魚津の蜃気楼が連日凄い。
大勢のカメラマンが海岸に押し寄せている。
地元の人だけでない。
海上に富山市の街並みがくっきりと映し出される。
その様子がNHKの昼の番組で大きく報道された。
実は、NHKの昨夜のニュースでも報道されていた。
テレビ画面を通しても素晴らしい眺めだ。

富山県魚津市は「蜃気楼(しんきろう)」で町興しを行っている。
市役所だろうか、蜃気楼を見た人に証明書を発行している。
また、蜃気楼が出た合図に花火を打ち上げている。
蜃気楼の発生は、桜の開花と異なり、予測が非常に困難なはず。
魚津市商工観光課では「蜃気楼情報」というサイトを開設している。
そして、「蜃気楼出現予測」として7日先までの確率を掲載している。
どれくらい的中するのか。

蜃気楼は、上暖下冷の空気層の間で光が屈折して私たちの目に届く現象なのだとか…。
実像が伸びたり反転したりする。
魚津では春から初夏、3月下旬から6月初旬に短いと数分、長いと数時間にわたり、海上に幻想的な姿が立ち上る。
しかし、魚津に蜃気楼が発生するメカニズムは完全に解明されたわけでないようだ。
私が昔たまたま読んだ井上靖の小説に、魚津の蜃気楼に触れた件(くだり)があったと記憶している。
壮大なロマンだ。

私は3週間前に富山市で社長など経営層向けの講演会を行い、帰路にJR魚津駅のホームに降り立った。
富山県立魚津高校の出身であり、同校に1年半ほど通った。
当時は国鉄魚津駅だった。
その私は蜃気楼を一度も目撃したことがない。
級友も知らないと言っていた。
当時はそれほど騒いでいなかったのでは?



このブログがアップする頃、私は都心で夜間セミナーの真っ最中。
お陰さまで大盛況。
社長スクールで「超ルーティンを後押しせよ」の講演を行う。
新規開拓・既存深耕の取り組みの活発化は、飽和市場での収益伸長に欠かせない。
それを、営業担当者をサポートする「ユニーク名刺」の観点から述べる。
超ルーティンにまつわる彼らのストレスを和らげてやるのだ。

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