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国政レベルで「少子化対策」の必要性が叫ばれて久しい。
地方はとくに深刻。
そうでなくても少ない子が高校卒業と同時に東京などへ流れるので寂れる、廃れる。
「過疎化対策」も急を要する。

切羽詰まった事情を背景に、福井県では3人目の子どもから大胆な支援策を打ち出している。
例えば、保育サービスの拡充や子育て費用の軽減など。
同県以外にも子育て支援の動きが広がってきた。

余談だが、のときにもこうした施策があったら、どれほど助かったろう。
これはむしろ地方出身者が集まる東京にこそ必要だったのでは…。
わずかな給料(私の場合はフリーランスだったので収入)から家賃などを払うと、ほとんど残らなかった。
三鷹市上連雀のマッチ箱みたいな借家に住んでいた頃を思い出した。
5人家族の口をまかなうのは恐ろしく厳しかった。

実は、夫婦が子どもを3人もうけ、ようやく人口は増える。
今後、国と自治体は本腰を入れ、「出産と育児」に関わる費用を肩代わりすべきである。
社会を維持するためのコストと位置づけない限り、少子化に歯止めをかけられない。
それくらい子どもを生み育てる親の金銭的・精神的負担は大きく重い。

日本は、社会全体で子育てを行う時代に突入した。

Copyright ©2008 by Sou Wada