事業内容の健全性を疑問視する声もあったが、「横浜DeNAベイスターズ」が誕生した。
DeNAの春田真会長が取締役オーナー、池田純執行役員が代表取締役社長になる。
42歳のオーナー、35歳の社長はともに球界最年少。
新たなファン層の開拓など、球界の活性化も期待されている。

横浜ベイスターズは4年連続最下位。
主催試合の観客数はおおよそ百十万人で、12球団最低。
ファンが口をそろえて望むのは、「とにかく強くなってもらいたい」。
横浜に暮らす私もそう思う。

春田真は記者会見で、来季に最下位脱出、3年以内にCS進出、5年以内に優勝と抱負を語った。
が、ことは簡単でない。

ついては、チーム編成の責任を担うゼネラルマネジャー(GM)に、北海道日本ハムファイターズでGMを務めた前東京ヤクルトスワローズ監督の高田繁を迎える。
監督に、横浜ベイスターズに2007年から3年間在籍した工藤公康を迎える。

しかし、監督はどうだろう?
工藤公康がその能力や手腕を持たないという意味でない。
未知数なので、チームが抱える「課題」に則した選択といえない。
親会社はプロ野球に初参入であり、もっとも必要なのは経験である。
とくに監督としての優勝の実績だ。
工藤公康は私が尊敬する野球選手の一人、念のため。

私は、中日ドラゴンズを退団した落合博満が適任と考える。
負け癖の染み付いたチームを比較的短期間で鍛えあげるのでないか・・・。
春田真は先の抱負が本気なら、迷わずにそうすべきだ。

⇒2011年9月27日「落合博満は横浜ベイスターズの監督就任へ…5年で立て直し」はこちら。

横浜DeNAベイスターズは読売ジャイアンツ(巨人軍)を退団するアレックス・ラミレス外野手の獲得に乗り出すらしい。
しかし、FA宣言した村田修一内野手(三塁手)の慰留がうまくいかないと、むしろ戦力は落ちる。
チーム立て直しの前途は多難である。

                      ◇◆◇

横浜ベイスターズに関するブログは以下のとおり。

⇒2011年11月5日「横浜DeNAベイスターズ、原辰徳監督就任、菅野智之1位指名なら人気回復!」はこちら。

⇒2011年10月25日「横浜モバゲーベイスターズ、新庄剛志監督就任…人気回復優先」はこちら。

⇒2011年10月23日「菅野智之は横浜と巨人が指名…ドラフト会議12球団1位予想」はこちら。

⇒2011年9月27日「落合博満は横浜ベイスターズの監督就任へ…5年で立て直し」はこちら。

⇒2010年5月1日「尾花高夫、横浜ベイスターズを再生」はこちら。

Copyright (c)2011 by Sou Wada

人気ブログランキング←応援、よろしく!