コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

若尾文子

堀北真希と井上真央…朝ドラヒロインおでこ比較

私は、年頭に固く誓った営業研修教材など新商品の開発と投入が大幅に遅れている。
景気回復が鮮明になり、受託業務が増えているためだ。
クライアントの仕事を優先せざるをえない。
もちろん、私はおおいに感謝している。
が、自分に気合いを入れ直さないと、ずるずるになりそうだ・・・。

                       ◇

さて、NHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」。
堀北真希がヒロイン・下村梅子を演じる。
3月31日に放送が終了した二宮星(子役)⇒尾野真千子⇒夏木マリ(晩年役)主演の「カーネーション」を受け、4月2日に放送が開始された。
私は今週、初めて見ることができた。
といっても、例により仕事をしながらのいい加減な視聴。

そして、びっくり!
八木優希(子役)⇒井上真央⇒若尾文子(晩年役)主演の「おひさま」とそっくりなのだ。
両者の類似性が真っ先に気になった。

第1に、時代。
わりとかぶる。
「おひさま」は戦前・戦中・戦後。
「梅ちゃん先生」は終戦から。
ただし、舞台は「おひさま」が信州(長野)・安曇野(松本)。
「梅ちゃん先生」が東京・蒲田。

第2に、職業。
いずれも先生商売。
ただし、井上真央(須藤陽子⇒丸山陽子)は教師。
堀北真希は医師。
尊敬を集める。

第3に、命名。
「陽子」は太陽のように社会を明るく照らしてほしいとの願いでつけられた。
ネットで調べたら、「梅子」は桜より早く咲く「梅」から取られた。
由来合戦だ。

第4に、タイトルバック
陽光のなかにたたずむ井上真央。
後から陽光に包まれる堀北真希。
朝か午前の明るくて優しいそれ。
白っぽい光である。
「梅ちゃん先生」はもやのようにも映るが…。

第5に、主演。
いずれも「おでこ」が立派。
日差しを受けて輝く。
比較すると、井上真央がかなり勝る。
個性の域に達しており、知的なオーラとマッチする。
ネットで調べたら、井上真央はO型、158cm。
堀北真希はB型、160cm。
いずれも見た目の印象よりも長身。

東京制作局はいかにも朝ドラという保守的なつくりである。
これが王道と開き直っているかのよう…。
ヒロインは実績も人気も十分な女優を起用した。
オーディションを経ない。

⇒2012年4月10日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、堀北真希・梅ちゃん先生の人気」はこちら。

朝ドラ50周年の節目の作品だった「おひさま」。
失敗が許されない。
それが無難な出来なのは理解できるが、「梅ちゃん先生」はもっと自由奔放につくってほしかった。
手堅くいこうとする姿勢が目立つ。

とはいえ、「梅ちゃん先生」はスタートから視聴率がきわめて好調である。
初回の放送は18.5%だった(関東地区。ビデオリサーチ調べ)。
初回視聴率としては「おひさま」の18.4%を超えた。
最近10作品で最高。
しかも、3日目の放送は早くも20%だった。
おう、どうだ!

⇒2012年4月2日「堀北真希・梅ちゃん先生…朝ドラ高視聴率のプレッシャー」はこちら。

朝ドラ「梅ちゃん先生」は始まったばかりだ。
まして、私はちょっと見ただけである。
今後の展開により、印象が大きく変わるかもしれない。

                      ◇◆◇

井上真央と朝ドラ「おひさま」に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年1月17日「井上真央「おひさま」、朝ドラの手本のような出来栄え」はこちら。

⇒2011年11月3日「井上真央…面と向かうと、どきどきするほど雰囲気がある」はこちら。

⇒2011年10月20日「井上真央と松本潤、紅白司会の取り合わせ」はこちら。

⇒2011年10月14日「井上真央「おひさま」総集編は年末に再放送か」はこちら。

⇒2011年10月2日「マイコの真知子、満島ひかりの育子、井上真央の陽子…白紙同盟」はこちら。

⇒2011年10月1日「おひさま井上真央からカーネーション尾野真千子へ…視聴率20%超連発」はこちら。

⇒2011年9月24日「おひさま井上真央と純情きらり宮崎あおい…O型ライバル女優」はこちら。

⇒2011年9月18日「井上真央のおでことえくぼ、華と存在感…実力派」はこちら。

2011年8月27日「平原綾香が歌うおひさま主題歌…あなたは私の軌跡」はこちら。

⇒2011年8月25日「おいでなさんし…井上真央と高良健吾のそば屋「丸庵」」はこちら。

⇒2011年8月24日「井上真央と高良健吾の呼吸…本物の夫婦のなごみ」はこちら。

⇒2011年8月22日「おひさま脚本家・岡田惠和、庶民の幸せを描く手腕に感心」はこちら。

⇒2011年7月18日「井上真央と松下奈緒、プライド激突、視聴率一騎討ち!」はこちら。

⇒2011年6月28日「井上真央と寺脇康文、おひさまに見る昔の父と娘」はこちら。

⇒2011年6月21日「井上真央、迷いを引きずった演技、おひさまに疑問」はこちら。

⇒2011年6月6日「井上真央、おひさまの陽子、八日目の蝉の恵理菜」はこちら。

⇒2011年5月24日「井上真央は演技に集中していない…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年5月21日「斉藤由貴のやかましさ、若尾文子のあでやかさ…おひさま」はこちら。

⇒2011年5月10日「おひさま感想…井上真央の演技、岡田惠和の脚本」はこちら。

⇒2011年5月9日「おひさまオープニング、視聴率を捨てる心地よさ」はこちら。

⇒2011年5月8日「おひさま、てっぱん、ゲゲゲの女房の視聴率比較」はこちら。

⇒2011年5月7日「井上真央と若尾文子、二人の須藤陽子の演技」はこちら。

⇒2011年5月4日「井上真央・おひさま、セーラー服と庶民顔」はこちら。

⇒2011年4月16日「井上真央おひさまの安全運転…朝ドラ視聴率低下」はこちら。

⇒2011年4月11日「おひさま陽子…伊那中・西駒登山、直小・妙高登山」はこちら。

⇒2011年4月9日「井上真央、謎めいた内面…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年4月8日「瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・」はこちら。

⇒2011年4月7日「八木優希のおかっぱ頭…おひさま陽子の子役」はこちら。

⇒2011年4月5日「おひさまの舞台、安曇野の自然の美しさ」はこちら。

⇒2011年4月4日「井上真央・おひさま、日本を明るく照らす」はこちら。

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マイコの真知子、満島ひかりの育子、井上真央の陽子…白紙同盟

朝ドラ「おひさま」がきのう終わった。
ヒロイン・須藤(丸山)陽子を演じる井上真央も見納め。
実は、私は最終回を見られず、妻から内容を聞いた。

長女・日向子(ひなこ)が小学校の入学式を迎え、おもな登場人物(出演者)が何らかの形で顔を出した。
なるほど、祝い事だ。
脚本(シナリオ)の岡田惠和は視聴者に丁寧に答を出していく。
うますぎる!

現代の陽子を演じる若尾文子が家族や友人のその後をざっくりと説明したようだ。
岡田惠和はどこまでも律儀だ。
全員ハッピーエンド!

斉藤由貴が演じる原口房子を旦那が突然迎えにきた。
帰ろうとしたとき、現代の「白紙同盟」が復活(集結)した。
マイコが演じる秦野真知子が司葉子だった。
満島ひかりが演じる筒井育子が黒柳徹子だった。
彼女は「徹子の部屋」で、自分の未来を演じてほしいと口説いたらしい。
確かに3人とも雰囲気が近い。

「おひさま」では井上真央、マイコ、満島ひかりが揃うと、それだけで楽しかった。
ほんとうの仲よしみたい。

・・・原田知世が演じる須藤紘子が亡くなったときと同年齢に達した陽子(井上真央)が朝、窓を開けて「おはよう、お母さん」と呼びかける(不確か)。
安曇野の自然に降り注ぐ、清々しい(すがすがしい)陽光が感じられるシーンで「おひさま」は幕を閉じた。
岡田惠和は落としどころが完璧!

                       ◇

このブログで述べたとおり、「おひさま」は安定感と安心感が抜群の、きわめて手堅いホームドラマだった。
良質といえる。
それはNHK朝の連続テレビ小説の本流であり、朝ドラ50年(半世紀)の記念作品ということを強く意識した結果かもしれない。
岡田惠和は東日本大震災後の日本人に和やかな家庭と穏やかな日常を届けたことになる。
驚異的な視聴率の一因であろう。

「おひさま総集編」の放送はいつか?

                      ◇◆◇

井上真央と朝ドラ「おひさま」に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年10月1日「おひさま井上真央からカーネーション尾野真千子へ…視聴率20%超連発」はこちら。

⇒2011年9月24日「おひさま井上真央と純情きらり宮崎あおい…O型ライバル女優」はこちら。

⇒2011年9月18日「井上真央のおでことえくぼ、華と存在感…実力派」はこちら。

2011年8月27日「平原綾香が歌うおひさま主題歌…あなたは私の軌跡」はこちら。

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⇒2011年5月10日「おひさま感想…井上真央の演技、岡田惠和の脚本」はこちら。

⇒2011年5月9日「おひさまオープニング、視聴率を捨てる心地よさ」はこちら。

⇒2011年5月8日「おひさま、てっぱん、ゲゲゲの女房の視聴率比較」はこちら。

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おひさま井上真央からカーネーション尾野真千子へ…視聴率20%超連発

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
井上真央が太陽のように明るいヒロイン・丸山陽子(須藤陽子)を“控えめ”に、しかし“しっかり”と務めた。
実力派・井上真央の演技はこの朝ドラに大きな安心感と安定感を与えた。
若いベテラン女優ながら、見事の一言。

その放送が事前の予定より1週間ずれ込み、きょう終了する。
私は仕事に追われてたまにしか「おひさま」を見られなかったが、上質なホームドラマという印象を受けた。
シナリオ(脚本)は「ちゅらさん」の岡田惠和であり、出来が非常にいい。
朝ドラ放送40周年記念作品と50周年記念作品を手がけたことになる。

「おひさま」は中盤、終盤と視聴率20パーセント超えをたびたび記録した。
連発!
近年の朝ドラとしては驚異的であり、大成功と呼んでいい。
国民のライフスタイルはとうに変わっており、この高視聴率は将来にわたって破られない可能性がある。
岡田惠和が60周年記念作品で挑むしかなかろう。

私は、井上真央と出演者(共演者)、制作陣にお疲れさまと申しあげたい。

                       ◇

来週月曜日(10月3日)からNHK大阪放送局が制作する朝ドラ「カーネーション」が放送される。
尾野真千子がヒロイン・小原糸子を演じる。

「カーネーション」は、ファッションデザイナーのコシノヒロコ、コシノジュンコ、コシノミチコの3姉妹を育てあげ、自身もその草分けとして活躍した「小篠綾子(故人)」をモデルにした女性の一代記である。
彼女は昭和初期、大阪・岸和田に「コシノ洋装店」を開き、夫を戦争で亡くしながらも育児と仕事を両立させ、「ゴッドマザー」と親しまれた。

「カーネーション」は涙と笑いの奮闘記。
主人公は“柄が悪い”らしく、いかにも上方劇といったドタバタ調か・・・。
瀧本美織がヒロイン・村上あかりを演じた「てっぱん」も目まぐるしい展開だった。

シナリオ(脚本)は、尾野真千子が文化庁芸術祭大賞を受賞した2009年のNHKドラマ「火の魚」を手がけた渡辺あや。
二人は再びタッグを組む。
岸和田の風物詩ともいえる「だんじり祭り」から始まるようだ。
それも大正時代。

尾野真千子は、1週目の完成披露試写会を鑑賞した記者団(報道陣)に面白さを幾度もアピールした。
「おひさま」の高視聴率が気になっているのだろう。
朝ドラ主演女優は前作の主演女優とストレートに比較されるので大変だ・・・。

◆書き加え1(2011年9月30日)

久し振りに「おひさま」を見た。
井上真央が昭和28年の丸山陽子(須藤陽子)を演じていた。
子どもはまだ幼い。
私はもっと“老け役”まで演じると勘違いしていた。

しかも、ドラマは最終回の前日と思えない雰囲気である。
脚本の岡田惠和はあくまでも普通のホームドラマとして、変哲のない“幕引き”を考えているのかもしれない。
終わったと実感できないように陽子の日常が続いていくのか…。
それともちょっとしたサプライズが仕込まれているのか…。

陽子の母は、そしておばあさまは…。
ほかにも気になる登場人物が…。

おもにナレーションで登場してきた若尾文子も姿を見せるはずだ。
主婦役の斉藤由貴も安曇野を後にし、都会の家庭生活に戻っていく?

                      ◇◆◇

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おひさま、てっぱん、ゲゲゲの女房の視聴率比較

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
ヒロイン・須藤陽子役の若手の井上真央とベテランの若尾文子がそれぞれ日課のように着実に仕事をこなしている。
二人の陽子が顔を合わせる機会が多いかどうか、私は知らない。
井上真央はドラマ上とはいえ、数十年後の自分を見るのは変な気分では?

さて、公共放送のNHKも昨今は「視聴率」を重視している。
受信料をいだだく以上、それに応えているという証明(物差し)がほしいのだろう。
看板番組・朝ドラは長らく下落傾向に歯止めをかけられなかった。
視聴者のライフスタイルの変化も加速し、このまま放っておいたら数年後には10パーセントを割り込みかねない・・・。
危機感が募ったのか、テコ入れに本気で取り組みはじめた。

松下奈緒主演の「ゲゲゲの女房」も瀧本美織主演の「てっぱん」も視聴率の回復に力が入った。
そして、一定の成果を上げた。
ところが、「おひさま」は制作陣が視聴率を取りに行っていない。
数字はおのずとついてくると楽観しているのか、執着が感じられない。
相当な自信だ。

私は「ゲゲゲの女房」をそれなりに熱心に見た。
個人的に松下奈緒の魅力に惹かれたことも一因だが、最大の理由はドラマの“中身”である。
すなわち、武良布枝の原案。
フリーランスのプランナーだった私自身の結婚後の生活と仕事を重ね合わせることができたからだ。
視聴のための時間のやりくりは大変だったが、あまり苦にならなかった。
なぜなら、ドラマを見ようとしたわけでない。

私は「てっぱん」をときどき見た。
そして、制作陣の掟(おきて)破りの挑戦に感動を覚えた。
おい、おい、おい・・・。
私の好みと程遠いが、そんなことはどうでもよい。
何の変哲もない現代の日常をあえて選び、「劇場」に変えてしまった。
破天荒な“力技”をぶつけられるので、毎日見ることのできない人は話が飲み込めない、展開についていけない。
「てっぱん」は視聴を強いるつくりだった。
忙しい人はちんぷんかんぷんで、数字が伸び悩んだ最大の理由か。

これらに対し、「おひさま」はおおらかな気持ちで純粋にドラマとして楽しむことができる。
見損なっても困らないが、ついチャンネルを合わせてしまう生活習慣のような仕立てといえよう。
これは非常に強い。

「おひさま」は平均視聴率が「てっぱん」はもちろん「ゲゲゲの女房」を上回るのでなかろうか。
なお、このブログで「てっぱん」と「ゲゲゲの女房」の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ)を幾度も取りあげている。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」とヒロイン・井上真央などに関するブログは以下のとおり。

⇒2011年5月7日「井上真央と若尾文子、二人の須藤陽子の演技」はこちら。

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井上真央と若尾文子、二人の須藤陽子の演技

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
きわめてオーソドックスなつくりである。
とくに面白くもなく、とくにつまらなくもない。

瀧本美織主演の「てっぱん」が唐突だったり慌ただしかったり、話の展開についていくのが大変だっただけに一層そう感じる。
奇をてらっていない。
私は「おひさま」にじわじわ興味を引かれつつある。

ヒロイン・須藤陽子役の井上真央がマイペースの演技を見せる。
テレビ画面から頑張りが伝わってこない。
現在の陽子役の若尾文子はもっと・・・。
視聴者に合わせようとせず、自分の流儀や作法を自然体で貫いている。
主演の二人に気負いがないので、私はとても楽である。
朝の忙しい時間帯や昼の緩んだ時間帯にいい加減に接することができ、ありがたい。
見なければというストレスと無縁・・・。
「おひさま」は視聴者にやさしい。

脚本は岡田惠和。
公式サイトで、「おひさま」では戦前・戦中・戦後を生きたごく普通の女性の半生を描きたいと述べている。
確かに、どのような時代であれ、人々は暮らしている。

現在の陽子の回想の形にしたのは、視聴者の不安や心配を消すためとか。
ドラマの成り行きをハラハラしながら見るのでなく、ヒロインが成長する過程そのものをじっくりと楽しんでもらう狙いだ。
それを視聴者と共有するのが原口房子役の斉藤由貴である。

岡田惠和は台本を書くにあたり、現代(後世)の観点から振り返るのでなく、当時の人々の気持ちに寄り沿うように戒めている。
ドラマに登場するキャラクターたちと“同じ時”を生きること。
視聴者の「共感」を大切にしていると述べており、その言葉どおりの出来である。

岡田惠和は放送開始時に出演者への無茶振りを予告していたが、いまのところは淡々と進行している。
ドラマで描かれているのは、あくまでもそのときどきの喜びや悲しみである。
ありふれた日常がゆるやかに流れている。

「おひさま」は明るく穏やかで温かい。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」とヒロイン・井上真央などに関するブログは以下のとおり。

⇒2011年5月4日「井上真央・おひさま、セーラー服と庶民顔」はこちら。

⇒2011年4月16日「井上真央おひさまの安全運転…朝ドラ視聴率低下」はこちら。

⇒2011年4月11日「おひさま陽子…伊那中・西駒登山、直小・妙高登山」はこちら。

⇒2011年4月9日「井上真央、謎めいた内面…おひさまヒロイン」はこちら。

⇒2011年4月8日「瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・」はこちら。

⇒2011年4月7日「八木優希のおかっぱ頭…おひさま陽子の子役」はこちら。

⇒2011年4月5日「おひさまの舞台、安曇野の自然の美しさ」はこちら。

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井上真央・おひさま、セーラー服と庶民顔

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
ヒロイン・須藤陽子役の井上真央が本領を発揮しはじめた。
朝ドラ50年の節目の作品の主演に、制作陣が見込んだだけのことはある。
私は当初、彼女はエンジンのかかりが悪いと思った。
おそらく納得しないと走れないのだ。
ところが、徐々に動き出した。
いつ頃からか、私が彼女のペースに引き込まれていた。
井上真央は何が凄いというわけでない。
私は、彼女に女優としての“底力”のようなものを感じる。
子役時代からの役者経験で培われたのか・・・。

井上真央はいま、セーラー服を着た女学生の役どころだ。
24歳なのに甲高い声を出している。
目をつぶると、それがよく分かる。
相馬真知子役のマイコと筒井育子役の満島ひかりとの息もぴったり。
当時の思春期の女子、そして仲良し三人組の雰囲気が伝わってくる。
私はなるほどという感じ・・・。

井上真央は、どこか気品がある。
陽子の亡き母・紘子。
その母・桐野富士子が突然、安曇野を尋ねてきた。
陽子は初めて祖母に会い、話を聞かされた。
母は子爵家の一人娘だった。
そうか、ヒロインが“庶民顔”では困る。
「おひさま」は「おひめさま」。
現在の陽子役に若尾文子が選ばれた理由も分かった。

私は、母役の原田知世を久しぶりに見た。
祖母役の渡辺美佐子はいつ以来か思い出せない。
高齢だが、とても元気である。

私は、陽子の幼なじみ・宮本タケオ役の柄本時生がおかしい。
顔を見るだけで吹き出してしまう。
役者は凄い。

                       ◇

井上真央は明治大学文学部の出身である。
私は、卒業論文のテーマが「杉村春子」と知って驚いた。
尊敬する女優らしい。
渋すぎる!
大女優なのは確かだが…。

私には杉村春子は個性的な脇役という印象が強い。
テレビや映画では憎まれ役も多かったのでは…。
彼女の主演は記憶にない。
演劇(芝居)ではどうだった?

杉村春子は1997年に91歳で亡くなっており、井上真央は実際の彼女を知っているのか。
それとも子役時代に共演の経験を持つ?

井上真央は、役者として生きていくとの覚悟が決まっているのだろうか。
若手の人気女優としては無愛想で不器用に見えるが、それは肝が据わっている裏返しかもしれない。
だとすれば、彼女は早く年を取りたいはずだ。

井上真央は朝ドラのヒロインに選ばれ、浮かれたり入れ込んだりすることがないのでは・・・。
自分ができる範囲で着実にやっているという印象が強い。
このブログで謎めいていると述べたが、やはり不思議な女優である。

以下に、「井上真央、謎めいた内面…おひさまヒロイン」と題する2011年4月9日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
井上真央がヒロイン・須藤陽子を演じる。

その彼女がきょう、「土曜スタジオパーク」に登場する。
ドラマの舞台・長野県松本市からの生放送らしい。
NHKはPRに力が入る。
信州といえば、東と西に広がる山脈(やまなみ)の美しさ、そして水の清らかさが自慢。
もちろん、空気のおいしさも…。
番組では、豊かな自然と風土を織り交ぜながら、朝ドラ「おひさま」の魅力の一端を届ける。
ロケ地も紹介されるようだ。

私は「おひさま」の初回放送(4月4日)の平均視聴率が気になり調べてみた。
18.4パーセント(ビデオリサーチ調べ。関東地区)。
朝ドラ50年の節目の作品にふさわしい好調なスタートを切った。
ちなみに、瀧本美織の「てっぱん」は18.2パーセント、松下奈緒の「ゲゲゲの女房」は14.8パーセント。
井上真央は役者としての実績も知名度もこれまでの二人と比べものにならない。
初回放送で本人はちらっと登場した。
それとも、私が番宣と混同したか。
何せ“ながら視聴”で、ろくに見ていない。
プロデューサーが井上真央は9日から登場するとどこかで語っていたので、私の勘違いかもしれない(4月5日のブログで初回放送に登場したと記した)。

                       ◇

ところで、子役経験の長い俳優は、顔の雰囲気が独特だ。
とくに女優。
幼少期から活躍している子役は、顔立ちにまで影響を受けやすい。
世間や周囲、制作関係者から「かわいらしさ」を期待されつづけてきた。
いつも人目を意識して表情をつくるため、それに関わる顔筋(表情筋)が多く使われた結果だろう。
大人になると、それが邪魔をする。
表情がオーバーになったり、不自然になったり・・・。
見る側がくつろげないのだ。

私は、井上真央にもそうした傾向をいくらか感じている。
前作の瀧本美織が天然系だったので、よけいに・・・。
といっても、おもに番宣で女学生姿の彼女を見たくらい。
それと、4月2日の「連続テレビ小説50年! 〜日本の朝を彩るヒロインたち〜」のゲスト出演。
ゆえに、第一印象にすぎない。
実際は違うかもしれない。

このブログで述べたが、「おひさま」のヒロインは女学生から母まで幅広い年齢をこなさなくてならず、彼女は豊富なキャリアを買われたのだろう。
制作サイドからすれば、半世紀の節目の作品は、信頼の置ける実力派に任せたいと考えて当然である。

井上真央は女優として「将来性」が大きいのかもしれない。
シャイなのか、人見知りなのか、素っ気ないのか、マイペースなのか、どこか取っつきにくい。
それとも、極端な二面性を備えているからだろうか。
「AB型」でなく「O型」というのは意外だった。
もっとも古風(?)とされる血液型。
まあ、保守的。
あれ、特技は「日舞」。

井上真央はかわいらしいと思うが、美しいと感じる。
相当きれい?
かしこそうだが、抜けていそう。
神経質そうだが、大雑把そう。
やさしそうだが、いじわるそう。
けだるそうだが、頑張りそう。
のめり込みそうだが、さめていそう。
器用そうだが、不器用そう。
優等生みたいだが、不良みたい。

・・・と、書いてきたところで急に不安になり、妻に尋ねてみた。
そうした印象はないと、あっさり却下されてしまった。
どうやら勝手な思い込みか・・・。

あくまで私にとり、井上真央は捉えどころがない。
無愛想なのかなぁ。

言い訳がましいが、“なぞ”が残らない女優は飽きられやすい。
井上真央は目も表情も不思議。
内面が読めない怖さも・・・。
今日のように役者志望が多いと、生き残るには“違和感”をともなう個性が不可欠でなかろうか。
印象のいい子は長続きが難しい?
大勢に埋もれるし、世間に忘れられる。

井上真央は「おひさま」で多彩な側面を見せてくれそう。
また、老け役(?)に挑むらしいので、これも楽しみである。
本人は朝の連続テレビ小説のなかで唯一、貫地谷しほりがヒロイン・徒然亭若狭を演じた2007年度下期「ちりとてちん」を通して見た。
朝ドラの主役の大変さを感じたかったという。
目的意識が明確な視聴態度である。
今回抜擢(指名)され、その甲斐があった・・・。

⇒2011年4月4日「井上真央・おひさま、日本を明るく照らす」はこちら。

⇒2011年4月5日「おひさまの舞台、安曇野の自然の美しさ」はこちら。

⇒2011年4月7日「八木優希のおかっぱ頭…おひさま陽子の子役」はこちら。

⇒2011年4月8日「瀧本美織がおひさまヒロインを演じたら・・・」はこちら。

⇒2011年4月8日「瀧本美織てっぱん続編は3年後に本放送か」はこちら。

◆書き加え1(4月9日)

「土曜スタジオパーク in松本」。
井上真央が生出演。
会場には地元の人たちが詰めかけた。
その数、千人ほど。
朝ドラも井上真央も人気が凄い・・・。
「真央ちゃ〜ん」という声が飛ぶ。

私は確信した。
井上真央は美人だ。

この子は納得しないと話さない。
よく考えながら話そうとする。
そのときに目が動く。
表情も地に戻る。
頭の回転が速そうだが、遅そう。

番組では、会場の人たちに井上真央はどんな人間か尋ねるクイズ(?)を行った。
しかも、対照的な二者択一方式である。
私はおかしくなってしまった。
なぜ、こうしたゲーム(?)が成り立つかといえば、傍から眺めて井上真央が分かりにくいからだ。

しょっちゅう転ぶというから、抜けている。
私は謎がますます深まった。

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おひさまの舞台、安曇野の自然の美しさ

NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」。
「てっぱん」が東日本大震災により1週間中断し、「おひさま」もその分だけ繰り下げてスタートした。

「おひさま」のヒロインは須藤陽子。
初回の放送では、安曇野でそば屋を営む現代の陽子・若尾文子、16歳の女学生の陽子・井上真央、10歳の少女の陽子・八木優希の3人が登場した。

現代の陽子は、東京から来た主婦の原口房子・斉藤由貴に自分史を語りはじめる。
昭和7年、10歳・・・。
陽子は心臓病の母の紘子・原田知世と最後のときを過ごすため、家族で東京から安曇野に移ってきた。
陽子はむろん、母の命が残りわずかと知らされていない。

「おひさま」は原口房子の問いに、現代の陽子が答える形で進行する。
必然的に、若尾文子はナレーター(ナレーション)を兼ねる。
現代のおもな登場人物はおそらく若尾文子と斉藤由貴が演じる二人だけだろう。

私は長野県伊那市で中学生時代の大半を過ごした。
「安曇野(あずみの)」という地名を知った。
また、これまでに幾度も耳にした。
美しい言葉であり、イメージが膨らむ。
伊那市から見て松本市のほうと思っていたが、実際にどこにあるか分からなかった。

「おひさま」の初回放送では、安曇野の自然がテレビ画面からあふれ出た。
草原というか花野というか、私はその美しさに感動した。
地味な白い花をつけた野草が一面に広がっている。
が、妻から「そば畑」と教えられた。
恥ずかしい・・・。
私は仕事に追われながらの視聴であり、ろくに見ていない、聞いていない。

いまグーグルマップで場所を確認した。
松本市から新潟県糸魚川市方面に少し北上した辺りだった。
JR大糸線沿いのかなり広範囲にわたるのでなかろうか。

◆書き加え1(5月12日)

安曇野は、かなで表記すると「あずみの」でなく「あづみの」だった。

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井上真央・おひさま、日本を明るく照らす

20070404-02NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」がきょうスタートする。
東北関東大震災の影響で、当初の予定より1週間放送を繰り下げた。
公式サイトには、すでにさまざまなPR動画や会見動画が公開されている。
また、物語の流れと登場人物の関係が分かりやすく紹介されている。

さて、ヒロイン・須藤陽子役を務めるのは、井上真央。
舞台は、信州(長野)の安曇野と松本。
時期は、戦争を挟んだ激動の昭和。
「おひさま」は構成が奇抜だ。
現代の陽子役は大ベテランの若尾文子が務める。
ドラマは、その“回想シーン”として展開される。
つまり、若尾文子はおもに「語り」。

この朝ドラは、亡き母と交わした「おひさまのように世界を照らす」という約束を忘れず、明るく生きた女性の一代記。
シリーズの代表作「おしん」にどこか通じる。
それぞれの時代や社会情勢を背景に、人々の生きる力、そして強く優しい“日本の母”の姿を描く。

脚本家は、岡田惠和。
「最後までムチャぶりさせていただきます」。
難解なト書きが多く、演出家や出演者(俳優)を悩ませるらしい。
チーフプロデューサーは、小松昌代。
なお、無茶振りは、前作の「てっぱん」を超えられないのでは・・・。
私としては、あまりそちらへ走ってほしくない。

⇒2011年3月21日「てっぱん視聴率、出演者泣かせの無茶振り」はこちら。

国民が萎縮しがちな東北関東大震災後の日本に、「おひさま」の放送は明るい話題を提供してくれそう。
井上真央は震災前の試写会で、「このドラマを通して日本全体が明るいムードになれば…」と抱負を語っていた。

                       ◇

朝ドラは、たいてい新人女優が起用される。
「てっぱん」のヒロイン・村上あかり役を務めた瀧本美織は経験が浅かった。

⇒2011年4月2日「朝の連続テレビ小説50年…歴代作品・ヒロイン紹介」はこちら。

ところが、今回は実績も知名度も抜群の井上真央が選ばれた。
といっても、「ゲゲゲの女房」のヒロイン・村井布美枝役を務めた松下奈緒と同じく、オーディションを経ていない。
「おひさま」は他の若手も実力者を揃えた。
田中圭、永山絢斗、高良健吾、金子ノブアキと、イケメンのオンパレード。

妻によれば、井上真央は“子役”の時代がとても長かった。
「おひさま」では、主役が娘、女学生、教師、嫁、母親を演じなければならず、この経験が買われたか。

井上真央は2005年、TBSの連続ドラマ「花より男子」で主役の牧野つくしを演じ、脚光を浴びた。
2009年、映画「僕の初恋をキミに捧ぐ」で主役の種田繭を演じた。
公開時、セーラー服姿は見納めと公言した。
年齢的にもう似合わないと自覚したからだ。
が、「おひさま」で披露…。

井上真央は1987年生まれ。
私が暮らす神奈川県横浜市出身。
しかも、私がくじけた明治大学卒業。
出演作品は非常に多く、いくつかの受賞歴を持つ。
「ゲゲゲの女房」のヒーロー(?)・村井茂(水木しげる)役を務めた向井理も横浜市出身、明治大学卒業だった。
私はちょっぴり誇らしい。

⇒2010年7月5日「向井理の好演、村井茂の名言…ゲゲゲの女房」はこちら。

「ゲゲゲの女房」「てっぱん」ともに高視聴率をマークしただけに、井上真央と制作陣にかなりのプレッシャーがかかっていることだろう。

⇒2011年4月3日「遠藤憲一の暑苦しさ…てっぱん最高視聴率の理由」はこちら。

⇒2011年2月9日「てっぱん高視聴率のわけ…近藤良平ダンスの温かさ」はこちら。

◆書き加え1(4月4日)

NHKは「おひさま」の人気の盛りあげに懸命だ。
昼の再放送後、短いニュースを挟み、「スタジオパークからこんにちは」に陽子の父の須藤良一役・寺脇康文が登場した。
その意気込み、そしてロケ地・安曇野でのエピソードなどを語った。

また、4月9日の「土曜スタジオパーク」に主役・井上真央が登場する。
ドラマの舞台・長野県松本市からの生放送。
信州といえば、東と西に広がる山脈(やまなみ)の美しさ、そして水の清らかさが自慢。
もちろん、空気のおいしさも…。
番組では、豊かな自然と風土を織り交ぜながら、朝ドラ「おひさま」の魅力の一端を届ける。
ロケ地も紹介されるようだ。

思い出した。
商品名に「安曇野(あずみの)」が含まれるミネラルウォーターが何種類かあった。

◆書き加え2(5月12日)

安曇野は、かなで表記すると「あずみの」でなく「あづみの」だった。

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和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

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