コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

裸の大将

小林桂樹死去…『日本沈没』田所博士の熱演

俳優・小林桂樹(こばやし・けいじゅ)が9月16日、心不全で死去した。
86歳。
群馬県出身、日本大学中退。
変わった名前は、オリンピックの勝利のシンボル、月桂冠のもとになる「月桂樹」にちなんだとか…。

映画、テレビドラマ、舞台など、喜劇からシリアスな社会派作品まで幅広く活躍した。
私は半世紀以上前、小林桂樹が実在の山下清を演じた映画「裸の大将」を直江津市(現上越市)で見た。
小学校だったか映画館だったか…。

小林桂樹は森繁久弥主演の「社長」シリーズで、サラリーマンの喜怒哀楽をユーモラスに演じた。
父は警察官、本人は堅物の印象が強いせいか、こうした役柄が多かった。
真面目でありながら、ひょうひょうとした演技が持ち味だった。

1960年代半ば、映画は斜陽化が急速に進んだ。
また、小林桂樹が演じる戦前の価値観とモラルを引きずった“戦中派”のキャラクターが世の中に受け入れられなくなった。
小林桂樹は映画の出演が減り、テレビドラマに活躍の場を求めた。
これが転機となり、中年以降は渋く重い配役もこなした。

1973年、小松左京のベストセラー小説を映画化した『日本沈没』で、その現実味を叫ぶ田所博士を演じた。
私は映画館で見たが、スクリーンいっぱいに気迫が伝わってきた。
俳優としての力量を再認識した。

ご冥福をお祈りする。

                       ◇

私が小林桂樹で印象に残っているのは、富山県立魚津高校時代の2〜3年生に見たテレビドラマだった。
40年以上前、1967年か1968年。
当時、富山で流された民放は1局(2局?)。
読売新聞の中興の祖・大正力(正力松太郎)の出身地であり、日本テレビ系列のはずだ。

タイトルもストーリーもまったく思い出せない。
ただ、衝撃的なドラマだったこと、可憐な女性が登場したことは覚えている。
ネットで調べたが、それらしき作品は『不信のとき』くらい。
有吉佐和子が1967年に日本経済新聞で連載した小説。
ドラマ化、映画化されている。
どうやら小林桂樹は主役でないようだ。

私は友人(クラスメート)が東大などに進学している。
受験勉強が一番大事な時期に、不倫ドラマに胸をときめかせているようでは話にならんぞ。

◆書き加え1(8月19日)

私の記憶は恐ろしくいい加減である。
このドラマに秋吉久美子が出演していたと思い込んでいた。
早熟な役どころ。

だが、ネットで調べると、彼女は1954年生まれ。
当時は13〜14歳。
1972年にデビュー。
やはり勘違いだ。

それは大信田礼子だった?

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山下清(講演TV賢人編)

山下清にこんな言葉がある。
「踏むな、育てよ、水そそげ」。
山下清は、リュックサック一つで全国を線路伝いに旅し、「裸の大将」と呼ばれた貼り絵画家。

山下清は、旅先で目にした光景をスケッチせず脳裏に焼き付け、寒くなると学園に戻り克明に描いた。
この言葉は、山下清が素質を見出され磨かれた養護施設「八幡学園」のモットーである。

氏の生き様のなかに、私たちにとり成功のヒントとなりそうな事柄を探ってみた。



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講演TV(賢人編)
山下清
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なお、これは2005年11月時点の情報をもとに私が記した「明日へのヒント」に基づいて収録を行った。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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