにしてそうなのです。)
冒頭の4回転ループは前のめりになりましたが、かろうじて踏ん張りました。
その後の4回転サルコウ−3回転トウループの連続ジャンプ、後半のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)はきれいでした。

これで波に乗り、スピン、そしてステップでレベル4を取りました。
とくにステップでは、プリンスの「レッツゴー・クレイジー」の曲に合わせて観客をあおり、アイスリンクはさながら「ライブステージ」と化しました。
GOE(出来栄え点)をきっちりと引き出しています。

⇒2016年11月29日「審判は羽生結弦の「汗」にGOE加点せよ」はこちら。

羽生結弦は最初でしくじり、完璧な演技の可能性がなくなりました。
そのせいで気負いが消え、開き直ることができました。

⇒2016年12月5日「怒りながら滑る羽生結弦はすごすぎる」はこちら。

先のグランプリ(GP)シリーズ最終戦「NHK杯」で記録した今シーズン世界最高得点を塗り替え、首位に立ちました。

羽生結弦は気迫と恍惚の表情を浮かべ、ロックスターを演じきりました。
自分の世界に引き込む力はすごいの一言。
海外メディアも異次元の魅力をたたえました。
私は、彼が歌を得意とするかどうか知りませんが、現役引退後にロック歌手に転身するつもりでないかと思ったほどです。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年12月9日「羽生結弦、GPファイナルの演技」はこちら。

⇒2016年12月5日「怒りながら滑る羽生結弦はすごすぎる」はこちら。

⇒2016年11月30日「羽生結弦、ソチ・平昌・北京五輪3連覇へ始動」はこちら。

⇒2016年11月29日「審判は羽生結弦の「汗」にGOE加点せよ」はこちら。

⇒2016年11月28日「羽生結弦はモンスター、頭が滅茶苦茶いい」はこちら。

⇒2016年11月27日「羽生結弦は余裕のよっちゃんなのか?」はこちら。

⇒2016年11月26日「羽生結弦は全身オーラ、敵は自分だけ」はこちら。

⇒2016年10月16日「羽生結弦、平昌の敵は車俊煥(チャ・ジュンファン)か」はこちら。

⇒2016年10月14日「羽生結弦の不機嫌・・・4回転ループ」はこちら。

⇒2016年9月29日「羽生結弦はライバル不在、平昌五輪で連続金メダルへ」はこちら。

⇒2015年12月11日「羽生結弦、敵なし冬季五輪3連覇へ」はこちら。

⇒2014年3月30日「羽生結弦の強運と精神力…世界フィギュア金メダル」はこちら。

⇒2014年2月18日「美男子&若武者・羽生結弦の評価と人気」はこちら。

⇒2014年2月17日「羽生結弦、転がり込んだソチ金メダル」はこちら。

⇒2014年2月14日「羽生結弦、ソチ金メダルへ…くまのプーさん」はこちら。

⇒2014年2月14日「羽生結弦、史上初SP百点超え…完璧ジャンプ」はこちら。

⇒2014年2月8日「羽生結弦金メダルの勢い…オーサー助言ずばり」はこちら。

⇒2014年2月5日「浅田真央か羽生結弦か…ソチ金メダル予想」はこちら。

⇒2013年11月17日「羽生結弦ソチ金、あまちゃんと楽天の勢い」はこちら。

⇒2013年11月16日「羽生結弦、経験の未熟さ…チャンに敗れる」はこちら。

⇒2013年11月15日「羽生結弦は容姿端麗の美男子…海外でも評判」はこちら。

⇒2013年10月27日「羽生結弦…名前とたたずまいの美しさ」はこちら。

⇒2013年3月16日「羽生結弦、調子最悪…ソチ五輪出場枠3瀬戸際」はこちら。

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羽生結弦の不機嫌・・・4回転ループ

フィギュアスケート男子シングルの羽生結弦。
オフシーズンは左足甲のじん帯損傷で氷上練習を行えない期間がありました。
しかし、本人によれば、体は問題のない状態に戻ったとのこと。

羽生結弦はカナダの「オータム・クラシック」で今シーズンの初戦に臨みました。
公式戦で成功すれば世界初となる「4回転ループ」をショートプログラム(SP)とフリースケーティング(FS)に組み込みました。

SPはロック歌手・プリンスの「レッツ・ゴー・クレイジー」という曲を用いました。
冒頭であっさりと4回転ループを決めました。
しかし、コンビネーションジャンプでは抜けたり転んだりとミスが出ました。
よほど悔しかったのでしょう、演技後に転倒した場所に戻って、氷を叩きました。
が、1位。

FSは久石譲の「ビュー・オブ・サイレンス」と「アジアンドリームソング」を合わせた曲を用いました。
けがによる練習不足で体力が尽きてしまったようで、後半のジャンプでは抜けたり転んだりとミスが相次ぎました。
納得のいく出来とほど遠かったのでしょう、演技後の表情は曇っていました。
が、1位。

私はすごい演技だと思いました。
曲調と関わるのでしょうが、力と勢いに任せた滑りから、しなやかさと流れを備えた舞いになっていました。

得点は自己ベスト(歴代世界最高得点)にまったく届きません。
それでも2位に30点近い差をつけて優勝を飾りました。

本大会の内容は五輪王者のプライドが許さないのでしょう。
終始、不機嫌に映りました。
目指すところはきわめて高いのです。

しかし、負傷明けの初戦としては上出来かな。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2016年9月29日「羽生結弦はライバル不在、平昌五輪で連続金メダルへ」はこちら。

⇒2015年12月11日「羽生結弦、敵なし冬季五輪3連覇へ」はこちら。

⇒2014年3月30日「羽生結弦の強運と精神力…世界フィギュア金メダル」はこちら。

⇒2014年2月18日「美男子&若武者・羽生結弦の評価と人気」はこちら。

⇒2014年2月17日「羽生結弦、転がり込んだソチ金メダル」はこちら。

⇒2014年2月14日「羽生結弦、ソチ金メダルへ…くまのプーさん」はこちら。

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羽生結弦、ソチ金メダルへ…くまのプーさん

ソチオリンピック、フィギュアスケート個人戦の男子シングルショートプログラム(SP)が行われています。

五輪初出場の19歳、羽生結弦は第4グループの最初に滑りました(19番滑走)。
開始前に大きく深呼吸。
強い緊張が伝わってきます。

「パリの散歩道」。
冒頭の4回転トゥループを降り、ガッツポーズ。
表情は依然として和らぎません。
団体戦のような演技を楽しむ雰囲気は消えています。
後半の2つのジャンプ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、トリプルルッツ−トリプルトゥループ(2連続3回転ジャンプ)を決めました。
3つのジャンプは高く滑らかであり、加点が得られる素晴らしい出来栄えでした(不確か)。

羽生結弦は、哀愁を帯びたエレキギターの音色とビートに乗り、感情をむき出しにして舞いました。
「パリの散歩道」の曲調は彼の性格と演技にとてもよくマッチし、観客を酔わせる魔力を持ちます。
実にいい。
中盤から次第に自信が表れてきましたが、私は全体に硬さを感じました。
本人によれば、足が震え、自分の本来の演技に程遠いとのこと。
それでも羽生結弦はほぼ完璧に滑り終えました。
世界ランキング1位の強さと勢いをまざまざと見せつけました。

何と史上初のSP百点超え!
自らの世界最高得点、 99.84点を更新し、101.45点はもちろん1位(技術点 54.84点、演技構成点 46.61点)。
会場の熱狂的な声援を浴びました。
この感動は言葉で伝えられません。
やってくれました。

羽生結弦は練習で好調が際立ち、「すごく精神状態が上がっている」と手応えを語っていました。
それを本番で証明しました。

世界選手権3連覇中のカナダのパトリック・チャンは羽生結弦の2つ後に滑りました(21番滑走)。
彼の驚異的な得点が相当なプレッシャーになったはずです。
が、絶対王者の意地を見せました。
97.52点 は2位(技術点 50.34点、演技構成点 47.18点)。
4点弱の差につけたのはさすがです。
当然、フリースケーティング(FS)では逆転を狙ってきます。

私は、羽生結弦の存在がパトリック・チャンの高難度ジャンプを微妙に狂わせていると思いました。
フィギュアスケートは、精神的な要素が大きく影響します。

羽生結弦は申し分のない仕上がりです。
フリーでメンタルコントロールさえできれば、金メダル獲得は間違いなし!

なお、羽生結弦が対決を待ち望んだロシアのエフゲニー・プルシェンコは6分間練習で腰を押さえながら審判に近寄り、棄権を告げました。
団体戦の頑張りで、古傷に何らかの異変が起こっていたのかもしれません。

◆書き加え1(2月14日)

羽生結弦がSPで用いているゲイリー・ムーアの代表曲「パリの散歩道」に注目が集まっています。
フィギュアスケート団体戦で圧巻の演技を見せて以降、レコード会社のユニバーサルミュージックに問い合わせが殺到しているそうです。

ゲイリー・ムーアは「ロック界の人間国宝」と称えられ、2011年に亡くなりました。
「パリの散歩道」は、1978年のアルバム「バック・オン・ザ・ストリーツ」に収められています。

ベスト盤の「ゲイリー・ムーア・メモリアル・コレクション」や配信で購入できます。

◆書き加え2(2月14日)

引退表明の皇帝、プルシェンコが羽生結弦の金メダルに太鼓判を押しました。
当人は、羽生結弦を自分の後継者と考えており、ソチ五輪後にコーチになりたいとの意向を持っています。

◆書き加え3(2月14日)

チャンは、リンク内での戦いでは勝ち目がないと感じたのか、羽生結弦を挑発する発言を行いました。
いわばマイクパフォーマンス!
何とかプレッシャーをかけ、メンタルを揺さぶろうとしています。
焦りの表れであり、相当に追い詰められています。

しかし、「くまのプーさん」が選手村の部屋で羽生結弦の心を落ち着かせています。
huu01
◆書き加え4(2月14日)

私の自室(書斎)には、アメリカンショートヘアの「フウ(♀)」が暮らしています。
実際の呼び方は、気分次第で「フウ(フー)」「プウ(プー)」「フウさん(フーさん)」「プウさん(プーさん)」「プップー」「プップちゃん」などと幾通りにも変化します。

フウは立ち上がると、クマそっくりになります。

私は、ソチ男子シングルフリーをフウと応援します。
日本の3選手、羽生結弦、高橋大輔、町田樹が全員表彰台に立てますように・・・。

                ◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2014年2月8日「羽生結弦金メダルの勢い…オーサー助言ずばり」はこちら。

⇒2014年2月5日「浅田真央か羽生結弦か…ソチ金メダル予想」はこちら。

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羽生結弦、史上初SP百点超え…ソチ完璧ジャンプ

私は五輪観戦で生活のリズムがすっかり崩れてしまいました。
日本の有力選手が登場する種目はたいてい見ています。
仮眠を取ったりしていますが、それでも猛烈な寝不足です。
きのうの公開セミナーでは、事務局の女性から「先生、体調がお悪いですか」と声をかけられました。
朝から疲れ切った表情をしていたのかもしれません。
休憩時間にトイレで鏡に向かったら、右目が真っ赤に充血していました。
参加者に迷惑はかけられないと、懸命に講師の務めを果たしました。
へろへろです・・・。

ソチオリンピック、フィギュアスケート個人戦の男子シングルショートプログラム(SP)が行われています。

五輪初出場の19歳、羽生結弦は第4グループの最初に滑りました(19番滑走)。
開始前に大きく深呼吸。
強い緊張が伝わってきます。

「パリの散歩道」。
冒頭の4回転トゥループを降り、ガッツポーズ。
表情は依然として和らぎません。
団体戦のような演技を楽しむ雰囲気は消えています。
後半の2つのジャンプ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、トリプルルッツ−トリプルトゥループ(2連続3回転ジャンプ)を決めました。
3つのジャンプは高く滑らかであり、加点が得られる素晴らしい出来栄えでした(不確か)。

羽生結弦は、哀愁を帯びたエレキギターの音色とビートに乗り、感情をむき出しにして舞いました。
この曲は彼の性格と演技にマッチし、観客を酔わせる魔力を持ちます。
実にいい。
中盤から次第に自信が表れてきましたが、私は全体に硬さを感じました。
本人によれば、足が震え、自分の本来の演技に程遠いとのこと。
それでも羽生結弦はほぼ完璧に滑り終えました。
世界ランキング1位の強さと勢いをまざまざと見せつけました。

何と史上初のSP百点超え!
自らの世界最高得点、 99.84点を更新し、101.45点はもちろん1位(技術点 54.84点、演技構成点 46.61点)。
会場の熱狂的な声援を浴びました。
この感動は言葉で伝えられません。
やってくれました。

羽生結弦は練習で好調が際立ち、「すごく精神状態が上がっている」と手応えを語っていました。
それを本番で証明しました。

世界選手権3連覇中のカナダのパトリック・チャンは羽生結弦の2つ後に滑りました(21番滑走)。
彼の驚異的な得点が相当なプレッシャーになったはずです。
が、絶対王者の意地を見せました。
97.52点 は2位(技術点 50.34点、演技構成点 47.18点)。
4点弱の差につけたのはさすがです。
当然、フリースケーティング(FS)では逆転を狙ってきます。

私は、羽生結弦の存在がパトリック・チャンの高難度ジャンプを微妙に狂わせていると思いました。
フィギュアスケートは、精神的な要素が大きく影響します。

羽生結弦は申し分のない仕上がりです。
フリーでメンタルコントロールさえできれば、金メダル獲得は間違いなし!

なお、羽生結弦が対決を待ち望んだロシアのエフゲニー・プルシェンコは6分間練習で腰を押さえながら審判に近寄り、棄権を告げました。
団体戦の頑張りで何らかの異変が起こっていたのかもしれません。

                ◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

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羽生結弦金メダルの勢い…オーサー助言ずばり

私はクライアントの仕事の締め切りに追われ、新聞やテレビにほとんど触れられない期間が2カ月以上も続いた。
ソチオリンピックの開幕前に一部の競技(予選)がスタートすることも木曜日に知った。
世の中のことがさっぱり分かっていない。

今年2冊目の営業本『御社の営業をよくするヒント』の出版が予定より大幅に遅れている。
私が著者校正の時間を取れず、進行が止まった。
ようやく着手できたのが木曜日の深夜だった。

疲労と寝不足で真っ赤に充血した目(右目)をこすりながら著者校正にかかってまもなく、新種目のフィギュアスケート団体戦の男子ショートプログラム(SP)が始まった。
私は、本を出そうと決意した昨年2月か3月に書斎のテレビを処分した。
しかし、ソチオリンピックの開幕が迫り、さすがにデスクトップパソコンでテレビを見られるようにした。
私がもっとも応援してきた高橋大輔と浅田真央にとり最後の大舞台になる。
とはいえ、基本は音声が聞ければよい。

団体戦はどうやら、SP上位5カ国に入らないと、フリースケーティング(FS)へ進めない。
羽生結弦の責任は重大である。
日本チームで先陣を切り、なおかつ男子SPで最後に滑る。

世界選手権3連覇中でソチ金メダル最有力候補と目されるカナダのパトリック・チャン。
フィギュアスケート界の皇帝と称され、過去の五輪3大会で金メダル1個を含むメダル3個を獲ったロシアのエフゲニー・プルシェンコ。
プルシェンコは、羽生結弦にとり神に近い憧れの存在である。

私は、二人の演技は音声で流し、羽生結弦の演技は画面で見た。
そんなはずがないが、私には緊張感がないように見えた。
むしろ、燃えながら楽しんでいる。
二人の演技の後に、気後れも物怖じもなし。
羽生結弦は、最後の2連続3回転ジャンプでトリプルルッツがやや危うかったほかは、ほぼ完ぺきな演技だった。
会場(観客・審判)を味方につける雰囲気を備えており、天性のものだ。
97.98点 の高得点で余裕の首位。
日本チームは羽生結弦の頑張りで幸先のいいスタートを切った。

私が羽生結弦に強く感じたのは、オリンピックでの素晴らしい勢いだった。
すっかり乗っている!
これで金メダル本命のパトリック・チャンに大きなプレッシャーをかけられた。
私は、五輪初出場の羽生結弦の金メダルがぐっと現実味を帯びたと思った。

羽生結弦はライバルを意識するあまり、メンタル面が不安定だった。
大会前に消耗してしまう。
それがグランプリファイナル(GPファイナル)以降、自分の演技に集中できるようになった。
ブライアン・オーサーコーチのズバリの助言が利いた。

私は、フィギュアスケート団体戦がどのようなものか、ようやく分かった。
10カ国が男女シングル、ペア、アイスダンスの4種目の総合成績で順位を競う。
このうち予選上位5カ国が決勝に進める。

決勝は、男女シングルとペアのフリーとアイスダンスのフリーダンスが行われる。
決勝も予選と同様、種目ごとに順位に応じてポイントが与えられ、予選と決勝で獲得したポイントの合計で総合順位が決まる。

私は、やはりよく分からない。
男女シングルで大きなスコア差(得点差)をつけても、ポイント差がわずかなので、日本チームに不利な仕組みでなかろうか。
日本チームがメダルを獲るには、ペアとアイスダンスの出来が鍵を握っている。

女子SPは浅田真央、男子フリーは町田樹、女子フリーは鈴木明子が出場するようだ。
けがから立て直しを図る高橋大輔は個人戦に集中するらしい。

                ◇◆◇

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羽生結弦、経験の未熟さ…チャンに敗れる

きのうのブログ「羽生結弦は容姿端麗の美男子…海外でも評判」に続いて・・・。

⇒2013年11月15日「羽生結弦は容姿端麗の美男子…海外でも評判」はこちら。

フィギュアスケートグランプリシリーズ(GPシリーズ)第2戦「スケートカナダ」。
羽生結弦は、世界選手権3連覇中のカナダのパトリック・チャンに挑んだ。
実は、SPの世界歴代最高得点をチャンに塗り替えられていた。

羽生結弦は、自信のあったSP「パリの散歩道」でつまずいた。
フリー「ロミオとジュリエット」で、SP3位から総合2位に順位を上げた。
しかし、チャンの圧倒的な強さに跳ね返された。
大差での敗北だった。

本人はジャンプに大きなミスが出た原因が分からないと語った。
チャンとの直接対決を意識しすぎたのでないか。
フィギュアスケートは非常にデリケートであり、メンタル面が演技に強い影響を及ぼす。
おそらく気持ちが空回りしてしまった。
経験の未熟さを露呈した格好である。

羽生結弦は、第5戦「フランス杯(エリック・ボンパール杯)」でもチャンとぶつかる。
グランプリファイナル(GPファイナル)進出は決して楽観を許さない。
全日本フィギュア選手権2013で余裕をもって日本代表に選ばれるためにも、フランス杯で結果を出さなければならない。
また、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)の本番でいくらかでも有利に戦うためにも、チャンに手強い(てごわい)との印象を残しておきたい。

⇒2013年10月27日「羽生結弦…名前とたたずまいの美しさ」はこちら。

続きは、あすのブログ「羽生結弦ソチ金、あまちゃんと楽天の勢い」にて・・・。

◆書き加え1(11月16日)

きょうのブログは書き溜め記事である。

GPシリーズ第5戦「フランス杯(エリック・ボンパール杯)」。
ショートプログラム(SP)が終わった。
やはりパトリック・チャンと羽生結弦の激突となった。
2人とも昨シーズンの曲を用いており、完成度の高さを競った。

チャンは、自身の持つ世界歴代最高得点を更新する 98.52点で首位に立った。
4回転トゥループ−トリプルトゥループのコンビネーション、トリプルアクセル、トリプルルッツはいずれもパーフェクト。
全体を通じ、圧巻の演技だった。
スケートカナダは総合1位。

羽生結弦は、2012年NHK杯でマークした自己ベスト 95.32を更新する 95.37点で2位につけた。
全日本フィギュア選手権2012でマークした非公認の 97.68点に次ぐ高得点となった。
スケートカナダは総合2位。

冒頭の4回転トゥループを慎重に決めた。
軸がやや傾いたトリプルアクセルも危なげなく着氷した。
トリプルルッツ−トリプルトゥループのコンビネーションはスピード豊かに決めた。
見せ場のステップで会場を沸かせた。
スケートカナダを約15点上回る素晴らし出来だった。

羽生結弦は大会前、「不安はない」「自信を持ってやる」と意気込みを語っていた。
その言葉を裏づけるように、直前の公式練習で4回転トゥループを着氷するなど好調だった。

羽生結弦はスケートカナダの大会前、チャンへのライバル心をむき出しにした。
それが入れ込みすぎにつながった。
フランス杯ではメンタルコントロールができたようだ。

2位以内に入れば、12月のGPファイナル進出が決まる。

                      ◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年11月15日「羽生結弦は容姿端麗の美男子…海外でも評判」はこちら。

⇒2013年10月27日「羽生結弦…名前とたたずまいの美しさ」はこちら。

⇒2013年3月16日「羽生結弦、調子最悪…ソチ五輪出場枠3瀬戸際」はこちら。

⇒2013年2月9日「羽生結弦と高橋大輔の一騎打ち…四大陸選手権」はこちら。

⇒2012年12月28日「羽生結弦は世界フィギュア2013金メダルへ」はこちら。

⇒2012年12月22日「羽生結弦は華がある…全日本フィギュア初優勝へ」はこちら。

⇒2012年11月24日「羽生結弦優勝、SPとフリーで最高点…NHK杯」はこちら。

⇒2012年10月27日「羽生結弦、ソチ五輪への可能性…世界歴代最高点」はこちら。

⇒2012年4月1日「羽生結弦と村上佳菜子の表現力と躍動感…類まれな才能」はこちら。

⇒2011年12月25日「羽生結弦、気迫の表情、渾身の演技…全日本フリー最高得点!」はこちら。

⇒2011年12月23日「羽生結弦は強気…高橋大輔と小塚崇彦を制し全日本初優勝へ」はこちら。

⇒2011年12月13日「羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ」はこちら。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

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羽生結弦は容姿端麗の美男子…海外でも評判

世界のトップクラスの仲間入りを果たした18歳の羽生結弦(はにゅう・ゆづる)。
海外でも評判の容姿端麗の美男子である。

羽生結弦は、今シーズン初戦の「フィンランディア杯」で、ショートプログラム(SP)は1本、フリースケーティング(FS)は2本の4回転ジャンプを決めた。
合計265.59点の高得点で優勝を飾った。
初のオリンピックシーズンに素晴らしいスタートを切った。

⇒2013年10月27日「羽生結弦…名前とたたずまいの美しさ」はこちら。

羽生結弦はシーズンオフ、課題のスタミナ不足の解消のため、基礎体力、体幹と筋肉の強化を図った。
その成果が表れ、体がやや大きくなった。
また、けがの予防のため、入念なケアも心がけた。
自らにおおいに期待しつつ、今シーズンを迎えている。

SPは、昨シーズンと同じ「パリの散歩道」。
このプログラムで世界歴代最高得点を2度更新した。
これにより、内容のレベルアップを図るにしろ、負担がかなり軽くなる。
いろいろと迷った結果、「パリの散歩道」に落ち着いた。

フリーは、2シーズンぶりの「ロミオとジュリエット」。
東日本大震災後、全国各地を転々としながらアイスショーで滑っていた。
が、作曲が違うので、同じ「ロミオとジュリエット」でも雰囲気が変わる。
SPに注ぐエネルギーを少しでもフリーに回し、完成度を高める作戦といえる。

羽生結弦は、ファンに渾身の熱い演技を見せる半面、冷静で合理的な思考を大切にする。
彼はクールだ。
この辺りは、2006年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)金メダリストの荒川静香(あらかわ・しずか)に通じると、私は考えている。

⇒2010年2月24日「浅田真央と荒川静香、金メダルの苦闘」はこちら。

続きは、あすのブログ「羽生結弦、経験の未熟さ…チャンに敗れる」にて・・・。

                      ◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年10月27日「羽生結弦…名前とたたずまいの美しさ」はこちら。

⇒2013年3月16日「羽生結弦、調子最悪…ソチ五輪出場枠3瀬戸際」はこちら。

⇒2013年2月9日「羽生結弦と高橋大輔の一騎打ち…四大陸選手権」はこちら。

⇒2012年12月28日「羽生結弦は世界フィギュア2013金メダルへ」はこちら。

⇒2012年12月22日「羽生結弦は華がある…全日本フィギュア初優勝へ」はこちら。

⇒2012年11月24日「羽生結弦優勝、SPとフリーで最高点…NHK杯」はこちら。

⇒2012年10月27日「羽生結弦、ソチ五輪への可能性…世界歴代最高点」はこちら。

⇒2012年4月1日「羽生結弦と村上佳菜子の表現力と躍動感…類まれな才能」はこちら。

⇒2011年12月25日「羽生結弦、気迫の表情、渾身の演技…全日本フリー最高得点!」はこちら。

⇒2011年12月23日「羽生結弦は強気…高橋大輔と小塚崇彦を制し全日本初優勝へ」はこちら。

⇒2011年12月13日「羽生結弦トップ3波乱…全日本フィギュア選手権表彰台へ」はこちら。

⇒2011年11月27日「羽生結弦、小塚崇彦先輩を置いていく…GPファイナル2011」はこちら。

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羽生結弦…名前とたたずまいの美しさ

フィギュアスケートのグランプリシリーズ(GPシリーズ)第2戦「スケートカナダ」が行われている。
男子シングルは、3選手が出ている。
昨シーズンに大躍進を遂げた羽生結弦(はにゅう・ゆづる)。
徳俵に足がかかった織田信成(おだ・のぶなり)。
伸び悩みに苦しむ無良崇人(むら・たかひと)。
私は全員に頑張ってほしい。

大会前、羽生結弦はグランプリファイナル(GPファイナル)進出につながる順位を獲得したいと意気込みを語った。
スケートカナダにおける最大の注目は、世界王者パトリック・チャンとの直接対決である。

羽生結弦は、昨シーズンのGPシリーズで2戦続けてショートプログラム(SP)の世界歴代最高得点を更新した。
そして、全日本フィギュア選手権で初優勝を飾った。

しかし、今年3月の世界フィギュア選手権でパトリック・チャンが羽生結弦の世界歴代最高得点を更新し、驚異の3連覇を成し遂げた。
かたや、羽生結弦は4位に留まり、表彰台に上れなかった。

羽生結弦は今シーズン初戦の「フィンランディア杯」で幸先よく優勝を飾った。
SPもフリースケーティング(FS)も1位だった。
合計得点265.59点は非公認ながら自己ベストを更新した。

私は、羽生結弦は男子シングルでもっとも才能に恵まれたスケーターだと思う。
滑り全体が柔軟だ。
高度な技術もさることながら、天性の表現力を備える。
観客の心を揺さぶり、突き動かすことができる。

「羽生(はにゅう)」+「結弦(ゆづる)」。
父が息子に「弓の弦を結ぶように凛(りん)とした生き方をしてほしい」と命名した。
その願いが届いたのか、羽生結弦はたたずまいそのものがとても美しい。
アイスリンクに立つだけで華がある。
演技前、「軸がぶれないように」と、胸の前で士の字を書くようなおまじないをする。

羽生結弦がとくに尊敬する選手がロシアのエフゲニー・プルシェンコであり、「スケート界の神」と崇める。
かつての髪型(ヘアスタイル)は、彼の真似らしい。
ビールマンスピンを取り入れているのも…。

カナダはパトリック・チャンの地元であるが、羽生結弦の練習拠点でもある。
羽生結弦としてはさらなる成長をアピールしたいところだ。
ちょっとしたミスが命取りになる最高峰の戦いで、二人がどんな演技を見せるのか、私はわくわくする。

◆書き加え1(10月26日)

男子シングルSP。
好調を伝えられていた羽生結弦がいきなりつまずいた。
冒頭の4回転ジャンプは着氷が大きく傾いた。
3回転ルッツ−3回転トゥーループの2連続ジャンプは、前半が1回転に抜けた。

SPは昨シーズンに世界歴代最高を2度も記録し、絶対の自信を持つプログラムだった。
なのに散々・・・。

羽生結弦は絶対王者との対決に気負いがあったのだろうか。
SP3位から、フリーでの巻き返しに期待したい。

◆書き加え2(10月27日)

男子シングルフリー。
羽生結弦はSP3位から2位に順位を上げた。
パトリック・チャンは30点近い大差で圧勝し、実力を見せつけた。
大会前に「日本勢は五輪で最大のライバル」と語っていたが、まったく寄せつけなかった。
羽生結弦は2014年ソチオリンピック(冬季五輪)での金メダル獲得が厳しい。

織田信成はSP2位から3位に順位を落とした。
無良崇人はSP5位から10位に順位を落とした。

女子シングル。
鈴木明子はSP3位から2位に順位を上げた。

                      ◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年3月16日「羽生結弦、調子最悪…ソチ五輪出場枠3瀬戸際」はこちら。

⇒2013年2月9日「羽生結弦と高橋大輔の一騎打ち…四大陸選手権」はこちら。

⇒2012年12月28日「羽生結弦は世界フィギュア2013金メダルへ」はこちら。

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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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