フィギュア界の超新星とレジェンド
フジテレビ社内で「神」と崇められる
全日本フィギュアスケート選手権2018が終わりました。
女子シングルは紀平梨花が主役となり、男子シングルは高橋大輔が主役となりました。
二人は前景気を盛り上げ、チケット販売に弾みをつけ、試合を面白くしてくれました。
不安視されたTV視聴率も大丈夫でした。
噂にすぎませんが、この超新星とレジェンドは今大会を中継したフジテレビ社内で「神」と崇められているようです。
紀平梨花と高橋大輔は年齢差が2倍
紀平梨花はシニアデビュー1年目で16歳、高橋大輔は現役復帰1年目で32歳です。
年齢差がちょうど2倍です。
どちらも2位に入り、日本開催の世界フィギュアスケート選手権2019代表に選ばれました。
紀平梨花FS高得点で緊張感みなぎる展開
紀平梨花は使い古したスケート靴の調整に手こずり、SPで5位に留まりました。
大会前から靴が持つかどうかぎりぎりの状態と語っていました。
ところが、同じ靴で滑るしかなかったFSで巻き返しています。
終盤にジャンプミスが出ましたが、それでも高得点を叩き出し、改めて強さを印象づけました。
最終グループの2番滑走でしたので、SP1位で全日本選手権5連覇を狙う5番滑走の宮原知子に大きなプレッシャーがかかりました。
これにより試合は緊張感みなぎる展開になっています。
そして宮原知子がわずかに及ばず、紀平梨花が新女王と思ったときに6番最終滑走の坂本花織が優勝を果たしました。
が、このドラマチックな幕切れも、紀平梨花の高得点があったからこそです。
この選手の美しさは「才能」に突きます。
親が夢中になる気持ちが分かります。
⇒2018年12月9日「紀平梨花、ビューティフル・ストームの生命力」はこちら。
高橋大輔不出来2位で男子シングルの惨状
高橋大輔はFSでまったく不本意な出来でしたが、結果として宇野昌磨に続きました。
ただし、50点近い得点差でした。
よほど納得できなかったのでしょう、世界選手権代表を辞退しています。
逆に言えば、かつての第一人者のプライドが出場を許さなかったのです。
「こういう出来でこの場にいたくない」とまで言い放ちました。
(ほかに、次世代に機会を譲るという意味合いもありました。)
もともと現役復帰は「やり切った」と思える現役引退を望んだからです。
したがって、このまま引っ込むわけにいきません。
来シーズンも現役続行でしょう。
自分でもまさかと驚いた高橋大輔の2位は、羽生結弦と宇野昌磨に続く選手がまったく育っていない男子シングルの惨状を改めてあぶり出しました。
category:高橋大輔ブログはこちら。
瞬間最高視聴率は紀平梨花と高橋大輔絡み
中継したフジテレビの平均視聴率は女子FSが16.6%(20.5%)、男子FSが15.4%(16.8%)でした。
瞬間最高視聴率は女子FSが25.8%(30.8%)で、宮原知子がキス・アンド・クライで得点を見守るシーンです。
紀平梨花の初制覇へ期待が膨らんだ結果です。
この空気を読まずに優勝をかっさらった坂本花織は称賛に値します。
よりによって滅多に望めない会心の演技をここで見せています。
⇒2018年12月24日「坂本花織、計算ミスで全日本初優勝の珍事」はこちら。
男子FSが23.9%(27.4%)で、高橋大輔が演技中(演技後)のタイミングです。
(ビデオリサーチ調べ、関東地区。括弧内は関西地区)
category:紀平梨花ブログはこちら。
◇◆◇
紀平梨花に関するブログは以下のとおり。
⇒2018年12月25日「紀平梨花と宇野昌磨はまとも、世界選手権の重圧」はこちら。
⇒2018年12月23日「なんでかな紀平梨花、トリプルアクセル赤面転倒」はこちら。
⇒2018年12月21日「プロが絶賛、紀平梨花の天性のスケーティング」はこちら。
⇒2018年12月19日「紀平梨花、全日本フィギュア初制覇は揺るがず」はこちら。
⇒2018年12月18日「全日本フィギュア選手権2018女子シングル優勝・順位予想」はこちら。
Copyright (c)2018 by Sou Wada
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全日本フィギュアスケート選手権2018が終わりました。
女子シングルは紀平梨花が主役となり、男子シングルは高橋大輔が主役となりました。
二人は前景気を盛り上げ、チケット販売に弾みをつけ、試合を面白くしてくれました。
不安視されたTV視聴率も大丈夫でした。
噂にすぎませんが、この超新星とレジェンドは今大会を中継したフジテレビ社内で「神」と崇められているようです。
紀平梨花と高橋大輔は年齢差が2倍
紀平梨花はシニアデビュー1年目で16歳、高橋大輔は現役復帰1年目で32歳です。
年齢差がちょうど2倍です。
どちらも2位に入り、日本開催の世界フィギュアスケート選手権2019代表に選ばれました。
紀平梨花FS高得点で緊張感みなぎる展開
紀平梨花は使い古したスケート靴の調整に手こずり、SPで5位に留まりました。
大会前から靴が持つかどうかぎりぎりの状態と語っていました。
ところが、同じ靴で滑るしかなかったFSで巻き返しています。
終盤にジャンプミスが出ましたが、それでも高得点を叩き出し、改めて強さを印象づけました。
最終グループの2番滑走でしたので、SP1位で全日本選手権5連覇を狙う5番滑走の宮原知子に大きなプレッシャーがかかりました。
これにより試合は緊張感みなぎる展開になっています。
そして宮原知子がわずかに及ばず、紀平梨花が新女王と思ったときに6番最終滑走の坂本花織が優勝を果たしました。
が、このドラマチックな幕切れも、紀平梨花の高得点があったからこそです。
この選手の美しさは「才能」に突きます。
親が夢中になる気持ちが分かります。
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高橋大輔不出来2位で男子シングルの惨状
高橋大輔はFSでまったく不本意な出来でしたが、結果として宇野昌磨に続きました。
ただし、50点近い得点差でした。
よほど納得できなかったのでしょう、世界選手権代表を辞退しています。
逆に言えば、かつての第一人者のプライドが出場を許さなかったのです。
「こういう出来でこの場にいたくない」とまで言い放ちました。
(ほかに、次世代に機会を譲るという意味合いもありました。)
もともと現役復帰は「やり切った」と思える現役引退を望んだからです。
したがって、このまま引っ込むわけにいきません。
来シーズンも現役続行でしょう。
自分でもまさかと驚いた高橋大輔の2位は、羽生結弦と宇野昌磨に続く選手がまったく育っていない男子シングルの惨状を改めてあぶり出しました。
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瞬間最高視聴率は紀平梨花と高橋大輔絡み
中継したフジテレビの平均視聴率は女子FSが16.6%(20.5%)、男子FSが15.4%(16.8%)でした。
瞬間最高視聴率は女子FSが25.8%(30.8%)で、宮原知子がキス・アンド・クライで得点を見守るシーンです。
紀平梨花の初制覇へ期待が膨らんだ結果です。
この空気を読まずに優勝をかっさらった坂本花織は称賛に値します。
よりによって滅多に望めない会心の演技をここで見せています。
⇒2018年12月24日「坂本花織、計算ミスで全日本初優勝の珍事」はこちら。
男子FSが23.9%(27.4%)で、高橋大輔が演技中(演技後)のタイミングです。
(ビデオリサーチ調べ、関東地区。括弧内は関西地区)
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紀平梨花に関するブログは以下のとおり。
⇒2018年12月25日「紀平梨花と宇野昌磨はまとも、世界選手権の重圧」はこちら。
⇒2018年12月23日「なんでかな紀平梨花、トリプルアクセル赤面転倒」はこちら。
⇒2018年12月21日「プロが絶賛、紀平梨花の天性のスケーティング」はこちら。
⇒2018年12月19日「紀平梨花、全日本フィギュア初制覇は揺るがず」はこちら。
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