コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

高橋大輔ジャンプ

高橋大輔、ソチ五輪さえ来なければ・・・

フィギュアスケートグランプリシリーズ(GPシリーズ)第4戦「NHK杯」。
シングルは、男女ともに日本のエースが金メダルを手にした。
高橋大輔と浅田真央のこと。

⇒2013年11月10日「浅田真央は金妍児を上回れるか…ソチ五輪」はこちら。

ショートプログラム(SP)で1位の高橋大輔は、フリースケーティング(FS)でも1位の172.76点。
今シーズン世界最高の合計268.31点を挙げ、2年ぶり5度目のNHK杯優勝を飾った。
第1戦「スケートアメリカ」で4位と追い詰められて臨んだ大会だった。

ニコライ・モロゾフコーチから、オリンピックへ向かう心構えが甘いと活を入れられた。
高橋大輔は「平常心」をテーマにしていたが、結果として自分の気持ちを高められなかった。
気合いを入れ直した第一人者はやはり強かった!

フリーの曲は、「ビートルズメドレー」。
自分を支えてくれた多くの人に感謝の気持ちを表現。
SPと同様、4回転トゥループを決めた。
2つ目の4回転トゥループは3回転になった。
中盤のトリプルアクセルはバランスを崩し、手をついた。
が、ジャンプのミスを最小限に抑え、ステップとスピンで魅了した。
全体を丁寧にまとめたという印象。

高橋大輔は、「表現力」を示す5項目のプログラムコンポーネンツ(構成点)はすべて9点超!
フィニッシュポーズを決めると場内は総立ちになり、大歓声が沸き起こった。

⇒2013年11月8日「高橋大輔、闘志にスイッチ…NHK杯」はこちら。

高橋大輔は、ジャンプに集中したらしい。
演技後、口が「まだまだ」と動いたように見えた。
フリーの出来に納得しておらず、首を何度かひねった。
が、私と同い年(1951年生まれ)の長光歌子(ながみつ・うたこ)コーチがほっとした表情を見せた。
「この子は世話ばかり焼かせて…」ということでもなかろうが・・・。

高橋大輔は、大きな不安のなかで戦い、復活の勝利に自信を取り戻した。
ほぼ諦めていたGPファイナル進出が近づいた。

NHK杯でようやく五輪へ向かう舞台に立てた。
高橋大輔は、ここからがスタートと気を引き締めた(ちょっと遅い)。
見据えるのは、全日本フィギュア選手権2013、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)である。
男・大輔は、どちらも表彰台の頂点を目指している。
最高の色のメダルで恩返しをしたいのだ。

                       ◇

高橋大輔は、フリーは完全な演技に遠かった。
私は、選手が2日連続でMAXの気迫と気力、緊張と勢いを保つのは至難ということも分かった。
SPの集中力がフリーではいくらか緩んだ。

とはいえ、私はジャンプのミスがあまり気にならなかった。
それくらい高橋大輔の世界に引き込まれていたのだろう。

⇒2013年10月9日「高橋大輔、ホスピタリティ…ビートルズメドレー」はこちら。

ビートルズメドレーは、フィギュアスケーター・高橋大輔のさまざまな要素が詰まった“いいとこどり”。
私は得点のことを忘れ、うっとりしてしまった。
高橋大輔は、プログラム全体の流れと演技の魅力でジャンプのミスをカバーした。

私はふと思った。
ソチオリンピックさえやって来なければ、浅田真央も高橋大輔も永久に引退できないのでないかと・・・。

                      ◇◆◇

高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年11月10日「高橋大輔と小塚崇彦はソチへ行けるのか」はこちら。

⇒2013年11月8日「高橋大輔、闘志にスイッチ…NHK杯」はこちら。

⇒2013年10月13日「浅田真央の人気、高橋大輔の人気」はこちら。

⇒2013年10月9日「高橋大輔、ホスピタリティ…ビートルズメドレー」はこちら。

⇒2013年2月9日「羽生結弦と高橋大輔の一騎打ち…四大陸選手権」はこちら。

⇒2012年12月23日「いやぁ〜、高橋大輔のフリーの演技は凄かった」はこちら。

⇒2012年12月21日「全日本フィギュアのリンクへ向かう選手の心境」はこちら。

⇒2012年12月2日「フィギュアGPファイナル2012出場選手&放送予定」はこちら。

⇒2012年4月22日「高橋大輔とカタリナ・ビット…伝説のフィギュアスケーター」はこちら。

⇒2012年4月21日「高橋大輔、独自の世界観・・・氷上舞台芸術の域へ」はこちら。

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高橋大輔、男子シングル史上ナンバーワン

フィギュアスケートグランプリシリーズ(GPシリーズ)第4戦「NHK杯」が行われている。
日本開催なので、GPシリーズ全6戦のなかで一番注目度が高い。
男子シングルは、盒饗臺紂⊃ヅ朕成、無良崇人(むら・たかひと)が出場する。

私の注目は、一向に調子の上がらない高橋大輔。
第1戦「スケートアメリカ」で4位と出遅れた。
本人は、「自信がなかったり、気持ちが入っていなかったり…」と、これまでの戦いを振り返っている。
4回転ジャンプなどの高難度ジャンプが決まらず、波に乗れない状態が続く。

ショートプログラム(SP)が終わった。
高橋大輔は、日本の男子シングルを長らくけん引してきた「第一人者」の気迫とプライドに満ちた滑りで観客を圧倒し、会場を飲み込んだ。
曲は、「ヴァイオリンのためのソナチネ」。
全身全霊で深い情感と激しい情念を表現。
動きが大きくしなやかでありながら、緩急と切れが素晴らしかった。

高橋大輔が見せた繊細かつ大胆な「氷上芸術」の世界は他の追随を許さない。
頭の天辺(てっぺん)から足の爪先(つまさき)まで魂が宿り、体全体が「表情」と化した。
私のなかではすでに「伝説のフィギュアスケーター」であり、胸が熱くなった。

君こそが男子シングル史上ナンバーワン、世界一と断言する。

高橋大輔は、冒頭の4回転トゥループを決めた。
トリプルアクセル、3回転ルッツ−3回転トゥループのコンビネーションも決めた。
これまでのジャンプの不調がうそのよう…。
終盤のステップ、スピン、そしてフィニッシュ。
絶対にミスを犯さないという丁寧な滑りだった。

高橋大輔は会心の演技にもかかわらず、厳しい表情を崩さなかった。
この緊張と勢いをフリースケーティング(FS)にそのまま持ち込もうということだろう。
ニコライ・モロゾフコーチの涙が印象的だった。

SP世界歴代2位の高得点に、本人が驚いた。
技術点50.41点、演技構成点45.14点で、合計95.55点。
ライバルは自分自身という気持ちで臨んだらしい。
スケートアメリカ以降のがむしゃらな練習が実った。

高橋大輔は、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)の代表選考会となる年末の全日本フィギュア選手権2013へ向け、闘志にスイッチが入った。

第2戦「スケートカナダ」で3位だった織田信成は、4回転トゥループ−3回転トゥループ、トリプルアクセル、トリプルルッツを決めるなど、私には素晴らしい出来に見えた。
曲は、映画「コットンクラブ」より。
しかし、得点の発表に時間がかかった。
技術点42.20点、演技構成点40.50点で、合計82.70点。
思ったほど伸びなかった。
ジャンプが完全でないという判断を下されたようだ。

                      ◇◆◇

高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

⇒2013年10月13日「浅田真央の人気、高橋大輔の人気」はこちら。

⇒2013年10月9日「高橋大輔、ホスピタリティ…ビートルズメドレー」はこちら。

⇒2013年2月9日「羽生結弦と高橋大輔の一騎打ち…四大陸選手権」はこちら。

⇒2012年12月23日「いやぁ〜、高橋大輔のフリーの演技は凄かった」はこちら。

⇒2012年12月21日「全日本フィギュアのリンクへ向かう選手の心境」はこちら。

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⇒2012年4月21日「高橋大輔、独自の世界観・・・氷上舞台芸術の域へ」はこちら。

⇒2012年3月31日「高橋大輔は別格、芸術性の高い熟練の演技で魅了」はこちら。

⇒2011年12月27日「高橋大輔、圧巻のSP、ボロボロのフリー、文句あるか!」はこちら。

⇒2011年12月24日「高橋大輔、圧巻4回転ジャンプ、完璧演技で全日本王者!」はこちら。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

⇒2011年12月12日「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」はこちら。

⇒2011年11月17日「高橋大輔・大ちゃんの魅力…子犬のような人懐っこさ」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年10月29日「高橋大輔、燃え尽き症候群克服か…GPシリーズ&ファイナル」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

⇒2011年4月28日「高橋大輔、世界フィギュア優勝へのスイッチ」はこちら。

⇒2011年4月26日「高橋大輔は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年2月20日「高橋大輔、金メダル宣言…世界選手権東京大会」はこちら。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年4月16日「妹真央を兄大輔が気遣う春の園遊会」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、4回転失敗も銅メダル!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」はこちら。

⇒2010年2月17日「男子フィギュアSP、高橋3位、織田4位」はこちら。

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高橋大輔、ホスピタリティ…ビートルズメドレー

先だって、フィギュアスケートの日本、欧州、北米によるチーム対抗戦「ジャパンオープン」が「さいたまスーパーアリーナ」で行われた。
男女シングル各2人の計4人が1チームになり、フリースケーティング(FS)の合計点で順位を競う団体戦である。

浅田真央と同様、このオリンピックシーズンでの引退を表明している高橋大輔が出場した。
新しいプログラムに取り組むのは大変だ。
まして5曲で構成する「ビートルズメドレー」を自分のものにするのは至難だ。
それぞれの曲は意味も調子も違い、したがって選手は解釈を踏まえて演じ分けなければならない。
高橋大輔は年齢的にとうにピークを過ぎている。
私は、現役最後まで衰えない「チャレンジ精神」と「ホスピタリティ(歓待精神)」に頭が下がる。
ありがとう!

高橋大輔は、長らく実績を残しながら、日本の男子シングルを引っ張ってきた。
また、世界選手権やオリンピックなどの主要な国際大会では、女子を含めた日本勢のまとめ役になっていた。
彼の人柄からして、おのずとそうなる。
私は、日本フィギュア界に対する貢献は絶大だと思う。

その高橋大輔は、自身が納得のいく演技をファンに贈りたいと願っている。
同時に、選手として競技人生の総括にふさわしい結果を出したいとも考えている。

高橋大輔はジャパンオープンで、冒頭の4回転ジャンプに失敗した。
技術はミスが目立った。
後半は体力がもたなかった。
スピンはレベルが取れなかった。
かろうじてステップで持ち味を発揮し、観客を魅了した。
日本は勝利を収めたものの、高橋大輔は表情が冴えなかった。

2010年バンクーバーオリンピック(冬季五輪)の後でルール改正が行われ、「4分の1回転以上、2分の1回転未満」の回転不足は基礎点の70%が与えられるようになった。
それまで、上の順位を争っている選手は、失敗のリスクの高い高難度ジャンプをためらう気持ちが強かった。
が、それではフィギュアスケートの技術の進歩がない。

このルール改正により、男子シングルは4回転ジャンプを跳ぶのが当然になった。
2014年ソチオリンピック(冬季五輪)では、世界のトップクラスの選手はほとんどが跳ぶだろう。
大ベテランの高橋大輔といえどもプログラムに入れ、しかも決めなければならない。
4回転ジャンプの成功率の向上は、ソチオリンピックの表彰台に立つ以前に、日本代表に選ばれるうえで最重要の課題となる。

まもなくフィギュアグランプリ(GP)シリーズが開幕する。
第1戦「スケートアメリカ」に出場する高橋大輔にはあまり練習の時間がない。
いくらかでもコンディションを整えて大会に臨んでほしい。

                      ◇◆◇

高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

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⇒2012年12月23日「いやぁ〜、高橋大輔のフリーの演技は凄かった」はこちら。

⇒2012年12月21日「全日本フィギュアのリンクへ向かう選手の心境」はこちら。

⇒2012年12月2日「フィギュアGPファイナル2012出場選手&放送予定」はこちら。

⇒2012年4月22日「高橋大輔とカタリナ・ビット…伝説のフィギュアスケーター」はこちら。

⇒2012年4月21日「高橋大輔、独自の世界観・・・氷上舞台芸術の域へ」はこちら。

⇒2012年3月31日「高橋大輔は別格、芸術性の高い熟練の演技で魅了」はこちら。

⇒2011年12月27日「高橋大輔、圧巻のSP、ボロボロのフリー、文句あるか!」はこちら。

⇒2011年12月24日「高橋大輔、圧巻4回転ジャンプ、完璧演技で全日本王者!」はこちら。

⇒2011年12月21日「高橋大輔、『どうだ! 小塚君!』…全日本選手権で一蹴」はこちら。

⇒2011年12月12日「高橋大輔、世界一の演技でチャンを圧倒!…GPファイナル」はこちら。

⇒2011年11月17日「高橋大輔・大ちゃんの魅力…子犬のような人懐っこさ」はこちら。

⇒2011年11月15日「高橋大輔と小塚崇彦の比較…スケーターの特性と演技」はこちら。

⇒2011年10月29日「高橋大輔、燃え尽き症候群克服か…GPシリーズ&ファイナル」はこちら。

⇒2011年9月30日「ジャパンオープン2011…安藤美姫、高橋大輔、小塚崇彦が出場」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

⇒2011年4月28日「高橋大輔、世界フィギュア優勝へのスイッチ」はこちら。

⇒2011年4月26日「高橋大輔は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年2月20日「高橋大輔、金メダル宣言…世界選手権東京大会」はこちら。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年4月16日「妹真央を兄大輔が気遣う春の園遊会」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、4回転失敗も銅メダル!」はこちら。

⇒2010年2月19日「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」はこちら。

⇒2010年2月17日「男子フィギュアSP、高橋3位、織田4位」はこちら。

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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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