コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

CI企画書

新商品開発・新事業開発・新会社開発

お世話になります。
和田創でございます。

私は危機感や変革志向、事業意欲が強い社長の個別相談に応じながら、おもに新商品・新事業・新会社の開発に当たっています。
業績の伸び悩みや低迷に直面する内需・地場の中小・中堅企業が中心になります。
私はいずれにおいても成功まで寄り添うことを信条に、営業現場で売れて儲かるところまでレールを敷いています。

ところで、新会社の立ち上げに不可欠なのがCIです。
企業のシンボルマークとロゴタイプの制作といえます。
私は、デザイナーとともに渾身の知恵を絞っています。
この苦労も社長の笑顔で報われますが…。

「企画と企画書ができるまで」の記事をアップしました。
ぜひご覧ください。

スーパーベーシックな「CI企画」はこちら。

楽しい会話や豊かな交流のなかで「企画」が育まれ、「企画書」にまとまる過程を実況中継で伝えています。

Copyright (c)2015 by Sou Wada

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CI企画ができるまで

「CI企画とCI企画書ができるまで」の記事をアップしました。
ぜひご覧ください。

スーパーベーシックな「CI企画」はこちら。

この記事は、私・和田創の第一作『企画の愉しみ』(日本実業出版社)に収めた原稿です。
1992年の刊行から20年以上が経過しました。
この間、ビジネスは進化し、企画も進化したはずです。
しかし、人間が考える行為が中心となる企画の本質はそれほど変わっていません。
皆さまに「企画と企画書ができるまで」を感じ取っていただきたいと思い、手を加えずに掲載しました。
楽しい会話や豊かな交流のなかで「企画」が育まれ、「企画書」にまとまる過程を実況中継で伝えています。

この記事は、私がかつて講師を務めた企画力養成・創造性開発の公開セミナーや企業研修のテキスト(教材)にサンプル付きで盛り込みました。

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百万人の企画講座9…CI企画

経営と人生の名言0192☆☆☆☆LESSON8

アイデンティティを語ろう
CI企画の愉しみ

◇登場人物
夢二夢二 「視覚芸術愛好会」会長 平成高校2年生
田川 「視覚芸術愛好会」副会長 平成高校2年生
正木 「視覚芸術愛好会」書記 平成高校2年生
正木
この章では、夢二が主宰する「視覚芸術愛好会」が共通の理念を自覚し、その具現化を図ろうとする過程を通じて、CI企画の立て方を学びます。
田川
               ************

成功教本0192「自分達らしさ」のアピール

●対外イメージ
夢二の高校ではサークルを活動実績や規模により、「部」「同好会」「愛好会」とランク分けしている。
正 木 どうだった? 予算会議。
夢 二 ダメ。要求額の半分以下だった。愛好会の弱さだね。
田 川 うちのサークルって、結局のところ好きものの寄せ集めみたいに見られてるのよね。発表の場所を借りるのさえ一苦労だしね。
入門講座 企画の愉しみ―おもしろく覚える企画書作法●リクルーティング
夢 二 愛好会は不利なんだよ、こういう時にさ。早くメンバーを増やして、せめて同好会にでも昇格しなくちゃ。
正 木 そうか。もうちょっと外から見えるイメージを大切にしていかないといけないのかな。
夢 二 そうだね。来年の新入会員獲得のこともあるし…。
●サークルの意義
田 川 何より、うちのポリシーが確立してないのは問題よね。個人ごとの創作活動はうまくいくんだけど、共同制作になると、いつも意見の対立とかでポシャっちゃう。
正 木 それは仕方がないんじゃない? みんな芸術家としてのポリシーがあるんだから。
田 川 だったら、サークルにする意味がないわ。個人じゃできない創作をするためにサークルをつくったんだから。
社長セミナー1
「知性」が足りない

●設立時の理念
正 木 そもそも何をしようとして設立したんだっけ?
夢 二 いろんなジャンルで創作活動をしてる人間が集まって、ガンガン共同制作をしようっていうのが、設立の時の理念なんだけどね。
田 川 結局いつも喧嘩別れしちゃってるじゃない?
●現状の問題点
夢 二 そうなんだよ。バカバカしい話だけど…。みんな、もうちょっと賢くならなきゃいけないな。
田 川 「知性」が足りないのよね。
正木正 木 ちょっと違うだろ?
●改革のポイント
田 川 違わないわよ。共同制作ができるっていうメリットで集まったんじゃないの。個人としてのポリシーがあるのは分かるけど、そこをもうちょっと抑えて…。
正 木 個人の芸術的ポリシーを押さえ込んじゃうのかい?
田 川 そうじゃなくて、共同制作をするために、自分のポリシーをどう生かしていくかって考えてほしいのよ。
夢 二 そうだな。それをメンバーに強調する必要があるな。
田 川 自分のポリシーをゴリ押しするんじゃなくて、それを生かして、共同でより次元の高い創作活動ができるくらいの「知性」が必要だってこと。

経営と人生の名言0193志を表明する

●スローガン
夢 二 よし、分かった。明快な標語をつくろう。
田 川 標語って、何だか堅苦しくない?
夢 二 じゃ、何て言うんだ。
田 川 サークルのポリシーとか…。
夢 二 いや、ポリシーはもうある。「もっともトータルな視覚表現の創造を追求する」っていうのを、設立の時に決めただろ。これを実行するための標語だよ。
田川田 川 スローガンのようなものね。
●内部アプローチ
正 木 ポリシーはあるけど、いつも議論段階でポシャることが多いじゃないか。だからもっと実現性を高めていった方がいいと思うなぁ。
夢 二 一貫したポリシーと、それを支える行動力か。
田 川 それと知性ね。みんなに「もっと知性的になろう」と呼びかけましょうよ。
●外部アプローチ
正 木 外に対しても「我々はこれから知性的になります」って宣言してさ。
田 川 それじゃ「今はバカですけど」って言っているようなものじゃない。
正 木 だから「それを行動に移せます」って一緒に言うんだよ。
経営教本1
CIに目覚める

●集団パワーの基盤
夢 二 じゃ、この辺で話を整理してみよう。このサークルのパワーをつくるベースは…。
正 木 個人のポリシーじゃないかな。まず、そのエネルギーがあることが前提だよ。
夢 二 そうだな。で、それを束にするわけだ。
田 川 そう。そうやって、目指すものをつくるんだから。
「提案営業」成功の法則―9のステップで身につける至高のノウハウ●究極の目標
正 木 目指すものは何?
田 川 つくりたいもの、っていうことでしょう?
夢 二 それだとしたら「もっともトータルな視覚表現」だよ。
田 川 で、それを実現するために、ありとあらゆる表現方法の存在を許して、それを積極果敢に取り込んでいくってことね。
正 木 かっこいいよなぁ、何だか。
●CIの概念
夢 二 これを内部に徹底させるのも重要だけど、外部にもちゃんとアピールしていかないとな。
田 川 いずれ他のサークルとか学校ともジョイントすることを考えてるんでしょ。
正 木 ポスターか何かつくって貼り出す?
夢 二 いや、それだけじゃ能がない。もっと徹底的にやろう。

経営と人生の名言0194考えるサークルへ

●位置付けの見直し
夢 二 今までうちは創作サークルっていう位置付けだったけれど、これからは研究サークルということにしよう。
田 川 創作活動をやめちゃうの?
夢 二 いや、創作活動は個人のものを含めて、このサークルでは「研究発表」という位置付けにするんだ。
●戦略の統合
田 川 そうよね、創作に携わっていないメンバーもいることだし。彼らの立場がなかったもんね。
正 木 オレとかな。
田 川 正木さん達は評論活動が中心だから。
夢二夢 二 さしあたり、正木派は評論部門ってとこかな。
正 木 そうだな。作品の批評を通じて作者にフィードバックしていくのが役目だから。
田 川 で、その評論活動の成果が次回の作品となって現われるということね。
夢 二 共同研究のイメージがはっきりしてきたな。
田 川 私の周辺なんか立体創作派じゃない? 舞台芸術とかで自分でステージに立つこともあるから、バックに信頼できる批評機能があれば、自己確認もできる。
夢 二 批評機能か。だんだん高度になってきたな。
正 木 ま、そうして作者に貢献できるなら光栄だよ。
MBAソリューションセールス研修
まるで再出発のように

●CI導入の準備
夢 二 よし、これだけ大胆な改革を行なうんだから、名前なんかも全部変えたいね。今から原案を考えて、次の例会でみんなに投げかけてみよう。
●名称の変更
正 木 名前に「愛好会」って付いてるのが悔しいから、「視覚芸術研究会」にしようよ。
夢 二 OK。いいと思う。生まれ変わるサークルの性格がはっきりするからね。英語の名称なんかも付けちゃおうよ。
田 川 知性のイメージづくりね。
●会報の刷新
正木正 木 会報も変えようよ。このサークルの研究発表誌ってことにして、オープンに読んでもらおう。もちろん内容も編集方法も一新して。
夢 二 書店とかにも置かせてもらってさ。
田 川 自費出版専門の書店もあるしね。
正 木 今まで「視覚」っていう名前だったから、「VISUAL」の略で「VIS」にしよう。
●構成員の改称
夢 二 会長とか書記、会計っていう呼び方も芸がないから変えようよ。会長を代表研究員にするとかさ。
田 川 じゃ、会員の方は構成研究員にしましょう。
再建屋ノート2
視覚的イメージの統一

●VIの確立
夢 二 シンボルマークとかが必要だな。カラーなんかもきちっと決めて、基本的なポリシーをいつでも思い起こすことができるようにしよう。どんな色がいい?
田 川 知性の青、情熱の赤、とかね。
正 木 それじゃ少し平凡だから、高貴な知性のダークブルーと情熱的なポリシーのカーマイン(赤味のある朱色)とかは…。
田 川 まるで赤青エンピツみたいだわ。
正 木 じゃあ、いっそのこと、そのエンピツをシンボルマークにしちゃったらどうかな?
「提案営業」成功の法則―9のステップで身につける至高のノウハウ●全員の巻き込み
夢 二 ちょっと待った。そこまで我々で決めるとやりすぎだ。うちは創作者の集団なんだから、コンペでもやって決めた方がいいと思う。
正 木 、コンペを仕切ってよ。
●管理と運用
田 川 このマークとかカラーって、何にでも使うんでしょ?
夢 二 一定のルールを決めてね。使い方が乱れないようにしなきゃならない。それも正木が管理してよ。
正 木 批評家をこき使ってるな。
田 川 でも、封筒とかレターヘッドとかポスターに必ずシンボルマークが使われてるってのは、かっこいいわね。

経営と人生の名言0195他流試合を求む!

●CIに基づく活動
夢 二 さて、いよいよ活動の方向性を考えるわけだけど…。
正 木 今まで話した、共同制作を強化するとか、批評機能による知的フィードバックを行なうとかいった基本方針を踏まえて、具体的にどんな活動をするか、だな。
夢 二 うん。内部はそれでいいとして、対外的にどんな活動を展開するかを考えるべきだね。
田川田 川 そうね。文化祭の予算獲得の時の材料になるわ。
●サークル交流
正 木 やっぱり、他流試合をしたいなぁ。音楽系サークルなんかと…。
田 川 天体観測サークルと組んで、プラネタリウムを取り入れるなんていいじゃない?
夢二夢 二 料理サークルとジョイントして、絵画と料理のステージパフォーマンスとかね。
田 川 何よ、それ?
●学外交流
正 木 それと、他校との交流だけど、愛好会の資格では公式交流ができないんだよね、確か。
夢 二 だから、個人的な友好関係の延長という形でスタートさせよう。会報を送り付けるとかさ。
正 木 会報は書店だとか通販でも売るんだよね。

「VIS」創刊0号

営業変革講演 ●スケジュール
夢 二 とりあえず、当面は文化祭を目標に置いていこう。
正 木 シンボルマークのコンペ、いつやる?
田 川 すぐよ、すぐ。
夢 二 まぁ、例会でこの改革案が通過してからだな。でも6月にはやらないと間に合わないな、きっと。
●CI導入宣言
正 木 「VIS」だけど、7月に創刊0号を出そうよ。
田 川 創刊0号?
正 木 そう。文化祭の時に発行する第1号の予告版だよ。そこで、うちのCI導入宣言をしちゃえばいいんだ。
SBI大学院大学《資料請求》夢 二 なるほどなぁ。そういうやり方があったのか。
●ツール一新
田 川 ねぇ、文化祭までに名刺とか封筒とか全部つくっちゃいましょ。新しいデザインの。
夢 二 金がかかりそうだなぁ。
田 川 いいじゃない。どうせバイトやるんだから。
夢 二 CIは金がかかるよなぁ…。
●予算計画
正 木 事前に費用を見積った方がよさそうだな。
田 川 そうね。それをもとに今から積立てをすれば、後であわてなくてすむわ。

               ************

CI企画書の完成はこちら。
次回は研修企画書。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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