私が一番多く訪れる地方都市は「福岡」です。
といっても、かならず新幹線「のぞみ」で往復しますので、福岡より「博多」と呼ぶほうがしっくりきます。

今年もまた九州生産性本部の九州生産性大学で「ソリューション営業強化コース(旧称:提案営業実践コース)」が開催されます。
景気の回復基調が定着し、営業は多忙を極めています。
というわけで、17日間コースを今年から13日間コースに短縮して実施します。
それでも公開スタイルの営業セミナーとしてはおそらく日本最長になります。

私は来週早々に福岡へ向かいますが、インターネット上の情報によれば5月13日前後に大地震の発生が予想されています。

警告を発しているのは、これまでに大地震の予測を的中させた実績を持つ立命館大学の高橋学教授です。
「博多・北九州周辺でM5〜6以上(最大震度7クラス)の大地震に見舞われる可能性が高い」と注意を促しました。

現時点で「地震予知」は相当難しいはずです。
今回の警告は過去のデータと照らし合わせたうえでの科学的な判断でしょう。
要は、事例の詳細な分析から導き出した結論です。
1995年阪神・淡路大震災、2004年新潟県中越地震、2011年東日本大震災、2016年熊本地震のいずれのパターンとも合致しています。
だから、私はとても恐怖を感じます。

九州では火山が噴火し、博多周辺では小規模な地震が頻発していました。
高橋学教授は今回、玄界灘から博多湾を経て福岡県の内陸部まで延びる断層が動くと見ているようです。
博多の真ん中を貫いているために、下からどーんと突き上げる直下型地震になります。
この辺りの地盤がきわめてゆるいために、深刻なダメージを受けるかもしれないと心配しています。
(東京の湾岸部も同じだそうです。)

高橋学教授は、地震の場所や日時よりも規模の予測のほうが断然難しいとしています。
しかし、万が一(最大震度7クラス)に備え、頭のなかで避難シミュレーションをすることを奨めています。

私はいつだったか、地震の影響で「のぞみ」が関門トンネルのなかで長く停車した経験があります。
その間ずっと水圧のような「重苦しさ」を感じて不気味でした。

大地震が起こらなければいいのですが、九州全体で地殻変動が活発になっているのは確かです。
(依然として熊本は揺れています。)

恐ろしい!

◆書き加え(5月14日)

いま13日午後12時を回りました。
きょうは大丈夫でした。
このまま何もないといいのですが・・・。

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