最新の世論調査によれば、民主党新政権、鳩山由紀夫新内閣に対して期待を寄せる国民は75パーセント近く。
再建屋雑記帳0771驚異的な数字!
衆院選で自民党に一票を投じた人でさえ、いまの世の中を何とか変えてほしいと願っている証にほかならない。

私は小選挙区で自民党の候補者、比例代表でみんなの党に投票したこともあり、新政権に過度の期待を抱いていない。
当面、暮らしにプラス、経済にマイナスと考える。
民主党新政権は、ムダの徹底排除により生活修復のための財源確保が可能だとしている。
が、私は、新政権がしばらく継続したなら、高負担・高福祉路線が鮮明になっていくように思う。
再建屋雑記帳0772大多数の国民にとり優しい社会を目指している。
経済の活力は損なわれるかもしれないが、生活水準の下落を受け入れ、皆で貧乏を分かち楽しむ。
まさに「友愛」の精神。
堺屋太一による日本の近未来予想の2パターンのうち「アジアの片田舎になる」というシナリオも立派な選択肢でないか。
世界経済から退場し、気楽に仲よく生きるのだ。

話を戻そう。
私は、民主党に多くを望まない。
政権担当能力の問題もさることながら、日本の状態がきわめて深刻であり、ちょっとやそっとで立て直せないと考えているからだ。
再建屋雑記帳0773あまり欲張ると中途半端で終わりそうなので、マニフェストの一部をやり抜いてくれればよい。

何といっても「日本の大掃除」。
先日のブログ「民主、国の財布をのぞく」で述べたとおり、民主党が違った観点から国の財布を検める。
やはり先日のブログ「民主、マニフェスト撤回も…」で述べたとおり、戦後長らく続いた自民党政権の膿を出す。
この2点だけでも画期的であり、野党による政権交代の意義は十二分!

Copyright (c)2009 by Sou Wada

人気ブログランキング←応援、よろしく!