コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

著作権侵害

「大増税時代」の入口に立つ・・・企業経営の正念場

私は年初に営業本を2冊出そうと思い立ち、出版企画書をまとめた。
そして、出版社へ働きかけ・・・。

その内、「提案営業」をテーマとした著作について、昨日こちらから取りやめをお願いした。
編集者と詰めに入る前だった。
もちろん、丁寧にお詫びした。
他の出版社へ持ち込むということでない。

私は、企業での「提案営業研修」で行っている講義をそのまま原稿に起こそうとした。
しかし、冷静に考えると、私にとり依然として最大の収入源である。
かれこれ20年近く提案営業一本で食べてきたといっても過言でない。
それをわざわざ同業者に教えることもないかと・・・。

私の最初の営業本『提案営業成功の法則』は凄まじい著作権侵害を受けたが、もっともひどいのが同業者だった。
プロ講師やプロコンサルタントであり、それなりの舞台で活躍している人が含まれる。
このブログでも信じられない事例を幾度か取り上げた。
『提案営業成功の法則』はそのくらい大勢から高い評価をいただいたわけだ。
が、千4百円の同書に、プロ講師やプロコンサルタントとしての手の内まで明かしたわけでない。
実際、私は企業研修などの冒頭で受講者に「私の本に書いていないことを話す」と述べることがある。

私は年も年なので、そろそろ講義の中身を洗いざらい記してもいいかなと思ったのだった。

私はこの2年で多くのテーマ(演題)を開発したが、私の教育指導の土台が「提案営業」であることは変わりない。
おおげさに言えば、私の職業人生そのものであり、ノウハウが詰まっている。
一番のキモはもうちょっと手放さないことにした。

私は幸い、来年度の仕事が順調に入りつつある。
手帳(スケジュール)の埋まり方が悪くない。
急増しているのが「営業管理者研修」、そして「開発営業研修」である。
しかし、「提案営業研修」もかなり含まれている。

なお、もう一冊、社長を対象とした営業本については夏頃を目安に出す。
ただし、「難局突破の営業力」をテーマとしている。
ところが、来年度は景気がかなり上向きそうだ。
その場合には、消費税増税の前後まで発行を遅らせる可能性がある。

私は2010年代半ばから2020年代半ばに日本経済は、そして企業経営は正念場を迎えると考えている。
私たちはいま「大増税時代」の入口に立つ。
人口激減の環境に適応するまでの十年ほどが地獄だろう。
そもそも意識や発想の切り替えが至難である。

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営業本を今年中に出す…和田創とセミナー会社との約束

きのうのブログ「社員教育・指導における著作権侵害は凄まじい」に続いて・・・。

⇒2012年2月9日「社員教育・指導における著作権侵害は凄まじい」はこちら。

私が市販本を出さなかったのは、印税収入よりも販売収入のほうが大きいと考えたからだけでない。
市販本は売れたとしても、購入者が分からないからだ。
直接販売では、商品が揃うにつれて購入者の詳細な情報が蓄積されていく。
それを活用することで企業での講演や研修、コンサルティングの受託、セミナーや教材の販売につなげられる可能性が高まる。

                       ◇

昨今の営業セミナーの集客不振を踏まえ、私は「営業本を今年中に出す」という約束をセミナー会社数社と交わした。

書名は「営業は常識を疑い、真逆にかじを取りなさい」、サブタイトルは「真逆営業のすすめ」。
私がとくにお世話になっているSMBCコンサルティング教育事業部の山口伸一部長が私の講演会につけてくれた演題をそのまま用いる。
すでに許可を得ている。
最終的には出版社との話し合いで書名が決まる。

内容は、過去の営業の全否定。
営業の考え方も進め方もやり方も何もかも一切を引っ繰り返す。
ゆえに、営業に命令してきた社長、営業に指示してきた管理者、営業に奔走してきた営業マンの全否定になる。
さらに、営業を指導してきた講師やインストラクター、トレーナーの全否定になる。

「はじめに」の書き出しは、「本書は、日本の営業への宣戦布告である。」と決めている。
なるべく10月をメドに刊行したい。
約束は破るためにあるという気持ちがないわけでないが、そうもいかないだろう。

なお、原稿が完成したら、経済・ビジネス図書の出版社でなく一般図書の出版社に営業活動をかけてみたい。
大手もいいが、有名人でなくても大切にしてくれる中堅もいい。
そのときになってみないと、自分がどう動くか分からない。
引き受けてくれる出版社を探すのが、私にとり大きな楽しみである。
それが決定するまでの“わくわく感”が好きだ。

私はこれまで売れる本を出すことを目的に執筆に臨んだことがない。
しかし、今回は違う。
内容は、突出した評価を得ている講演のコンテンツ(中身)であり、しかもあえて市販本にする。
ならば、「ベストセラー」を狙う。
内容はビジネス、しかも営業なので、部数は知れている。
それでも最低10万部を目標にしたい。

なお、私が意気込んだところで売れると限らない。
ランキングにしばしば登場する一握りの著者を除き、だれも読者をつかむコツが分かっていない。
私もさっぱり・・・。

                      ◇◆◇

新発売の営業研修教材などに関するブログは以下のとおり。

⇒2012年2月9日「社員教育・指導における著作権侵害は凄まじい」はこちら。

⇒2012年2月8日「営業コンサルタントは本を出したらお仕舞いだ」はこちら。

⇒2012年2月7日「営業は成績不振に悩み、社長は目標未達に苦しむ」はこちら。

⇒2012年2月6日「営業セミナーの集客がひどい…主催者も講師も悲鳴!」はこちら。

⇒2012年2月3日「トップ向け営業セミナー、圧倒的評価で次回開催が決定」はこちら。

⇒2012年1月30日「提案営業研修教材キット発売…自前教育が可能」はこちら。

⇒2012年1月26日「社長と幹部の営業活動…丸の内経営サロン講演会開催」はこちら。

⇒2012年1月25日「社長の営業活動…和田創最新刊【営業バイブル】新発売!」はこちら。

⇒2012年1月24日「営業管理者研修教材キット…教育予算圧縮&研修効果向上」はこちら。

                      ◇◆◇

著作権侵害に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年2月9日「社員教育・指導における著作権侵害は凄まじい」はこちら。

⇒2010年11月22日「『提案営業』著作権侵害につきまして」はこちら。

⇒2010年12月7日「著作権侵害の温床は企業研修(社員教育)」はこちら。

⇒2010年12月8日「著作権侵害、常習犯の手口…社員教育担当者」はこちら。

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著名人名言集…幸せと豊かさへの道しるべ

20070502-01私たちは人生や仕事などにおいてさまざまな困難や障害に遭遇し、苦悩や迷いに押し潰されそうになる。
それはときにどうにもならないほどの行き詰まりや絶望をもたらす。
まして、社員とその家族の生活を背負う経営者なら、幾度も重大な危機に直面するはずだ。

そうした際に偉大な功績を残した人の半生や人生の軌跡、その過程で発せられた言葉に触れられるなら、どん底を脱するきっかけや明日を切り拓く手がかりが得られるかもしれない。
なかでも名言とは先人が苦闘するなかでつかみ取った、生きるうえでの真理、働くうえでの真理なのだ。
言い換えれば、それぞれにとっての「成功の極意」である。

私はかつて、著名人の言葉と生き様を取りあげた「明日へのヒント」と題する原稿を書き起こした。
それをこのたび、「著名人の名言と人生」としてすべて公開することにした。
PDFファイルのデータである。

悩んだり、苦しんだり、困ったり・・・。
長い人生の節目や岐路でお読みいただければ幸いだ。
そこには珠玉の名言と感動の人生が詰まっている。
きっと幸せと豊かさへの道しるべになることだろう。

◆著名人の名言と人生

大山康晴 名言と人生
ジャイアント馬場 名言と人生
秋元康 名言と人生
寺田千代乃 名言と人生
岡本太郎 名言と人生

清水宏保 名言と人生
コロッケ 名言と人生
西堀栄三郎 名言と人生
兼高かおる 名言と人生
高橋竹山 名言と人生

永守重信 名言と人生
三波春夫 名言と人生
秋元康2 名言と人生
渥美清 名言と人生
イチロー  名言と人生

中島誠之助 名言と人生
輪島功一 名言と人生
永守重信2 名言と人生
矢野顕子 名言と人生
いかりや長介 名言と人生

フジ子・ヘミング 名言と人生
田中耕一 名言と人生
山野愛子 名言と人生
鈴木大地 名言と人生
橋田信介 名言と人生

寺田千代乃2 名言と人生
美輪明宏 名言と人生
山下清 名言と人生
綾小路きみまろ 名言と人生
荻原健司 名言と人生

橋田壽賀子 名言と人生
川相昌弘 名言と人生
秋元康3 名言と人生
片岡鶴太郎 名言と人生
三浦雄一郎 名言と人生

寺田千代乃3 名言と人生
陳建一 名言と人生
小出義雄 名言と人生
ライカ 名言と人生
土光敏夫 名言と人生

山本博 名言と人生
有馬秀子 名言と人生
永守重信3 名言と人生
松任谷由実 名言と人生
小津安二郎 名言と人生

奥田碩 名言と人生
清水宏保2 名言と人生
竹内均 名言と人生
野坂昭如 名言と人生
田村亮子 名言と人生

瀬戸雄三 名言と人生
長谷川町子 名言と人生
海老一染太郎 名言と人生
                       ◇

「著名人の名言と人生」が誕生した経緯について述べたい。

私は21世紀初頭、著名人の言葉と生き様を綴った「明日へのヒント」を出した。
A4判片面のごく簡単な読み物である。
これをつくった目的は次のとおり。
第1は、私自身の営業活動で顧客へのおみやげや商談のアイスブレークに用いること。
第2は、私が理事長を務めるNPO法人営業実践大学が発行する会報『月刊営業人(えいぎょうびと)』の巻頭言に載せること。

とくに重視したのは前者である。
今年還暦を迎える私はわりと最近まで、40年間にわたって営業活動を行ってきた。
その際、自社や商品、自分をさて置き、かならず「情報提供」から入っている。
“手ぶら”では社長や取締役などの経営層と面談できない。
それは、彼らの貴重な時間を自分にくださいと申し入れる行為だからだ。
重視すべきは、相手に「会ってよかった」と思われることである。
ならば面談を重ねられ、やがて成約(販売・受注)にこぎつけられる。

私は毎号、各界の著名人の言葉と生き様を綴った。
顧客の仕事や経営、人生などに何らかの示唆を与えられる内容を目指した。
少しでも役に立てればとの思いである。
私にとり、営業とは“得る”ことでなく“与える”ことだ。
職業人生を貫く信念といってよい。

                       ◇

「著名人の名言と人生」を執筆する基準や心構え、作業の概要や実際などについて述べたい。

私はむろん覚悟を決めたうえで始めた。
しかし、予想よりはるかに手間がかかった。
後で述べるが、いまとなっては笑い話である。
情報収集はインターネットを使わなかったので、2日。
ただし、アシスタントにやってもらう。
膨大な情報の読み込みに1日〜2日。
私は目が悪いこともあり、読むスピードが遅い。
そのなかからどこを取りあげるか、それをどう構成するかで半日〜1日。
原稿を起こすのに半日。
私は頭が悪く、まとめるスピードが遅い。
毎号、4日〜5日要した計算。

字数を増やすほど執筆が楽になることは分かっていたが、「明日へのヒント」の用途を考えて原稿用紙1枚に収めた。
多忙な社長や取締役がさっと目を通せること。
面談相手は一部上場企業の顧客も少なくない。

それにしても、著名人の半生や一生を4百字に凝縮する作業は絶望的だった。
費やす労力と時間も半端でない。
あまりの大変さに3年程で筆を置いた。
すぐに挫折したわけで、我ながら情けない。
とはいえ、46名・53本に達した。
このたび、これを「著名人の名言と人生」としてすべて公開した。

私は「明日へのヒント」の執筆に当たり、どうせ骨が折れ、またせっかくの機会なので、私が苦手な著名人を選ぶことにした。
50代でのささやかな挑戦である。
が、それだけだと辛くなるので、約2割は私が好きな著名人を交えた。

私は思う。
人は、学ぶべき人から遠ざかる。
かならずと言ってよい。
人は、自分に深い影響がじかに及ばない範囲で、学べそうな人を選んでいる。
たいてい安全な距離を置いた「学習」により、自分の向上意欲を満たそうとする。

人がそれなりに学んでいたら、目覚ましい成長を叶えている。
現実はそうなっていない。
その最大の理由は、学ぶべき人から学んでこなかった。

人は、自分のなかに他者を受け入れることを極端に恐れ、極端に嫌う。
大きなエネルギーを持つ相手なら、なおさら。
向学心の強い人のほとんどは、口当たりのいいメニューや消化しやすいメニューを見繕って済ませる。
その代表格が図書や学校での勉強。
高学歴者ほど、学ぶべき人から遠ざかりやすい。

伸びるとは、変わること。
他者を呼び込まないかぎり、人は変われない。
その代わり、深く関わらなければ、深く傷つくこともない。
自分に際立った変化も起こらないし、人生でこれといった成功も収められない。

私はコンサルタントとして働くなかで、心の底から凄いと感じる経営者などと巡り合った。
創業社長が中心だ。
しかし、仕事上のつきあいに留め、“縁”の領域に踏み込まなかった。
ゆえに、人生の転機となっていない。

自分が学ぶべきことがあるのは分かっていたが、自分がつらくなることが目に見えていたので、ずっと逃げてきたのだ。
相手に拒まれたわけでない。
勉強はともかく仕事はかなり頑張ってきた私が、この程度で終わりかけている最大の理由は、学ぶべき人から学んでこなかった。
人が学ぶとは、他者に食らいつくことだ。

「明日へのヒント」で取りあげたのは著名人であり、私がじかに接することはない。
仮に周囲にいるとして、私が避けて通ったに違いない人を選んだ。
つまり、私が学ぶべき人である。
私は人生の夕暮れに差しかかり、自分の頭と手を動かし、せめて紙の上でも彼らの一端に触れてみようと腹を括ったのだった。

ちなみに、約2割の好きな著名人でさえ、遠くから応援はしても、近くで努力につきあうのは耐えられない。
私はやはり逃げ出す。
彼らは“火の玉”なのだ。
著名人の最大の共通点は、己に対して恐ろしく厳しいこと。
そんな結論を得た。

私は「明日へのヒント」の執筆に当たり、著名人の偉大な人生や足跡(そくせき)に飲み込まれないよう、気合いを入れた。
しかし、彼らの言葉や生き様にしばしば打ちのめされた。
彼らに則して述べている事柄は、真っ先に不甲斐ない自分自身にはね返ってくる。
その意味で、己への問いかけであり、己への叱咤激励である。
この辺りの事情は、私の講演やブログにおいてもまったく同様。

今日、こうした原稿はインターネットの情報を用いることにより、わずかな手間でまとめられる。
せいぜい1日。
フリーエンサイクロペディア(百科事典)の充実である。
代表格は「ウィキペディア」。
私が「明日へのヒント」を執筆した当時もすでに存在していたのかもしれない。
だとすれば、きわめて非効率な方法を取ったことになる。
が、著名人一人ひとりについてかなりの情報に接することができた。
「怪我の功名」と、自分を慰めている。

当然ながら「明日へのヒント」の原稿は、それぞれの執筆時点の情報に基づいている。
おおよそ21世紀初頭である。
原稿に著作年を表記している。

                       ◇

なお、「明日へのヒント」を台本に数分の講演として収録したのが「講演TV賢人編」であり、これもすべての映像を公開している。
ユーチューブの動画だ。
このうち、「土光敏夫(講演TV賢人編)」はNHKからの著作権侵害の一方的な通告とともに削除された。
まったく身に覚えがない。
先の「土光敏夫 名言と人生」の原稿をぜひお読みいただきたい。
これを私が演台でそのまましゃべった内容(映像)である。
不愉快で屈辱的な事件だった。

⇒2010年12月14日「土光敏夫(講演TV賢人編)が著作権侵害で消滅」はこちら。

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著作権侵害、常習犯の手口…社員教育担当者

私は来年度以降の講演メニューを開発するに当たり、地獄を見ている。
にもかかわらず、たいして進んでいない。
「これでよし」という終わりに近づけないのだ。
地獄に嵌まってしまい、長らく抜け出せない状態・・・。

講演内容を構築するのは大変である。
要は、コンテンツやカリキュラムのつくり込み。

私が取り組んでいるのは新テーマなので、とくに難航している。
人前で90分話をしようとすると、不眠不休で丸1カ月は準備にかかる。
頭が悪いからだ。

不眠不休とは、起きている時間のほとんどすべてを費やすという意味。
食事はさっと済ませる。
仕事が佳境に差しかかると、顔を洗わず、歯を磨かず、ひげを剃らず、風呂に入らない。
先だって珍しく外での仕事がなかったため、5日ほど集中できた。
没頭していて、下着を替えるのも面倒。
私の部屋で暮らすアメリカンショートヘアの「フウ(♀)」が、臭い主(あるじ)を避けるようになった。
たいてい、私に張り付くようにして眠るが…。
猫はきれい好きだ。

むろん、実際にはぎりぎりの睡眠は取っている。
また、仕事のほかに雑用も多く、かかりきりは不可能。
丸1カ月とは、コンテンツ作成に注いだ正味時間を足し上げるとそれくらいに達するということだ。

これは、公開セミナーでも企業研修でも同じ。
講師が自信を持てる内容に仕上げるには、膨大なエネルギーを注がなくてならない。
それがいやなら、この職業を辞めるしかない。

私自身は秋が深まった辺りから、最悪のコンディションを脱していくらか踏ん張れるようになった。
集中力もちょっと増した。
スピードも少しアップした。
ジョギングの速度に達していないが、よちよち歩きから通常歩行へ。

が、その分、苦闘が激しく深くなる。
つらくて、つらくて・・・。

「自分から逃げるな」。
最近は頻繁に言い聞かせている。

ふと思った。
自分から逃げるなとは、結局、苦しさから逃げるなということだ。
この程度の気づきを得るのに、60年近い歳月がかかった。
遅すぎる。

コンテンツのつくり込みは、講師の命だ。

以下に、「著作権侵害の笑い話を一席…」と題する2007年9月6日のブログを収める。

                      ◇◆◇

きのうのブログで紹介した「著作権侵害」は確かにひどい。
私以上に、通報者が激怒している。
何せ他人のコンテンツを持ってきて、そこに自分や自社のコピーライト表記を英文で行っている。
しかし、これは所詮素人のやること。
恐らく講師経験がほとんどない。
かつて私の公開セミナーか企業研修を受けた人だろう。

実際はどこのだれか分かっているが、ここで違法教材も含めて公表してしまうと、彼の職業人生が終わりかねない。
それは私の本意でない。
あくまでも弁護士を通じた話し合いで決着をつける。
こういうと専門家に失礼だが、私は低次元の問題に貴重な時間を奪われたくない。

さて、なぜ彼は同じものを入力したか?
理由は簡単だ。
私の教材が書き込みだらけで、コピーを取れなかったためである。
つまり、彼は少なくとも受講時点では、著作権を侵害する意図はなかった。
かわいいじゃないか…。

ところが、ここからが笑い話!
常習犯の手口だ。
私はしばしば公開セミナーで講師を務める。
当然、会場全体に目配りしながらレクチャーを進める。
すると、神経質なくらい教材を大切に扱う人がいる。
絶対に汚すまいという気持ちが伝わってくる。
書き込みなどとんでもない。

では、不熱心な受講者か?
そうでない。
一言一句聞き漏らすまいと必死である。
自分で用意したノートなどに、びっしりメモを残している。
最近はその気なら、高感度・長時間のボイスレコーダーも使えるだろう。

彼らはコンテンツというより教材そのものを仕込む目的で参加している。
一度吹き出しかけたが、中年の紳士が講義を聞きながら私の教材の強調点に、わざわざ定規でアンダーラインを引いていた。
細心の注意を払っている様子がおかしくて、おかしくて…。
なるほど、これなら即使えそう!

セミナー終了後、よせばいいのに、満足気に名刺交換にやってきた。
ある業界最大手の教育担当者である。
こうした受講者は、総務や人事、教育や研修、HRDに所属する人に圧倒的に多いというのが、私の実感である。
日本の社員教育の一端だ…。

営業現場をろくに知らないエリートに、営業指導を平気で命じる会社もどうかしている。
大手企業やHRDが抱える深刻な問題は、遠からず表面化するはずだ。
教材は、著作権侵害のオンパレードである。

                      ◇◆◇

著作権侵害に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年11月22日「『提案営業』著作権侵害につきまして」はこちら。

⇒2010年12月7日「著作権侵害の温床は企業研修(社員教育)」はこちら。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
日本ロボコム代表
ロボットビジネス勉強会&交流会主宰
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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