コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

豚インフルエンザ倒産

社会の動きを止めるな

神戸と大阪で豚インフルエンザの感染が拡大している。
おそらく封じ込めは不可能だろう。
関西以外でも感染者が見つかるのは時間の問題。

となると、大事なのは冷静沈着な対応・対処。
私は、社会の動きを止めてならないと思う。
学校の閉鎖はともかく、企業や店舗の営業停止はどうなのか?
以前のブログで、WHOの警戒レベルの引き上げに関し、「感染の広がり×毒性の強さ」で判断すべきなのに、前者を重視しすぎると述べた。
豚インフルエンザウイルスについて、だいぶ解明が進んだわけだから、季節性インフルエンザと同等の対応・対処でよいのでは?

豚インフルエンザにかからないにこしたことはない。
例えば、妊婦や糖尿病患者。
とくに免疫力が下がっている人。
だが、仮にかかっても、幸いなことに毒性が弱く、しかもタミフルやリレンザが効くらしい。

素人の私が心配しているのは、今冬の流行である。
現実問題として「感染爆発」は避けられないのでなかろうか。
ならば、患者が分散したほうがよい?
感染者が肩身の狭い思いをするような風潮はダメ。
むしろ、毒性の弱いうちにかかっておけば、いくらか免疫がつくられるくらいに考えたほうがよい?
そうなら、冬場に毒性が増しても重症化を避けられる。
豚インフルエンザの感染に対し、世の中が極度に神経質になるのはどうなのか。

ところで、パンデミックにより生活者が外出を控えると、通販業者や宅配業者に強い追い風が吹く。
インフルエンザと密接に関わる業種はフル稼働。
しかし、こうした一部を除き、大半の企業や店舗は深刻な不利益を被る。
豚インフルエンザ倒産の懸念が広がるなか、私たちは過剰反応を戒める必要がありそうだ。

最大の焦点は、豚インフルエンザウイルスの時間経過にともなう毒性変化に移ってきた。
「突然変異」。
不気味な響きを持つ言葉である。
先ほどだいぶ解明が進んだと述べたが、専門家でも分からない点が数多く残されているのかもしれない。

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豚インフルエンザ感染拡大

日本も豚インフルエンザの感染が拡大しそうな気配である。
神戸に次ぎ、大阪も騒がしくなってきた。
前者の8名は確定、後者の8名は濃厚。
全員、渡航歴がないというから厄介である。
つまり、だれかに国内でうつされた。
彼らは普通に暮らしていたわけで、大勢と接触したことになる。
豚インフルエンザはいまのところ季節性インフルエンザと毒性が同じくらいで、またタミフルが効くというので、冷静に受け止めるべきだろう。

ただし、政府の対応は難しい。
接触者の限定は不可能では?
仮にそれができたとしても膨大な人数に上るはず。
接触者の隔離は不可能では?

私は土曜日の深夜に博多から「のぞみ」で戻ってきた。
中洲では半年でクラブなど3百店が閉まり、タクシーはやっていけないと、運転手にこぼされた(真偽は不明)。
どんどん景気が悪くなっているらしい。
新横浜でも運転手に同じ話を聞かされた。
景気の街角指数と実感には大きな隔たりがある。
私などは真綿で首を絞められている気がする。

感染拡大が現実になり、厳戒態勢が敷かれるようなことがあれば、経済活動だけでなく社会活動まで停止してしまう。
現下の大不況で体力の弱り切っている零細・中小などの企業や店舗のなかには倒産に追い込まれるところも出てこよう。
私は、豚インフルエンザへの過剰反応のほうが怖い。
人の集まりが避けられるので、講師は飯の食い上げ。
繁華街は閑古鳥が鳴く。
そうだ、衆院選も先送り。



ところで、私はだいぶ前にブログのストックが底を突いた。
このところ時間をほとんど割くことができない。
自分の思いや考えをまとめる機会になっていたので、残念。

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「フェーズ5」引き上げはどうなのか?

主要国が足並を揃えて未曽有の財政出動に踏み切り、世界経済はいくらか落ち着きを取り戻してきた。
しかし、その矢先にメキシコ発の豚インフルエンザ騒動が起こった。
私は、インフルエンザは寒い季節に流行すると考えていたので驚いた。
確か、空気中のインフルエンザウイルスは気温が20度を超えると、ほとんどが死滅する。
まして湿度が高くなると…(一般に50パーセントとされる)。
したがって、まもなく北半球の主要国については沈静化に向かう?

豚インフルエンザの感染拡大を受け、WHO(世界保健機構)が警戒レベルをフェーズ3から4に引き上げた。
しかし、間を置かず、フェーズ5に引き上げたのはどうなのか?
何せ初めてのこと。
「5」とは、パンデミックの一歩手前の段階。
今後、経済活動だけでなく社会生活にきわめて重大な影響が現れよう。
景気の不安要因に急浮上!
多くの専門家が下した判断に、素人がとやかく口を挟むべきでないが…。

WHOは日本時間未明の記者会見で、さらに最悪のフェーズ6に引き上げる可能性も示唆した。
いったん感染爆発が起こると対応や対策が後手に回ってしまうので、念には念を入れたのか。
それとも、治療そのものを受けられない貧しい国や地域、人々への影響を第一に考えた結果なのか。
メキシコで多数の死者が出ているが、その真相は明らかになっていない。
先日のブログで述べたように貧困層が中心かもしれない。
貧しい国や地域の多い南半球は寒い季節へ向かう。
ここでの致死率はどれほど高くなるか?
とりわけ飢餓に苦しむ人々は抵抗力が弱く、一溜りもない。
なるほど、景気より「命」、当然の判断。
日本であまり切迫感はないが、いま人類は深刻な危機にさらされている?

豚インフルエンザの発生時はともかく、感染拡大後のWHOの動きは迅速、手立ては大胆である。
また、香港かぜ、ましてスペインかぜが大流行した時代とインフラはまったく別物。
金融危機もそうだが、新型インフルエンザについても国際的な協調・連携が不可欠になっている。
同時に、世界銀行による資金援助も…。
小規模な企業や店舗の豚インフルエンザ倒産が生じそうな国では、政府による支援も必要。

警戒レベルの引き上げは、WHOが世界的大流行をかならず食い止めてみせるという強い決意を示したものなのかもしれない。
まずは、パンデミックの回避。
そして、豚インフルエンザの終息。
だが、私自身は今年の冬に正念場が訪れると思っている。



私は海外で初講演の予定が入っている。
テーマは過激で、「経営革命・営業革命」。
これまでヒコーキ嫌いを理由にすべてお断りしてきたが、主催者の猛烈な熱意に押し切られてしまった。
よりによって、最悪のタイミング。
すでに感染が疑われる人が出ている。
私の日頃の行いがよほど悪いのだろう。
ヒコーキはとても怖い。
だが、豚インフルエンザはもっと怖い。
はたして無事に帰国できるのか。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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