小学生がタイムを競う「30人31脚」の番組をやっていた。
年末のこと。
私は一部分を視聴。
全国大会への進出をかけてレースに臨み、敗れて涙を流す子どもたちの姿が映し出された。
私は、美しいと思った。
我が身を振り返り、悔し涙を流したことがない。
自分ではかなり頑張ってきたつもりだった。
しかし、限界と戦っていなかったのか。
意識はしていなくても、一歩手前でブレーキをかけている?
私が悔し涙を流したことがないもう一つの理由は、原則として個人の世界で生き、働いてきたからだろう。
チームや組織で困難な目標に立ち向かった経験がない。
一人は他責にできない。
厳しいのは確かだが、自分で結果を受け止めればよい気楽さがある。
ところが、皆で力を合わせて取り組むタスクは、そうはいかない。
自分のちょっとした弛みやしくじりのせいで、成果を上げられないどころか台無しにしてしまう。
皆が真剣であるほど申し訳なく、もっと厳しい。
ここから、一人は皆のために、皆は一人のためにという言葉が生まれたのか。
30人31脚のチーム編成のルールはどうなっているのか分からない。
だが、メンバーが進んで集まったクラブ活動と異なり、各人の意識も能力もバラバラ。
チームとしてまとまるのは非常に難しそうだ。
しかも、基礎的な練習の積み重ねが大事になる。
それは恐らく単調で地味で、その分だけきつい。
レースに対する温度差を乗り越えなくては全国大会に進出できない。
本気で悔しがる。
ありそうでない。
例えば、売り上げが目標に届かなくても、だれも本気で悔しがらない会社や職場が少なくない。いや、多い。
全員に連帯感が薄く、各人に使命感が乏しい。
白けた空気が流れる。
本気で悔しがれるのは、本気で取り組んだ証である。
本気で悔しがる生き方、働き方ができるのが、ごく一握りの成功者なのだ。
Copyright (c)2009 by Sou Wada
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私は一部分を視聴。
全国大会への進出をかけてレースに臨み、敗れて涙を流す子どもたちの姿が映し出された。
私は、美しいと思った。
我が身を振り返り、悔し涙を流したことがない。
自分ではかなり頑張ってきたつもりだった。
しかし、限界と戦っていなかったのか。
意識はしていなくても、一歩手前でブレーキをかけている?
私が悔し涙を流したことがないもう一つの理由は、原則として個人の世界で生き、働いてきたからだろう。
チームや組織で困難な目標に立ち向かった経験がない。
一人は他責にできない。
厳しいのは確かだが、自分で結果を受け止めればよい気楽さがある。
ところが、皆で力を合わせて取り組むタスクは、そうはいかない。
自分のちょっとした弛みやしくじりのせいで、成果を上げられないどころか台無しにしてしまう。
皆が真剣であるほど申し訳なく、もっと厳しい。
ここから、一人は皆のために、皆は一人のためにという言葉が生まれたのか。
30人31脚のチーム編成のルールはどうなっているのか分からない。
だが、メンバーが進んで集まったクラブ活動と異なり、各人の意識も能力もバラバラ。
チームとしてまとまるのは非常に難しそうだ。
しかも、基礎的な練習の積み重ねが大事になる。
それは恐らく単調で地味で、その分だけきつい。
レースに対する温度差を乗り越えなくては全国大会に進出できない。
本気で悔しがる。
ありそうでない。
例えば、売り上げが目標に届かなくても、だれも本気で悔しがらない会社や職場が少なくない。いや、多い。
全員に連帯感が薄く、各人に使命感が乏しい。
白けた空気が流れる。
本気で悔しがれるのは、本気で取り組んだ証である。
本気で悔しがる生き方、働き方ができるのが、ごく一握りの成功者なのだ。
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