コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

NPO法人

地域社会を支える若者ボランティア

若者のボランティア活動が紹介された番組をいくつか見た。
どれも地域社会に深く分け入り、しっかりと根づいた取り組みである。
貢献度が大きく、彼らがいなくては地域社会が成り立っていかないと思われるほどだ。

こうした運動が大勢を巻き込んだムーブメントに高まるには、けん引役となるリーダーの志と情熱、そして行動力が不可欠である。
それがNPO法人化されているところも…。
学生を含む若者のほか、主婦や会社員、自営業者なども関わる。
メンバーの年齢構成が幅広いグループも珍しくない。
無報酬とはいえ、肉体的に過酷な労働もあった。
若者が流す大粒の汗が何とも美しかった。

活動母体は財源が厳しいはず。
企業の寄付でまかなえず、彼らが不足を補っている可能性がある。
手間もカネも出しており、私は頭が下がる。
広い意味の地元をよくしたいという思いと、住人への愛情がベースになった地道で粘り強い取り組みである。

例えば、空き家再生プロジェクト。
街のあちこちに、いや通りにいくつも空き家が生じている。
放っておくと櫛の歯が抜けたようになり、近隣関係が壊れ、コミュニティが崩れる。
そのままでは住まい手も買い手もつかない住宅に手を入れ、他地域を含めて人を呼び込む。
住民、さらに観光客の交流の場として用いることも…。

例えば、暮らし再生プロジェクト。
へき地や島しょ部では年寄りが一人で暮らす世帯が多い。
洗濯機やラジカセなど家電製品の故障、竹やぶの侵食など、生活に支障を来す不都合や不具合があっても、自分ではどうすることもできない。
それを解決してくれる店がないし、またサービスを依頼するカネがない。
衰えた体、弱った心に堪える。
そこで、知識や技術を持つ若者が訪れ、修理や修繕、手入れや措置を施す。
道具も部品もろくになく、悪戦苦闘の連続だ。
理容のプロやその卵もボランティアに駆けつける。
離島の高齢者が何十年振りにカットしてもらったと喜んでいた。
鏡に見入る顔がとても嬉しそう。

地方は衰退や疲弊が深刻だ。
人口の減少、そして住人の高齢化が急速に進む。
ボランティアの活躍の舞台はおもに過疎地域である。



私は仕事に追われ、一般的なボランティア活動に携われなかった。
しかし、自分が食べてきたビジネス分野ならいくらか貢献ができるだろうと、NPO法人の理事長として突っ走ってきた。
職業人に低廉な学習の機会を提供する取り組みである。
日本経済の活性化に寄与するのも意義が大きいと考える。
私が寄付を募らず、しかも収益事業を行わなかったため、結果として十余年で凄まじい持ち出しになった。
還暦目前になり、正直、老後に残しておけばよかったという気持ちがないわけでない。

ボランティアは、活動母体はたいてい財政が火の車だ。
とりわけ主宰者や主力メンバーは懐をかなり痛めていよう。

が、こうした人たちの献身的な行動力が地域社会を支え、高齢者を救う。
財政破たんに直面する日本では、国や地方自治体の行政サービスが縮むばかり。
あれもこれも対象外…。
自ら福祉ネットワークを広げていくしかない。
ボランティアの心意気と努力に心より感謝したい。

私は、私が得意とする領域で頑張る。
やれるところまでは…。

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「学生が集まらない」…学校破綻

中小企業のチャイナ・サバイバル 第6回私は営業関係者の異業種交流勉強会「営業実践大学」を足かけ15年にわたり運営している。
自分の希望と意思で始めたことだから文句を言える筋合でないが、月例の公開講座に参加者を集めるのが恐ろしく難しい。
営業教本0101もとより収益事業でない。
気の遠くなるような持ち出しで頑張ってきたが、それでも大苦戦。

一番の理由は、勉強が嫌いな人たちに勉強をさせようとしたこと。
営業に携わる人に、営業を学ぶという発想はきわめて薄い。
再建屋ノート4同様の理由で、営業雑誌は商売として成り立たない。
にもかかわらず今日まで続けられたのは、営業人材紹介のジェイックが会場を無償で提供してくれたお陰。
営業教本0102でなければ、私はとっくにギブアップしていた。

私が月例の公開講座を行うにあたり、心を砕いたことはたった一つ。
「参加者満足度」。
そうした姿勢を大切にしたからこそ、かろうじてやってこられた。
営業教本0103ただし、実際にそれをどこまで果たせたかとなると疑問が残る。
何せゲスト(講師)もボランティアでお願いしている。
大きな制約があったことも確か。
私は60歳が目前に迫り、いつまでNPO法人営業実践大学を続けられるかと案ずるようになった。
1年でも、いや1カ月でも長く、と思っているが。
経営◇勝ち残りの条件1しかし、私の無謀な努力も限界に近づいている。

                       ◇

経営教本0381「学生が集まらない」。
あちこちから悲鳴が上がっている。
短大、大学、大学院、社会人大学院(MBA)。
この先、少子化は加速する。
減る一方の生徒を巡り、熾烈な争奪戦が繰り広げられる。
学校の破綻が相次ごう。

経営教本0382「学生集め」は学校側が心配することで、それは事務方の仕事と考える時代は終わった。
それでは、すでにブランドが確立したところを除き、とても維持できない。
教員一人ひとりが自分の受け持つ授業の魅力を高めるために、どれくらいの情熱を傾けたかが問われる。
営業に“勝ち癖”をつける学生の「授業満足度」を学校側とともに追求する。
それが出席率や真剣度の向上、能力の養成につながる。
そして、就職の実績、社会の評価に現れる。
経営教本0383やがて、ブランドの形成へ…。

ところが、いまだに教員がふんぞり返っていることがある。
理由は分からなくない。
常識では考えられないほど貧乏だから…。
名誉職と割り切り、せめて偉そうにすることで自分を慰めるしかないのか。

経営教本0384実際、授業の準備をまともに行うと、マクドナルドの時給よりはるかに安くなる可能性がある。
知人が短大で教えているが、そう嘆いていた。
はMBAで「実践営業論」の授業を持ったが、小テストの作成を含め、1時限につき5〜6日は準備に費やした(むろん、私の能力の問題も絡む)。
和田創 講演メニュー私の言う1日とは、起きている時間のほとんどすべてを指す。
結果として、授業がボランティアになった。
それゆえ、決められた時間に顔を出し、眠っている学生を相手に講義を行って引き上げる教員だけを責められない。
経営教本0385
日本の教育は地に落ちた。
学生は学ぼうとする意欲に乏しい。卒業証書しか眼中にないようだ。
思い切った改革が急務である。
しかし、教わる側に変われというなら、その前に教える側が変わってみせなければならない。
主要営業講座かたや、学生はつまらない授業に対して「NO」と声をあげ、教員の淘汰を促す。
それが、質の向上に欠かせない。
高額の学費を支払う“顧客”なのだから最低の権利である。
これを行使しないと、質の劣化は止められない。

経営教本0386また、教員はプロとして教える内容と教える方法に留意しなければならないのに、後者に無関心の人が多すぎる。
教育もサービスの一つであり、いまどきそんな事業者はどこを見回しても淘汰されている。
教室に一歩足を踏み入れると、化石みたいな授業が繰り広げられている。
眠るなと言うほうがムリ。

経営教本0387それと、国策としてもっと教育に本腰を入れるべき。
現状では日本の衰退が深刻化する。
教員の待遇を何とかしなくてはなるまい。
授業が、社会適応力のない人のパートになってしまう。

                       ◇

月刊トップセミナー私は先日、三菱UFJ名古屋で「営業変革トップセミナー」を行った。参加者から早速、応援メールが寄せられた。
このところ、講演や企業研修、公開セミナーが続き、精神的にも体力的にも限界に近く、また持病の腰痛と背筋痛がぶり返していた。とても勇気づけられた。
受講者の声0007「熱のこもった指導姿勢と、明確な一貫性に基づいた提案営業の講話内容であり、自分も先生のようになりたいと心から思いました。引き続き勉強したいと考え、『月刊トップセミナー(講話映像)』の無料購読(視聴)を申し込みます」。
主は人材派遣業の支社長。
まことにありがとうございます。

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営業変革トップセミナー
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なお、ブログによりぎりぎりのジョーク、成人向けの内容が含まれます。
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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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