高橋大輔復帰戦は近畿選手権
4年間のブランクを埋める

フィギュアスケート男子シングルの高橋大輔。
2010年バンクーバー五輪銅メダル、2010年世界フィギュアスケート選手権金メダル、2012年グランプリ(GP)ファイナル金メダルはいずれも日本男子初の快挙です。
2014年10月に現役引退を表明してからも闘争本能は失われていませんでした。

満たされない思いがずっとくすぶる

2018年7月1日に記者会見で現役復帰を宣言しました。
目に光が宿り、表情に輝きが戻っていました。
プロスケーターとしてアイスショーで滑りを見てもらう喜びはあるとしても、アスリートとして完全に燃焼できたわけでありませんでした。
満たされない思いがずっとくすぶっていたのでしょう。

「フィギュアスケートが軸にないとダメ」と語っています。
現役復帰は長い人生を見据え、自分らしく生きていくうえで通らなければならない道だったのです。
テレビの仕事などを通じて全日本フィギュアスケート選手権で戦う多くの選手と接し、「勝てなければ現役をやめるべき」というそれまでの考えが変わりました。
無謀は承知のうえで、勝ち負けにこだわるのでなく、自らを納得させるために競技(試合)に挑みます。

高橋大輔に追い風となるルール変更

フィギュアスケートはルール変更により出来栄え重視の採点となります。
スケーティングと表現に自信のある選手に有利に働きます。
フリースケーティング(FS)の競技時間が30秒短くなることもベテランの選手に有利に働きます。
(4分間でジャンプが7本に抑えられます。)
ルール変更が高橋大輔に現役復帰を促したわけでありませんが、追い風となることは確かです。

しかし、今シーズンも五輪2連覇の羽生結弦、2018年平昌五輪銀メダルの宇野昌磨、2018年世界選手権優勝、米国のネイサン・チェン、2017年世界選手権3位、中国の金博洋の4強を中心に回ります。
高難度ジャンプの得点の比重が大きいことに変わりありません。
高橋大輔が4年間のブランクを埋めるのは大変ですが、4回転ジャンプを跳んでいるようです。

category:高橋大輔ブログはこちら。

羽生結弦、宇野昌磨と最終組で滑る

高橋大輔は全日本選手権への出場を最大の目標に掲げています。
予選を兼ねた近畿フィギュアスケート選手権が復帰戦です。
その先の西日本フィギュアスケート選手権も突破しなければなりません。
羽生結弦、宇野昌磨と同じ最終組で滑りたいと語りました。
が、あくまでも一年限定の3本勝負とのこと。

高橋大輔は後輩に配慮を示しているのか、実質残り1枠の国際大会への出場は考えていません。
私は世界選手権、さらに2022年北京五輪を目指してほしい。
若い選手にむしろ刺激を与えることになると思います。
はっきり言って、おじさんスケーター・高橋大輔を超えられないようでは世界の舞台での活躍は到底望めません。
(この競技種目では32歳は十分におじさんです。)
次世代は羽生結弦と宇野昌磨との距離が開きすぎです。

おばさんスケーターの滑りも見たい

高橋大輔は長年師事した長光歌子コーチのもとで4月から練習を再開しています。
体は5キログラムも絞りました。
ショートプログラム(SP)はまだですが、フリースケーティング(FS)は曲が決まっています。
「30代でも成長できるという姿を12月に見せられるようにしたい」。
勝負を別にし、わくわくします。

私は高橋大輔の現役復帰で、おばさんスケーターの滑りも見たくなりました。
いまでも二人は別格と信じて疑いません。

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高橋大輔に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年7月2日「高橋大輔がワオ、32歳での現役復帰」はこちら。

⇒2017年2月14日「高橋大輔に現役復帰のサプライズはあるのか」はこちら。

⇒2016年12月29日「高橋大輔はこちんこちんでいいのか」はこちら。

⇒2014年10月19日「高橋大輔から小塚崇彦へ」はこちら。

⇒2014年10月16日「高橋大輔、人を楽しませる天才」はこちら。

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