知人に勧められ、先だって登録した「Facebook」がなかなか面白そうだ。
私は使い方やルールなどが分かっておらず、手探りの状態。
多忙な私に代わり、妻が「友達」を見つけたりつくってくれたりした。
千名以上の友達を持つ会員が珍しくなく、それと比べると多いといえないが、いくらか増えた。

貧乏暇なしの私はFacebookにほとんど時間を割けない。
それでも仕事に倦んだり疲れたりしたとき、深夜や早朝に仕事を終えたときなど、ウォールに掲載された写真やコメントにいくらか絡むことがある。
時間にゆとりがあれば、のめり込みそう。
はまる人が続出するのもうなずける。

日本でSNSといえば、先行した「mixi」。
しかし、実際の利用者はFacebookにかなり流れている?
Facebookは会員同士を結びつける仕組みが優れており、なおかつ交流がダイナミックでリアルタイムである。
もっとも私が知らないだけで、mixiでも十分に楽しめるのかもしれない。
何せ登録したきりで、使い方が分かっていない。
mixiファンに叱られそうだ。

Facebookはリタイア後のシニアにもよい。
私は職業人生の幕引きが迫っている。
その頃には体を動かして人に会いにいくのが億劫になっているだろう。
友達とのコミュニケーションの機会がたやすく得られるので、退屈をそれほど感じないし、孤独もいくらか和らぐのでは…。

ところで、私はFacebookに入り、非常に驚いたことがある。
日本は変化がきわめてのろいと思っていたが、働き方や生き方の画一性や均質性が大きく崩れていた。
当人がそうしたのか、そうせざるをえなかったのか、おそらく両方でなかろうか。
私が知らないうちに、個人事業主や零細企業の経営者を中心に働き方や生き方がずいぶん多様になっていた。
新しい職業や職種が生まれ、新しいワークスタイルが生まれた。
社会全体に自由の風が吹きわたりつつある。

Facebookは会員(登録者)が原則として顔写真入りの実名なので、そうしたことが実感として分かる。
また、個人の時代を加速させている。

余談。
生き方を変えるには、働き方を変えるのが手っ取り早いように思う。
働き方を思い切って変えないと、生き方をそれほど変えられないのでなかろうか・・・。

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