コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

金妍児ソチ

浅田真央と高橋大輔、ソチエキシビション

ソチオリンピック、フォギュアスケート。
男子シングルから女子シングルまで、私は仕事を緩めず、日本選手を応援した。
といっても、テレビの実況観戦。
寝不足と興奮、感動と怒りがごちゃ混ぜになり、終わったときには精も根も尽きた。
きょうは疲れがどっと出た。

私は、とくに浅田真央のSPの演技に胸が締めつけられ、フリーの演技に鼓動が高鳴った。

日本勢は史上最強とされた。
私は、世界最強だったと思う。
男女シングルのメダルを計3個と予想していたが、実際には羽生結弦の金メダル1個に留まった。
この結果を選手個人の責任に帰するのでなく、協会を含めた関係者は総括を行ってほしい。
そうでなければ従来の改善策と今後の強化策を見出せず、「フィギュア王国」は崩壊していく。

さて、深夜にエキシビションが行われる。
6位入賞の浅田真央と高橋大輔がそれぞれ推薦で選ばれたので、とても楽しみだ。
二人は世界ランキングの上位だったので、ソチの結果と合わせ、妥当である。
日本はもとより世界のフィギュア界を長く引っ張った。
ソチのエキシビションは、5位以内に出場資格が与えられるようなので、金メダルの羽生結弦と5位入賞の町田樹は自動的に選ばれた。

韓国のキム・ヨナ(金妍児)は「世界フィギュア選手権2014」に出場するのだろうか。
もしそうでないとすると、浅田真央と同じリンクで滑るのは最後になる。
二人にしか分からない特別な感情が湧いてくるだろう。

イタリアのカロリーナ・コストナーは勝負弱さを克服し、3度目の五輪で表彰台にのぼった。
もし浅田真央が平昌オリンピックに出場すると、同じ年齢になる。
27歳での銅メダル獲得は立派だ。

浅田真央と高橋大輔には、最後となるオリンピックのエキシビションを存分に楽しんでもらいたい。
(私は、浅田真央については現役続行に希望を捨てていない。)
・・・ひどい寝不足もきょうまで。

Copyright (c)2014 by Sou Wada

浅田真央は金妍児を上回れるか…ソチ五輪

フィギュアスケートグランプリシリーズ(GPシリーズ)第4戦「NHK杯」。
女子シングルのフリースケーティング(FS)が行われた。
浅田真央は安定した演技で、12月に福岡で開催されるグランプリファイナル(GPファイナル)進出を決めた。
NHK杯は2年連続4回目の優勝、GPシリーズ&ファイナルは6連勝を飾った。
また、1998年長野冬季五輪(オリンピック)で銀メダルを獲得した米国のミシェル・クワンと並び、歴代2位のGP通算13勝となった。

浅田真央は得点が207.59点だった。
銀メダルを獲得した2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)で出した205.50点の自己ベストをようやく更新した。
佐藤信夫コーチと二人三脚の道のりは、長く険しかった。

私は 210点台後半を望んでおり、なるべく 220点台前半と願っていたので、得点はかなり物足りない。
実は、ショートプログラム(SP)とフリーの両方で会心の演技ができれば、ぎりぎり 220点台に届くと思っていた。
とても残念・・・。

浅田真央は、2つの高難度ジャンプに失敗した。
冒頭、代名詞のトリプルアクセル(3回転半)は両足着氷で回転不足になった。
3回転−3回転の2連続ジャンプは2つ目が2回転になった。

浅田真央はトリプルアクセルについて、「後一歩のところまで来ている」と手応えを口にした。
バンクーバーオリンピックのシーズンより順調に来ているらしい。
しかし、私はNHK杯の滑りを見て、ここから先が大変だと感じた。

とはいえ、私は悲観ばかりしているわけでない。
浅田真央は、佐藤信夫コーチとの基礎練習の積み重ねの成果が表れている。
スケーティングがよくなっている。
また、佐藤信夫コーチの助言を理解し、受け入れられるようになった。
スタミナがついている。
演技の後半に入っても、速度、伸び、動き、切れが鈍ることはない。
スピンでもステップでも、余裕で最高評価を得ている。
私はとくに「ステップ」にぞくぞくする。

浅田真央は、何より大きな意味の「表現力」が格段に増した。
素晴らしい、と思う。
プログラム全体の流れと魅力で、観客と審判を惹きつけられる。
振り付けの見直しは、SPを終えており、すぐにフリーを行う。
一段とブラッシュアップされるので、楽しみ。

浅田真央は、早ければGPファイナルでフリーにトリプルアクセルを2つ組み込む。
そのうえで3回転−3回転を決められれば、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)の金メダルが見えてくる。

浅田真央は強い!
現時点で、韓国のキム・ヨナ(金妍児)のほかにライバルを見つけられない。
ソチ本番の大舞台において、得点で上回れるかどうかだ。
悲願の金メダルを手にしてほしい。

◆書き加え1(11月10日)

私は、浅田真央のエキシビションに息を飲んだ。
曲は、「スマイル」。

浅田真央は心身ともに成熟したスケーターとして、豊かな「表現力」で会場を包み込んだ。
素晴らしいという言葉のほかに、私は形容を思いつかない。

浅田真央は、かつての四肢と体の動きがどこかちぐはぐでぎこちない印象がすっかり消えた。
全身の動きにしなやかでやわらかな一体感が出てきた。
表情や目線もよくマッチしている。

浅田真央のエキシビションは、大勢の人を幸せにする、明るくビビットな「美しさ」に満ちていた。
スケーティング自体がとても心地いい・・・。

                      ◇◆◇

浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年10月26日「浅田真央、現役引退から現役続行へ!」はこちら。

⇒2013年10月20日「浅田真央、GPシリーズ&ファイナルは無敵」はこちら。

⇒2013年10月13日「浅田真央の人気、高橋大輔の人気」はこちら。

⇒2013年10月12日「浅田真央の伸び代…キム・ヨナの高得点」はこちら。

⇒2013年10月10日「浅田真央調子…ソチ五輪へ開き直りと悟り」はこちら。

⇒2013年10月8日「浅田真央、ソチで高得点へ…タラソワ振り付け」はこちら。

⇒2013年10月6日「フィギュア日本女子代表選考レースは混戦」はこちら。

⇒2013年8月6日「日本はフィギュア王国の看板を下ろす」はこちら。

⇒2013年3月17日「浅田真央とキム・ヨナ、演技と得点に大差がつく」はこちら。

⇒2013年3月15日「浅田真央の調子はどうか…フィギュア世界選手権」はこちら。

⇒2013年3月14日「浅田真央、金妍児の順位予想…世界フィギュア」はこちら。

Copyright (c)2013 by Sou Wada

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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

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