全日本フィギュア競技日程・テレビ放送(予定)
男子シングル優勝・順位予想
1位宇野昌磨、2位織田信成、3位高橋大輔
「全日本フィギュアスケート選手権2018」が大阪・門真で開催されます。
女子シングルも男子シングルも出場枠が3人の「世界フィギュアスケート選手権2019」の代表最終選考会を兼ねています。
五輪連覇の羽生結弦は3年連続で欠場します。
⇒2018年12月6日「羽生結弦に3年連続特例など問題外、全日本フィギュア2018」はこちら。
私は稀代のスケーターに何よりも選手生命を大切にしてほしい。
◆全日本フィギュア選手権2018男子シングル優勝・順位予想
男子シングルは優勝争いがなく、やる前から順位は決まりです。
シニア1年目で大ブレイクを果たした紀平梨花が出場しておおいに盛り上がる女子シングルと異なり、さみしい限りです。
私は男子シングルの4〜6位に入りそうな選手の名前を挙げられません。
時差のない国内試合なのでテレビのゴールデンタイムに実況放送があります。
申し訳ないですが、男子シングルは試合が終わってから気になる選手だけを動画で見ます。
宇野昌磨は羽生結弦が不在で気合いが入らないせいか、逆にプレッシャーがかかるせいか、全日本選手権で素晴らしい演技を行った印象が残っていません(記憶が曖昧)。
そうか、私は高橋大輔の出場を失念していました。
実況放送をかならず見ます。
◇1位 宇野昌磨
◇2位 織田信成
◇3位 高橋大輔
織田信成は10月にプロアマ混合ジャパンオープンでとんでもない得点を叩き出し、噂になっていました。
⇒2017年1月10日「織田信成は母乳が出ない」はこちら。
この高得点は、10月に近畿選手権で4年振りに現役に復帰した32歳の高橋大輔をおおいに慌てさせました。
実際には織田信成は出場しませんので「氷上のアーティスト」と「氷上のお殿さま」が激突する恐れはないでしょう。
したがって順位はこうなります。
高橋大輔が11月の西日本選手権よりも得点を伸ばすという前提です。
4回転ジャンプをプログラムに取り入れるかどうかは不明です。
◇1位 宇野昌磨
◇2位 高橋大輔
◇3位 友野一希
私は何を言いたいかといえば、羽生結弦と宇野昌磨に続いて世界の大舞台で戦える次世代が育っていません。
織田信成と高橋大輔が表彰台に上るようでは男子シングルの近い将来は暗い。
友野一希はGPシリーズ第2戦「スケートカナダ」で9位に沈んだ悔しさをGPシリーズ第5戦「ロシア杯」にぶつけて3位に輝きました。
GPシリーズで初の表彰台の中央に、友野一希が背中を追う羽生結弦がいました。
2018年世界選手権で5位に入賞し、日本代表の3枠確保に貢献しました。
友野一希にぜひとも高橋大輔を超えてほしい。
category:高橋大輔ブログはこちら。
◆全日本フィギュア選手権2018競技日程(予定)
◇12月21日(金) 16時25分〜20時54分 女子SP
◇12月22日(土) 16時25分〜20時54分 男子SP
◇12月23日(日) 17時4分〜21時11分 女子FS
◇12月24日(月) 17時4分〜21時11分 男子FS
◇12月25日(火) 開演17時〜終了20時 エキシビション
エキシビションは「オールジャパン メダリスト・オン・アイス2018」として行われます。
予定は変更になることがありますので、かならず確認してください。
◆全日本フィギュア選手権2018テレビ放送(予定)
フジテレビ系列で放送されます。
◇12月21日(金) 19時〜20時54分 女子SP
◇12月22日(土) 19時〜20時54分 男子SP
◇12月23日(日) 19時〜21時15分 女子FS
◇12月24日(月) 19時〜21時30分 男子FS
◇12月25日(火) 24時25分〜25時25分(録画) エキシビション
予定は変更になることがありますので、かならず確認してください。
放送時間の延長もありえるようです。
(2018年12月12日執筆)
◆書き加え(12月12日)
高橋大輔は、今シーズンに限定した現役復帰と語っていました。
若い選手の成長の機会を奪いたくないという思いからでしょう。
あるいは、やさしい人柄なので遠慮からでしょう。
私は自分のなかにやりたい気持ちがあるうちはやったほうがいいと考えます。
はっきり言って、十代後半の選手が大ベテランを超えられないようでは今後の活躍は見込めません。
フィギュアスケーターは選手寿命が短い。
が、採点ルールの改定もあり30代前半の選手でも現役を続けられる可能性が出てきました。
フィギュアスケートはもっと大人のスポーツになっていい。
今年の全日本選手権は高橋大輔の円熟した演技を堪能できることがとても楽しみです。
むろん選ばれたら躊躇せず、世界選手権に出場してほしい。
◆書き加え(12月14日)
ウェブで織田信成は現役復帰が可能という記事を見つけました。
例のジャパンオープンで記録した176.95点の滑りを取り上げたものです。
非公認記録ながら、羽生結弦が9月のオータムクラシックで出した165.91点を大きく上回りました。
どうやら4回転トウループも跳びました。
記者は現役時代より「いまのほうがより強く、よりうまくなっている」としています。
当時はいったい何をやっていたのだと思わないわけでありませんが、織田信成がコンディションを整えて全日本選手権に臨めば確実に表彰台に立てそうです。
ぜひ来シーズンにチャレンジしてほしい。
◆書き加え(12月14日)
アイスショー「クリスマス・オン・アイス2018」が行われ、トリノ五輪金メダリストの荒川静香、織田信成、村上佳菜子らが出演しました。
近年は高橋大輔が中心となっていましたが、今年は全日本選手権へ向けて追い込みに入っていてナレーション(音声)での出演に留まりました。
2010年バンクーバー五輪銅メダリスト、大一番に臨む高橋大輔に織田信成は「完璧な演技で大勢を魅了してほしい」、荒川静香は「自分が納得のいくスケートができることを願っている」、村上佳菜子は「やり切ったと思える演技をしてほしい」とエールを送りました。
◆書き加え(12月16日)
昨年は平昌五輪の代表最終選考会を兼ねていましたから、ファンはもとより国民の関心が高まりました。
しかし、「今年は・・・」と案じていたら、女子シングルは紀平梨花の大ブレイクで高視聴率が見込めます。
羽生結弦の欠場で大幅な低下が避けられなかった男子シングルも高橋大輔の出場で何とか補えそうです。
フジテレビは救世主の登場でほっとしていることでしょう。
◆書き加え(12月20日)
高橋大輔が公式練習を行い、4回転トウループを跳び、しかも決めています。
トリプルアクセル、3回転のコンビネーションジャンプなども決めています。
周囲が「先輩、まじっすか」といったかどうかは不明ですが、しっかりとコンディションを整えて表彰台を狙っています。
私は滅茶苦茶楽しみです・・・。
◆書き加え(12月20日)
SPの滑走順が決まり、おもな選手は次のとおりです。
◇宇野昌磨 18番
◇田中刑事 20番
◇高橋大輔 22番
◇友野一希 24番
1つ置きです。
男子シングルは有力選手そのものを思い浮かべられません。
◆書き加え(12月22日)
先ほどSPが終わりました。
1位 宇野昌磨(18番滑走)
102.06点(56.81点 45.25点 0.00点)
2位 高橋大輔(22番滑走)
88.52点(43.38点 45.14点 0.00点)
3位 島田高志郎(2番滑走)
80.46点(44.22点 36.24点 0.00点)
4位 田中刑事(20番滑走)
79.32点(41.13点 39.19点 1.00点)
7位 友野一希(24番滑走)
73.09点(36.33点 37.76点 1.00点)
※点数はSP(TES、PCS、減点)です。
宇野昌磨は日本王者の実力どおりでした。
とてもいい出来でした。
4年振りに現役に復帰した高橋大輔が貫録を見せています。
私は宇野昌磨と高橋大輔のPCS(演技構成点)が並んでいることに衝撃を覚えます。
「お帰りなさい点」がちょっぴり加味されている気がしないでもありません。
ただし、魅了する力はさほど衰えていません。
大きな歓声と拍手に包まれており、うれしかったことでしょう。
私は島田高志郎を名前くらいしか知りません。
3本のジャンプをすべて決めました。
(この選手は2番滑走なので見ていません。)
TES(技術要素点)は2位の高橋大輔を上回りますが、演技構成点がきわめて低い。
先日の「ジュニアGPファイナル3位は自信になった」と語っています。
このまま表彰台に留まれるかどうか。
田中刑事は4回転ジャンプをほどんど決められません。
昨年は会心の演技を見せて2位になり、五輪代表に選ばれています。
3位の島田高志郎とは僅差ですが、表彰台に届くかどうか。
この選手はメンタルが弱いという印象があります。
友野一希は補欠繰り上げだったとはいえ、世界選手権の3枠確保に貢献しておきながら、何をやっているのでしょう。
「自分を裏切るような演技をしてしまった」とうなだれました。
FSで巻き返すほかにありませんが、4回転ジャンプを決められないので表彰台はかなり遠い。
中村優は 77.11点で5位、鍵山優真は 74.51点で6位です。
直前の6分間練習で負傷した宇野昌磨が気がかりです。
久し振りに破綻のない演技を見せてくれましたので、FSでもおおいに期待していますが、どうなりますやら・・・。
FSの滑走順抽選が行われ、SP1位の宇野昌磨が22番、2位の高橋大輔は23番、3位の島田高志郎が最終24番になりました。
「島田高志郎」という名前は高い志を持つ男子であってほしいとの願いが込められているのでしょうか。
◆書き加え(12月24日)
高橋大輔の全日本王者返り咲きは気の毒
宇野昌磨は前日の公式練習に姿を現していません。
関係者が「大事を取って休養する」と説明しています。
ホテルで安静にしていて病院に行っていないということですから棄権はないでしょう。
が、状態がかなり心配です。
羽生結弦が3年連続で全日本選手権を欠場しているとはいえ、3連覇を成し遂げれば立派です。
⇒2018年12月6日「羽生結弦に3年連続特例など問題外、全日本フィギュア2018」はこちら。
宇野昌磨はぶっつけ本番でFSに臨むことになります。
ジャンプ構成の難度を落とし、大きなミスを避けることを第一にしてほしい。
絶対にありえないと思いますが、転倒などが相次いで2位になるようだと、32歳で日本王者に返り咲いてしまう高橋大輔が気の毒です。
そういう展開はいかんでしょう。
また、こちらもクリスマス・イヴにあまりにぶざまな演技を見せられると興ざめです。
女子選手は手に汗を握る熱戦を繰り広げてくれました。
男子選手も負けるなよ!
◆書き加え(12月24日)
宇野昌磨は全日本3連覇を諦めて棄権せよ
宇野昌磨が公式練習に2日ぶりに現れました。
始めはほとんどジャンプを跳ばず、リンクの周りをゆっくり滑りました。
右足の状態と氷の感触を確かめる程度でしょうか。
その後、アクセルのタイミングを幾度か確かめていますが、実際には跳んでいません。
FS「月光」の曲かけ練習ではジャンプもスピンも回避し、ステップに留めています。
なお、コーチと入念に話し合った後にトリプルアクセルを数本、4回転トウループを1本かろうじて降りたようです。
この記事から推察するとかなり悪そうで心配です。
右足に体重をかけられないか、体重をかけると重大な負傷を招くかいずれかでしょう。
北京五輪で金メダルを目指しているはずなので全日本選手権3連覇を諦めて、棄権したほうがいい。
自分自身が悔しいという気持ちとファンに申し訳ないという気持ちを置き、選手生命を守ることを第一にすべき。
選手が滑れない状態で滑るなどもってのほか。
メディアも関係者もファンも称えていけない。
コーチとスケート連盟は止めなくちゃダメだ。
◇◆◇
高橋大輔に関するブログは以下のとおり。
⇒2018年11月3日「高橋大輔、西日本選手権1番滑走から全日本選手権へ」はこちら。
⇒2018年10月9日「高橋大輔、復帰戦ぼろぼろ演技にやばっ」はこちら。
⇒2018年10月7日「高橋大輔、緊張MAX、現役復帰初戦「近畿選手権」」はこちら。
⇒2018年7月3日「おじさんスケーター・高橋大輔、無謀な挑戦」はこちら。
⇒2018年7月2日「高橋大輔がワオ、32歳での現役復帰」はこちら。
Copyright (c)2018 by Sou Wada
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男子シングル優勝・順位予想
1位宇野昌磨、2位織田信成、3位高橋大輔
「全日本フィギュアスケート選手権2018」が大阪・門真で開催されます。
女子シングルも男子シングルも出場枠が3人の「世界フィギュアスケート選手権2019」の代表最終選考会を兼ねています。
五輪連覇の羽生結弦は3年連続で欠場します。
⇒2018年12月6日「羽生結弦に3年連続特例など問題外、全日本フィギュア2018」はこちら。
私は稀代のスケーターに何よりも選手生命を大切にしてほしい。
◆全日本フィギュア選手権2018男子シングル優勝・順位予想
男子シングルは優勝争いがなく、やる前から順位は決まりです。
シニア1年目で大ブレイクを果たした紀平梨花が出場しておおいに盛り上がる女子シングルと異なり、さみしい限りです。
私は男子シングルの4〜6位に入りそうな選手の名前を挙げられません。
時差のない国内試合なのでテレビのゴールデンタイムに実況放送があります。
申し訳ないですが、男子シングルは試合が終わってから気になる選手だけを動画で見ます。
宇野昌磨は羽生結弦が不在で気合いが入らないせいか、逆にプレッシャーがかかるせいか、全日本選手権で素晴らしい演技を行った印象が残っていません(記憶が曖昧)。
そうか、私は高橋大輔の出場を失念していました。
実況放送をかならず見ます。
◇1位 宇野昌磨
◇2位 織田信成
◇3位 高橋大輔
織田信成は10月にプロアマ混合ジャパンオープンでとんでもない得点を叩き出し、噂になっていました。
⇒2017年1月10日「織田信成は母乳が出ない」はこちら。
この高得点は、10月に近畿選手権で4年振りに現役に復帰した32歳の高橋大輔をおおいに慌てさせました。
実際には織田信成は出場しませんので「氷上のアーティスト」と「氷上のお殿さま」が激突する恐れはないでしょう。
したがって順位はこうなります。
高橋大輔が11月の西日本選手権よりも得点を伸ばすという前提です。
4回転ジャンプをプログラムに取り入れるかどうかは不明です。
◇1位 宇野昌磨
◇2位 高橋大輔
◇3位 友野一希
私は何を言いたいかといえば、羽生結弦と宇野昌磨に続いて世界の大舞台で戦える次世代が育っていません。
織田信成と高橋大輔が表彰台に上るようでは男子シングルの近い将来は暗い。
友野一希はGPシリーズ第2戦「スケートカナダ」で9位に沈んだ悔しさをGPシリーズ第5戦「ロシア杯」にぶつけて3位に輝きました。
GPシリーズで初の表彰台の中央に、友野一希が背中を追う羽生結弦がいました。
2018年世界選手権で5位に入賞し、日本代表の3枠確保に貢献しました。
友野一希にぜひとも高橋大輔を超えてほしい。
category:高橋大輔ブログはこちら。
◆全日本フィギュア選手権2018競技日程(予定)
◇12月21日(金) 16時25分〜20時54分 女子SP
◇12月22日(土) 16時25分〜20時54分 男子SP
◇12月23日(日) 17時4分〜21時11分 女子FS
◇12月24日(月) 17時4分〜21時11分 男子FS
◇12月25日(火) 開演17時〜終了20時 エキシビション
エキシビションは「オールジャパン メダリスト・オン・アイス2018」として行われます。
予定は変更になることがありますので、かならず確認してください。
◆全日本フィギュア選手権2018テレビ放送(予定)
フジテレビ系列で放送されます。
◇12月21日(金) 19時〜20時54分 女子SP
◇12月22日(土) 19時〜20時54分 男子SP
◇12月23日(日) 19時〜21時15分 女子FS
◇12月24日(月) 19時〜21時30分 男子FS
◇12月25日(火) 24時25分〜25時25分(録画) エキシビション
予定は変更になることがありますので、かならず確認してください。
放送時間の延長もありえるようです。
(2018年12月12日執筆)
◆書き加え(12月12日)
高橋大輔は、今シーズンに限定した現役復帰と語っていました。
若い選手の成長の機会を奪いたくないという思いからでしょう。
あるいは、やさしい人柄なので遠慮からでしょう。
私は自分のなかにやりたい気持ちがあるうちはやったほうがいいと考えます。
はっきり言って、十代後半の選手が大ベテランを超えられないようでは今後の活躍は見込めません。
フィギュアスケーターは選手寿命が短い。
が、採点ルールの改定もあり30代前半の選手でも現役を続けられる可能性が出てきました。
フィギュアスケートはもっと大人のスポーツになっていい。
今年の全日本選手権は高橋大輔の円熟した演技を堪能できることがとても楽しみです。
むろん選ばれたら躊躇せず、世界選手権に出場してほしい。
◆書き加え(12月14日)
ウェブで織田信成は現役復帰が可能という記事を見つけました。
例のジャパンオープンで記録した176.95点の滑りを取り上げたものです。
非公認記録ながら、羽生結弦が9月のオータムクラシックで出した165.91点を大きく上回りました。
どうやら4回転トウループも跳びました。
記者は現役時代より「いまのほうがより強く、よりうまくなっている」としています。
当時はいったい何をやっていたのだと思わないわけでありませんが、織田信成がコンディションを整えて全日本選手権に臨めば確実に表彰台に立てそうです。
ぜひ来シーズンにチャレンジしてほしい。
◆書き加え(12月14日)
アイスショー「クリスマス・オン・アイス2018」が行われ、トリノ五輪金メダリストの荒川静香、織田信成、村上佳菜子らが出演しました。
近年は高橋大輔が中心となっていましたが、今年は全日本選手権へ向けて追い込みに入っていてナレーション(音声)での出演に留まりました。
2010年バンクーバー五輪銅メダリスト、大一番に臨む高橋大輔に織田信成は「完璧な演技で大勢を魅了してほしい」、荒川静香は「自分が納得のいくスケートができることを願っている」、村上佳菜子は「やり切ったと思える演技をしてほしい」とエールを送りました。
◆書き加え(12月16日)
昨年は平昌五輪の代表最終選考会を兼ねていましたから、ファンはもとより国民の関心が高まりました。
しかし、「今年は・・・」と案じていたら、女子シングルは紀平梨花の大ブレイクで高視聴率が見込めます。
羽生結弦の欠場で大幅な低下が避けられなかった男子シングルも高橋大輔の出場で何とか補えそうです。
フジテレビは救世主の登場でほっとしていることでしょう。
◆書き加え(12月20日)
高橋大輔が公式練習を行い、4回転トウループを跳び、しかも決めています。
トリプルアクセル、3回転のコンビネーションジャンプなども決めています。
周囲が「先輩、まじっすか」といったかどうかは不明ですが、しっかりとコンディションを整えて表彰台を狙っています。
私は滅茶苦茶楽しみです・・・。
◆書き加え(12月20日)
SPの滑走順が決まり、おもな選手は次のとおりです。
◇宇野昌磨 18番
◇田中刑事 20番
◇高橋大輔 22番
◇友野一希 24番
1つ置きです。
男子シングルは有力選手そのものを思い浮かべられません。
◆書き加え(12月22日)
先ほどSPが終わりました。
1位 宇野昌磨(18番滑走)
102.06点(56.81点 45.25点 0.00点)
2位 高橋大輔(22番滑走)
88.52点(43.38点 45.14点 0.00点)
3位 島田高志郎(2番滑走)
80.46点(44.22点 36.24点 0.00点)
4位 田中刑事(20番滑走)
79.32点(41.13点 39.19点 1.00点)
7位 友野一希(24番滑走)
73.09点(36.33点 37.76点 1.00点)
※点数はSP(TES、PCS、減点)です。
宇野昌磨は日本王者の実力どおりでした。
とてもいい出来でした。
4年振りに現役に復帰した高橋大輔が貫録を見せています。
私は宇野昌磨と高橋大輔のPCS(演技構成点)が並んでいることに衝撃を覚えます。
「お帰りなさい点」がちょっぴり加味されている気がしないでもありません。
ただし、魅了する力はさほど衰えていません。
大きな歓声と拍手に包まれており、うれしかったことでしょう。
私は島田高志郎を名前くらいしか知りません。
3本のジャンプをすべて決めました。
(この選手は2番滑走なので見ていません。)
TES(技術要素点)は2位の高橋大輔を上回りますが、演技構成点がきわめて低い。
先日の「ジュニアGPファイナル3位は自信になった」と語っています。
このまま表彰台に留まれるかどうか。
田中刑事は4回転ジャンプをほどんど決められません。
昨年は会心の演技を見せて2位になり、五輪代表に選ばれています。
3位の島田高志郎とは僅差ですが、表彰台に届くかどうか。
この選手はメンタルが弱いという印象があります。
友野一希は補欠繰り上げだったとはいえ、世界選手権の3枠確保に貢献しておきながら、何をやっているのでしょう。
「自分を裏切るような演技をしてしまった」とうなだれました。
FSで巻き返すほかにありませんが、4回転ジャンプを決められないので表彰台はかなり遠い。
中村優は 77.11点で5位、鍵山優真は 74.51点で6位です。
直前の6分間練習で負傷した宇野昌磨が気がかりです。
久し振りに破綻のない演技を見せてくれましたので、FSでもおおいに期待していますが、どうなりますやら・・・。
FSの滑走順抽選が行われ、SP1位の宇野昌磨が22番、2位の高橋大輔は23番、3位の島田高志郎が最終24番になりました。
「島田高志郎」という名前は高い志を持つ男子であってほしいとの願いが込められているのでしょうか。
◆書き加え(12月24日)
高橋大輔の全日本王者返り咲きは気の毒
宇野昌磨は前日の公式練習に姿を現していません。
関係者が「大事を取って休養する」と説明しています。
ホテルで安静にしていて病院に行っていないということですから棄権はないでしょう。
が、状態がかなり心配です。
羽生結弦が3年連続で全日本選手権を欠場しているとはいえ、3連覇を成し遂げれば立派です。
⇒2018年12月6日「羽生結弦に3年連続特例など問題外、全日本フィギュア2018」はこちら。
宇野昌磨はぶっつけ本番でFSに臨むことになります。
ジャンプ構成の難度を落とし、大きなミスを避けることを第一にしてほしい。
絶対にありえないと思いますが、転倒などが相次いで2位になるようだと、32歳で日本王者に返り咲いてしまう高橋大輔が気の毒です。
そういう展開はいかんでしょう。
また、こちらもクリスマス・イヴにあまりにぶざまな演技を見せられると興ざめです。
女子選手は手に汗を握る熱戦を繰り広げてくれました。
男子選手も負けるなよ!
◆書き加え(12月24日)
宇野昌磨は全日本3連覇を諦めて棄権せよ
宇野昌磨が公式練習に2日ぶりに現れました。
始めはほとんどジャンプを跳ばず、リンクの周りをゆっくり滑りました。
右足の状態と氷の感触を確かめる程度でしょうか。
その後、アクセルのタイミングを幾度か確かめていますが、実際には跳んでいません。
FS「月光」の曲かけ練習ではジャンプもスピンも回避し、ステップに留めています。
なお、コーチと入念に話し合った後にトリプルアクセルを数本、4回転トウループを1本かろうじて降りたようです。
この記事から推察するとかなり悪そうで心配です。
右足に体重をかけられないか、体重をかけると重大な負傷を招くかいずれかでしょう。
北京五輪で金メダルを目指しているはずなので全日本選手権3連覇を諦めて、棄権したほうがいい。
自分自身が悔しいという気持ちとファンに申し訳ないという気持ちを置き、選手生命を守ることを第一にすべき。
選手が滑れない状態で滑るなどもってのほか。
メディアも関係者もファンも称えていけない。
コーチとスケート連盟は止めなくちゃダメだ。
◇◆◇
高橋大輔に関するブログは以下のとおり。
⇒2018年11月3日「高橋大輔、西日本選手権1番滑走から全日本選手権へ」はこちら。
⇒2018年10月9日「高橋大輔、復帰戦ぼろぼろ演技にやばっ」はこちら。
⇒2018年10月7日「高橋大輔、緊張MAX、現役復帰初戦「近畿選手権」」はこちら。
⇒2018年7月3日「おじさんスケーター・高橋大輔、無謀な挑戦」はこちら。
⇒2018年7月2日「高橋大輔がワオ、32歳での現役復帰」はこちら。
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