2009年(第26回)の流行語大賞は「政権交代」に決まった。
これは国民の多くが予想したとおり。
年間大賞の選考は簡単だったのでは…。
民主党政権、鳩山内閣の支持率は一時より低下したものの、依然として高水準をキープしている。

先の衆院選における民主党の1丁目1番地の主張は、「国民を幸せにするが、そのためにカネは追加で出さなくてよい」。
ところが、3カ月もしないうちに自信満々だった財源確保が何の根拠もなかったことが露呈した。
それどころか来年度の財政不足(赤字)は過去最大規模に達するのは間違いない。
このブログで再三述べたとおり、世の中にそんなうまい話はどこにもない。
まったくのデタラメ。

とはいえ、政権交代により、自民党しか知らなかった有権者が民主党から学んだことが多いのも事実である。
私は、政治家が一生懸命に働く姿を初めて見た。
ときに感動すら覚える。
後に振り返り、2009年が日本の再生へ向けた第一歩だった。
そんな判断が下されることを、私は切に願う。
トップテンには「事業仕分け」や「脱官僚」も入り、政治色がわりと出ている。
それだけ私たちの目が今年一年、政治に注がれた証だろう。

なお、恒例の「ユーキャン新語・流行語大賞」は、一年間の世相をもっとも色濃く反映した話題の言葉に贈られる
主催は「現代用語の基礎知識」でお馴染みの自由国民社。
その大賞審査委員会と大賞事務局が選考した。
ここでも民主圧勝!

ノミネート60ワードのなかに、「エコポイント」「派遣切り」「貧困」「裁判員制度」「ばらまき」「ぼやき」「育成選手」「こども店長」「婚活」「侍ジャパン」「新型インフルエンザ」「草食男子」「ファストファッション」「弁当男子」などが含まれていた。
考えるまでもなく「政権交代」が大賞だ。
野党によるそれは、戦後初。

                       ◇

民主党政権、鳩山内閣に関わる一連のブログは以下のとおり。

⇒8月17日「郵政4分社見直し…共通政策」はこちら。
⇒8月18日「カネで1票を買う…選挙戦スタート」はこちら。
⇒8月19日「有権者を愚弄する選挙戦…党首胸算用」はこちら。
⇒8月27日「波乱なし、衆院選」はこちら。
⇒8月28日「民主党の獲得議席はどれくらい?」はこちら。
⇒8月29日「神奈川7区鈴木馨祐、比例みんなの党」はこちら。
⇒8月30日「「自民党をぶっ壊す」が今日完結!」はこちら。
⇒8月31日「民主議員に戸惑い、怯えの表情…」はこちら。
⇒8月31日「民主議員のつまらなさ!」はこちら。
⇒8月31日「民主、マニフェスト撤回も…」はこちら。
⇒9月1日「民主、国の財布をのぞく」はこちら。
⇒9月3日「なぜ景気は悪いのか?」はこちら。
⇒9月4日「小沢民主、参院選まっしぐら!」はこちら。
⇒9月4日「霞が関、激震走る!」はこちら。
⇒9月6日「散財する政治家がいなくなった…」はこちら。
⇒9月17日「鳩山新内閣の船出に思う」はこちら。
⇒9月18日「鳩山内閣への熱狂的期待値!」はこちら。
⇒9月18日「お見事、鳩山政権の気持ちよさ!」はこちら。
⇒9月21日「鳩山内閣、わずか1年の命!」はこちら。
⇒9月27日「哀れ、野党総裁選はひっそり投開票」はこちら。
⇒9月28日「河野太郎、みんなの党と新党立ち上げ」はこちら。
⇒10月3日「景気降下…野党感覚で発言する閣僚」はこちら。
⇒10月5日「予算白紙、執行停止で景気急降下?」はこちら。
⇒10月20日「景気悪化…鳩山内閣、年内にも試練!」はこちら。
⇒10月21日「民主政権下、雇用は危険水域に突入!」はこちら。
⇒10月22日「小泉内閣も真っ青の独断専行振り!」はこちら。
⇒10月23日「公共事業、厳格精査、軒並み白紙へ」はこちら。
⇒11月12日「事業仕分け作業…壮絶バトル公開!」はこちら。
⇒11月19日「現世代は友愛、次世代は憂哀」はこちら。

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