私はこのところ新聞ほかニュースにろくに触れられない。
「貧乏暇なし」という表現がぴったり。
2009年衆院選、戦後政治のどん詰まりのさなか、野党第1党による「政権交代」が起こった。
有権者が真剣に考えた結果だが、それは歴史的必然でもあったろう。
日本は財政破たん国家の道をまっしぐらに突き進んでおり、それまでの政策運営の延長でいいはずがない。
私たちにとり政権交代はとても貴重な経験だった。
選挙前は自民党に不満、民主党に不安と言われた。
そして、選挙後は民主党に失望、自民党に絶望と言われている。
民主党のマニフェストは無謀だったので、当然!
このブログで幾度か述べたとおり、私は政治の混乱は長く続くと考えていた。
やはり政権交代は地殻変動のプロローグにすぎなかった。
最近、小粒の新党が生まれている。
自民党出身の国会議員、それも長老がつくった「たちあがれ日本」。
が、国会議員に留まらず、地方自治体の首長、つまり日本全体を巻き込んだうねりになりつつある。
それは日本沈没の予兆なのか。
それとも日本再生の萌芽なのか。
いまは吹き出物としての新党にすぎない。
しかし、日本の政治と社会を変える大きなムーブメントに高まる可能性がまったくないわけでない。
たちあげれ日本を支援する石原慎太郎都知事は、「年寄りこそこの国の将来を真剣に憂えている」と語気を強めた。
確かに、日本が置かれた状況は厳しさを通り越し、絶望的と呼べよう。
⇒2010年4月5日「舛添要一と渡辺喜美が、あなたの党」はこちら。
⇒2010年4月6日「苦戦議員の駆け込み寺としての新党」はこちら。
◇
このブログで幾度も取りあげた「日本航空(日航、JAL)」の経営破たん。
ようやく再建へ向けて動き出した。
わずか3年の猶予。
事実上、政府が管理する。
ならば、政府もこれにならった措置を自らに講ずるべきだ。
日本の財政は日航よりもっと深刻な状態なのだから、大ナタを振るうしかない。
Copyright (c)2010 by Sou Wada
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「貧乏暇なし」という表現がぴったり。
2009年衆院選、戦後政治のどん詰まりのさなか、野党第1党による「政権交代」が起こった。
有権者が真剣に考えた結果だが、それは歴史的必然でもあったろう。
日本は財政破たん国家の道をまっしぐらに突き進んでおり、それまでの政策運営の延長でいいはずがない。
私たちにとり政権交代はとても貴重な経験だった。
選挙前は自民党に不満、民主党に不安と言われた。
そして、選挙後は民主党に失望、自民党に絶望と言われている。
民主党のマニフェストは無謀だったので、当然!
このブログで幾度か述べたとおり、私は政治の混乱は長く続くと考えていた。
やはり政権交代は地殻変動のプロローグにすぎなかった。
最近、小粒の新党が生まれている。
自民党出身の国会議員、それも長老がつくった「たちあがれ日本」。
が、国会議員に留まらず、地方自治体の首長、つまり日本全体を巻き込んだうねりになりつつある。
それは日本沈没の予兆なのか。
それとも日本再生の萌芽なのか。
いまは吹き出物としての新党にすぎない。
しかし、日本の政治と社会を変える大きなムーブメントに高まる可能性がまったくないわけでない。
たちあげれ日本を支援する石原慎太郎都知事は、「年寄りこそこの国の将来を真剣に憂えている」と語気を強めた。
確かに、日本が置かれた状況は厳しさを通り越し、絶望的と呼べよう。
⇒2010年4月5日「舛添要一と渡辺喜美が、あなたの党」はこちら。
⇒2010年4月6日「苦戦議員の駆け込み寺としての新党」はこちら。
◇
このブログで幾度も取りあげた「日本航空(日航、JAL)」の経営破たん。
ようやく再建へ向けて動き出した。
わずか3年の猶予。
事実上、政府が管理する。
ならば、政府もこれにならった措置を自らに講ずるべきだ。
日本の財政は日航よりもっと深刻な状態なのだから、大ナタを振るうしかない。
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