コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

eラーニング

MBAインターネット授業スタジオ収録

私はこのところSBI大学院大学(MBA)で今年度から受け持つインターネット授業「経営幹部の実践営業学」のスタジオ収録(撮影)に取り組んでいます。
ついては、睡眠を削り、疲れと闘い、自分の限界までコンテンツを練り上げ、自分の限界まで練習(リハーサル)を繰り返したうえで、本番にのぞんでいます。

ところが、なかなか思ったような出来になりません。
それが自分の能力であり水準なので、仕方がないといえば仕方がないのですが、悔しくてなりません。

持てる力をすべて注いでいるというのに・・・。
自分に失望し、収録の現場でため息ばかりついています。

その夜はたいていベッドに入ると、スタジオ収録でうまくいかなかった一節(フレーズ)などが頭のなかでよみがえってきます。
それが何カ所もありますので、ぐるぐる回っている感じです。
情けないやら、悔しいやらで、なかなか寝つけません。
時間の無駄ですので、起きて仕事を始めることもしばしばです。
このところ仮眠くらいしか取れず、ヘロヘロの状態・・・。

なお、このカリキュラム「経営幹部の実践営業学」は、カフェテリア方式の企業研修(eラーニング)に組み込まれます。
全7時限の授業のうち、第1時限の授業とその受講者用テキストはだれでも無料で利用できます。
6月半ばから開放されます(予定)。

従来型の集合研修がなくなることは考えにくいですが、トレンドはeラーニングであることは間違いありません。
社会人・職業人の教育指導もどんどん変化しています。

また、私は今年度、SBI大学院大学で新たに「提案営業(仮題)」のインターネット授業を収録するかもしれません。
さらに、セミナー会社で「値引き封じ(仮題)」の講座(eラーニング)を収録するかもしれません。

私がここ2〜3年で営業分野のコンテンツ(カリキュラム)をおおよそ網羅したせいか、いろいろなところからお声をかけていただくようになりました。
とくに今年度は増えています。
それだけeラーニングへのシフトが顕著だということでしょう。

私はいずれのコンテンツも練り上げていますので完成度は高いですが、収録後の部分的な手直しが困難なeラーニングにするとなれば、もう2〜3回はブラッシュアップをかけなくてなりません。
これが地獄です。

なるべくご期待に添いたいと考えていますが、どうなるでしょう・・・。

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教えたら育たない…「教育」を解釈する

ビジネスセミナーでは主催者が参加者にアンケートを記入してもらっている。
内容と講師に対する評価を切り分けて設けるところもある。
それにより内容の有益度、講師の人気度をより明確につかむ。

私はきのう、こうしたセミナーアンケートの実態と絡めながら、講師は講義の内容と表現、中身と伝え方、この両方に並々ならぬ情熱と手間を注がなくてはプロとしてやっていけないと結論づけた。

さて、きょうは評価の対象となる「内容」と「講師」とは何かについて述べたい。
先に結論を示す。

内容とは、知識でなく「知恵」。
学校や図書から与えられた知識でなく、自分の経験を通じてつかみ取った知恵である。
私が講師を務める営業の分野はとくに…。
なお、知識系のセミナーが成立しやすいジャンルがないわけでない。
が、競争が激しいし、講師料も安い。

講師とは、教えるのでなく「考えさせる」。
教育は、教えて育てるという意味でなく、教えたら育たないという略字である。
教育は、学ぶ人に不親切でなくてならない。
自ら考えられる人をつくりたくなければ、どんどん教えるに限る。
講師は仕事を長く保てるメリットが大きい。

HRDや自前の施設を持つ大手企業のなかに、これに近い状態のところが少なくない。
あれだけ社員を研修漬けにして業績が悪いのは、教育を取り違えているからだろう。
私がコンサルタントとして多くの企業を訪れた経験では、知識が増えると行動が減りやすい。
皆が細かな理屈ばかり言い合い、果敢な挑戦を止めている。
ジリ貧から永久に抜け出せまい。

話を戻す。
要は、講師は自らの知恵を伝え、参加者に自らの行動を考えさせること。
よりより行動への気づき、もしくはそのきっかけを持ち帰らせるのが講師の使命であり、プロの条件である。

社内講師は別にし、教える講師は食べていけなくなる。
決まりきった知識の習得は本を用いるのが断然効率的である。
話を聞くスピードは、講師が話すスピードになる。
本を読むスピードは、その数倍である。
しかも、話は内容が消えていくが、本は内容が記されている。
セミナーに参加するには、本の20倍前後の受講料を払ったうえ、仕事を休まなくてならない。
年々世知辛くなるなか、派遣する企業も参加する個人もためらう気持ちが強く働こう。
さらにeラーニングの普及が追い討ちをかける。
何せ教えるのを得意とする。
フェイス・トゥ・フェイスの講義の価値は何かを考えなくてなるまい。

講師を目指す人はとにかく行動を重んじ、経験を積むのが先決だろう。

◇◆◇

「和田創 プロ講師養成塾」シリーズは以下のとおり。

⇒2010年5月11日「次世代が育たない…プロ講師養成塾」はこちら。

⇒2010年5月12日「セミナーアンケート…プロ講師の常識」はこちら。

⇒2010年5月13日「プロ講師の心得…講義の内容と表現の評価」はこちら。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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