器用な人は大成しにくいのでないか。
長い人生を通して眺めるなら大損になったりする。
私は、40歳以前は企画一筋、40歳以降は提案営業一筋だ。
しかも両者の根っこは共通であり、それは「創造性」にほかならない。
この創造性をスタッフの仕事に生かせば「企画」となり、営業の仕事に生かせば「提案営業」となる。
私のライフワークは「創造性の開発」という言葉で括ることができる。
こう述べると、脇目も振らずに突き進んだようで、かっこいい。
では、一途な職業人生だから私は不器用かといえば、器用である、いやになるくらい。
私が不器用だったなら、もうちょっと成功していたのでは…。
これには資質も関連するが、やはりフリーランスのプランナーの職歴が影響している。
とくに駆け出し時代の、何にでも食らいつき、それなりにこなした習性が染み付いている。
そうでなければ、家族が食べていけなかった。
私は器用な自分を恥ずかしく思う。
不器用な人をうらやましく感じる。
器用だと、どうしても横へ流れてしまう。
あれこれ欲が出るし、目移りもする。
不器用だと、悩んだり苦しんだりするうちに、おのずと縦に掘りさげられる。
そうした人は何かを究める可能性があり、大成へ近づく。
私には“深さ”が決定的に欠けている。
「器用貧乏」とは見事な形容だ。
このブログも雑食系である。
◇◆◇
一連のブログは以下のとおり。
⇒2010年4月26日「学びとは違和感、成長とは不快」はこちら。
⇒2010年4月27日「素人とプロの決定的な違いとは?」はこちら。
⇒2010年4月28日「存在の際立ちと硬直化…人生論」はこちら。
きょうのブログは、2007年11月14日「器用な人は損をする」に若干の改訂を施したものである。
⇒2007年11月14日「器用な人は損をする」はこちら。
Copyright (c)2010 by Sou Wada
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この創造性をスタッフの仕事に生かせば「企画」となり、営業の仕事に生かせば「提案営業」となる。
私のライフワークは「創造性の開発」という言葉で括ることができる。
こう述べると、脇目も振らずに突き進んだようで、かっこいい。
では、一途な職業人生だから私は不器用かといえば、器用である、いやになるくらい。
私が不器用だったなら、もうちょっと成功していたのでは…。
これには資質も関連するが、やはりフリーランスのプランナーの職歴が影響している。
とくに駆け出し時代の、何にでも食らいつき、それなりにこなした習性が染み付いている。
そうでなければ、家族が食べていけなかった。
私は器用な自分を恥ずかしく思う。
不器用な人をうらやましく感じる。
器用だと、どうしても横へ流れてしまう。
あれこれ欲が出るし、目移りもする。
不器用だと、悩んだり苦しんだりするうちに、おのずと縦に掘りさげられる。
そうした人は何かを究める可能性があり、大成へ近づく。
私には“深さ”が決定的に欠けている。
「器用貧乏」とは見事な形容だ。
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