コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

起業の教科書

就活セミナー、就活通教、就活教材、就活名刺の定番

shacho01私は2月10日(金)に13年ぶりの著作を刊行しました(共著を除く)。
管理職と取締役の方々を対象とした『社長の営業活動』です。
あえて手帳サイズにして文字数を絞り込んだ自信作です。
不況下、予想を大きく上回る予約をいただきました。
社長や役員、営業部長や営業課長、営業所長、さらに士業の方々から早くもメールで反響が寄せられています。

詳しいカラーパンフレットはこちら。


内容は一生もの、営業のバイブルと自負します。

ところで、日本を代表する広告代理店の関連会社から就活セミナーや婚活セミナーほか、まとまった相談が寄せられました。
eラーニング(通信教育)や教材、名刺を含みます。
いずれも自分という商品の営業活動ですので、もちろん私の守備範囲です。
「就活」では魅力的な会社に、「婚活」では素敵な相手に売り込む(この言葉は適切でない)わけです。
先方は責任者がすぐに会いたいとのことですが、今月は夜(朝?)を含めて仕事がびっしりです。
私が行えるメニューに関しては協力を惜しみません。
ならば、ロングセラーとなる定番商品をつくってみたいです。

仰天名刺・大噴火プロフィールはこちら。

なお、2010年夏に東洋経済新報社から刊行された『起業の教科書(共著)』がデジタル化されるとの連絡が入りました。
このブログの記事を編集・加工したものです。
内容は気に入っています。
いまでも講演会場やセミナー会場などで、読者からお褒めの言葉をかけられることがあります。

                      ◇◆◇

新発売の営業研修教材などに関するブログは以下のとおり。

⇒2012年2月10日「営業本を今年中に出す…和田創とセミナー会社との約束」はこちら。

⇒2012年2月9日「社員教育・指導における著作権侵害は凄まじい」はこちら。

⇒2012年2月8日「営業コンサルタントは本を出したらお仕舞いだ」はこちら。

⇒2012年2月7日「営業は成績不振に悩み、社長は目標未達に苦しむ」はこちら。

⇒2012年2月6日「営業セミナーの集客がひどい…主催者も講師も悲鳴!」はこちら。

⇒2012年2月3日「トップ向け営業セミナー、圧倒的評価で次回開催が決定」はこちら。

⇒2012年1月30日「提案営業研修教材キット発売…自前教育が可能」はこちら。

⇒2012年1月26日「社長と幹部の営業活動…丸の内経営サロン講演会開催」はこちら。

⇒2012年1月25日「社長の営業活動…和田創最新刊【営業バイブル】新発売!」はこちら。

⇒2012年1月24日「営業管理者研修教材キット…教育予算圧縮&研修効果向上」はこちら。

                      ◇◆◇

著作権侵害に関するブログは以下のとおり。

⇒2012年2月9日「社員教育・指導における著作権侵害は凄まじい」はこちら。

⇒2010年11月22日「『提案営業』著作権侵害につきまして」はこちら。

⇒2010年12月7日「著作権侵害の温床は企業研修(社員教育)」はこちら。

⇒2010年12月8日「著作権侵害、常習犯の手口…社員教育担当者」はこちら。

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MBA「営業学」公開講座盛況…参加者の感想と評価

私はこれまでも仕事に妥協はしてこなかった。
が、還暦からは職業人生の原点に返り、一人でとことん納得がいくように働きたい。
そう思っていたのに、仕事を引き受けすぎてキャパシティオーバーになった。
睡眠時間を限界まで削っても締め切りに間に合わせられない・・・。

先ごろ、アシスタントの力を借りることにした。
決意が簡単に揺らいでしまい、我ながら情けない。

教育・指導のためのコンテンツの作成には、地道な基礎作業が欠かせない。
これが案外、「質」を左右する。
そのうちの土台となる部分はアシスタントに委ねる。
自分でやるとなると、かなりの時間(日数)を取られる。

私は来夏まで予定がかなり詰まっており、気を緩めることはない。
それでも負担が2〜3割は軽くなった。
このところ、いくらか焦りが和らぎ、落ち着きを取り戻しつつある。
仕事を手伝ってくれる人がいると、精神的に非常に楽だ・・・。

ところで、私が「実践営業論」の授業を受け持つMBA(社会人大学院)で3時間の講演会を行った。
SBI大学院大学の公開講座という位置づけである。
会場は東京地下鉄南北線・六本木一丁目駅真上の泉ガーデンタワー。
その参加者(受講者)からメールなどが寄せられた。
以下に紹介しよう。
個人の特定につながる情報、公開がはばかられる内容は削った。

                       ◇

おはようございます。
先日は大変貴重な講義を拝聴させていただきまして、感謝申しあげます。
懇親会の席でもお話ししましたが、弊社はまさに講義どおりの業績を辿っている会社です。
景気に業績が左右され、営業が機能していない典型であると改めて痛感した次第です。
これを機に、意識と行動を変えることに取り組んでいきたいと思います。
またお会いでき、お話が聞けますことを切望し、御礼とさせていただきます。
ありがとうございました。

                       ◇

SBI大学院大学での公開セミナーは衝撃でした。
真摯に目的を遂行する、和田様の優しい目が忘れらません。
あの公開講座を受講してから、不可能を可能にする方法を百個考え出すことにしました。

                       ◇

ご講演をありがとうございました。
営業の真髄を垣間見ることができました。
ぜひとも和田先生の講義を受講し、営業道を学びますのでよろしくお願いいたします。
また、公開講座の回答および講演動画をお送りいただきまして、ありがとうございます。
まずは理論を頭に叩き込み、一歩ずつ実行していきます。
失敗を通して成長につなげることが大切と痛感しております。

                       ◇

SBI大学院大学の「真逆営業」にて特等席(和田様の向かいの席)に座っていました。
貴重な、パワフルな学びをありがとうございました。
和田様にお会いして著書(起業の教科書)から伝わってきたエネルギーどおりに、利他精神の強い素晴らしい人だと思いました。

昨夜、親友と和田様の講義の内容を共有させていただきました。
言動一致の顧客第一主義(聴くことから始める)、バロメーター(ゴールの近くから始める)、面談有効度のアップ(自分の限りある資源を金持ち=優良顧客に使え)、「景気に影響されない営業」etc・・・・(私の勝手な理解であったらすみません)。
親友は大変感心していました。

せっかくの学びを生かせなくては意味がありません。
これらを実践に落とし込んでいきたいと思います。
まずは小さなところから。
具体的には、いただいたテキストの回答を友人と一緒に学び、現場に置き換えて話し合ってみたいと思います。

私はいま、人との縁と風を感じています。
未熟な私ですが、精一杯のことを周りの人や社会に還元していけたらと考えています。
応援しています。
ご縁を願って。

                       ◇

土曜日には大変有意義なSBIセミナーに参加でき、感謝しております。
目から鱗のお話が多く、大変ためになりました。

                       ◇

土曜日は貴重なお話をお伺いし、ありがとうございました。
私は他の方と違い、起業というよりも、社会人大学院を一般の方々に紹介する目的で見学させていただいたのですが、和田先生のエキサイティングな講義に魅了されました。
ぜひこれからも学ばせていただきたく存じます。

                       ◇

先日はご出講いただき、まことにありがとうございました。
大変元気の出るセミナーで、身を引き締めながらも、楽しく拝聴させていただきました。

さて、本日は、ご了承いただきたい件で、ご連絡させていただきます。
Facebookでセミナー盛況の報告をしようと思いますが、和田先生のブログやFacebookなど、ご紹介させていただいてもよろしいでしょうか?
お返事をいただけましたら、ありがたく存じます。
今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。

                       ◇

以上。
最後のメールはSBI大学院大学の事務局から。

私が普段講師を務めている公開セミナーは、会社から命令・指示されて参加する人が圧倒的に多い。
ところが、この公開講座はおそらく全員自主参加である。
私は後で知ったが、当日は3連休の初日だった。
よくよくのこと。

学びたい人の集まりなので、講義を進めていてストレスがまったくない。
私自身がそれを楽しめるということは、実際の仕事ではほとんどない。
営業立て直し、業績テコ入れに特化しているので、たいていは相手との対決・格闘になる。

私は久し振りに満ち足りた時間を過ごすことができた。
こう言っていいかどうか迷うが、メールなどを見ても分かるように、意識も意欲も、そして能力も別次元だ。
当日の参加者の方々に、心よりお礼申しあげる。

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浅田真央の準備、プロ講師の準備

先週日曜日の話。
私は講演とセミナーが続き、目前に迫った新たな講演と重要な会合の準備に追われていた。
睡眠が足りず、疲労が溜まり、頭が動かなくなっていた。
ついに限界に達した夕刻、気分転換を兼ねて近所の床屋「メンツクラブ」へ足を運んだ。
私は身だしなみが大事な講師なのに、髪が伸び放題になっていた。
渋谷・松涛から横浜・港北ニュータウンに引っ越してきて十余年、ずっとお世話になっている。
通常のセットにいつも「毛穴復活マッサージ」をプラスしている。
うまく表現できないが、頭皮の風通しがよくなる感じ。
なぜか、頭のなかも生き返る。

メンツクラブこのメンツクラブに大きなマスコット(?)が置かれている。
私の背よりも高い。
オーナーが遊び心・悪戯心が旺盛で、客を楽しませたり驚かせたりする。
店が多忙な土・日曜日に手伝う女の子に聞いたら、「スター・ウォーズ」に登場する悪役で、名前はおそらく「ダース・ベイダー」とのこと。
何となく見覚えがあるが、私はSF映画にうとい。
正直、苦手だ。
確かなところは分からない・・・。

このところブログに時間を割けず、読者に申し訳なく思う。

以下に、「浅田真央の純粋な狂気に学ぶ…プロ講師の心得」と題する2011年4月27日のブログを収める。

                      ◇◆◇

私は長らく「提案営業(コンサルティングセールス。ソリューションセールス)」にこだわり、それ以外の営業セミナーは行ってこなかった。
7月に還暦を迎える。
それ以降は「サードキャリア」と位置づけている。
職業人生の総仕上げに、営業分野の主要テーマを網羅したい。

そのため、2〜3年がかりでコンテンツの作成に取り組んできた。
まだ3〜5年はかかりそう。

私は原則として年中無休、デスクワークの日は16〜18時間労働。
仕事に熱心というより、仕事が恐ろしく遅い。
自分で呆れる。
プロ講師として駆け出しの頃、1日(6時間)人前で話すのに、コンテンツの作成に正味3カ月を要した。
おおよそ千5百時間、半年(6カ月)分。
むろん、それにかかりきりになれないので、実際には3カ月で終わらない。

私の代名詞となった「提案営業研修8日間コース」はコンテンツの作成に正味2年を要した。
おおよそ1万2千時間、4年分。
この間は一切の収入を捨てるつもりで作業におおよそ没頭したが、それでも2年で終わらなかった。

受講料が1名当たり1日数万円に達するプロ講師は本番へ向けた準備がすべてだ。
命といってよい。
私は、他人の図書(著作)は一切参考にしない。
コンテンツの作成では、あくまで自らの営業経験を踏まえ、寝ても覚めても考えて考えて考えて考えて考える。
知恵の体系化に努めるわけだ。

プロ講師の準備は、例えば浅田真央や高橋大輔などフィギュアスケート選手の準備に通じるところがある。
ただし、彼らはアマチュアにもかかわらず、数分の本番のために数カ月から1年近くを費やす。
毎シーズン、これを繰り返す。
そうした努力を積み重ねた選手のごくごく一部がオリンピックという晴れの舞台に立つことを許される。
プロ講師の努力など取るに足らない。
しょぼい・・・。

ゆえに、私は講演や公開セミナー、企業研修、授業(MBA)の冒頭で「私の話を信じていけない」と述べている。
言い忘れることもあるが…。
これは謙遜でも冗談でもない。
ほんとうにそう思っている。
昨夏に東洋経済新報社から刊行した「起業の教科書(共著)」でも述べている。

まして、このブログは下らん。
信じていけない。
書いている本人がそう言っているのだから間違いない。
自分の頭で考え抜くことだ。
人間はそのためにわざわざ重い頭を乗っけている。

以上、プロ講師の心得を述べた。
浅田真央や高橋大輔の純粋な狂気に学ぶべきだ。
それはあまりに危うく美しい。
大勢を感動させる条件である。

                       ◇

今日、日本にメガバンクは3つしかない。
それぞれが立派なシンクタンクを持つ。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング、SMBCコンサルティング(三井住友銀行系列)、みずほ総合研究所。
各社は年間数百本のビジネスセミナーを開催している。
千本を超えるかもしれない。
プロ講師の立場から述べれば、最高の舞台を与えてくれる。
私は十数年お世話になっており、心より感謝したい。

いまにして思えば、50代半ばを過ぎた辺りから3〜4年はスランプだった。
私がこのブログを始めた時期と一致する。
正確には、「更年期障害」。
昨夏、それがたまたま判明した。
一時は、精神的にも肉体的にも講師稼業はもう続けられないと諦めかけた。
昨秋から回復途上にある。
労働意欲を少しずつ取り戻してきた・・・。

私は還暦以降、3社の営業分野の講師を独占しようと欲張ることにした。
むろん、実際には不可能。
が、そうした気迫を大切にして職業人生を全うしたい。
営業に関して日本でもっともしつこく考えているのは自分だという気持ちがある。
愚直が取り柄だ。

もう一つ。
参加者や受講者との率直な交流は、私の錆びかかった心と頭を活性化してくれる。
これも講師稼業の大きな喜び・・・。

私が年明けから始めた丸の内トラストタワー本館(東京駅歩0分)での経営層や上級管理職を対象とした2〜6名のコンサルティングセミナーもその一環。
採算はまったく度外視。
危機感と向上意欲、変革志向の強い企業幹部との濃密なコミュニケーションは至福の時間である。
すでに癖になった。
長く続けていきたい。

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浅田真央の純粋な狂気に学ぶ…プロ講師の心得

私は長らく「提案営業(コンサルティングセールス。ソリューションセールス)」にこだわり、それ以外の営業セミナーは行ってこなかった。
7月に還暦を迎える。
それ以降は「サードキャリア」と位置付けている。
職業人生の総仕上げに、営業分野の主要テーマを網羅したい。

そのため、2〜3年がかりでコンテンツの作成に取り組んできた。
まだ3〜5年はかかりそう。

私は原則として年中無休、1日16〜18時間労働。
仕事に熱心というより、仕事が恐ろしく遅い。
自分で呆れる。
プロ講師として駆け出しの頃、1日(6時間)人前で話すのに、コンテンツの作成に正味3カ月を要した。
千5百時間以上。
それにかかりきりになれないので、実際には3カ月で終わらない。

私の代名詞となった「提案営業研修8日間コース」はコンテンツの作成に正味2年を要した。
1万2千時間以上。
この間は一切の収入を捨てるつもりで作業におおよそ没頭したが、それでも2年で終わらなかった。

プロ講師は本番へ向けた準備がすべてだ。
命といってよい。
私は、他人の図書(著作)は一切参考にしない。
コンテンツの作成では、あくまで自らの営業経験を踏まえ、寝ても覚めても考えて考えて考えて考えて考える。
知恵の体系化に努めるわけだ。

プロ講師の準備は、例えば浅田真央や高橋大輔などフィギュアスケート選手の準備に通じるところがある。
ただし、彼らはアマチュアにもかかわらず、数分の本番のために数カ月から1年近くを費やす。
毎シーズン、これを繰り返す。
そうした努力を積み重ねた選手のごくごく一部がオリンピックという晴れの舞台に立つことを許される。
プロ講師の努力など取るに足らない。
しょぼい・・・。

起業の教科書 ―次世代リーダーに求められる資質とスキルゆえに、私は講演や公開セミナー、企業研修、授業(MBA)の冒頭で「私の話を信じていけない」と述べている。
言い忘れることもあるが…。
これは謙遜でも冗談でもない。
ほんとうにそう思っている。
昨夏に東洋経済新報社から刊行した「起業の教科書(共著)」でも述べている。

まして、このブログは下らん。
信じていけない。
書いている本人がそう言っているのだから間違いない。
自分の頭で考え抜くことだ。
人間はそのためにわざわざ重い頭を乗っけている。

以上、プロ講師の心得を述べた。
浅田真央や高橋大輔の純粋な狂気に学ぶべきだ。
それはあまりに危うく美しい。
大勢を感動させる条件である。

                       ◇

今日、日本にメガバンクは3つしかない。
それぞれがシンクタンクを持つ。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング、SMBCコンサルティング(三井住友銀行系列)、みずほ総合研究所。
各社は年間数百本のビジネスセミナーを開催している。
千本を超えるかもしれない。
プロ講師の立場から述べれば、最高の舞台を与えてくれる。
私は十数年お世話になっており、心より感謝したい。

いまにして思えば、50代半ばを過ぎた辺りから3〜4年はスランプだった。
私がこのブログを始めた時期と一致する。
正確には、「更年期障害」。
昨夏、それがたまたま判明した。
一時は、精神的にも肉体的にも講師稼業はもう続けられないと諦めかけた。
昨秋から回復途上にある。
労働意欲を少しずつ取り戻してきた・・・。

私は還暦以降、3社の営業分野の講師を独占しようと欲張ることにした。
むろん、実際には不可能。
が、そうした気迫を大切にして職業人生を全うしたい。
営業に関して日本でもっともしつこく考えているのは自分だという気持ちがある。
愚直が取り柄だ。

もう一つ。
参加者や受講者との率直な交流は、私の錆びかかった心と頭を活性化してくれる。
これも講師稼業の大きな喜び・・・。

私が年明けから始めた丸の内トラストタワー本館(東京駅歩0分)での経営層や上級管理職を対象とした2〜6名のコンサルティングセミナーもその一環。
採算は度外視。
危機感と向上意欲、変革志向の強い企業幹部との濃密なコミュニケーションは至福の時間である。
すでに癖になった。
長く続けていきたい。

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新卒就活講座…起業とはウンコである

きのうのブログ、「被災地ボランティア大学生を優先せよ…新卒採用」の続き・・・。

⇒2011年4月12日「被災地ボランティア大学生を優先せよ…新卒採用」はこちら。

私は、失うものが少ない大学生にこそ起業を勧める。
資本金は1円でよく、仲間数人と遊び感覚で挑むことだ。
そして、会社を続けてもよいし、就職活動(就活)で会社を売り込んでもよい。
つまり、仲間ごと採用してもらう。
その際には就職先からいくらか頂戴し、AOKI(アオキ)の「もてスリム」に充当する。
会社ごと買ってもらった場合には、入社後も仲間と好きなことを続けられるかもしれない。

新卒学生の就職志望(希望)企業人気ランキングを眺めていると、どうしてこんな会社が上位に名前を連ねているのか、しばしば不思議になる。
入ってほどなく、たいていは下り坂。
大手企業は簡単にリストラ(人員削減)、賃金カット(賃下げ)、年金減額を行う。
右肩下がりの経済下、縮小市場の今日、安定などどこにもない。
「会社は社員を守らない」。
経営コンサルタントとして多くの企業を見てきた私の結論である。

若者は自由に生きよ。
入った会社に合わせて働くのは窮屈かつ退屈である。
通勤電車もうんざり・・・。
学生は会社をポコポコ立ち上げよ。
自分が働きたい職場は自分でつくるしかない。
むろん、遣り甲斐も・・・。

以下に、「雇われない生き方の延長としての起業」と題する2009年12月28日のブログをそのまま収める。
「起業とはウンコである」と述べている。

                      ◇◆◇

会社をつくるのは、がっかりするほどたやすい。
登記さえ必要がない。
名刺を作成するのみ。

しかし、つくった会社を継続させるのは、さらに成功させるのは非常に難しい。
たいていは失敗する。
これは事実である。

とはいえ、会社をつくらないかぎり、失敗も味わえない。
まして成功にたどり着けない。
これも事実である。

起業を大げさに考え、起業を本気で案じる人は、前へ進めない。

例えば、会社や職場に対する不満をたびたび口にする。
その文句が自分を腐らせ、心身のエネルギーを奪う。
一生は台無し…。

ならば、会社に雇われない働き方の延長としての起業を試みたらよい。
それは生き方を変えること。
これだけでもわくわくする。

私にとり、「起業とはウンコである」。
それが言いすぎだとしたら、「起業とは排便である」。
同じかぁ。
自然な排泄欲求。
ちょっとトイレに行く感じ。
うまく出たり、ほとんど出なかったり…。

「起業とは作品である」。
真剣な表現欲求と思うと、結果として立ち止まってしまう。

MBAの授業、公的機関主催のセミナーなどで起業を学ぶ人は、たいてい起業に踏み切らない。
起業とは縁のなさそうな人が教えているせいか?

「下手の考え休むに似たり」。
何も考えないことだ。
「やってみなはれ」。
何も案じないことだ。

起業の知識は、起業の決断を鈍らせやすい。

以下は、MBAと起業に関する私の最近のブログ。
⇒2009年12月13日「日本を覆う閉塞感…MBA講師」はこちら。
⇒2009年12月19日「MBA教員・学生交流忘年会…六本木」はこちら。
⇒2009年12月23日「創造への挑戦、成功への失敗…MBA」はこちら。

                      ◇◆◇

起業に関するブログ(一部)は以下のとおり。

⇒2011年3月10日「営業マンこそ会社をつくろう…MBA起業講座」はこちら。

⇒2010年11月18日「私費で提案営業を学ぶ…『起業の教科書』に感動」はこちら。

⇒2010年7月27日「起業の教科書・正誤表…SBI/東洋経済」はこちら。

⇒2010年3月25日「知識と気づきの違い…MBA授業」はこちら。

⇒2009年12月28日「雇われない生き方の延長としての起業」はこちら。

⇒2009年12月23日「創造への挑戦、成功への失敗…MBA」はこちら。

⇒2009年12月19日「MBA教員・学生交流忘年会…六本木」はこちら。

⇒2009年12月13日「日本を覆う閉塞感…MBA講師」はこちら。

⇒2009年5月16日「雇用確保の大合唱」はこちら。

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被災地ボランティア大学生を優先せよ…新卒採用

東日本大震災の被災地でボランティア活動に打ち込む学生がいる。
非常に立派だ。
私などは仕事に追われっ放しでわずかな義援金を送るくらいしかできず、もっとも大変な手間、つまり労力と時間の提供は叶えられない。

その彼らのなかに、春休みが終わり、新学期が始まってもボランティア活動を続けたいとの意向を持つ人が少なくない。
被災地の復旧には長い歳月がかかる。
現場に乗り込んだ人はそれが実感として分かり、いくらかメドがつくまでは立ち去りたくないのだ。

先だって文部科学省が全国の大学に対し、学生がボランティア活動に参加しやすい環境づくりを行うように通知した。
学生が社会へ円滑に移行するという観点からも有意義と、ボランティア活動を後押しすべく単位を認める。

文部科学省は立場上、大学が単位の付与に一定の条件を設けることを求めている。
私は、現地が発行する簡単な証明書で十分、それも1年間認めたらいいと思う。
そして、卒業に必要な単位の3割程度を与える。
しかも必修科目に充当可能にする(実際には免除)。
教室での授業より実地での体験のほうが断然大切だ。
その間の授業料免除は当然の措置。

人の苦しみや痛みを我がことのように感じ、手を差し延べる人が大勢いる社会は幸せだ。
経済が衰退に向かう日本だからこそ、一層尊い。

                       ◇

私は東洋経済新報社から刊行した「起業の教科書(共著)」のなかで述べた。
大学(文部科学省)は在籍中に起業に挑み、一定期間続けた学生に対し、卒業に必要な単位の半分くらいを与えるべきだと・・・。
ジョーカー(代わり札、切り札)の性格を付与する。
これにより起業は一気に活発になる。
むろん、企業(経済界)はこうした学生を優先して採用する。
言い忘れたが、先のボランティア大学生についても…。

今日、大学を出ても全員に就職先が見つからないことは分かり切っている。
ならば、大学は就職先をつくることを並行して支援すべきだ。

日本が直面する雇用問題は「雇用創出」によってしか解決できない。
「雇用確保」は自民党時代を含めて歴代政権が叫んできたが、成果はほとんど上がっていない。
はっきりしているのは、だれかが起業に踏み切らなかったらサラリーマンはゼロだったということ。
したがって、新卒の就職内定率もゼロ。
世の中にぶら下がる職場自体がなくなる。

起業は、本人の「欲」の面が強調されやすいが、実際には社会への「役立ち」である。
私は、最高の“人助け”の一つと考える。
会社をつくれば、社員の給料を払うために、つまり社員やその家族の生活を支えるために、たいていは地獄を味わう。
皆どこかでそうした恐怖を感じるから、自分で職場を生み出そうとしない。
リスクは他人に負わせたいというのが本音だ。

なお、きょう述べた2つが結びつく可能性がある。
「社会起業家」と呼ぶらしい。

続きはあした、「新卒就活講座…起業とはウンコである」のブログで・・・。

◆書き加え1(4月15日)

きょうのブログはかなり前の素材(メモ)を仕上げてアップした。

                      ◇◆◇

新卒学生の就職活動に関するブログ(一部)は以下のとおり。

⇒2011年1月20日「新卒学生就活、壊れた雇用にしがみつく」はこちら。

⇒2010年11月1日「雇用確保、セーフティネット拡充のジョーク」はこちら。

⇒2010年10月29日「新卒学生就活の極意…就職先の見つけ方」はこちら。

⇒2010年10月28日「新卒就活地獄…就職支援室の限界、大学の怠慢」はこちら。

⇒2010年10月2日「新卒就活の社会通念、青春のオシッコ飛ばし」はこちら。

⇒2007年7月31日「学生へ告ぐ。就活をやめなさい」はこちら。

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営業マンこそ会社をつくろう…MBA起業講座

先週日曜日のブログ「浅田真央は2位じゃダメなんでしょうか」に続いて「高橋大輔は2位じゃダメなんでしょうか」をアップする予定だった。
原稿の土台はだいぶ前にできており、いくらか手を加えるだけなのだが、そのわずかな時間が取れない。
後日に回すことになり、申し訳なく思う。

私は講演会の準備に打ち込んできた疲れが噴出し、ぐったりとしている。
が、企業内での講演会に向けて再び準備に追われる…。

先だってSBI大学院大学(MBA)で私が受け持つ「実践営業論」の学生(といっても社会人)の評価を行った。
おもな課題は重点顧客に対する「提案書」の作成である。
かなり大変。
今回はそれなりの力作が届き、講師を引き受けてよかったと思えた。
お疲れさま。

                       ◇

起業の教科書 ―次世代リーダーに求められる資質とスキル昨年7月下旬に東洋経済新報社から刊行した『起業の教科書』。
技術書のような値段にもかかわらず、再版がかかった。
SBI大学院大学の教官による執筆だが、私はかなりのページ数を受け持った。
初の共著に、競争心が猛烈に刺激された。
かなりの気合を入れて原稿を練りあげた。

このブログで述べたとおり、私は楽しみにしていた初版を手にして目を疑った。
著者校正が終わった後、原稿が勝手に書き換えられていた。
しかも、内容がゆがんだり、間違ったり…。
揚句、主張が反対になった。

再販ではそうした誤りをすべて正した。
つまり、私の原稿に戻った。
やれやれ…。

私はこれまで自著の初版を2冊ずつ保存してきた。
この本については再販が1冊のみ。
悪夢のような初版は手元に残さなかった。

幸い、『起業の教科書』は読者から高い評価をいただくことができた。
頑張って執筆した甲斐があった。

⇒2010年11月18日「私費で提案営業を学ぶ…『起業の教科書』に感動」はこちら。

⇒2010年7月27日「起業の教科書・正誤表…SBI/東洋経済」はこちら。

                       ◇

ところで、私が『起業の教科書』において主張したかった眼目は、「営業マンこそ会社をつくろう」ということだった。
経済は衰退が深まり、国民は若い世代を中心に働く場所を得られない。
日本を覆う重苦しい閉塞感を打ち破るには、起業が活発にならなければならない。
ついては、営業力があれば起業を円滑に、しかも確実に進められる。
数人の会社は社長の営業力で十分に回っていく。

もう一つ。
営業マンが会社をつくらないまでも、緩やかな意味での「営業」による出会いと巻き込みを重視したネットワーク型の起業を推奨したかった。
個人が一切合財を投じて挑戦するのではリスクが大きすぎる。
若い世代、とくに就職氷河期の学生には数人の仲間と「遊び」の延長で起業を楽しむようになってほしい。
“ごっこ”でよし。

大学を出て会社に入るといった決まりきった人生を歩めないことは、幸せへの大きなきっかけになる可能性がある。
どうせ会社は自分を守ってくれない。

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MBA入学式&懇親会…SBI大学院大学

SBI入学式2先週土曜日午前11時半からSBI大学院大学(社会人大学院)で入学式が行われた。
いわゆるMBAである。
場所は、横浜メディア・ビジネスセンター(関内)。
そして、12時から懇親会が開かれた。
私は出張を控えてバタバタしていたが、何とか出席できた。

先頃、本学教員12名による共著『起業の教科書 〜次世代リーダーに求められる資質とスキル』を東洋経済新報社から刊行したばかり。
私は「営業発のネットワーク型起業」について執筆した。
これにより本学を選択した読者もいる。
入学式への列席は義務だと考えていた。

⇒2010年7月27日「起業の教科書・正誤表…SBI/東洋経済」はこちら。

起業の教科書 ―次世代リーダーに求められる資質とスキル学生は社会人、それもエリートが中心。
仕事が多忙を極めるなか、学習に取り組む。
彼らは向上意欲が突出して強い。
時間の捻出が苦労であり、疲労や眠気の克服が難儀である。
後者に、eラーニングでは孤独が加わる。
怠惰な私はこれらに立ち向かう気概を持てない。
MBAでの学習は己との格闘だろう。
立派の一言!

私は気候の変動と抵抗力の低下が重なったせいか、アトピーが猛烈に悪化した。
頭部はフケが出たみたいだし、顔面は粉を吹いたよう…。
これほど深刻な症状はかつて経験していない。
やはり老化が主因だろう。

首から上全体、耳のなかまで白い。
細かな皮膚がパラパラ落ちてきて、メガネのレンズがすぐに汚れる。
スーツの肩も…。
私は学生と名刺交換や談笑の際に恥ずかしかった。

◆書き加え1(10月3日)

と、書いた。
…実際に出席したのは懇親会。
それも午後1時から3時まで2時間。
しかもジーンズにジャケットを引っ掛けて…。
私一人「遊び人」風情。
申し訳ない。

SBI入学式3会場内は教官と学生、学生同士の交流で盛り上がった。
疲れ気味の私は隅っこで静かにしていた。

この日は卒業式も行われた。
私が嬉しいのは、修了者が起業に踏み切ろうとしていること。

皆が成功するにこしたことはない。
が、自分が失敗しても気にしないことである。
例えば、学生3人のうち1人がうまくいった。
彼らは雇用の創出を果たしており、十分。
こうした観点を忘れないでほしい。
2人の挑戦に社会的な意義があったのだ。
胸を張れ。

ここで大事なのは、学生3人のつながりである。
1人は2人を迎え入れよ。
皆が幸せと豊かさをつかむべきだ。

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職業人生に締め切りを設けよ…水木しげるの教え

おとといのブログの続き…。
NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
水木しげる(村井茂。向井理)は着実に作品を残しつつある。
高名な漫画家と無名の自分を同列で比べる気は毛頭ないが、私がこの十年で手がけた成果は何かと考えてみた。
そして愕然とした。
たった2点なのだ。

一昨年の夏場以降、北尾吉孝学長のSBI大学院大学(MBA)で「実践営業論」の講義を完成させた。
そのために、A4判5百ページ程度のテキストを書き起こした。
それに基づき、全15時限(全22時間程度)のインターネット授業を撮り終えた。
それに付随し、全5時間(20分×15時限)の試験問題をつくりあげた。
これらはいずれも毎週、授業の進度に追い抜かれそうになりながら並行して取り組んだ。
私は正味4カ月で15回の締め切りを迎えたことになる。
この間、講演などの予定が挟まっており、綱渡りの連続である。
カリキュラム構築の進捗管理を行っていた同大学院大学の事務局は冷や冷やだったのでないか…。
大変な心配と迷惑をおかけした。

それと、今年の4月以降、やはりSBI大学院大学で『起業の教科書』という12名の教官による共同著書を執筆した。
私は通常の単行本の4分の1くらいの文章量を担当した。
GWを潰しても時間が足らず、締め切りをまたぐことになる。

やはりこの2点だけである。
さみしい〜。

何のことはない、絶対動かせないという締め切りが設けられたタスクに限られる。
怠け者の私は、外部の圧力によってしか働いていなかった。
その意味では、企業研修や公開セミナー、講演の講師の仕事も絶対休めないという条件が設けられていた。
情けない。

いかん、いかん、これじゃ〜、いかん。
私は自らの意思と判断で着手したタスクを成し遂げられずにいる。
例えば、著書、自分商品、起業…。

これまでを振り返り、私は極限状態に置かれ、わずかばかりの能力を振り絞ってきたようだ。
これからを考えると、痴呆(ボケ)の発症と進行をいくらか遅らせるかもしれない。

職業人生にとりもっとも大事なのは“締め切り”を設けることなのだ。
そう水木しげるに教えられた気がする。
これは、サラリーマンを含めたすべての社会人に当てはまろう。
でなくては、学習を継続するくらいに留まり、成果を創出するには至らない。

ワタミの渡邉(渡辺)美樹の名言「夢に日付を!」にどこか通じる。
自らを締め切り地獄に放り込めという容赦ない言葉である。
一代で功を成し、名を挙げる人は、実行力と完遂力が突出している。
私はそれに遠く及ばない。

⇒2008年1月3日「渡辺美樹、夢に日付を…」はこちら。

続きは、あすのブログで…。

                      ◇◆◇

「ゲゲゲの女房」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年5月8日「ゲゲゲの女房…蘇る前妻との初デート」はこちら。

⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。

⇒2010年5月20日「ゲゲゲの女房、小銭入れが空っぽの極貧」はこちら。

⇒2010年5月30日「ふすま一枚の地獄…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月6日「ゲゲゲ原稿料を払ってもらえない」はこちら。

⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

⇒2010年6月14日「ゲゲゲゲラが出た…私は初校で校了」はこちら。

⇒2010年6月17日「ゲゲゲ、人気ラーメン店の行列が消えた」はこちら。

⇒2010年7月5日「向井理の好演、村井茂の名言…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月15日「ゲゲゲ水木しげる、少年マガジンデビュー」はこちら。

⇒2010年7月17日「ゲゲゲ水木しげる、テレビくん児童漫画賞受賞」はこちら。

⇒2010年7月24日「水木プロダクション旗揚げ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月31日「ボチェッリが歌う吉岡聖恵・ありがとう」はこちら。

⇒2010年8月5日「水木プロダクション異様な活気…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月9日「ゲゲゲの鬼太郎へ題名変更…主題歌もヒット」はこちら。

⇒2010年8月11日「水木プロダクション…アシスタント人件費」はこちら。

⇒2010年8月12日「いじめ…有名人の子の苦悩(ゲゲゲの女房)」はこちら。

⇒2010年8月14日「妖怪いそがし、家庭を顧みない水木しげる」はこちら。

⇒2010年8月18日「漫画家・水木しげる、締め切りの地獄と天国」はこちら。

◆書き加え1(8月19日)

私はこのところバタバタしており、「ゲゲゲの女房」を何回か見逃した。

村井布美枝(松下奈緒)はいま一つ藍子(長女)の気持ちが分かっていない。
村井家に限らず、親と子の間にはいろいろな面で隔たりがある。
どの家庭でもそうだろう。

しかも親が立派なほど、溝が広がりやすい、ずれが大きくなりやすい。

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起業ごっこ、社長ごっこ…会社をつくろう

起業の教科書 ―次世代リーダーに求められる資質とスキル私は先月、東洋経済新報社から『起業の教科書』を刊行した。
ただし、SBI大学院大学(MBA)の教官12名による共著である。
私が担当したテーマは「営業発のネットワーク型起業」。
単行本で約4分の1の文字数。

起業がもっとも容易かつ確実なのは営業職だと、私は考えている。
関心のある方はお読みいただきたい。
このブログの記事をベースにした。
営業マンこそ会社をつくってほしい。

以下に、「会社はごく簡単につくれる」と題する2007年8月26日のブログを収める。
いくらか手を加えた。

                      ◇◆◇

会社はごく簡単につくれる。
堂々巡りの思考は何ももたらさない。
行動の勇気が人生を変える。

さて、会社をつくる第一歩は「名刺」をつくること。
「会社の創設とは、名刺の作成である。」。
起業したいと思いながら踏み切れない人は、この平明な真理が分かっていない。
温めた社名を掲げ、社長や代表など、憧れの肩書を添える。
登記を済ませていないので、株式会社や代表取締役などは用いられない。

そして、多くの出会いを求め、ひたすら足を運ぶ。
会う人、会う人、会う人、会う人、会う人に名刺を渡し、かならず「志」を伝えよ。
ホステスにばら撒くな。
自分は何を通じ、どう役立とうとしているのか、思いのたけをぶつける。
さまざまな人とやり取りするうちに考えが練られ、磨かれていく。
新会社のビジョンやドメイン、ビジネスモデルなどが固まったことになる。
この頃には顔つきが社長らしく変わっている。

話を戻し、なぜ名刺なのか。
第1は「仲間」を見つける。
才能のある人を除き、一人で経営や事業を進めても、会社は大きくなりにくい。
なるべく数名は巻き込む。

第2は「株主」を見つける。
カネはないより、あったほうがよい。
資金繰りで追い詰められると、人は判断を誤りやすい。
株主はまま、仲間と顧客まで呼び寄せてくれる。

第3は「顧客」を見つける。
創業時に売り上げの見込みを立てられる。
心が落ち着き、経営が好循環に入りやすい。
営業活動が成果として現れるには時間がかかる。

この3点をサラリーマンとして勤務する間に行う。
こうして、起業に必要な一切合切を出会いから調達する。
「元気と知恵があれば、何でもできる」。
どっかで聞いたなぁ…。

会社はごく簡単につくれる。
一番大事なのは、このブログで幾度も述べているように、アントレプレナー(起業家)や社長の練習を積んでおくことだ。
最初は起業ごっこ、社長ごっこで十分である。

                      ◇◆◇

最初の原稿は以下のとおり。

⇒2007年8月26日「会社はごく簡単につくれる」はこちら。

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きょう10年振りに著作を発表…東洋経済新報社

私はきのう、品川の三菱UFJリサーチ&コンサルティングで「提案営業セミナー」の講師を務めた。
猛暑と酸欠で軽い目まいが起きた。
機関銃のようにしゃべったためだ。
1日即興。
自分が何を話していたか、直前の記憶が幾度か飛んだりした。
汗だく、くたくた・・・。

今夜、麹町のSMBCコンサルティングで「変革リーダーの条件」の講演に立ち会う。
ゲストは、共立メンテナンスグループの株式会社ビルネットで代表取締役社長を務める横山博氏。
伝説の革命派リーダーだ。

SMBCコンサルティングの「変革リーダーの条件」は、私が理事長を務めるNPO法人営業実践大学が講師をコーディネートしている。
むろん、私も講師を幾度か務める。
横山博氏の講演はこれまでに5回ほど聞き、そのたびに感動を覚えた。
私の一押し講師である。

                       ◇

起業の教科書 ―次世代リーダーに求められる資質とスキルきょう東洋経済新報社から『起業の教科書』が刊行された。
共著とはいえ、私にとり10年振りの著作だ。
いまから都心の大書店で何冊か買うつもり。
お世話になりっ放しの横山博氏に手渡ししたい。

日本経済を元気にするには、「一億総起業」しかなかろう。

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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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