コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

能率ダイアリー

手帳術・・・現役プロコンサルタント、プロ講師

私は、2012年1月5日に「年頭所感…元旦に手帳に大書する御利益(ごりやく)」という記事を載せた。
また、2013年1月1日に「和田創の挑戦、和田創研の約束」という記事を載せた。
きょうのブログでは、手帳に関する箇所を抜き出して再編集し、私なりの手帳の使い方、つまり「手帳術」をまとめてみた。
恐ろしく簡単なので、その気になれば、だれでも取り入れられる。

                       ◇

私は長年「能率手帳」を愛用している。
記憶が曖昧ながら20代、おそらく学生時代にもっともオーソドックスなタイプを使いはじめた。
当時は選べるほど種類がなかったように思う。

30代後半か40代前半にシステムダイアリーが流行し、私は3〜4年浮気をした。
が、ほどなく能率手帳に戻った。
ただし、サイズはA5判に変えた。
そして、かれこれ十年前後は「能率ダイアリーネクサスバーチカル(ブラック)」を用いている。

私は手帳のメモページに仕事上の目標や課題、方針などを大きな文字で記してきた。
それによりときどき目に触れることになる。

近年はそれを発展させ、元旦にその年の取り組みの決意を書いている。
まあ、「年頭所感」。
1月2日の「書き初め」代わり。
表紙を開けて目に飛び込むところ(見返し右側)に個人としての「和田創の誓い」、その裏面に会社としての「和田創研の約束」を筆ペンと万年筆で認める(ひどい悪筆)。
こうした決意を部屋や職場などに掲げる人は多く、私もそうしている。
が、これだけだと、1カ月も経たないうちに忘れてしまう。

やはり手帳がいい。
1日に少なくとも1回はかならず用いるので、目に触れる都度、気持ちが引き締まる。
この繰り返しは私の働き方をおおいに高めてくれた。

「顧客第一」の鉄則からすれば、順序が逆になる。
しかし、「和田創の誓い」を守ると「和田創研の約束」を果たせるという関係である(零細企業なので…)。
自らの実行を絶対としなくては意味がなく、ならばこれでよしと考えた。

私は還暦をはさみ、職業人生で3度目の爆発的な頑張りを成し遂げた。
それもこれも手帳に大書した年頭所感の御利益といえよう。
2013年の手帳では、「和田創の誓い」を「和田創の挑戦」に改めた。
そのほうが自分に一層、活を入れられる。

「和田創の挑戦(誓い)」は、その年の自分の働き方に対する唯一の評価基準である。
採点の尺度を複雑にするほど自分に甘くなり、成果を上げられない。
シンプル・伊豆・ベスト!(変換ミス)

私は就寝前に「和田創の挑戦(誓い)」に照らし、1日を振り返っている。
それに当日どのくらいの時間を費やしたか、結果評価でなく行動評価である。
採点と述べたが、実際には3時間の行動ごとに、自分へのご褒美として、手帳の当日欄の頭に「☆」1個を打つ。
これが大きな励みとなる。
絶えざる動機づけが年頭所感の達成・実現を担保してくれる。

この☆は1〜2週間つかないことがあるし、数日にわたりつくことがある。
ときどき1日に2つ、まれに3つ、ごくまれに4つつく。

ただし、仮にそれに徹夜で携わったとしても、集中力が足りないとか、進行がいま一つという場合には星を1つも打たない。
仕事振りに納得がいくときに留めている。

私はここ2年間ほどで、講演・セミナー・研修の演題開発と、さまざまなテーマの研修教材開発が劇的に進んだ。
いま述べた地道な行動評価によりもたらされた。
継続は力なり。

手帳を予定の記入にしか使わない人がいる。
行うべき事柄のスケジュール管理にもなっていないのでは、あまりにもったいない。
手帳では、自分がどのような目的や意図でどのように活用するかという、当人の「ソフト」がもっとも大事になる。

私は、自己実現ツール(キャリアアップツール)としての位置づけを最重視している。
本質的に怠け者なので、手帳の力を借りなくては今日の自分はなかった。
さらに、メモ帳(アイデア忘備録⇒アイデア熟成ツール)として好き勝手に汚している。
いまだにプロコンサルタント、プロ講師としてやっていけるのも手帳のおかげだ。

                      ◇◆◇

手帳と自己実現に関する本年のブログは以下のとおり。

⇒2013年1月1日「和田創の挑戦、和田創研の約束」はこちら。

⇒2013年1月5日「出版企画書作成法・・・出版社への売り込み」はこちら。

⇒2013年1月9日「本を出せますように…杉山神社に初詣、御利益」はこちら。

⇒2013年1月10日「本が売れない…著者は出版不況に本を出せるのか?」はこちら。

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気持ちも新た…来年の能率手帳が手元に届く

猛暑が続き、長距離移動が重なり、このところ体調が下降気味・・・。
火曜日に「SMBCコンサルティング(SMBCビジネスセミナー東京)」で丸1日の定番「提案営業セミナー」を行った。
どうも乗り切れない。
高額の受講料を払っていただいている参加者に申し訳なく思い、体全体でリズムを取るようにして懸命に講義を進めた。
セミナーが終盤に差しかかった頃、腰にちょっとした違和感が出た。

終了後、汗が引いて体が冷えるとともに、それが腰痛に変わった。
体の動きが直接の原因というより、それが引き金になって腰の蓄積疲労が表面化したのだろう。

水曜日、夜間にやはりSMBCコンサルティングで短時間の講演を行った。
おっかなびっくりだった。
テーマは「商談のクロージング」。

終了後、大きくて重いキャリーバッグ2個を引きずりながら横浜へ移った。
木曜日に行われる横浜銀行のシンクタンク「浜銀総合研究所」のセミナーに備えるため、会場の近くのホテルに入った。
テーマは「若手営業社員のステップアップ」。

私は来週の金曜日まで出張が立て込んでおり、腰が耐えられるか心配だ。
途中、ホテルでの合宿研修が含まれる。
年寄りには気が遠くなる長時間である。

職業柄、前期(上期)の最終月はたいていバタバタになる・・・。

◆書き加え1(9月12日)

水曜日のこと。
座ったら眠ってしまう・・・。
そう思い、立っていた。
電車が停まって降りたら、2駅先だった。
1駅前に着いたのは覚えている。
私は立った状態で3駅、眠っていたことになる。
そうした経験は短時間なら幾度も経験しているが、3駅は凄い。

この話を講演の主催者にしたら、笑われた。
何とか無事に終えられた。

                       ◇

ところで、来年の能率手帳が手元に届いている。
おそらく学生時代からの愛用である(不確か)。
ラインナップが豊富になった現在、当時とタイプは違う。
「能率ダイアリーネクサスバーチカル(ブラック)」。
なお、途中、数年間、システムダイアリーに走った。

私は手にするたびに気持ちが新たになる。
還暦以降、どれくらい現役を続けられるだろうという思いが加わった。
来年度の予定が徐々に入りはじめている。

私はクライアントなどに足を運ばないと売り上げの立たない仕事を行っており、スケジュールが埋まらないと食べていけない。
それを万年筆で書き込むのがうれしい。
こうした感情はコンサルタントや講師の職業に就く人に共通しているのでないか。

61歳の私は、あと2〜3年もすると先を展望するというより、1年勝負の積み重ねに変わるはずだ。

◆書き加え2(9月16日)

私はいつ頃からかA5判を用いるようになった。
当然、職業や仕事により使い勝手のいい手帳は異なる。

私は講演やセミナー、研修、コンサルティングがほとんどなので、細かな時間管理を必要としない。
能率手帳にどかんどかんと記入し、空きスペースはすべてメモ用紙にしている。
例えば、ちょっとしたアイデアを書きとめたり…。

職業人生をリタイアすると、こうした手帳を使わなくなってしまうのだろうか。
スケジュールが入っていない状態を想像すると怖いし、また寂しい。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

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面白くないジョークの会会長 

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